なんちゃぁない(なんにもない) | いつもの中に幸せを見つける高知のビッグマザー

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生まれ育った高知の海や空が好き。
なんでも笑いに変えていくことは特技。
仕事は介護保険外で痒いところに手が届く「フリーランスヘルパー」

介護して

ときどきマイクで司会

晴れたら海に行く

シーグラスセラピスト

たかまつひとみです

 

宝石ブルー    宝石ブルー    宝石ブルー    

 

高知って自然に恵まれてる

自然がいっぱい

 


山も海も

すぐそばにあって

いつでも心を癒してくれる

 

今はこんな高知を豊かだと思うけど

若いころは

その魅力がわからなかった

 

一度は都会に出てみたいと

思っていた

 

高校を卒業して

大阪で3年半ほど暮らした

 

大阪には

この町にはない

デパートやファストフードの店

 

華やかな場所がたくさんあった

 

でも「土」が見えない

コンクリートやアスファルトだけ

 

「木」が少ない

街路樹だけ

 

「海」が見えない

「川」は電車に乗ったときに

渡るくらい

 

私にとっては

圧倒的に自然が足りなかった

 

 

様々な事情があって

高知に帰ってきて

「なんちゃあないなあ」

と思った

 

バスも1時間に一本

電車なんてないし

車がないと不便そのもの

 

デパートもないし

今のようにコンビニもない

ファストフード店も一軒もなく

華やかなお店もなかった

(今でもない笑)

 

でも「土」があった

そこら中に「木」が生えていて

「海」も「川」も歩いて10分の距離

 

「なんちゃあない」のではなくて

「ある」の世界

 

一度、大阪にでたからこそ

気づくことができた

 

ずっとそこにいると

あることが当たり前すぎて

なんちゃあないと思ってしまう

 

いつも見慣れた場所

地元過ぎてつい通り過ぎるだけの場所に

県外から高知に来た人を案内すると

 

「ここって、すごいねー!」

「きれいなところねー!」

「素晴らしい景色~!」

 

と言われて初めて

 

「そうなのかあ~

そんなにも感動してもらえるなんて

すごくいいところに住んでるんだなあ」

と気づくことができる

 

なんちゃあないことが

かえって魅力なのかもしれない

 

そのままにあること

それがいいのかもしれない

 

高知県東部

 

魅力がいっぱいです

 

なんちゃあない魅力を

もっともっと見つけていこう