出て来たのは「銀ちゃん」のみ | hitonotoumadeのブログ

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60歳→65歳→ついに『75歳のブログ』

40代から60代は、ニュース以外ほとんどTVを観ていない。

70歳になったころから、ブログネタ用に、NHKスペシャル等

も観るようになる。

 

特に、ドラマは意識的に観ないことにしていた。

理由を挙げれば幾つか有るが、根本的には、「続き」に時間

を縛られるのが嫌だったからである。

あの「半沢直樹」から、NHKの大河ドラマや朝ドラまで観て

いない。

どんなに仲間の話題に、ついていかれなくても、頑なに(?)

 

いつ頃、気が付いたのだろう? 昼間TBSで「相棒」シリーズ

の再放送をやっていた。 何作かは、TSUTAYAのレンタルで

観たことが有った。 これは幸いと毎回録画予約を設定。

溜まりつつある作品を、気ままに呼び出しては楽しんでいた。

 

そこに、フジテレビで「古畑任三郎」の再放送も始まったの

を発見する。 【30周年記念一挙放送】とある。 1日、2本

立てだ。 そう言えば、「相棒」も2本立ての日が有るので、

ライブラリーがドンドン増えていく。

昨日は、午後から外は真夏日だったので、「相棒」「古畑任

三郎」の豪華2本立てを満喫。

 

その古畑任三郎の方だが、冒頭から、犯人と古畑による、三谷

幸喜ワールドが炸裂。 今、人を殺したばかりの殺人者と、彼

の、ちょっとした不自然さに気付いてしまったばかりに、浮か

んだ疑念に憑りつかれた古畑。

 

その殺人者を演じるのが、今は(撮影時)やや太り気味だが、

往年の2枚目・・・?、名前が出て来ない。 最近そんなこと

ばかりなので、今回は、このドラマが終わるまでに何とか思い

出さなくては・・・と思う。 

 

ドラマの中なのに、古畑の口から『ほら、あの平田満が・・』

正に、三谷の真骨頂。 ひと昔前なら、この大ヒントで出て来

るはずだ。 しかし、出て来たりのは「銀ちゃん」のみ。

今だから書けるが、これは、つかこうへいの傑作「蒲田行進曲」

での、彼の当たり役。 彼を、一躍スターに押し上げた役名だ。

 

ここまで出て来て、どうしてスッキリさせてくれなんだろう。

そんな恨み節と同時に頭に浮かんだのが「風間」。 そして

「トオル」、違うな、漢字2字だった、確か。「風間トオル」

の顔は、うすぼんやりながら直ぐに出て来る。

 

結局、ドラマ終了時までには、「風間杜夫」どころか、「つかこうへい」も出て来なかった。 相当な重症である。