突然のお手紙失礼します。
今日のお話しは、私の心についてです。
私は、たびたび心が減ってしまう。
まるでチーズを削ったあとのように、
めん棒で伸ばし過ぎたうどんのように、
月が細く新月を迎えるように、
しかし、それは間違えを繰り返し消して減る消ゴムのような、
父さんの晩酌の一升瓶の水面のような、
もっと遊んで居たいのに、暮れはじめる1日のような、
そういうものとは違うのです。
何故かはわかりません。
だけども、そうだという事はわかるのです。
それらを表現する、ピッタリした言葉を探すためにあなたに手紙を書いているのかもしれません。
もしやすると、こうして居るうちにその構造がわかるかも知れませんから。
でも、心配はしないでいいの。
心は何時の間にかもとの形に戻って居るから。
もとに戻るのに時間がかかる時もあるし、
ちっともかからない時もある。
はたまた奇妙な事に、全く欠けない時や、欠けても少しで済む時もある。
それはそれで、わたしはその間はすごく安定するから、好きなんです。それと同時に…、
また、あの虚無感に、襲われる事に怯え始めるの。
出来れば減らない方が良いやろって?
それはいつも思う。
来ないで来ないでって、お祈りしているのだけど、あまり効果がないの。
これまでがそうだったように、
必ず小さいようなヒビが入ったり、
すり減るのが絶対なくなる事は無いだろうから…。
でもね、平気。
思い通りにならない事には慣れてるから!
うまく付き合ってゆく自信は…、無いけど、そこは、もう思いやっていくしかないと思ってる。
違うかしら?
一番ショックなのは、
心が減りはじめた時、それに気づいて、
次のもりあがり(あ、元に戻るはじめのきっかけの事ね、)が見えないで、
しかめ面で呆然とし始めるあたり。
本当に真っ暗な気持ちになるの。
あれだけはいつも慣れないわ。
…そうねえ、その時は砂になりたいかしら。
がんばって阻止しようと、いろいろやってみたわ、でもね、そんなのその場しのぎに過ぎないわけ。
自分の影みたいに逃げても逃げても心が減りはじめているという事からは
寸分たりとも離れられないの…。
しまいには、まとわりついてくるのよ。
わたしが観念するのも分かるでしょう?
今はうまくやってるみたいだから、困ってなさそう?
あはは、そうね、そう見えるようなったのね。まだファイティングポーズを取れるようになったから、ましなの。
昔はいつもふいをついてやられて、ボコボコにされてたから。
あら、もうこんな時間ね…、ごめんなさい、長文になってしまいました。
今回は特にまとまらなかったわ、ごめんなさい。
でも、まとめられるならわたしは困ったりしないでしょうね。
とにかく、最後まで読んでくれてありがとう。
こんどまた美味しいハチミツおくります。いましばらくおまち下さい。
では、また手紙をかきます。
体にきをつけてね。
愛してます。
アデュー