恕(じょ) 『論語』 | 短歌と俳句 ひとかすみ

短歌と俳句 ひとかすみ

自作短歌や俳句を即詠
日々の出来事をつれづれに

岩波文庫 『論語』衛霊公編


「子貢問うて曰く

 一言にして以って

 終身これを行うべき者ありや。

 子曰く、それ恕か。

 己れの欲せざる所、

 人に施すこと勿れ」

(しこうとうていわく、

 いちげんにしてもって

 しゅうしんこれをおこなうべきものありや。

 しいわく、

 それじょか。

 おのれのほっせざるところ

 ひとにほどこすことなかれ)


有名な孔子の言葉です

思いやりが人が生きていく上で大事だと!

自分の望まないことは他人にもしない!


私は以前

自他尊重という言葉が好きと書きましたが

同じようなことだと思います


孔子の時代から

今に至るまで

たぶんこの先もとても大切なことだと思います


ネット社会と言われる今も

表現の自由を言われる今も

社会、自由には

根底に思いやる気持ち

想像する力あってのものだと思います


心で思うことは

本当に自由で

どんな汚いものでも

かまわないのかも、、ですが


一旦声に出したり

文章にして

他人の目に止まる場に出したりする段階では

なんでも許されるわけじゃない


しかも

大人はそれを教えなくちゃ


嫌な言い回し

馬鹿にした言い回し

作品を作り出す人へのリスペクトもない

批評とも言えない

ただの批判が

乱雑に並べ立てられた世

どうなってるんだ

頭脳の高めのはずの人間


大事にしたい


☆世の役に立つ人間のEQの

 高さに思い至らす宵に


 EQ🟰こころの知能指数

 こころの知性🟰思いやり

 思いやり🟰他人の気持ちを想像できる頭の良さ