一瞬の判断が生死を分ける | お地蔵様ぶろぐ

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優しくもあり厳しくもあり、
お地蔵様の教えは先の見えない未来です。

最近観た映画

『ディファイアンス』

第二次世界大戦中、ナチス ドイツの迫害で

森へ逃げたユダヤ人の3兄弟が銃を手に抵抗し

多くの同胞を救った実話が映画化されている。

目を覆いたくなるようなシーンもありリアルで

最後まで緊張感で張り詰めていました。

その緊迫の中で救われる道はやはり

リーダーの言葉、リーダーの支持による判断だと思いました。

「生き残ることが復讐だ。追われても獣じゃない。

自由のある日々は神からの賜物。

生きようとして命を失うならそれは人間らしい死に方だ。」

「皆で働く、例外はない。

衣服の繕い、銃の修理、女も銃を持ち男と一緒に闘う。」

「俺が指揮を執っている限り命令には従ってもらう

不平を言ったり働かずに楽をすることは許さん、

出ていきたい者は出ていけ。」

極限の状態が迫る際には、自分勝手な言動は

仲間の命も危険にさらすということでしょう。

 

 

飛行機からの爆弾投下されたときには「小屋に隠れろー」

空爆が終わったら「銃と食料を持ってここから逃げるんだー」

リーダーの一瞬の判断が仲間の生死を分ける。

こういう時は、頭の良さよりも動物的な勘が重要になる。

どうすれば人々は集団でも生き残ることができるのか、

厳しい環境下でも生きる勇気をもらえるような映画でした。

実在の人物のリアルな人生を知ることは勇気づけられます。

 

 

 

迫害も戦争はあってはなりません。

しかし、この地球上には善人ばかりではありません。

人間には善の面も悪の面もアリ永遠のものはありません。

平和は当たり前ではないです。

ウクライナのキーウ在住の方が

「ウクライナも実際にロシアの攻撃が起きる前までは

普通の生活をしていました。

攻められるとは思っていませんでした。」と。

ウクライナの駐日大使も

「ウクライナの人々も戦うことに疲れています。

しかし、戦いを止めれば私達が存在しなくなる。」

重い言葉です。

戦闘機があればミサイルを迎撃しもっと防御ができていたはず。

多くの兵士や国民の命も守れたはず。

命がけの戦いが2年間続き、毎日攻撃を受け

市民の生活が脅かされています。

今の日本人が当事者となった場合、耐えられるだろうか。

 

 

 

防衛関連での外交は、口頭での外交交渉や覚書よりも

両国関係が必要不可欠の存在としてさらに強固になります。

日本は島国なので戦車よりも戦闘機が断然必要です。

現在使われているいる自衛隊戦闘機「F2」も使用期限が近い。

次はどうする?

日本の領空をどう守る?

 

 

 

周辺諸国や地球上で大転換が起きている時代の流れの中で、

日本だけ性善説や平和ボケが通用するはずもなく、

お人よしが馬鹿をみる時代だと思います。

 

 

来月から本格的に議論が始まる

日本とイギリス、イタリアの共同開発による

次世代戦闘機の第三国の輸出の解禁は大きな日本の大転換。

今月中に公明党が承認しないと大変なことになりますよ。

国民に説明していない、国民の議論がなく納得していない

というのが反対の理由のようですが・・そんなことはない。

国会でも議論になり多く議員が危機感をもち反対は起こらない。

公明党は日本のオルバンか・・・。

こうやって国益を失いながらGDPも落ちていくのだろう。

 

 

日本、イギリス、イタリアの中で次世代戦闘機の発案者は日本。

日本が発案しそれにイギリスが賛同し、その後イタリアが参加。

初代代表者は日本と決まっている。

一瞬の判断が生命を分ける。

このタイミングで承認されなければ主導権がなくなり仲間外れ。

重要な技術や人材だけが流れ、資金や国益も失うでしょう。

 

 

有事の際に重要なのは防衛、エネルギー、食糧、そして仲間。

自国で確保できなければ島国では生活どころか

命が脅かされるでしょう。

国の防衛をおろそかにして国民を不安にさせないで欲しい。