アイデンティティを大切に | お地蔵様ぶろぐ

お地蔵様ぶろぐ

優しくもあり厳しくもあり、
お地蔵様の教えは先の見えない未来です。

日本企業の72%がchatGPTを禁止しているとか。

これだからデジタル化が進まないわけだ。

chatGPTは24時間働いても疲れないし文句も言わない

記憶力の高い優秀な部下と思いお供にするくらいで丁度いい。

情報を精査するのは人間。

その判断の責任を取るのも人間。

情報が洪水のように流れてくる現代。

中にはフェイクや情報工作もあるでしょう。

目先の利益、損得勘定、鵜呑みにし魂を委ねるのではなく

何事もプラスに利用したいものです。

 

 

最近観た『コッホ先生と僕らの革命』

ドイツ、サッカーの父と呼ばれる実在の教師

コンラート・コッホと生徒たちとの交流を描く感動の映画です。

コンラート・コッホは1874年、

反英感情が高まる帝政ドイツの名門校の初の英語教師。

反対感情が高まるところへ飛び込む勇気もさることながら

英語を全く知らない反感を持つ生徒への英語の教え方。

クラス内での貧富の差によるいじめへの対応。

生徒を認め、勇気づけ自尊心を高めていく人間力、

教師の知性と品格は生徒の心の深くに影響を与えます。

人生のロールモデルになるでしょう。

その中で・・・・ドイツ国家の歌詞が流れます。

 

 

ドイツ国家の歌詞

『聖なる炎は 燃え盛り 消して消えぬ

祖国のために 我らは皆立ち上がり

一人のお方のため戦い 血を流し 皇帝と国に尽くす』

 

日本人には少々衝撃的な歌詞ですが、

映像の中で中学生の生徒が堂々と歌っている姿に

少々、羨ましさを感じました。

私は学校で君が代を大きな声で歌った記憶がない。

国家でありながら在学中に学ぶ機会がありませんでした。

国際大会でも国を背負って戦う他国の選手は

胸に手を当て堂々と大きな声で国家を歌い上げるのに

日本人は歌わない、歌えない。

哀しいかな・・・。

練習していないことはできませんから。

 

これは、反戦の意味を込めての証だと信じたい。

 

 

アメリカ国家は、聴いているだけで

さ~行くぞ。祖国のために戦うぞ!

潔さを感じます。

試合前、国家を堂々と歌うことで緊張感は解け

自尊心や一体感が高まり、士気が上がるでしょうね。

カラオケ同様、声を出して歌を歌うことは

体の緊張を解きほぐし気持ちも明るく前向きになります。

 

 

京都の下鴨神社へ行ったとき、さざれ石を見ました。

君が代は日本人の精神の根幹を歌った歌。

厳かないい歌詞の国歌だと思います。

日本人の精神を忘れるな!

先人からのメッセージだと感慨深いものがありました。

 

 

せめて・・・

学校の卒業式や会社の入社式

五輪など国際大会、国技である相撲の千秋楽では

堂々と国歌を歌えると良いですね。

 

 

アイデンティティを大切に!