6月30日4:06頃、魚座の19度で土星が逆行を開始します。
12度まで戻り、11月15日に順行へ。

また、海王星は7月2日19:40頃、魚座29度で逆行を開始。
27度まで戻り、12月8日に順行へ転じます。

土星も海王星も、来年には春分点を超えますので、社会的にも大きな変化が予測されます。

それぞれの出生図の魚座エリアの見直し、復習、取りこぼしはないか、土星は総点検を。海王星は魂の自浄作用を司っています。




最近、海王星のハードトランジットの方のご相談が多く、煮詰まっている方に、ずっと同じ話をさせていただいています。
要約すると、ネガティブ・ケイパビリティということなのですけれど。

縦のものを横にしたり、横のものを縦にしたり、何かを切ったり、やめたり、新しく事を起こしたり。そういうわかりやすい解法で、何かがどうにかなるわけではない状態の時も、人生にはあり...
その混沌とした状態や、脆弱な自分さえも、あるがままに受け入れ、今という時を愛でてほしいですというお話です。

問題がある時、その問題を解決するために具体的な行動を取ることは、とても大切なことです。しかし、動けば動くほど、ややこしくなってしまう時や自信を失ってしまう時もあります。
じっと耐える、忍ぶ、やり過ごすという力や、自他含め、世界を許していく力、あるがままを受け止め、受け流していく力も、生きる上では大変重要なスキルです。よるべない時間の中で、見えない努力を積み重ねていくことも、自分の本当の強さになるでしょう。

動かない、動けない、という時間にも「宇宙のタイミング調整」的な、大きな意味があると捉えてもよいのでは。
とは言え、出生図のご本人のエネルギー事情にもよるのですが。

そもそも、その「問題」は、本当に問題なのかどうかという視点も含め、海王星に人生観を揺さぶられているのかもしれませんね。


変化に対応し、動いて吉と出るのは、天王星のトランジットで、海王星の場合、夢見な喜びやバブリーな誘惑も多いですが、不安感も増し、混沌の深みにさらに嵌ることが多いような印象です。
冥王星については、サレンダー。しかし、単純な諦めなどではなく、腑をインサイドアウト、ひん剥かれて表裏ひっぺがえされて、どうや、みたいな。それでも、生きますか?死にますか?みたいな。



しかし、人生何があっても、起こっていることは全て、自分のバージョンアップのためのものなのだと、宇宙を信頼し続けている人は、どんな状況でも美しいです。

七転び八起き。

その眩しさに、天も人も味方していくのではないでしょうか。



平坦な人生よりも、苦労をしながら生き抜いてきた方々のほうが、人間的にも深みや凄みがあり、見る人が見ればわかる、言葉にできない不思議な魅力を放っていますね。
一朝一夕にできた魅力ではないです。



魂はいつでも豪快ですよ。今日も笑っていきましょう。

 

 

祈りをこめて。

セッションでもプライベートでも、不思議なことに、亡くなった方のお話をお伺いすることが多いです。

昔からそうだったわけではなく、占いのお仕事をしてしばらくしてから、ある時期を境に激増したように思います。
セッションではもちろん、プライベートでも。乗ったタクシーの運転手、ちょっとお知り合いになった方との初めてのご飯、久しぶりに連絡を取った友人、普段挨拶しかしないご近所さんと珍しく立ち話になったタイミングなどなど、シチュエーションを問わず。初対面や初対面に近い方でも、いきなり、亡くなったご家族やご友人の話などをされ、涙ぐみながら、その方への想いを語られ...大切な想いを、突然聞かせていただくことに。
あまりにもそういうことが多いので、ある時期からだんだんと、こういう死者への想いをお聞きするお役目のようなものも、私にはあるのかもしれないな、などと思うようになりました。


人の生き様も、死に様も、どれひとつとして同じものがないように、死者との関わり方、死者への想いも、おひとりおひとりのかけがえのない大切な実感です。
たくさんの想い出や優しさ、後悔、寂しさ、悲しみ、懐かしさ、喪失感、愛情、信頼、晴れやかさ、安堵、葛藤、悔しさ、諦め、苦悩、神秘...。言葉にできない想いがそこには無数にあり、とても尊いと感じます。

先々週も3回、先週は2回、計らずもそういう機会があり、心の中で、旅立った方々のご冥福をお祈りしました。




占いで、死期を見れますかと聞かれたりしますが、死期は見れません。
運命学を扱うものとして、密かに研究したりもしますが、死期は占いません。
簡単に死期を占うことなどは、おこがましいと私は思っています。

ただ、人が死ぬ時というのは、悪い運気や、いかにも絶体絶命しそうな星回りだけではなく、生まれ変わりのようなタイミングや、とても福々しく大変良い星回りでお亡くなりになる方も多数いらっしゃいます。

『 安らかに永眠されました 』という言葉の、奥深い意味に感じ入ります。



ある人が「大人になるということ・自立するということは、自分の死生観を確立することだ」と話していました。
私は、子供の頃から「死」というものに対する恐怖心は全くなく、よって生への執着もほとんどなく。死ぬことよりも、怪我や病気で「痛いこと」のほうが嫌だと思っていました。今もそれは変わりませんが、自分が死ぬことよりも、愛する人に死なれることのほうが、ずっと辛いというふうに感じます。愛する存在が消えゆく哀しみ、残された辛さや、孤独...それも痛みですね。

「死」とは、すべての終わりでも、断末魔の苦しみでも、永遠の別れでもなく。
死者は、ひと足さきに還るべき場所へ、宇宙へ解き放たれて、溶けていくのでしょう。

生死とは夢のようなもの、生死とは光の瞬き、瞬間瞬間の宇宙の生成のリズムの中で、私たちは踊る粒子。

 

 

死者のことを想う時、不思議なサインをもらう人が多くいます。そうしたお話もまた、大変興味深いものです。

この宇宙は、ちゃんとつながっていること。死者とも、いつでも逢えることを思い出させてくれます。

 

手相は変わるということで。

先日、占い師のお友達とランチしたのですが、彼女は頭脳線が長いのです。手のひらの際、ギリギリまで長〜く伸びています。
長い頭脳線を持つ方は、じっくりよくよく考えることができる、自分なりの答えが出るまで根気よく掘り下げることができるということを表しますが、この頭脳線、もともとあったものではないそう。
占いの世界に出会って、占星術やタロットなどを深く学んでいくにつれ、長く伸びてきたのだそうです。

占星術は情報量が多く、確かに頭脳を使うと感じます。情報を読み取る力、象意を組み合わせて解釈する力、伝える力、ということで、知性や知能を使うでしょう。

生まれの星を見ても、彼女はもともと研究熱心な素養がある人なのですが、占いという研究対象を得たことで、潜在能力がどんどん育まれ、表に出てきたということでしょうね😊

天王星のトランジットも、活動の場を広げることにつながっているようです。

 


占星術と手相という、同じ占術を使うお仲間同士でもあるので、会話は必然、
○ハウスに○○があるから○○なのよね〜、とか、

○○が○○に〇〇だから〇〇だね〜、とか

謎の暗号めいた言葉で、始終頷き合うみたいな(笑)
 

 

手相を変えるには?というご質問を受けることもままあるのですが、手相を変えるために、手のひらに線を書く、ということも、そこへ意識を向けるきっかけにはなるので、取り掛かりとしては、よいかもしれませんね。
ただ、行動や努力など、しっかりと積み上げられた時間こそが、裏切らない、というか。
手相が変わる方は本当に多いので、変化を見ていくことも、変化したというお話を聞くことも楽しいです。

 

 

いろいろ学んでいる子なので、偉いな〜と感心。

双子座木星期は技能習得や学びの時間にも最適ですね。

 

美味しく、楽しい時間でした😊

 

ご縁に感謝。
 

 

 

 

 

先日、友人の知人で霊感のある方とたまたまお会いしまして。いきなり「あなたは、そんなにたくさん見えないものばかり見ていて、疲れるでしょう」と言われ、驚きました。私が占い師であることは知らないので、本当に霊感の強い方なのだなぁと思いました。

というか、すでに一目見て、その方に霊感があることは分かりましたが(笑)独特の波動、オーラ、雰囲気を纏っていて、霊視っぽい目の使い方をする人でしたので。

おそらく、その方自身も、いつも見えないものをたくさん見てきたから言える言葉なのでしょう。いつぞやは、背負いきれないほどの霊に取り憑かれすぎてバイク事故を起こし、九死に一生を得たとかなんとか。大変ですね。

 

私はべつに、霊能的な力はありませんが、若干特異体質。波動などはすごく感じます。10代の頃は、身近でもうすぐ死ぬ人などが分りました。その人の顔の前にグレーのもやのようなものがかかっていて、輪郭がぼやけてしまって、表情がはっきりと見えない。あとで亡くなったと聞いて、そうだよね、と思ったことが幾度かありました。(今はそれほどではないですが、人のエネルギーの状態はわかります)

 

見ようと思って見ているわけではないのですが、確かに目に見えない情報もたくさん飛び込んできます。

若い頃は、「大切なことは目には見えないんだよ」という星の王子さま(サン・テグジュペリ)の世界に生きていましたから、なおのこと、見えないものを大事に生きてきたかもしれません。

でも、生きていく上では、時には見ようとしない、そういうオンオフも大切でしょうね。

 

 

占い師というお仕事をしていると、日々シンクロニシティに出くわします。というか、この世の多くは、ほぼほぼシンクロでできているのでは?と感じます。

そうしたシンクロニシティを見つめながら、宇宙の不思議、生命の不思議、時の不思議、出会いの不思議に思いを巡らせる日々です。

 

 

 

 

昨日は、バラエティ豊かな面々で、遠足気分で出かけました。

梅雨の晴れ間は気持ちが良く、ウカウカと散策しながら、笑いが絶えず。

 

土地のエネルギーというものもあると思います。

気、磁場、波動、などなど、言葉はいろいろですが。

 

森林浴、自然浴、アーシングなどで、身も心も、頭の中も、スッキリしますね。

自然は、本当に本当にありがたいです。

 

 

峠の茶屋的なところで休憩タイム。

 

水出しアイスコーヒー、うまし❣️

グラスに一言メッセージ、見えますか?

4人で行ったのですが、4人とも違うメッセージが貼られていて、それぞれの言葉に、店主のこだわり(自然保護・動物愛護)を感じました😊

私のは『山は大切な家、サルやタヌキやイノシシの...』

こうした感性が、地域の自然を守ることにもつながっているのでしょう。

 

 

 

川のせせらぎも心地よく。

このあたりでは、もうすぐ蛍も見られるそう。素敵ですね。

 

 

私は車の免許は持っていますが、完璧なペーパードライバー。免許自体取るのに、3年ぐらいかかりました(笑)

ですので、車の運転ができる人を大変尊敬しています。

誰かにとっては「当たり前」のことでも、誰かにとっては「黄金の技能」ですね。

 

 

あー、自然って素晴らしいなぁ、地球っていいなぁ。

 

 

深呼吸しながら、深い感動に浸りました。

 

 

ありがたい。ありがたい。

 

 

そして友にも。

 

 

image

 

ご縁に感謝。

 

 

 

 

 

今夜は双子座新月。

ご一緒に、潜在意識に新しい種を蒔きましょう。

遠足も、国内旅行も「双子座」ですよ(笑)

 

 

 

6月6日21時37分頃、双子座で新月を迎えます。
双子座シーズン到来。双子座の支配星・水星も、本日ホームに入り、木星も12年ぶりに双子座へ入座しています。

太陽・月・水星・金星・木星と5天体が双子座に集い、ステリウムの状態で、いよいよ双子座エリアの新スタートです。

 


今回の双子座新月(東京図)は、楽しみや喜びの5ハウスで起こります。月はテンションの高いアウト・オブ・バウンズ。さらに、愛と美と喜びを司どる金星が、新月とピッタリと重なり、「喜び」「楽しみ」といったテーマを二重に強調しています。

5ハウスは「生きる喜びを体現する」太陽・獅子座のナチュラルハウスです。自分の中から放射する輝き、自分を好きだと思う気持ち、自分が自分の人生の主人公であるという実感、自分が愛するものに向けるひたむきな情熱、無邪気な感動…
恋愛、レジャー、エンターテイメント、自己表現・創作活動・子育て・趣味やギャンブルなども5ハウスの管轄です。

双子座は、フットワーク軽く好奇心旺盛に、様々なことを体験していくサイン。コミュニケーション、敏捷性、適応力、SNS、交流、対話、文筆、情報発信、移動、旅行、学び、お稽古事、ご近所散策、ライバルシップも双子座です。○○さんが始めたから私も〜と、単純な動機でも、なんでもOK。身近なところに、ワクワクを広げていきましょう。気軽に、柔軟に。

双子座は、トライアル&エラーを繰り返しながら、個人としての可能性を模索していくことにこそ意味があります

双子座に入ったばかりの木星には、冥王星がトラインで、双子座エリアへ尽きることのないエネルギーを供給中。ただし、新月には、アセンダント山羊座の支配星・土星がスクエアと、厳しめの角度で応援しています。
「大人としての目線」や常識、目標、社会性もしっかりと育むよう、転んでも起き上がり、自分の実感で成熟していくことを要請しているようです。

 

機転のきく水星が、ホームである双子座に滞在するのは、6月3日から17日まで。

フットワーク軽く、わずか2週間で双子座エリアを駆け抜けていきます。この間の対話や交流は有効に。金星ともコンタクトを取りながらですので、楽しいおしゃべりが止まらない予感も。



私自身、SNSは何故か苦手...リアルに出会う人とは初対面でも全然平気。わりとどんな人でも、かなり平気(笑)
それなりに愛嬌もあるらしく、話しやすい人だと言われ、すんなりお友達になれたりするのですが...。SNS能力は...たぶん、きっとゼロでしょうか。
こういう感覚がベースなので、非常に難しいでしょうか。

 

双子座木星期をチャンスに、そういうところも少しは変わっていけるといいのかな?などと、最近ようやく思っています(笑)風の時代ですからね。


誰にでも、得手不得手はありますが、苦手なエリアこそ、取りかかってみれば収穫が大きいものです。



それぞれが、それぞれらしく。

今というかけがえのない時に感謝し、自分の直感力を信頼し、豊かな体験を積み重ねていきましょう。

 

半年後の双子座満月を目指して。

 

 

 

1950年代から長きに亘って、日本を代表するイラストレーターとして時代を牽引されてきた素晴らしいアーティスト、宇野亞喜良さん。なんと、今年90歳。今、東京オペラシティアートギャラリーで展覧会も開催されています。


イラストレーターという言葉、響き、肩書きは、この方には小さすぎるのでは?と思うほど、才能あふれる稀有なクリエイターさんですよね。私はアングラ演劇が好きなので、宇野亞喜良さんの描く世界には大変魅了され、とても憧れておりました❣️

 

 

 

「宇野亞喜良さん」ホロスコープ
1934年3月13日、名古屋のお生まれです。出生時間不明のため正午でチャートを作成。

 


太陽・水星・火星。イラストレーターとして、社会で、お仕事で使う3天体が魚座に揃っていることから、太陽を1ハウスとしたソーラーチャートで見てみることに。
ほんのすこし、ホロスコープから宇野亞喜良さんの個性を紐解いてみようと思います。


宇野さん独特の幻想世界は、やっぱり魚座さん。
魚座のエネルギーがとても強い方です。
魚座は、芸術、芸能、想像力、夢、ロマン、ファンタジー、カオス。ここではないどこかへと人を誘うもの。酔わせるもの。人と人を心や魂レベルでつなぐもの。愛、浄化、奉仕やスピリチュアル、幻想や変性意識、アストラルフィールドや境界のない世界、ワンネスなどもあらわすサインです。
人生で自己の輝きを体現する太陽、知性や技能・コミュニケーションを司どる水星、情熱と実行力を司どる火星など、社会での実力部隊がアートな魚座を牛耳っています。すごいです。知恵や技巧、創造性を意味する小惑星パラスも、同じく魚座。太陽のお隣で魚座スクラムを組んでいます。

水星は逆行水星。
逆行水星を出生図に持つ方は、独特の知性や表現のスタイルを獲得する方が多いのです。アーティストにとっては、画期的な表現ができるとっておきの武器になり得るでしょう。
この水星は魚座にありながら、さらに魚座の支配星である海王星ともオポジション。水星-海王星180度は、海王星の可能性をターゲットとして水星が働きかけますから、夢見の力が大変強く、アートへの適性は超抜群。ここではない非日常へと向かう
マイナーアスペクトを見ても、水星は木星と135度のセスキスクエア。木星とのアスペクトですから多産です。135度はハードアスペクトに分類され、強いこだわりや独特な緊張感を持ち、半ば強迫的に働きます。たくさんのお仕事を手がけたり、様々な方向へ分岐する可能性。
火星も、優しいカオスな魚座の最終度数にありながら、献身や集中を意味する小惑星ベスタとオポジション。エリーズポイントですから、アートへと注がれた情熱が、そのまま社会へと作用します

太陽のサビアンは「シナイ山から新しい法則を携えて、下りてくる男」
感じたインスピレーションを形にすることで、たくさんの人に何かを知らしめていく度数。冥王星とはトラインで、不屈の輝きを放ちます。
宇野さんの感性によって描かれた幻想世界は、人々を魅了し刺激し、日常とは違う「もう一つの夢の世界」へと、私たちを誘っています。

 

 

そして女性天体のほうは...
奇しくもソーラーハウスでは、12ハウスの月・金星ということで、内的世界に、どこか非現実的な女性像があることを想像させます。
12ハウスでないとしても、金星は怪しげな魅力を放つリリスとオポジション。リリスはセクシャルな事柄やタブーやスキャンダル、アンダーグラウンドにも関連します。金星は月と緩くコンジャンクションしますので、女性性の輝きも引き立ちます。生まれ時間が遅ければ月とも離れ、メジャーなアスペクトはないように見えますが(かなり遅い時間のお生まれなら、金星はノーアスペクト気味となり規格外に際立った発展をする可能性も)いずれにせよ、金星のマイナーアスペクトも多彩。権利を主張するジュノーとはノバイル。斬新さを強調する天王星とはキンタイル。キンタイル72度は自主的な表現意欲や喜びとしての創造性です。ファンタジックな感性を加味する海王星とは、訓練的なインコンジャンクト150度で、魔術的に醸造された ありきたりではない魅力、異彩。
こうした金星の多彩さが、現実には存在し得ないような、幻想的で特異的な女性像を描き出しているのかもしれません。

 

 

水瓶座は時代を超越する独創性、前衛的なエネルギーも持ちます。宇野さんの描く女性はヌードも多く、蠱惑的でエロティックで挑発的。それでいて、どこか純粋な甘やかさや独特なシュールさもあったりで、生臭さがない。風サインの水瓶座の金星ですから、あまり肉感的な感じにはならないのかもしれません。

月も同じく水瓶座に。出生時間によって、月は前後7度ずれますが、おそらくこの図のように、ドラゴンヘッドの近くなのではないでしょうか。月とドラゴンヘッドのコンジャンクションは、ズバリ、大衆的な人気。オーブ緩めですが、土星も含め、足場もご縁も人気も獲得できる配置。土星は権威も象徴しますから、アングラ界隈のみならず、様々なジャンルでの活躍と名声。コマーシャリズムの世界でも幅広く、マス的なお仕事を手がけてきたのも頷けます。
土星・木星のトラインは実質的で安定的なエネルギー。土星・天王星・冥王星でTスクエアを形成する時代の人たちですから、かなり派手な人生の方が多い印象の年代ですけれど、月はこの土星・木星にしっかり支えられ、同時代の寺山修司や唐十郎のような、破天荒な私生活というイメージではないでしょう。



出生時間がわからないので、アセンダントやアングルを特定できませんが、水瓶座と魚座のみに個人天体が偏っていることから、とても成熟した方である印象を受けます。

天命のままに。
魚座らしい不思議なインスピレーションに導かれ、ある意味自然体で、ここまでご活躍されてこられたのではないでしょうか。

革新軸と呼ばれる天王星/冥王星のミッドポイント(ハーフサム)に、知性や技能を司どる水星
飛躍軸と呼ばれる太陽/冥王星のミッドポイントに、具現化の土星
転機軸と呼ばれる木星/天王星のミッドポイントに、運命を告げる冥王星
それぞれオーブ1度未満で触れています。

ご本人の感性と美意識と努力に加え、才能も運命も現実も、宇野さんに味方したのだと感じます。



今、魚座の支配星である海王星が、宇野さんの出生図の火星に乗っていますね。
これまでの業績や彼の情熱が、いやまして、世間に広がっていく機運という感じ。

✨✨✨✨カリスマ感✨✨✨✨




つらつらと思いつくままに書いていたら、なんだか長くなってしまいました...。




宇野亞喜良さまへ、心からのリスペクトを込めて❤️❤️❤️✨

どうかお元気に長生きされて、末長く。これからも私たちに、めくるめく宇野亞喜良ワールドを堪能させてくださいませ🙏✨






感動が多すぎて、まだまだ書き足りない感じですが、今日はこの辺で(笑)

私のお客様は、とても頑張り屋さんで健気な方が多く、本当に出会いに恵まれているなと感じます。

ご本人にとっては恥ずかしいらしいのですが、私のような立場の人間にしてみれば、人間だから当たり前〜と思うようなお話でも、「とても恥ずかしい話」と言って、躊躇しながらご相談されたり。様々な方がいらっしゃいますが、お話を伺っていて、私が一番ダメ人間なのでは?と思うほど、真面目で素敵な方が多いのです。

 

 

それでも、人生にはいろんな時があり。

時に懺悔室のような趣になるようなこともあるのが、占い師との時間なのかもしれません。

 

自分らしさを無くしてしまうような星回りや、違う自分になってしまうような相性などで、派手なドラマも起こるのが人間ですから、お気遣いなく。守秘義務もありますし、心理カウンセリングやセラピスト資格も持っていますので、周囲に言いづらいことほど、感情を手放すように、お話しいただければいいのかな、と思っています。

 

 

私はお客様との時間を「秘密の時間」として、とても大切にしています。

 

セッション料金には守秘義務料も含まれると思っています。

 

人生の現実には、泥臭く重苦しい面も多々ありますが、紆余曲折を経て生き抜いている、おひとりおひとりの姿に感動します。

 

 

 

占星術をやるものとして、自分の読み方をもっと積極的に紹介していかねば〜と思ったこともあるのですが、個人の出生図の詳細について、これまで一度もブログに載せたことはありません。どんな読み方をする人なのか伝わらず、どんな占い師なのかわからなさすぎるようで、ネットでの広がりよりも、ご紹介や口コミのご縁でなんとなくつながっていくもので…本当にありがたいものです。

 

 

芸能人や有名人などのチャートを読むのも、全く興味がなさすぎて、全然気乗りがいたしません。どういうわけか、かなり興味のある著名人でも(出生時間不明はともかく)出生日時すらも不明な人たち(つげ義春とか鴨居玲とか)なので、どなたかの出生図について、詳しく言及したことがないです。

昔はいろいろ学ぶために著名人などのチャートも多数研究したりしましたが、結局のところ、自分とご縁のある方だけにしか興味を持てない人なので、自分がプライベートでご縁のある方と、自分を選んでくださったお客様方のチャートを詳細に扱うよう心がけています。

 

占いのブログで、有名人のことなどを面白おかしく書き立てる方がいますが(たとえ有名な方たちでも、ネットでエゴサーチをすると心が病むので控えているとおっしゃる方も多いので、どなたにとっても、一方的に自分のことを書かれるのは嫌なのではないかな)

本当に、鑑定にいらした個人の出生図をバンバン公開して、プライベートなことまで書いている方が多いのに驚きます。本人の了解を得ていますと、真面目に断りを入れている方は少なく、とてもセンシティブな内容を公表している占い師もいます。出生データや状況をシェアすることは、占星術を学んでいる方には参考にもなりますし、潜在的なお客様に自分の力量を示す上でも、とても大事だと思うのですが、こんなこと書いちゃって大丈夫なのだろうかと、私などはヒヤヒヤ不思議に思ったりいたします。

 

ただ、学習者向けに限らず、似たような星回りのお生まれ、似たようなトランジットで、いろんな方の状況や情報が、他の方の気づきや励みになることは事実です。大変な人ほど、大変なところをくぐり抜けてきた方の実情に助けられるものです。

 

セッションでも、不思議と同じ時期に、同じようなご相談が続くことがあったり。そうしたシンクロを感じるにつけ、何かもう少し、ブログを読んでくださっている方やお客様方に、個人の出生図をもとにして共有できるものを書いていきたいと思うようにもなりました。


もしも、今後、出生図を出してもいいですという方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけると幸いです😊

なにかしら情報を共有することで、もっと多くの方を励ますことができればと思っています。

これまで同様、個人情報には格段の配慮をしていきます。(生年月日、年齢、性別などを伏せ、チャートも世代天体などを表示させないことで最小限の情報のみ公開することも可能ですので)

 

 

 

 

 

昨日は、私とのセッションを「自分へのご褒美」と言って会いに来てくださる、おおらかなクライアント様との時間でした😊

とてもありがたく。大切なお話を聞かせていただきました。

私のサポートなどいらないのでは?と思うほど、客観的に自分を見つめることができる方です。

もともと聡明で、自分の気持ちや状況を整理し、今後の作戦を立てるために上手に占いを使っていらっしゃるのだなぁと、とても感心します。

最後には、カンパリソーダまでご馳走になり❗️本当にありがとうございました❤️✨

 

 

ただただ、ご縁に感謝。

 

 

 

 

大好きなお友達から、「来月、宇野亞喜良展を見に行こう〜❤️」とお誘いがあり、とっても嬉しいので、今度、宇野亞喜良さんの出生図でも解説してみようかしらん(笑)

 

 

 

 

追記:出生図、解説してみました❣️

 

 

 

 

占いと言えば、やはり手相は欠かせませんね。

よく当たりますし、その方の個性や生まれ持ってのエネルギーだけでなく、人生の方向性や運勢の流れなども見られます。

現在の心理状態、健康状態、潜在意識なども、手の中に如実に反映されているように感じます。

 

手相の歴史はたいへん古く、発祥は古代インドといわれますが、中国、エジプト、ギリシアを経て世界中に伝わりました。

古代ギリシアでは手相術が大流行し、数学者ピタゴラスも手相を研究。哲学者アリストテレスに至っては『アリストテレスの手相術』という本まで残しています。

旧約聖書のヨブ記には「神は人の手に印象を置きたまえり。これによりすべての人にその職分を知らしめんがためなり」という言葉もあるそうです。中世ヨーロッパでは、占星術や手相はオカルト的に秘匿され引き継がれてきましたが、手相の神秘に、古来よりたくさんの人々が魅せられてきたのでしょう。

インド手相術の他に、主に中国で発達した東洋手相術、西洋で発達した西洋手相術、様々な流派などがありますが、日本へは平安中期に中国から伝えられ、時の学者、僧侶、神官、公卿たちの間で密かに研究されました。一般に公開されたのは江戸時代の末期頃と言われています。

 

 

学問としての占いには、大きく分けて3種類あります。

 

生年月日で生まれの星の個性や運勢を読み解く 命占

タロットや易など偶然性で占う 卜占

手相や人相などで占う 観相術

 

どれも、本当に興味深いものですし、本来はオカルトや超自然というよりも、自然思想哲学のように研究され、学び継がれるものだと感じます。

 

私は命占として、10年以上学んだ西洋占星術を専門に鑑定をしていますが、四柱推命や算命学などの陰陽五行干支を使った東洋占星術も併用して使っています。卜占は、タロット、断易などを使用しますが、現在セッションでは行なっておりません。そして、人相も参考にしますが、手相はやはりすごいです。

占星術で読み解ける事と手相とが、よくよく付合しているなぁ〜と、感心することが多いです。

 

 

出生図で月のコンディションの荒い方は、やはり感情線に乱れのある方が多いですし、水星が優位の方は水星丘や知能線に、その能力の高さを示す特徴が見られます。ライツなどへの木星のソフトアスペクトを持つ方は、確実と言って良いほど、月丘からの援助線・サポート線が出ています。その方の繊細さや、知性、感性の方向性、経済観念、人気運、体質、ご先祖とのご縁なども、占星術と付合した線が見られる場合が散見されます。6ハウス10ハウスの強い経営者の方などは、管理能力の高さやリーダーとしての自信などが木星丘に。海王星や12ハウス的なエネルギーの強い方は神秘十字線や仏眼相など。あげれば枚挙にいとまはないですが、こうした不思議な符号やシンクロ、共鳴みたいなものに触れることができるのも、複数の占術を使う醍醐味です。

 

私自身、12ハウスが強いので、両手に神秘十字を持ちます。

金星・火星のタイトなコンジャンクション(どちらもアウトオブバウンズ)がありますので、金星帯が両方の手にクッキリと出ています。金星帯は、エロ線とも呼ばれ、エロいですか?モテますか?と聞かれれば、エロいですし、それなりにモテますよ(笑)しかし、モテる=幸せ、とは違いますね。(大人な方にはわかるはず)

金星帯があっても、必ずしも色事・恋愛ということではなく、感性の世界が発達していたり、デザイン力・美意識が高い方、芸術や芸能、スポーツ、ビジネス、人間関係などにも活かせる線です。元アスリート、キャバ嬢さん、人気の出始めたマンガ家さんなどにも両手の金星帯が見られました。

 

 

手相の良いところは「目で見てわかる」ことと「手相は変わる」ことです。

実際に手相がガラリと変わった方も見てきました。

本人の心がけ、潜在意識の変化、覚悟、行動の賜物でしょうか。極端に変わる例は少ないかもしれませんが、やはり変わります。

天体のトランジットの影響で、変わっていく場合もあるのだと思います。

数年をかけて、という方もいれば、数ヶ月で、という方もいます。

 

現在の心理状態、健康状態、潜在意識なども推測できるので、占いの現場で手相を見ることはとても大事です。

そして、その情報を、自分を整えることに使っていただけるので、占星術と合わせて様々なことをお伝えしています。

 

私は、手のひらの線やシワだけでなく、手の厚みや膨らみ、手指の形、その方の発する波動なども感じて、見て、総合的に判断していますので、手相は対面セッションのみで行なっています。(ご希望があれば、お電話、zoomの方でも、参考までとして画像を送っていただくこともあります)

 

自分の手のひらの中に、心や運命を紐解く不思議な世界があり、ご自身でも、目で見て、確認できるものなので、ご相談者様の納得度も違います。

その方の人生観、潜在意識の鏡として、等身大の自分も客観視しやすいのではと思います。

 

 

 

そうは言っても、占いは占い。

占術の世界での解釈の話です。

 

 

 

占い師は偉くもないし、すごくもないし、万能でもありません。

ただ、占い師として培ってきた膨大な情報があるだけです。

面白がって不思議がり、楽しく。参考になるところを、ご自分の人生に有意義に使っていただけたら嬉しいです。

 

 

 

人を見て、人生を考えるのですから、占い師は生涯勉強。

おひとりおひとりは、唯一無二の存在。

当たり前ですが。私も、時に襟を正し、自分の分を知り、常に新しい検証、研鑽を続けていきたいと思っています。

 

5月23日、22時53分頃、射手座で満月が起こります。

 

射手座は、高い精神性や理念、優れたヴィジョン、聡明な楽観主義。

法律、哲学、宗教、高等学問や専門性の高い知識などをあらわします。

射手座のケンタウロスの引く弓矢の如く、足元の日常から心は自由に放たれて、遠く、海外、冒険なども象徴するサインです。

 

 

 

木星・金星のコンジャンクションと同日に起こる満月であり、とても優美で賑やか。

エネルギーの入り口であるアセンダントは水瓶座、チャートルーラーの天王星はアングルICにコンジャンクション。アセンダントにはMCルーラーの冥王星が鎮座。アングル全体が、トランスサタニアンのエネルギーによって脈動しています。

満月は10ハウス。チャートの中で最も目立つ位置にあり、かつ、射手座の支配星である木星と、ホームにいる品位の高い牡牛座金星のコンジャンクションから、さらなるエネルギーを注ぎ込まれ、両者に突き上げられるように天頂に輝いています。

月は赤緯で南へ振り切れ、アウト・オブ・バウンズ。アスペクトも多彩。満月ですから、太陽とはもちろん、金星・木星とのオポジション。火星とのセスキスクエア。海王星とはトライン。冥王星とはセクスタイル。

とてもヴィヴィッドで、感性が研ぎ澄まされ、たくさんの思いを受け入れ、愛が溢れるような満月です。

 

 

満月は月のエネルギーが充満し完成を迎える時。

半年前の射手座新月あたりに潜在意識に蒔かれた種、始めてきたこと、意識してきたこと。何かしらの学びや冒険に、達成、収穫、完了などを感じられる方もいるかもしれません。

 

満月のサビアンは「チェスをする2人の男」

知性の応酬。広い視野で多角的に物事を解釈する力。

作戦、知恵を繰り出しながら、意識の広がりを自在に体感する度数。

全ての物事には、別の筋道、解釈が存在します。何を目的とし、どう攻め込み、どのルートを選択するのかも自由。

 

 

ここから半年後の新しい射手座新月へと向かいます。

新しいサイクルへ生まれ変わるための、気づきや変化を感じる方も。

 

 

 

月の満ち欠けは、生命のリズムにも呼応しています。

宇宙のリズムも。星たちは、いつも天空で不思議なシンフォニーを奏で、私たちに見えない影響やチャンス、インスピレーションを与えています。

 

 

 

23日の夜23時頃ですから、晴れれば素敵な満月が見えるでしょう。

晴れましたらぜひ夜空を見上げ、月光浴などされてくださいね。

 

射手座らしく、月を眺めながら、遠い遠い世界へと、想いを馳せてみるのも良いかもしれません。