理想の最期って? | いつもの中に幸せを見つける高知のビッグマザー

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生まれ育った高知の海や空が好き。
なんでも笑いに変えていくことは特技。
仕事は介護保険外で痒いところに手が届く「フリーランスヘルパー」

今週末になりました

 

   いっぺん死んでみる

~今を生きるためのワークショップ~

 

私は、10年以上

訪問介護の仕事をしてきて

 

自分の目の前で

利用者さんが亡くなるという場面には

遭遇することはなかった

 

でも毎日のように訪問していたのに

お別れも言わず(言えず)

最期を迎えた利用者さんはいた

 

その利用者さんは

胸部に7センチほどの

大きな動脈瘤があると

医師から診断を受けていた

 

高齢だったので

手術はリスクが高いと言われ

そのまま様子を見るということで

在宅での生活を続けた

 

奥さまには先立たれ

おひとり暮らし

 

いつも亡くなった奥様の写真を

嬉しそうにながめていた

 

毎日のたばこは

口酸っぱく言っても減ることはなく

認知症もあったので

私たちは

火事にならないだろうか

健康面は大丈夫だろうかと

心配していた

 

子どもさんも遠方に暮らしており

月に一度も来るか来ないかの状態

 

1日3回ヘルパーが家事をこなし

なんとか生活を続けていた

 

 

医師によれば

 

動脈瘤はいつ破裂するかわからない

もし今、私の目の前で破裂したとしても

助けることはできません

そういったものです

余命は1年くらいでしょうか

 

といわれていたらしいけど

結局その診断を受けてから

2年以上生きた

 

前日の夕方も変わりなく

夕飯を食べて

笑顔でまた明日!と

挨拶をかわした

 

翌朝訪問すると

ベッドの中で

特にいつもと変りない様子で

横になっていた

 

声をかけても

目覚めないので

体に触れると

もうすでに冷たくなっていた

 

苦しむこともなく

あっけなく逝ってしまった利用者さん

 

きっとこれもベストタイミングだったんだろう

 

自分にとっての理想の最期

考えてみませんか?

 

生きながら「死」と向き合えるワークショップ

迷っているならGO!ですよ♡

 

いっぺん死んでみる~今を生きるためのワークショップ~

今週土曜日

高知開催です!

 

詳しくはリブログ先から見てくださいね

 

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今日は春の陽気