私が小さい頃
貧乏で苦労して
不幸せに見えた母を助けられなかった
酒を飲んで母を困らせる父に反抗することも
幼い私にはできなかった
乳がんになって片方の乳房を失った母
それでさえ
私が赤ちゃんの時
お乳の飲み方が悪かったのだろうか？
と自分を責めたりした
私の周りに起こる悪いことは
もしかしたらすべて私のせい？
と考えるようになっていった
私が悪い人だと思われないように
私が悪い人だとばれてしまわないように
いつも笑顔で明るく
一生懸命正義を貫き
人にやさしく
自分のことは後回しで
小さなことも反省し
次こそは完璧に！
と心に言い聞かせ
出来ていない人を責めて
楽して生きているように見える人を嫌い
私はこんなにも頑張っているのにと
拗ねてこじらせてきました
あーあ
しんどかった（笑）
そんなめんどくさい私でも
死ぬときは安らかで
罪悪感を手放して逝くことができたことは
まさかのことでした
幼い頃の思い込みから
ずっと握りしめてきた罪悪感
たぶん死ぬ瞬間まではなくなることは
ないのかもしれないけれど
気が付いたら
あっ！またやってた
と思えばいい
そしてしんどい時や
癒されたいときには
海や山に行こう
しんどい思いを口に出して
誰かに聴いてもらおう
頑張り屋さんは
自分の弱さを人に見せることが苦手
感情労働と言われる
介護の仕事に携わる人こそ
弱みも見せて
愚痴もこぼして
泣き言も行って
なんなら時には大泣きして
日々自分の気持ちを大切にして
しんどいことは吐き出していこう
腹の中にため込まずに…
言えると癒える
守秘義務とかプライバシー保護とか
気にせずに
介護をしている人の
様々な思いを
吐き出せる機会をつくりたいなぁ
昨日行った海