時代は変わっても私は私のままで | いつもの中に幸せを見つける高知のビッグマザー

いつもの中に幸せを見つける高知のビッグマザー

生まれ育った高知の海や空が好き。
なんでも笑いに変えていくことは特技。
仕事は介護保険外で痒いところに手が届く「フリーランスヘルパー」

今日は平成最後の日

 

時代とともにいろんなものが変化する

 

 

結婚式や披露宴もその一つ

 

 

昭和の頃なら

必ずと言っていいほど

仲人さん(媒酌人)がいて

おふたりの紹介は

媒酌人挨拶として

挙式の報告とともに行われていた

 

 

花嫁の衣装は

 

白無垢

色打掛

振袖

ウエディングドレス

カクテルドレス

 

だいたいのお嫁さんが

その中から4点ほど着る

 

和装も洋装も

両方着るのがパターンだった

 

 

私の知っている限り

一番多い人は

白無垢

色打掛

振袖

白ドレス

色ドレス×2

なんと全部で6点!

披露宴の間

ほぼお色直しで

会場にいる時間は

わずかなものだった

 

 

そしてメインイベントは

ウエディングケーキ入刀と

キャンドルサービス

 

 

テーブルに飾る花や

テーブルクロスは

どれにするか選ぶなんてことは

思いつきもしない時代だった

 

 

平成に時代は変わり

必ずたてるべきとされてきた仲人は

しだいに姿を消し

おふたりの紹介は

司会が行うようになった

 

 

メインイベントも

それぞれのカップルによって

選べることが普通になってきた

 

 

お花やお料理や

お席札

乾杯のお酒

音楽、ウエルカムボード

などなど

 

 

それぞれお二人らしさが

出せるようにと

披露宴のイメージカラーや

テーマを決めて

プランナーさんも

アドバイスをくれる

 

 

そして

お二人らしさの詰まった披露宴が完成する

 

 

 

先日の司会をしたゆきちゃんの披露宴

 

 

 

お客様としても

司会者としても

始めましての式場

ということもあり

いつもと違う緊張感があった

 

 

おしゃれな会場で

若い二人の司会をするのは

 

ほんとは迷惑だったんじゃないだろうか

 

頼まれても断った方が

ほんとはよかったんじゃないだろうか

 

古臭いと思われるんじゃないだろうか

 

出しゃばりすぎたんじゃないかしら

 

 

そんな不安がよぎり

だんなにそのことを話した

 

 

すると

 

いつものままでいいやんか

 

 

と言ってくれた

 

 

私は私のままでいいと

許可されたようで

とても心が温かくなった

 

 

そして

気取らず

これまでのスタイルを変えず

良く見せようとせず

私の司会をすることができた

 

 


photo byもこんさん 

 

 そう言えば


「高らかな拍手でお迎えください」


と言うと

以前はたくさん拍手があったけど


最近では

みんなスマホで撮影するため

拍手できず


入場とか

お色直しとか

あれこれイベントのとき

寂しいなーと感じる


拍手なくても

みんな楽しんでるし

お祝いしてるのにね笑


一昔前の披露宴を知ってる私の

勝手に感じる寂しさです