活動11年目を迎える(自称)正統派バラエティアイドルグループ……燃えこれ学園。
それなりに都内のライブアイドルの界隈にいれば、名前くらいは聞いた事ある人はそれなりに多いと思っている。
自分もこのグループを推し始めて、早いもので6年目となる。
彼女たちの活動の半分は見守っている計算になるけど、応援しててふと不思議に感じる事がある。
(しばらく個人的見解と独自解釈も入るので、必ずしもこれから言及する内容は合っているとは限らない上で読んで欲しい)
通常、グループアイドルの界隈というのは、グループアイドルとの対バンが多くなり、似たような人数のグループ、または同じようなコンセプトのグループアイドル界隈を中心にファン層の広がりを見せる事が多いと思う。
しかし燃えこれ学園に関しては必ずしも、そうとは限らない。
確かに対バンこそグループアイドルとのものが多い傾向にはあるが、現在も正規メンバー9名を抱えるにも関わらず、その半数の3~5名程度のグループとの関係性が強かったりする。
またそれ以上にソロアイドルや二人組のユニットなどにも顔が広く知れ渡っている印象が強く、ソロ、ユニットの出演者が中心の中に、燃えこれ学園が唯一、大人数グループとして出演する事もままある(その場合は先輩's、後輩'sのような分け方をしている場合が多いが、それでも4~5名規模)
これはよくよく考えると不思議な事と思いつつも、一方で最大の要因となっているのが、このグループのリーダーの存在に他ならないと思った。
彼女の名は熊野はる。
燃えこれ学園(結成当初:萌えこれ学園)を結成した張本人であり、生徒会長、新任教師、今年度からは主任教師と肩書は変わりつつも、結成以来、10人前後の大所帯のグループアイドルのリーダーを張っている。
そんなグループアイドルのリーダーである以前はソロシンガーとして活動している経歴の持ち主で、現在もソロシンガーとしてイベントに呼ばれる事もある。
グループアイドルにいながら、ソロシンガーとしての一面を持つ女、それが熊野はる。
彼女の存在が燃えこれ学園における、少し特殊な認知度の広がりに繋がっているのではないかと……あくまで個人的な見解をしてみる。
そんな熊野はるの特殊な立ち位置を象徴するような一日が先日訪れた。
……これはグループアイドルのリーダーとして生きつつも、根底にはソロシンガーとしての矜持を持った、一人の歌い手の……39年目の第一歩の記録である。
……今回は2024年10月8日に行われた、燃えこれ学園定期公演「熊野はる生誕祭」についてレポートしたいと思います。
●開演前
ほぼ定刻通りに開場。
開場と共に多くの客層が入場した。
私服前物販になるが、いつもより既に多くの客層が来場していたように感じる。
広報委員と呼ばれる固定ファン層だけでなく、前述のように近しい界隈の客層や、普段ステージの上で共演しているアイドル、歌い手も見かけた。
熊野はるが燃えこれ学園の顔として、また時にはソロシンガーとして長い年月をかけて活動してきた成果が、このようなところで形になって現れたと思っている。
私服前物販の時間帯にしては多くの方が駆け付け、いつもより心なしか私服前物販の終わりが遅かったように感じる。
気が付けば満員になった会場は、徐々に熱を帯びて、熊野はるの生誕祭の開始を待っていた。
ほぼ定刻となり、開演前の諸注意のVTRの後、メンバー紹介のVTRが流れる。
冒頭に「MOECORE GAKUEN」の文字が浮かび上がり、いつもの登場SEに乗せ、メンバーが次々に紹介されていく……。
そして最後に熊野はるの映像が「熊野はる生誕祭」という文字と共に大きく映し出された。
●本編
メンバー紹介VTR明け、冒頭に「procyon」から熊野はる生誕祭はスタートを切った。
ステージの上を9人のメンバーが縦横無尽に入れ替わり、立ち替わり踊り歌う姿は冒頭から圧巻だった。
そして会場は熊野はるの担当カラーである赤を中心に、色とりどりの光に包まれた。
「procyon」を歌い終え、既に「ちょっと泣きそうですけど」と熊野が言いながら警報音の中、メンバーが横一列に並ぶ。
センターの熊野が「声出して!」と勢いよく言い、2曲目「BLAVE」を続けて歌い始める。
「procyon」の切々とした曲調とは打って変わって、激しい曲調が会場を包み込む。
「BLAVE」を終えると、沈黙の中、静かに鐘の音が響く……。
この音だけで次の楽曲を予想し、喜んでいる客層が早くも微かにざわついている……。
そんな様子を「私語が多い」と熊野がどこか笑いながらつぶやいた直後、イントロの音が鳴り一部客層からは「やったー!」の声が響き渡る!
3曲目「夢幻華」
燃えこれ学園の中でも屈指の人気曲だが、広報委員以上にいつも共演しているアイドルの客層に人気が高い印象がある。
熊野のソロパートでは、いつも以上に大きな「はるにゃん!」コールが会場にこだました。
熊野はる生誕祭は始まったばかりだが、ここで一つ大きな盛り上がりを迎える事となった。
なおこの楽曲後のMCでも触れられたが、新入生候補生・西崎琴音は今回がこの楽曲に初めて参加した事を付け加えておく。
序盤3曲を終え、MCに突入。
ここでメンバー一人、一人、自己紹介。
いつものクラス毎のものではなく横一列に並んだメンバーが一人ずつ、上手側の三浦千鶴から順番に自身の担当カラーを言いながら自己紹介をする。
最後に「赤色担当。39歳になりました」と前置きして、熊野はるが自己紹介をすると会場から一際大きな「はるにゃん」コールが巻き起こった。
自己紹介とMCを経て、4曲目「ココハピ」からステージは再開。
明るく、朗らかにメンバーたちがステージの上で歌い踊る。
続いて5曲目に「ミラクる☆妄想がーる」
ここでもメンバーたちは楽しく歌っているのだが、楽曲終盤、落ちサビを担当する熊野はるは、頭にアヒルの被り物をして登場(笑)
なおそのアヒルは、白文字で「P」と書かれた青い帽子(?)の上に乗っかっており、昨今、熊野がハマっている、某サンリオキャラクターを彷彿とさせるものだった(笑)
楽曲のラストでは、この生誕祭の裏テーマ(?)ともいうべき「(さんきゅー)さんちゅ♪」とメンバー全員が口を揃えて言って〆る構成となった。
MCに入りアヒルを被った熊野が、アヒルを被った経緯や「さんちゅ♪」の意味、そして全国ツアーの宣伝などを展開した。
相変わらずMCをうまく広げる話術は一級品で、熊野はるの人気の一因になっていると感じる。
MC明けは先輩's、後輩'sに別れてのステージとなる。
先輩's(熊野、佐々木、成田、蒼音、仲川)の5人が選曲したのは「時の砂」
昨今、歌う機会がかなり少ないが、燃えこれ学園の広報委員の中では人気の高い楽曲であり、リクエストがあるたび毎回あがる……という理由から今回選曲。
先輩'sは歌唱力が高いメンバーが多い事もあり、ここでのステージは歌唱力を中心に圧倒した感がある。
先輩'sが歌い終えると、入れ替わる形で後輩's(三浦、稲森、山田、青山)が明るくステージ袖から登場。
歌ったのは後輩's専用曲「Rise」
明るく前向きな曲調と、元気に歌い踊る姿がとてもかわいらしく、そしてさわやかで清々しい気持ちになった。
「Rise」のラストで熊野を除いた先輩'sのメンバーも合流しポーズを決めた後は、そのままの流れで「トワイライトキャラメリゼ」となる。
燃えこれ学園全体の楽曲ではあるが、歌唱面では後輩'sメンバーが中心となっており、後輩'sメンバーが全体的に目立つ構成となっている。
「Rise」からのこの2曲の流れは特に後輩'sのかわいらしさが目を引いた。(もちろん先輩'sメンバーもバックで踊ったりして頑張ってるが……)
こうして熊野はる抜きの8人で「トワイライトキャラメリゼ」を歌い終えるとMCとなる。
この日の主役が不在という事は……長年、燃えこれ学園の広報委員しているなら想像はつくと思うが、生誕祭ドレスへの着替え、そしてソロコーナーの準備中である。
やがて熊野はるが準備が出来てメンバーたちがステージ袖に掃ける……が、熊野の水の置き場所をステージ袖の熊野から指示された三浦が、右往左往する様子がかわいらしかった事も合わせてお伝えしようと思う(笑)
……暗転した会場の中、響くピアノの旋律……。
会場内を薄っすらと照らす赤いライトの中、黒いドレスに身をまとった熊野はるが登場。
そしてそのまま熊野はるソロのバラード曲「Give me a kiss」を歌い始める。
それまで騒がしかった会場が、熊野の歌声に耳を傾け、赤いキンブレ、サイリウムの光だけが揺れる景色が広がっていた……。
燃えこれ学園の生誕祭において、ソロコーナーはメンバーが個々にもっているソロ曲を披露する事が恒例となっている。
ほとんどのメンバーは1曲、ないし2曲ソロ曲を所持しており、大体、ソロコーナーは1曲か2曲で終わる事が多い。
だが唯一、熊野はるは燃えこれ学園結成前にソロシンガーとして多くのソロ曲を持っている。
それでも燃えこれ学園の生誕祭でも2曲、多くても3曲程度で終わらせる事が多かった。
だがこの日の熊野はるは違った。
「Give me a kiss」の後に一転して、激しく「Ready go!」へと続く。
先程までの静けさから打って変わって、会場は熱気に包み込まれ、一気にボルテージが上がっていくのが分かる。
更に熊野はるソロでは比較的人気が高い「Red Voice」を力強く熱唱する。
時折、燃えこれ学園メンバーもカヴァーする事がある同曲だが、やはり本家本元が歌うとその迫力が違った。
ここまで3曲歌った……が、これで終わりでない事は、恐らく燃えこれ学園の広報委員は察しがついていた。
何故なら、燃えこれ学園結成後に出来た、あのソロ曲をまだ歌っていないからだ……。
熊野はるは言う。
「ここ初台DOORSで生誕祭がやるって決まったら、ここ跳べるやん!(中略)皆さん、高く跳べますか!?」……そう前置きして歌い始めたのは「High jump!」
楽曲にある通り、サビの「High jump!」という歌詞の部分で客層は一斉に、まさに文字通り高く飛び跳ねた!
落ちサビの部分では熊野はるの前に専用スペースで生誕祭を見守っていた、多くのアイドル、歌い手もステージ前までやってきて、熊野に声援を送った。
4曲……燃えこれ学園の生誕祭では、恐らくこれまでで最長となったであろう、熊野はるのソロコーナーはソロシンガーとしての矜持を見せつける形となった。
こうして4曲歌い終えた「楽しかったー!」と叫んだ後、熊野はるはこれも生誕祭では恒例とも言える手紙を読み始めた。
前年度の生誕祭から、今春のZeppを迎えた頃の苦しかった心境。
今年の生誕祭を迎えるにあたり、セットリストを提出する際の葛藤。
自身が持つソロシンガーとしての矜持、グループアイドルの一員としての自覚。
途中、手紙を持つ手が震えながら、熊野はるは自身の心境を赤裸々に語った。
普段、ステージで見せる堂々とした姿や、特典会などで見せる親しみやすいキャラクターとは違う、彼女自身の言葉を借りるなら「弱い自分」をさらけ出した彼女がそこにはいた。
しかしその手紙を読む熊野はるを、会場にいる誰もが真剣に、そして優しい目で見つめていたのは間違いない……。
手紙の最後は今、自分が一番大切にしているグループのメンバーたちと燃えこれ学園の曲を歌うと締めると、ステージの袖からメンバーたちが現れた。
熊野曰く「今、燃えこれ学園で最も熱い2曲」と紹介される。
先に「Go on!〜Breaking the Limits〜」を熱唱。
メンバー各々が力強く歌い上げる同曲。
熊野をはじめ、メンバー一人、一人の力強い歌声が会場に響き渡った。
続いて「戦々恐々ElDorado」
燃えこれ学園の中でも人気曲に定着しつつあり、序盤で「夢幻華」が好きだった客層が特に推している楽曲の一つでもある。
恐らく生誕祭後半で一番の盛り上がりと熱気を見せた楽曲であり、会場が一つにまとまり、また一段とボルテージが上がっていくのを感じた瞬間でもあった。
「最も熱い2曲」を歌い終えて、熊野はるの口から「残り2曲」との声が上がる。
すると稲森が「まだはるさんのお祝い出来てないじゃないですか!」と言い、続けて山田が「39歳のお誕生日、一緒にお祝いしようね~」と満面の笑顔で呼び掛ける。
こうして燃えこれ学園のお誕生日お祝いソング「お誕生日おめでとう」となる。
燃えこれ学園メンバー全員が、熊野はるをお祝いする気持ちが前面に出ており、とても幸せな気分になれる同曲。
手紙を読んでいた時の表情とは打って変わって、満面の笑みを浮かべる熊野はるの幸せそうな表情が印象的だった。
最後の一曲の前、熊野はるは感謝を述べる。
そしてメンバー、卒業したメンバーやかつて共に活動した仲間たち、裏方のスタッフたち、この場にいるすべての方に感謝を伝える。
最後に歌ったのは……「ずっと」
熊野はる、そして燃えこれ学園のメンバーの感謝の気持ちが歌を通して伝わってきた。
……こうして楽曲後、熊野はるの軽妙なトークを交え、熊野はる生誕祭は終わりを迎えようとしていた。
客席も含めた写真撮影、メンバーからのプレゼント(熊野はる特性花束と色紙)、そして「燃えこれ学園 校歌」を歌い終えて、熊野はる生誕祭は無事終了……と思われた。
メンバーが先にステージから掃けて、熊野はるも掃けようとしたタイミングで動画が流れ始めた。
それはメンバー一人、一人からのメッセージだった。
「ありがとうの歌」をBGMに、メンバー一人、一人、順番に熊野はるへのメッセージを語っていく。
とても感動的なシーン……なのだが、熊野はるが時折、メンバーのコメントなどツッコミを入れたり、豪快に笑ったりするのでとても楽しいものとなった(笑)
こうしてある意味、燃えこれ学園らしいと言えば、燃えこれ学園らしい終わり方で、2024年度の「熊野はる生誕祭」はその幕を閉じた。
【熊野はる生誕祭(2024年度) セットリスト】
1.procyon
2.BRAVE
3.夢幻華
4.ココハピ
5.ミラクる☆妄想がーる
6.時の砂(先輩's)
7.Rise(後輩's)
8.トワイライトキャラメリゼ
9.Give me a kiss(熊野はる)
10.Ready go!(熊野はる)
11.Red Voice(熊野はる)
12.High jump!(熊野はる)
13.Go on!〜Breaking the Limits〜
14.戦々恐々ElDorado
15.お誕生日おめでとう
16.ずっと
ED.燃えこれ学園 校歌
●所感
燃えこれ学園らしくもあり、そうでない生誕祭。
そして熊野はるらしくもあり、そうでない生誕祭。
終わった後の第一印象である。
メンバーごとに個性はありつつも、一定のテンプレートではないけど一種の生誕祭の流れみたいなのは存在する。
燃えこれ学園の生誕祭の特徴でもあり、恐らく長年活動しているアイドルグループであれば、そういうものはあるだろう。
当然、熊野はる生誕祭もその流れに沿うものだった。
その中において、今回、熊野はるのソロコーナーはこれまでのそれとは一線を画すものだった。
彼女自身、元からソロシンガーとして活動しており、ソロ曲の多さも手伝い、実現したのが今回のソロコーナーだったと思う。
でもこのソロコーナーも熊野はるのソロライブではなく、これが燃えこれ学園の一部なんだと受け容れる事がすんなり出来たのは、彼女の歩んできた過程があるからこそだと思う。
彼女を見てて思うのは、ソロシンガーとして始まったキャリアが彼女の根幹を為しているという事。
ソロシンガーとしてスタートを切らなければ、今の彼女を形成する歌唱力やステージでの表現力は磨かれなかったと思う。(トーク力については分からない)
また冒頭でも触れたような人脈の広がり方も、ソロシンガーとしてキャリアをスタートしていなければ、恐らく難しかったと思う。
大人数グループにいながらも、いざとなればソロとしてもステージに立てる、そのキャリアは貴重なものだと思う。
しかし一方で「燃えこれ学園が無ければ、今の私はいない」と言い切ったように、燃えこれ学園の存在が今の彼女を支えているのは間違いない。
もし彼女が燃えこれ学園を結成せず、ソロシンガーとして歩んでいれば(ネタにはされますが)39歳という年齢になるまで、歌い続ける事が出来ていたか……申し訳ないけど、その保証がどこにもない。
正直、ソロシンガーだと進むも退くも、自分の一存で決められる。
自分の心が折れたらそれっきりにしたって、他の誰も責める事もなければ、慰められたり、労われたりする事も無いだろう。(ついているファンたちは悲しむだろうけど、それはまた別の話)
ある意味で誰よりもワガママに自分のキャリアを進める事も、逆に終わらせる事が出来るのがソロシンガーの特権だと思っている(事務所関係とか、そういう大人の事情は抜きにする)
ソロシンガーでキャリアを始めて、グループアイドルを組む気が無かった彼女が、今、その自分が作ったグループに支えられて生きている。
先日、ある対バンでソロ出演した際「燃えこれ学園から単品でやってきた熊野はる」と紹介されて、自らもそのフレーズを言っていたけど、熊野はるにとって燃えこれ学園の存在は切っても切り離せないものになっている。
だけどソロでのステージでは、燃えこれ学園の楽曲も歌いつつも、誰よりもワガママに自分のソロ曲を歌って、ステージをぶち上げる熊野はるという存在がいる。
前述した彼女の手紙の内容の一部を「ソロシンガーとしての矜持、グループアイドルの一員としての自覚」と表現したけど、まさにそれが体現されたのが今回の生誕祭のソロコーナーだったと思う。
ソロシンガーとしてワガママな熊野はるの一面が強烈に出てきたけど、それを支えたのが燃えこれ学園としての一員としての自覚、そして誇りだった……という、とんでもなくゾクゾクするようなものが今回、拝見出来たと思って感謝しかない。
また熊野はるのソロコーナーがあったからこそ、燃えこれ学園全体のステージも強烈なコントラストに彩られていたと思う次第。
熊野はるが作った燃えこれ学園に、様々な過去や立場を乗り越え集まった今のメンバーたちが、熊野はると共に一つのものを作り出すという光景は、今回特に感慨深く見る事が出来たな……と思う。
例えるなら……今回は熊野はるの(担当カラーでもある)赤が本当に色濃く出ているステージだった。
だけど他のメンバーが持つそれぞれの色が、赤を際立たせつつもうまく融合して「燃えこれ学園」という色をうまく出したのが、今回の生誕祭だった。
そしてそれは燃えこれ学園の根底に流れる、ある意味「血」にも似たものとして、メンバー全員が共有しているのではないか……と感じた。
最後は熊野はるに向けて、言葉を贈りたいと思います。
「もっとワガママに、もっと自分の色を出していこう。
それが熊野はるの色にもなるし、燃えこれ学園の色にもなる。
39歳、おめでとう。30代ラスト、楽しんでくだされー!」
広報委員6回生(あおねぐみ所属) ヒトデ大石(45)