ひーちん＠介護士と申します
認知症ケア・介護施設エピソード
介護士の本音などを発信しています
仲良くしてくださいね
高齢の介護士さんに助けられています
「キツイ」「大変」と
よく言われる介護の仕事ですが
うちの施設には
75歳越えの介護士が
３名います
月の出勤日数は
１0日程で
時間数も短いのですが
大きな即戦力なんですよ
私たちと同じ業務
例えば
移乗介助や入浴介助など
体力的にキツイと思われる
業務はできませんが
高齢者介護士ならではの
素晴らしいお仕事をされるんです
利用者様と年齢が近い事が
一番の魅力
逆に
利用者様の方が年下
って場合もあるんですが
お話が合うんです
動きもゆっくりで
せかせかしていない
こんな所が
利用者様に安心感を
与えているのかもしれません
昨日の事
たか子さん
私お友達ができたの！
ん・・・
友達って言うか
友達になりつつある人
時々ここで
お話をするんだけどね
すごく楽しいの
このお友達とは
75歳越えの介護士さんの事
たか子さんの目には
職員ではなく
この施設に
時々通っている
高齢者（仲間）に
見えるようです
寂しがり屋だけど
常に強気で
あまのじゃくの
たか子さん
高齢の介護士さんも
たか子さんの話に
上手く合わせて下さり
昔話から、お孫さんの話
時には、恋話も
次から次へと
会話が弾みます
私たちが業務で追われる中
丁寧に傾聴してくださり
本当に助かっています
お二人の間には
心の通い合いが
しっかりできているんです
厚生労働省によると
2025年には
介護職が約38万人不足すると
言われています
人手不足に
さらに拍車がかかりかねないのです
施設を経営する側は
若い層の職員に
目が行きがちですが
今でも現役！
高齢の素晴らしい介護士さんがいます
若い人材を確保しつつ
幅広い年齢層の介護士も必要だと
いつも思います
介護士の仕事は
相手の感情に
大きく関わるモノです
若い世代には
気付けないことも
人生経験の豊かさに
いつも助けられています
現在、日本で
最高齢の介護士として
知られているのは
千福幸子さんです
（画像お借りしています）
彼女は89歳で
現役の介護士として
活動しています
千福さんは72歳で
介護職員初任者研修を受講し
73歳で資格を取得
その後、80歳で
ケアマネージャーの資格も
取得しました
千福さんは
介護の現場で
多くの高齢者を支え続けており
その経験と情熱は
多くの人々に感動を与えています
彼女のような方がいると
介護の仕事に対する見方も
変わりますね
ひたすら尊敬します
前回のたか子さんエピソード
良かったら読んでくださいね
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