【レポート】鈴音ひとみ生誕ワンマンライブ2024 ~Wish upon a star~ | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】鈴音ひとみ生誕ワンマンライブ2024 ~Wish upon a star~@恵比寿CreAto
 
一年に一度の誕生日。
 
それは誰にとっても特別な一日で、この世に生を受けた事を感謝する日……という方が大多数だと思います。
また自身を生んで育ててくれた両親にも感謝を伝える日である……と、思う次第。
 
今回の主役は……恐らくその気持ちを例年以上に強く願ったであろう……「シンガーソングライターアイドル」を自称する(肩書に従うなら)女性アイドルである。
 
主役の名前は……鈴音ひとみ。
 
千葉県出身。現在は都内を中心に多方面に活動するソロアイドル。
彼女のこれまでの活躍、経歴、実績については、過去の当方のブログや検索サイトなどで検索して掘り起こして頂いた方が分かりやすいだろう。
活動歴も長くなりつつあり(私事ですが)6月になると彼女のバースデーライブに足を運ぶことが、毎年の恒例行事と化している。
 
さて……そんな今回の主役、鈴音ひとみのバースデーライブ……例年なら彼女の誕生日6月6日付近に行われる事が多いのだが、今年は6月16日と例年よりやや遅い開催となった。
 
会場は恵比寿CreAto
あまり耳なじみのない会場だが、果たしてどうなったのか……。
 
今回は「鈴音ひとみ生誕ワンマンライブ2024 ~Wish upon a star~」(と、昼主催「ボッチでもお誕生日会がしたいっ!」)の様子をお届けします。
 
●会場について……
 
いつもなら開演前の様子も語るところですが、今回は昼夜ともに開演時間ギリギリに入場した経緯もあり、大雑把に省略しようと思う(笑)
 
一言でいえば「既に入場した際には人でいっぱいだった」と言えば、ほぼほぼ満員だった事が伝わるだろうか(笑)
 
本当にざっと見て……きちんと数えていないけど、昼夜ともに100人は絶対超えていた(爆)
ちなみに夜の方が身動きを取れなかったので、多分、夜のワンマンライブの方が多かった。200人は行ってたかも……。
※あくまで大石の目線であり、実際はどうか分かりません。
 
さてそんな今回の会場となった恵比寿CreAtoですが、初めて聞く会場名……という事もあり、てっきり「初めて行く場所」と思っていました。
 
しかしGoogleマップの位置情報を見るうちに、違和感を感じ始めた。
 
「この辺、行ったことあるよな?」
 
その奇妙な違和感が解消されたのは、ライブ前日のある出演者の投稿からだった。
 
……当日、自信をもって自分は思い出した過去の記憶を頼りに、最寄り駅の恵比寿駅から一歩、また一歩、会場へ向けて歩き出した。
そして……かつて「LIVE GATE TOKYO」と呼ばれた、この日の会場、恵比寿CreAtoにたどり着いた。
 
懐かしい思い出がよみがえった。
 
いわゆるヲタクを始めたばかりの頃……2000年代後半から2010年頃までは事あるごとに通っていた会場だった。
特にヲタク初期に非常にお世話になったTHE KEEPERSの最後を、この会場で見届けたのは忘れられない。
 
……余談であるが「LIVE GATE TOKYO」としては2015年4月で閉店しており、恵比寿CreAtoとして再出発したのは、それより後という事になる。
 
そんな今は名前は失われたライブハウスの思い出と共に、10年以上の月日を経て会場に入った……。
 
面影は残っていた。
入口から「コ」の字まで曲がらないとたどり着けないロビーの廊下とか、その途中にあるトイレとか……。
 
ただそれ以上に真っ白な壁面に驚いた。
「LIVE GATE TOKYO」時代は硬派なライブハウスというか、どこもかしこも黒かった。
それが……真っ白に、しかも壁面にはところどころイラストもあって華やかで……。
一番の驚きはステージの背後に控えたモニターの存在あろう。
あんなもの「LIVE GATE TOKYO」時代には無かった(笑)
しかしこのモニターがこの後、昼主催では大活躍する事になるのだが……。
 
真っ黒で硬派な「LIVE GATE TOKYO」を覚えている身としては、恵比寿CreAtoに生まれ変わった白い壁面はちょっとだけ慣れるのに時間がかかりそうだった。
ほんの少しの寂しさを感じながらも、これから始まるであろう鈴音ひとみのライブを前にして、感情は徐々にプラスの方向に沸き立つのを感じた……。
 
●昼主催「ボッチでもお誕生日会がしたいっ!」

今回のメインは表題通り夜に行われた生誕ワンマンライブなのだが、昼に行われた対バン形式の昼主催ライブも簡単ではあるけど振り返っていきたいと思う。
それにしてもサブタイトル(笑)
 
〇鈴音ひとみ(OPアクト)
OPアクトで冒頭から登場!
いきなり「世界イチHAPPY BIRTHDAY!!」を熱唱し、誰よりも祝ってもらう。
本日の主役の楽しそうな歌声から、長い一日のスタートが始まる。
 
〇くれいじーぼいす
澤崎柚希、星空うたによるユニットで、普段は二人とも所属しているLobeliAというユニットでの活動が主体。
(OPアクト除けば)昼主催のトップバッターという事もあり、二人で大いに場を盛り上げた。
鈴音ひとみとはボイスドラマ「ゲーマーズアイドル!」で縁があり、その中から「PA・PA・PAパーティー!!」「いーじゃん!!」などを熱唱した。(一曲目にカヴァーで「お願いマッスル」は笑った)
 
〇愛野可奈
都内中心に活動中のソロアイドル。かなかなの愛称でもお馴染み。
鈴音ひとみとはソロアイドル同士、共演も多く、実際、このライブの四日後に行われた彼女の主催ライブに鈴音ひとみは出演している。
「ノイジーピンク」をはじめとするオリジナル楽曲中心の構成で大いに場を盛り上げた。
 
〇Will Never Stop
織原レイ、うららかみおりによるユニット。通称・ウィルネバ。
2021年結成だが、二人のデビューライブが(結果的に)鈴音ひとみとのツーマンになって以来の縁。
人気曲「ラブどっきゅん」など含む4曲で盛り上げてくれた。
なお個人的に一番笑ったのは、うららかみおりの私物のタオルが(西武時代の)中島宏之のものだった事(笑)
 
〇キセキレイ
鈴音ひとみとは彼女が都内進出した頃からの「盟友」という間柄。
昨今は作詞家としての活動が中心で、今回も自身半年ぶりのライブ出演との事。
しかし久々にも関わらず多くのファンが駆け付けていたのは印象的。
代表曲「情熱マイターン」「Precious Days」など含む4曲を熱唱し、変わらぬ人気と歌唱力を披露した。
 
〇燃えこれ学園
「正統派バラエティアイドルグループ」として活動中のアイドルグループ。鈴音ひとみとは付き合いも長い。
この日は「先輩's」と呼ばれる(メンバー中、先輩にあたる)5人での出演。
1曲目「お誕生日おめでとう」では、鈴音ひとみ本人召喚してお祝いした。
なお4曲目「Re-START」は鈴音ひとみリクエストという事で熱唱し、会場をいい感じの熱気で温めた。
 
〇松山あおい
「クリエイティブうたのおねえさん」として活動するソロアイドル。
鈴音ひとみとは、数々のイベントで競い合った好敵手でもあり……今や盟友。
(個人的にはこの鈴音ひとみと、松山あおいは南関東を代表する二大ソロアイドルと思っている)
この日の衣装は初めて鈴音ひとみと対バンした際の衣装。
MC長めにとって鈴音ひとみともトークを交わしたが、当日は歌わなかった、松山あおいのある楽曲の振り付けについては爆笑トークを展開した(笑)
なお「勝利の七転び八起き」では、リングフィット(?)を持って運動するパフォーマンスがあるのだが、鈴音ひとみも実践(笑)
終始、楽しいステージだった。
 
〇鈴音ひとみ
この日の主役。
昼主催だから手堅くまとめてくるだろうな……と思っていたら、昼から新曲披露(笑)
2曲目に歌ったのは新曲「シューティングスター」
もちろん初披露。しかもステージ背後のモニターにPVまで公開されている……。
これは予想外だった。でもいいサプライズだった。
昼の締めは「Sinfonia」を披露。対バンでの締めで持ってくることも多く、多くの客層が一つになって大きな盛り上がりとうねりを見せた。
 
こうして昼主催ライブはあっという間に終了。
結論として鈴音ひとみはボッチでも、なんでもありませんでした(笑)
 
 
……駆け抜けるようにして終わった昼主催。
特典会を終え、束の間の休息が訪れる。
 
……数時間後、再び恵比寿の一角に集い始める。
ある者は昼主催から駆けつけ、ある者は夕方から駆けつけ、ある者は他の現場から駆けつけ……。
 
恵比寿CreAtoは、主にミントグリーンを身にまとった者たちで埋まった。
 
……鈴音ひとみを祝う、そして支える。
その一心で。
 
 
……2024年6月16日、17時を少し過ぎた頃。
恵比寿CreAtoのステージの上には、これから演奏を奏でるための4人の男たちが颯爽と登場した。
 
そして……鈴音ひとみのためのワンマンライブの幕は上がった!
 
 
●本編(鈴音ひとみ生誕ワンマンライブ2024 ~Wish upon a star~)

黒いフードに顔を深く隠し、鈴音ひとみはステージの上に立った。
 
昨年のバースデーライブを見た人は一瞬、昨年の光景が蘇っただろう。
1曲目にその昨年のバースデーライブで新曲として披露された「≠Answer」を披露した。
 
なんてにくい演出だろうか。
 
あたかも冒頭は昨年の続きをそのまま見せられているような気分にされた。
しかしそのフードは早い段階で脱ぎ捨てる。
 
バンドの力強い演奏をバックに鈴音ひとみは歌う。
 
「DAY×DAY」、「DREAMMAKER」、「~破壊的理想論~(デストロイヤファンタジー)」、「Sinfonia」……。
 
普段の対バンライブでは音源で聴きなじみのある楽曲たちの数々が、重厚な生音に乗せて紡がれていく。
昼主催でも歌った楽曲ですらも、まるで別の楽曲のように聞こえるから、バンド編成というのは不思議だ。
途中バンドメンバーの紹介を経てからも勢いは止まらない。
 
「風のシンフォニー」、この日二度目の「世界イチHAPPY BIRTH DAY!!」の後に、夏も近いという事で「スキスキ♡SUMMER!!」へと突入していく。
昨年の同曲では大量の風船が天井から降ってくる演出があったのを思い出したが……。
 
なんと楽曲の最中に着信音が……。
鳴りやまない着信音。
溜まらず楽屋に戻り、電話を取りに行く鈴音ひとみ。
 
その場に残されたバンドメンバーたち。
だが誰か歌っておいてと言われても……という事で、何故かコールされる客数名(笑)
(某n〇kkiさんや、某Hなちんや、某〇っくんが被害者・笑)
 
会場の異様な雰囲気の中、ステージの上に戻ってきたのは……
 
すいかにゃん(笑)
 
スイカの衣装を着た鈴音ひとみではない。すいかにゃんだ(笑)
もちろんスイカキャップで有名なヲタ、す〇かさんでも無い(笑)
どうやら富里の方からやってきたという(自称)スイカの妖精らしい。
そんなスイカにゃんは会場の雰囲気を真夏ばりに爆上げして、そのまま富里の方へ帰って行った模様(笑)
 
なお例の着信については、T〇F出場の連絡(?)とささやかれていたものの真相は未だ不明(笑)
その繋がりなのか、次に歌ったのは昨年のT〇F出場決定後に作られたという「OVER&OVER」
笑いの中にも、一つの物語が凝縮されていた。
 
……ここまで高いテンションで盛り上がったバンド編成だが、ここで一旦、バンドメンバーは掃けて、鈴音ひとみ一人でのステージとなる。
気付けば10曲目。ここで歌ったのは「刹那花」
鈴音ひとみ珠玉のバラードの一曲であるが、非常に久々に聴いた気がする。
そしてこの楽曲は別れの季節に咲く桜を想い歌われている……。
 
ここで鈴音ひとみはアコースティックギターを片手に弾き語りを始める。
この時のMCで鈴音ひとみは……今春亡くなった母親との思い出を交えながら語る。
 
アコースティックコーナー、最初に歌ったのは「総武線」
鈴音ひとみ自身が、いつか母親にも大きなステージに立つ自分を見て欲しいと願い歌った一曲。
 
続いては……彼女曰くにはもう今年しか歌えないという新曲。
 
そのタイトルは「4月3日」
 
鈴音ひとみは今年の4月2日、あまりにも突然に母親を亡くした。
その翌日、その時の想いをそのまま歌詞にしたのがこの一曲。
 
この時のMCでは悲しみはいつか忘れてしまう。だけど覚えていないといけないものでもあるという趣旨の言葉を発する。
 
鈴音ひとみにとって、これまでの人生において最も大きな悲しみだった……。
その想いをそのまま歌にする事が歌い手の悲しき性である一方で、他の誰かの心を突き動かすキッカケになるのだから……聞いている身としても複雑な心境である。
ただこの時、会場にいた誰もが彼女の歌声を、そして紡がれる歌詞に耳を傾けていた。
中には彼女同様に母親なり……もしくは大切な人を思っていた人もいるのではないだろうか……。
 
更に続いて歌ったのは「各駅停車」
この曲の「各駅停車」は、千葉から東京へ向かう電車……総武線の事を指す。
同じ千葉出身の者として「総武線」共々、この楽曲に対する思い入れは深い。
元々、この楽曲も前述の「総武線」同様、母親に向けて作れらたとの事だが、鈴音ひとみの一歩ずつ前進しようとする人生観そのものを現した一曲であると思う。
会場はこの時、その総武線をイメージした黄色いサイリウムで包まれた。
大きな悲しみもあったかも知れない。だけどこうして彼女を包み込む優しくて暖かい光がある事もまた確かである。
 
彼女のアコースティックでの弾き語りは終え、次に「大丈夫。」を挟むあたりは、彼女なりのメッセージだろうか。
 
ここでMCが入るのだが、実は終盤に入っている事を告げられる。
あっという間……と思っていたが、時計を見ると1時間20分ほどは経過しており、通常のワンマンライブの構成であれば確かに終盤に差し掛かる頃である。
 
ラストスパート!……という事で、昼にも新曲として披露された「シューティングスター」をここでも披露。
この楽曲を終えると、右の拳を力強く前に突き出し……代表曲「絆」を力強く歌い始める。
そして最後に大きなライブの節目といえば……「OVER THE RAINBOW」
この楽曲を知る古くからのファンは思い思いの色のキンブレ、サイリウムを振り、会場を虹色に彩った。
 
こうしてあっという間。
ほとんど息をつく暇なく、鈴音ひとみの生誕ワンマンライブは終了……するはずなかった(笑)
 
鈴音ひとみが一旦ステージを掃けるとほぼ同時に「アンコール」の大合唱!
とにかくシンプルに「アンコール」という声だけが会場に響き渡る。
 
やがてこの日発売の新作Tシャツに身を包んだ、鈴音ひとみとバンドメンバーたちが再び登場!
 
アンコールの最初に歌ったのは「マイ✩ヒーロー」
ここでの冒頭、アカペラで歌い出す鈴音ひとみ……そして前方にいる客層たち……。
やがてその歌声は会場全体に広がり……この楽曲を知っている客層のほとんどが歌っていたのではないか……。
会場が一つとなった大合唱から、バンドメンバーの奏でる音量が響き渡り「マイ✩ヒーロー」を鈴音ひとみは熱唱する。
 
アンコールでまた気持ちが一つになった会場だったが、この後、更に驚く事になんとこの日3曲目の新曲が発表される!
タイトルは「Brand New DAY」
この楽曲はあるファンの会話がキッカケで出来たとの事。
例えるなら鈴音ひとみが太陽で、それに照らされるファンは月でいられる……というそんな話。
ファンの純粋な想いも真っ直ぐに力に変えられるのが、鈴音ひとみの歌い手としての強さだと思う次第。
 
この日最後の一曲に持ってきたのは「夢の続き」
 
当初は別れを連想して書いた一曲だったが、そうとはならず今もファンと共に「夢の続き」を追いかけるための一曲となっている。
会場がミントグリーンのサイリウムで左右に揺れ、終盤では会場と一体になり大合唱という、圧巻の景色がそこには広がっていた。
 
この後、昼の共演者による花束やケーキ贈呈なり、記念撮影があったんだけど……なんか「夢の続き」で胸いっぱいになっていたから以下省略(笑)
 
……こうして「鈴音ひとみ生誕ワンマンライブ2024 ~Wish upon a star~」は大きな愛情に包まれて、その幕を閉じた……。
 
 
【セットリスト】
1.≠Answer
2.DAY×DAY
3.DREAMMAKER
4.~破壊的理想論~(デストロイヤファンタジー)
5.Sinfonia
6.風のシンフォニー
7.世界イチHAPPY BIRTH DAY!!
8.スキスキ♡SUMMER!!
9.OVER&OVER
10.刹那花
11.総武線
12.4月3日
13.各駅停車
14.大丈夫。
15.シューティングスター
16.絆
17.OVER THE RAINBOW

(アンコール)
18.マイ✩ヒーロー
19.Brand New DAY
20.夢の続き
 
 
●総括
 
毎年、鈴音ひとみのバースデーライブには驚きや感動、そして何よりも充実感が詰まっている。
 
今年はそれに加えて「愛」が加わったかな……そう思う。
 
特に中盤の弾き語りの場面は、亡くなったお母様への「愛」無くしては成り立たなかったと思う。
 
レポート冒頭で誕生日の事を「自身を生んで育ててくれた両親にも感謝を伝える日」と自分は表現したけど、今年の鈴音ひとみは例年以上にそれを歌に、そしてこの構成で現したかったんじゃないかと感じた。
 
お母様に対してもそうだけど、このライブが開催される前、チケットを完売させてお父様も招待しようと考えていたとの投稿も読んでいたし……結局、お父様に対してどうされたのかは、鈴音ひとみ自身言及は無かったけれど、この日のライブの光景を見せる事が出来たなら……と勝手に想像するのはよそう。
 
だけどご両親への感謝無くして、成り立たなかったのが、今年の鈴音ひとみのバースデーライブではないか……と当方は思う次第です。
 
なお今回のライブのサブタイトル「Wish upon a star」……直訳すると「星に願いを」
……ここでいう星は……まぁ解釈は人それぞれって事にしておきますか。
 
先程から鈴音ひとみ視点での、ご両親に対する「愛」を考察しましたが……それと同じくらい、会場にいた誰もが鈴音ひとみを応援しよう、そして支えようと思える内容だったのも間違いなく、UHHDと呼ばれる鈴音ひとみのファンだけでなく、その場にいた客層たちの……会場が一体となった「愛」も感じた内容でした。
 
特に「マイ✩ヒーロー」のアカペラでの大合唱は鳥肌立つのを覚えた。
本当に自然発生的なハプニングであり、多くの人が鈴音ひとみを、そしてこの楽曲を知らないと出来なかった光景。
 
つまりそれだけ長くこの歌を歌い続けた鈴音ひとみと、それを長い間支えたファンがいないと生まれなかった光景……これは鈴音ひとみも、ファンも誇っていい。
 
そんな鈴音ひとみを天国のお母様も、いつか大きなステージを見せたいと思うお父様も誇りに思わない訳がない。
 
こうして感動したところ中心に取り上げているけど、それ以外のところも見せ場たっぷりだった。
すいかにゃんという小ネタを挟むところとか(笑)一日で新曲を3曲も発表して驚かせるところなど、まさにエンターテイナーとしての面目躍如。
感動させる事だけじゃなく、心の底から楽しめる事が出来る構成も非常に素晴らしいものがありました。
 
彼女の事を知り、自分もだいぶ長くなりました。
特に今年はヲタを始めたばかりの頃の会場に名前が変わって10年以上の時を経て訪れたのですから……別の意味で感慨深かった事もあるけど、何事も長くやってみるもんだな……なんて思いました。
 
以前と比べて彼女のライブに現れる機会は減っても、たまに顔出しても受け容れてくれる鈴音ひとみと、UHHDな鈴音ひとみファンの皆様には頭が上がりません。
いつも楽しくて素敵な空間にいさせてくれる事、感謝しかありません。
 
長くなりましたが、最後に一言言わせていただき、このレポートを締めたいと思います。
 
「千葉が誇るシンガーソングライターアイドル・鈴音ひとみのこれからに幸あれ!」



 

……今でも心は千葉にある。

海洋生物より愛を込めて。