【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.71』@池袋mono
※このイベントは11月16日に行われたものです。
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第71回イカすアキバ天国』@池袋mono
https://ameblo.jp/hitode0014/entry-12550113127.html
昼はマヨイマイの優勝で幕を閉じた。
来年から「ぢゃ☆ベストテン」の舞台で暴れてくれる事を楽しみにしている。
一方、夜の部「ぢゃ☆ベストテン」……。
既にUSAXA!の卒業が決まっており、脱落が無いノーガードの戦いになる事は予想された。
また「年間最多勝」争いも、まだ同率とは言え獲得できる可能性のある出演者もいる状況だった。
2019年、12年目のシーズン……最後の戦いはまさに今、幕を開けようとしていた!
令和初!晩秋の一大決戦!
「ぢゃ☆ベストテン vol.71」の様子をレポート致します。
●開演前
昼と違ってやはり客の足は多く、そしてまた早い。
開場前から多くの人が開場を待っていた。
いざ開場してもすぐには入場が出来ず、しばらくは会場入りを待つ事となった。
その後は徐々に客層で会場が埋まっていく。
スクリーンが映らなくなる手前まで人だかりで埋まる会場。
最近は昼がやや客足を盛り返しているとは言え、未だに昼と夜の差は大きい。
来年以降は昼もここまで……とは言わずとも、もう少し客足が戻るといいのだが。
そんな事を思いつつスクリーンを眺めていると、いつの間にかCM動画は終わり、諸注意の映像。
そしてOP映像と切り替った。
OP映像ラストで爆発音と共にスクリーンは上がり、司会の「JR&メトロ」が登場する。
投票ルール、諸注意を経て、いよいよこの日のトップバッターを紹介する。
トップバッター……昇格組で呼ばれたのは、約6年ぶりの「返り咲き」となった彼女たちである!
●本編
・昇格組:ゅん((・∀・))ゅん
1.「微☆糖LOVE」
2.「endless special」
3.「絶対★領域」
実にvol.34(2013年9月)以来……「ぢゃ☆ベストテン」の舞台に戻ってきたゅん((・∀・))ゅんの二人!
前、夜に出ていた時は、まだ神楽坂だったから驚きである(笑)
そんな彼女たちも、楽屋でも古くから共演していた出演者とは、昔話に花が咲いたそうでとても楽しそうに語っていたのが印象的である。
ステージでは一曲目にいきなり「微☆糖LOVE」から始まるという、珍しい構成。
続いて二曲目に最新曲「endless special」を持ってきて、ラストが「絶対★領域」
曲の順番が若干珍しかったものの、帰ってきたゅん((・∀・))ゅんを大いにアピールできるステージだった。
こうして6年ぶりの「ぢゃ☆ベストテン」を楽しんだ、ゅん((・∀・))ゅんのステージは終了。
このイベントの古き良き時代を知る出演者が戻ってきた瞬間だった。
こうして昇格組を経て、前回のランキングに入る。
まずいきなり10位に読み上げられたのは……。
・妖☆どんべい(4260点)
……でありますが、ご存じの方も多いと思いますが、前回で卒業を宣言。
よって10位相当の点数を獲得しましたが、(記録上、厳密には)10位ではありません。
つまり前回の11位……本来なら脱落していた出演者が「繰上げ10位」という事になりました。
そして呼ばれた10位の出演者は……。
・10位:ベティーブラウン(RE/3680点)
前回が復帰初戦だったベティーブラウン(前:石井利佳)
なんと繰上げが無ければ「昇格即脱落」という非常に危ない成績だった。
そんな彼女だが、今回は地元のイベント出演のため、残念ながら欠席。
欠席VTRでは近況が語られており、地元で頑張っている様子が伺えた。
こうして欠席VTRを経て、続いて9位の発表となる。
ここからは卒業による「繰上げ」が無い、正真正銘のランキングとなる。
・9位:清水舞美(↓1/4340点)
【セットリスト】
1.「カラス」
2.「暗転」
3.「真っ新な空」
年間を通じて、下位に甘んじた清水舞美。
今回も残念ながら9位という結果で、前半での登場となった。
一曲目「カラス」の後は、12月に出る予定の新アルバムから二曲。
どちらも昨今の彼女を象徴するバラード色が非常に強い楽曲となっている。
三曲目「真っ新な空」の途中で、むせたか、感情がこもり過ぎたが音が取れない場面もあった。
それを除けば、いつもの彼女……ステージが延々と、そして淡々と続いた。
こうして清水舞美のステージは終了。
この成績で何を感じたか。それは彼女の心次第。
・8位:FICE(↓1/5820点)
【セットリスト】
1.?
2.「here me ~Forever with you~」(華原ひよ美)
3.「大迷惑」(UNICORN)
冒頭に登場したのは、芸人・ヒロシ……に扮した、FICE・炎(笑)
相方もいない、普段はコーラスのひびぃもいない、更には出演予定だったハゲ(金色樽兵衛)も来ないという三段落ち(笑)
そこで叫んだ一言……「ひよちん(FICE・氷)がいっぱいいればいいのにー!」
……いっぱい出てきました。青い人(笑)まず着ぐるみダンサーズのにゃもと、ドリルパープルなどでお馴染みおかやん。が青いウィッグと衣装で登場(笑)
更にはあをいちんが、途中からは炎が、氷……いや、ひよ美と化していく地獄絵図(笑)客層もおしろいを塗られるなど被害が拡大(笑)
途中からはベンジャミン西国分寺JRも巻き込まれるなど、もう訳が分からない(笑)
最後は「大迷惑」を歌いながら、客層も巻き込んで大迷惑なステージを展開して終了(笑)
……結論。やっぱり氷(ひよちん)は一人でいいよ(笑)
・7位:まかべまお(↓2/5930点)
【セットリスト】
1.「引力」
2.「Time goes by」(Every Little Thing)
3.「モノクロームシンパシー」
前回よりランキングをやや落としたものの、まかべまおが7位にランクイン。
一曲目「引力」からスタートしたステージだが、二曲目でいきなり「座っていいよ」と一言。
歌ったのは「Time goes by」(Every Little Thing)
演奏は先ほども青い人の一員として登場した(笑)おかやん。の物を使用。
12月に控えているBDライブを意識して歌ったとの趣旨を騙っている。
ラストは「モノクロームシンパシー」で締めたまかべまお。
2019年は3年半ぶりの優勝が目立ったが、いよいよ前人未到、連続エントリー:50回が目前に迫る。
来年でイベント9年目を迎えるまかべまお……その存在感は日に日に増していく……。
・6位:アコールノート(↑4/6500点)
【セットリスト】
1.「めりくりすます」
2.「なんてことない特別な1日」
3.「North Know」
前回は満身創痍だった二人だが、頑張りが認められたか巻き返しに成功し6位に。
今年ラストの「ぢゃ☆ベストテン」という事で季節を先取りしてサンタのこん(にゃも)と、もみの木のみどりが登場。
しかし……こんについては、FICEのステージでの影響が大いに残っている水色系統のサンタとなった(笑)
楽曲については見ると、一曲目はまさにクリスマスソング。
二曲目に彼らなりのバースデーソングをそろえる。
そして三曲目「North Know」お互い東北出身の二人が、都会の景色と自分たちの知る故郷の景色を想いながら歌った名曲。
曲間のMCの面白さと、楽曲を聴かせるギャップで今回も魅せてくれた。
ランキング的に上下が激しかった一年だが「ぢゃ☆ベストテン」一年目の締めくくりを見事に決めてみせた。
・5位:みでぃ(↓4/6890点)
【セットリスト】
1.「弾丸LIAR」
2.「乳様」(FICE)
3.「EZ DO DANCE」(trf)
前回、念願の初優勝から4ランクダウンで、連覇とはいかなかったみでぃ。
この日もサポートにおかやん。を迎えたステージで一曲目、この日レコ発となった「弾丸LIAR」を熱唱。
しかしこの後ステージにゲストを呼ぶ。過去に色んな人を呼んだ彼女だが、この日彼女が呼んだのは……ばぶるえんじぇら&あっぷる(笑)
※ばぶるえんじぇら……FICE・炎の別形態での姿。その付き人、ばぶるあっぷるはにゃもの別形態。
先日、別イベントで一緒になったのをキッカケに、ちょっとヒロシメイク(笑)なばぶるえんじぇらと共に、みでぃが歌ったのは「乳様」(笑)
なんとFICEカヴァー。しかもTシャツを脱いで、タンクトップになり自慢のバスト強調(笑)
更にラストは「EZ DO DANCE」(trf)(昼からいる人にとってみたら、まさかのこの日二回目)
……久々に「何をやってくるか分からないみでぃちゃん」が発動した、あまりにもフリーダムなステージだった。
こうしてみでぃのステージは終了。FICEほどではないが、色んな意味でカオスだった(笑)
・4位:ソラ豆琴美(↓2/8286点)※3月の得点を換算
【セットリスト】
1.「発芽たいそう第1」
2.?
3.「す、スキっ!!…やきっ///」
今年はお休みが多かったソラ豆琴美。約半年ぶりの登場は4位で迎える。(ルール上、3月の得点が換算されるがそれにしても高いな……)
一曲目「発芽たいそう第1」の途中で(割と真面目な)音源トラブルが発生。そのままステージから掃ける……。
が、次に戻ってきたソラ豆琴美……宇宙人(?)と称して、全身緑のタイツに身を包んで登場(ここから先は演出通り・笑)
会場にいる客を全員虫歯にしてやるという謎の地球征服を企む。
しかし会場にいる、ある客といい感じの仲になって、平和な雰囲気になっていく……という、ラスト「す、スキっ!!…やきっ///」での演出(笑)
楽曲のラストでハッピーエンドと見せかけて、もう別れるという、彼女いた歴が数分で終わる超展開(いつもの事)
こうして半年ぶりに登場したソラ豆琴美……相変わらず豆は豆だった(笑)
そして思いっきり、ソラ豆琴美といい感じの仲になった、私、ヒトデ大石の心境は非常に複雑だった(笑)
……いよいよここからベスト3。
4位のソラ豆琴美が(換算でも)8000点超えと非常に高い点数となっており、ベスト3も高得点帯でのせめぎ合いがこの時点で予想された。
3位の点数は9000点超え。
そして読み上げられた、その出演者は……。
・3位:デカシャツ喫茶(→/9130点)
【セットリスト】
1.「きせきのつるぎ」(anniversary version)
2.「レモネード」
3.「セプテンバー」
4.「夏の日」
5.「moRe Stage」(poprock)
前回と同ランクキープでデカシャツ喫茶。
ベスト3圏内の常連としての力は見せたが、この時点で同率での「年間最多勝」の獲得はならず、三年続いたタイトルを手放す結果になった。
しかしステージは20分間ノンストップ構成の5曲連続を見せる。
一曲目から「きせきのつるぎ」の新バージョンを披露。
その後「レモネード」から(11月だけど)「セプテンバー」、さらに「夏の日」と既に通り過ぎた季節を懐かしむようなタイトルが続く。
ラストは「moRe Stage」(poprock)で締めて終了。
新旧楽曲を織り交ぜた25分のステージ。
ある意味でいつも通り、そしてさりげない変化をつけるステージを見せて終了した。
かつて「ラスボス」とまで称されたデカシャツ喫茶。
2019年は最終的に優勝:1回とやや不完全燃焼のまま終わる事となった……。
・2位:USAXA!(↑4/10030点)
1.「嫁おあでっど」
2.「異世界パラドクス」
3.「プレリュードが聞こえる」
4.「アリスインダンスフロア」
今回で卒業が決まっているUSAXA!
……1万点超えの大台突破を果たすも「有終の美」とは至らなかった……。
しかし最後の最後まで、彼らの高いクオリティのステージを見せてくれた。
今回の楽曲も全て10月発売のアルバム「Prelude」からの選曲となっている。
一曲目「嫁おあでっど」はこのイベント出演初期の頃に出来た楽曲。全部で三部作構成となっている楽曲の二曲目である。
続いて二曲目「異世界パラドクス」前回(9月/vol.70)にて初披露した同曲。
完成度をさらに上げてきて、ダンス、歌などで徹底的に圧倒してきた。
三曲目に「プレリュードが聞こえる」をはさみ、ラストは「アリスインダンスフロア」で締めた。
4曲連続。ほぼ曲間のMCなどなく、全てのステージを終え、挨拶を終えると颯爽とステージを後にした。
こうしてUSAXA!は、約二年戦い続けた「ぢゃ☆ベストテン」のステージを去った。
彼らの表情からは、やり切ったある意味、清々しさを感じることが出来た。
・1位:大和撫子 百合(↑3/10420点)
【セットリスト】
1.「命短かし恋せよ乙女」
2.「雪椿」
3.「緋イ陽炎」
4.「百花繚乱」
5.「大和魂」
USAXA!を抑えて優勝したのは……単独での「年間最多勝」を決めた大和撫子 百合。
USAXA!をさらに上回る点数を獲得して、2019年の3勝目を飾り「年間最多勝」に華を添えた。
一曲目「命短かし恋せよ乙女」からスタートした今回。
二曲目にこの日ライブで初披露となる「雪椿」を披露。
10月に発売されたアルバム収録曲で、この日の衣装もこの「雪椿」をイメージしたものとなっている。
その後は「緋イ陽炎」→「百花繚乱」と彼女の代表曲が続く。
そしてラストは「大和魂」
この日の優勝に合わせて「雪椿」という銘柄の日本酒を用意して、自身の「年間最多勝」を大いに祝った。
(なおこの時、ステージには日本酒を飲みたい共演者、司会の皆様が大集合していたのは言うまでもない・笑)
こうして2019年の「ぢゃ☆ベストテン」は大和撫子 百合のステージで終了。
まさに新しい「女王」の誕生にふさわしい、堂々たるステージを見せてくれた!
……そしてこの日は脱落もなく、平和なまま物販は進行。
2019年、12年目の「ぢゃ☆ベストテン」は平和なままでその幕を閉じました……。
●総括及び短評
大和撫子 百合が年間最多勝に華を添える、今年3回目の優勝で幕を閉じました。
今回は2019年最後という事で、この一年間の総括と共に振り返ろうと思います。
・1位:大和撫子 百合
見事なまでの優勝と言って過言ではないと思います。
前回:4位からきちんと巻き返して、優勝をするのですから本当に頭が下がります。
今回も新譜の中から「雪椿」を初披露するなど、常にステージに創意工夫を入れていたのが、年間通じて感じました。
時々、大きく順位を下げる時があったけれど、逆にそういう時に巻き返す術はこのイベントでの戦い方も熟知している感がありました。
ユニット時代以来、久々の連覇もあった事だし今年一年間、優勝:3回という立派な成績を収めたのも立派でした。
しかし大和撫子としても「年間最多勝」を三年連続で獲ったけど、ソロでも前年の同率「年間最多勝」から数えて二年連続は素直にすごい。
まさにこのイベントが産んだ、イベント史に残る「女王」だと思う次第です。
もっとも本人は常日頃からチャレンジャー精神があるので、恐らく今回の「年間最多勝」獲得しても、何一つ変わらず来年以降も挑戦する姿勢を崩さないと思います。
それが彼女の強みであり、また彼女が常に成長し続ける要因だと思う次第です。
来年、2020年はどんなステージを見せてくれるのか。
まずは1月の結果を楽しみにしつつ、これからの活躍にも大いに期待したいと思います。
最後に「年間最多勝」獲得、おめでとう!
・2位:USAXA!
「有終の美」とはならなかったものの、常に安定した高いクオリティのライブは見せ続けてくれたのは間違いありません。
特に前回(9月/vol.70)と、今回はアルバム「PRELUDE」からの選曲がどれも圧巻。
今回に関してはあまりこのような事言うのは良くないですが「有終の美」は飾らせてあげたかった……と、一客として思います。
しかし優勝にあと一歩届かなかった点について……今回で卒業する彼らに厳しく言うのもなんだけど、ちょっと「孤高」な感じが強すぎた。
このイベントの特徴として、出演者全般、競い合っているけど、共演者同士が認め合って、(馴れ合いではなく)仲がいい印象が強いです。
そんな中においてUSAXA!は割と「孤高」な印象が強かったのが、最後の一押しという点では、周囲の支持が得られにくかったかも知れない。
もっとも昇格する時期に入れ替わるように彼らと面識がある出演者が尽く抜けていった点もあり、かわいそうだったと思うけれど。
もう少し自分たちの実力、ステージに注力するばかりではなく、そういうところも力を入れていれば……と思わないでもない。
だけど今回、自己最高位の2位、そして1万点超えを果たしたのは立派だし「有終の美」とはならなかったけど、立派にイベントにおいて爪痕を残したと思います。
今後も活動は継続していくと思いますが、二年間の「ぢゃ☆ベストテン」でのステージ、本当にお疲れ様でした。
次のステージに進んでも頑張ってくれる事、心から祈っております。
・3位:デカシャツ喫茶
年間を通じると上位にいる事が多かったけど、今年に関してはあと一歩、爆発しきれなかった印象があったデカシャツ喫茶。
今回のステージもそうだけど、楽曲の質、安定感に関しては非常に高いものを備えている。
安心して聴ける楽曲の数々、そして時々ハラハラするMCの数々(笑)そのバランスは相変わらずいい。
ただ今年、優勝が1回にとどまったのは……ずっと勝ち続けた反動もあったか。
前年まで三年連続、通算で4回の「年間最多勝」を獲得しているデカシャツ喫茶。
例えそのクオリティを保っていても、更に上げていかないと、下から伸びてくる出演者に対して「相対的」に見劣ってしまう部分があったかも知れない。
これは「追われる」もしくは「追われ続けた」者だからこそ背負った宿命であるとも感じます。
初期楽曲のリミックスなどで楽曲の幅は割とありますが、もっと大きな何かをしないと大きな爆発に繋がらない状況になっているかも知れません。
しかし安定して上位に居続ける実力があるのは誰もが認めるところ。
来年以降、どのように巻き返し、復活するのか注目しながら拝見したいと思います。
・4位:ソラ豆琴美
今回のステージに関しては「やっぱりことみゅーだな」という意見も多かっただろう(笑)
非常に面白くて楽しかったので、このクオリティは保って欲しいと思う。
だけど年間を通じると、彼女の評価は「出来ない」
6回中4回欠席は流石に多すぎ。現在の欠席した出演者に対する得点計算にも大いに問題があるので、一概に彼女が悪い訳ではないが。
(この点については、前回のレポートで意見しているので割愛)
本来なら「出てこない」という事で、今回の投票結果で脱落になってもおかしくないかも知れないレベルの連続欠席。
もし次回、下位ならば多くの客層がそう思っていたと考えていいだろう。
来年も今年と同頻度で欠席するなら、正直「卒業」をしてもらいたいという事は辛らつですが意見させてもらいます。
ただ……この写真を見せられると、当方が何を言っても、説得力が皆無になりそうな(爆)それだけに来年は脱落しない限り皆勤を希望する。
・5位:みでぃ
連覇は簡単じゃなかったというのが、今回の印象。
それでも(言い方は悪いけど)今年の「定位置」とも言える5位にとどまったのは熱心なファンのおかげだと思う。
とにかく今年は初優勝もあったけど、何気に年間通じて中位に安定し続けたのが、大きかったと思う。
6回中4回も5位とは、年間通じて安定した順位で、これはなかなか立派なもの。
毎回「何が飛び出すか分からない、みでぃちゃん」というポジションも確立しつつあり、このイベントにはなくてはならない出演者に成長したと感じます。
そういう意味では、今回のステージは今年の中でも、最も何が出るか分からないを象徴する内容であり、非常に笑わせてもらいました(笑)
来年以降も安定した順位と、何が飛び出すか分からないステージで沸かせてほしいと願います。
年間通じて成長した出演者の一人だと思います。来年も頑張って欲しいです。
・6位:アコールノート
今回の巻き返しは見事。前回の必死に演じる姿が客層の心を捉えたと思う。
今回はこのイベントにおいては王道とも言えるコントと歌を交えた内容となっており、彼らの魅力が十二分で非常に楽しめました。
年間を通じてみると、最高位は初ランクインの4位で、そこから毎回のようにランキングが上下して安定はしなかった。
しかし初年度でいきなり下位安定を目指されるよりは、これくらい乱高下を続けて、このイベントでの生き方、戦い方を身に着けるべき一年だったように見えます。
当初は一年間生き残る事が目標のように言っていたと思う二人ですが、立派に最初の一年間を過ごしたように思う。
こん(にゃも)はFICEの着ぐるみダンサーズとの兼ね合いがあって忙しい中、本当に獅子奮迅の活躍を見せた。
来年は二年目となりますが、もう少し高い位置で安定しつつ、まずはベスト3、そして優勝を狙えるまでになって欲しいと願う。
今年一年のステージの数々は立派でした。また来年も楽しみにしています。
・7位:まかべまお
ちょっと落としてしまったけど、絶望的に悪い訳じゃないので、あとちょっとの差かと。
二曲目に先を見据えてバラードを入れるなど、こういう構成が今年は多く見られました。
先を見据えて……恐らくこの点は彼女が社長業を始めた事も多分に影響しているような気がしないでもありません。
自身のみならず、会社全体の事も見据えて活動していかないといけない立場になった故の変化だと思う次第です。
一方で1月(vol.66)は自身、三年半ぶりの優勝を飾るなど、随所で存在感を発揮してくれました。
イベントに居てくれないと困る存在に……そしていよいよ来年は「ぢゃ☆ベストテン」8年目に突入!
更に順調にいけば来年3月(vol.73)で50回連続エントリーの大記録が……。
「ぢゃ☆ベストテン」が誇る大ベテラン。来年以降もその姿を見せつけてくれる事願っております。
・8位:FICE
今回も色々やってくれたなぁ(笑)
氷がいない現状を逆手に取ったコント、楽曲編成などは本当にお見事でした。
今年も一年間、本当にFICEのステージで何度も笑わせてもらいました。
一方で今年後半から氷が出れない事による影響も大きく、前回(vol.70)なんかは割と苦労したような印象も受けます。
運営や司会の方はまだしも、やはりステージの上で、いつまでも氷が不在なのはやはり痛いかなと……。
状況が状況なので、氷の復帰は当分先になるものとして……来年以降、炎がどう組み立てていくか。この状況を乗り越えていくかも一つの注目ポイントになりそうです。
ただ主宰には元気でいて欲しいので、今年一度あった久々の2位のように、来年も驚かせてくれる事、期待しております。
一年間、お疲れ様でした。
・9位:清水舞美
今回のステージのままでいいと思っているのか。率直な感想がそれ。
評価している方には申し訳ないですが、今回のステージは酷評……悪い言い方すると、彼女が彼女自身に酔っている。そういう印象しかなかった。
ただ申し訳ないけど、今年後半から特にその傾向が顕著になっている気がする。
7月のBDライブで一気にオリジナルが増えたが、どの楽曲もバラード寄り。以前からその傾向は強かったとは言え、後半は特にそれが強い印象しかなかった。
盛り上がる事だけがいいとは言わないけれど、その手の楽曲が成りを潜め、今年後半はセットリストの構成が一辺倒。変化が無くて毎回同じに聴こえてしまう。
またあまり技術的な言及はしたくないが、歌唱力もお世辞にもいいとは言えないので、今のバラード系の構成が続くと割と厳しい。
現に今年は8位:4回、9位:2回。下位安定ですっかり落ち着いた。これを良しとするか、そうじゃないのか……。
それでも今年一年脱落しないで残ったところは評価すべき。あとは彼女自身の問題なので、これ以上の言及は避けます。
・10位:ベティーブラウン
欠席につき、年間通じての所感のみ。
昼ではもうやり残した事ないくらい、やりつくした感はあるけど、現状は「ぢゃ☆ベストテン」の壁に阻まれている感があり。
2回目の昇格時は2回で脱落。3回目の昇格後、初ランクインも10位スタートは正直厳しい。
石井利佳時代からの路線変更は、今年一年で一通り形を観たけれど、現状まだオールディーズ路線がイベントの客層的に馴染みが薄いか。
歌唱力に関しては確かなものを持っているので、それをどう認知させるかが来年以降の鍵かと。
また現在の拠点・沼津からの遠征という形になるので、その辺の兼ね合いも心配な要素。
うまく両立して頑張って欲しいところです。
・昇格組:ゅん((・∀・))ゅん
なんと6年ぶりに戻ってきました!
でも6年前と似て非なるというか、そういうところは見せられた復帰初戦に思います。
「endless special」は良い楽曲なので、これからもうまく歌い続けて欲しいところ。
年間を通じて……となると、そもそも前回の昼出場だって、約3年ぶりだった訳で(笑)
彼女たちに関しては年単位でもとんでもない事になってしまうのが実情(笑)
しかし「第一回」を主宰であるFICEと共に知る、貴重なベテランなので、6年ぶりの「ぢゃ☆ベストテン」も可能な限り長く頑張って欲しいところ。
来年以降、勝ち上がってくる昇格組の皆様の前にFICE同様、ベテラン勢としての貫禄(?)を見せてくれる事を期待します。
何はともあれ、6年ぶりの復帰、おめでとう!
……こうして「ぢゃ☆ベストテン vol.71」は大和撫子 百合が、単独では初の「年間最多勝」に華を添える、今年3回目の優勝で幕を閉じた。
しかし優勝こそ逃したが、USAXA!の素晴らしい点数とステージには拍手を送りたい。
12年目のシーズンとなった2019年……今年も色々ありました。
世間的にも平成が終わり、令和となり、大きなうねりの中に世の中が動いていたと思います。
イベントにおいても、まかべまお3年半ぶりの優勝と、神木祐希、うさみけPの2組卒業から始まった波乱の一年。
ベティーブラウンが二回の昇格を一年の間に果たしたり(うち一回は石井利佳名義)、みでぃの初優勝があったり……。
遠い昔のような出来事も、今年一年の出来事だったと思うと、本当にあっという間の一年でした。
来年、2020年……イベントは13年目のシーズンに入る。
果たして来年、頭角を現すのは誰か!?
大和撫子 百合は「年間最多勝」を確保できるか?
それとも他の出演者の巻き返しはあるのか?
昼の部「イカすアキバ天国」から、新たな挑戦者が現れ定着するのか……!?
また、偉大な記録にあと一歩のまかべまお、偉業達成なるか……!?
2020年(令和2年)1月18日。
「ぢゃ☆ベストテン vol.72」
13年目のシーズン開幕戦。
初笑いを上げるのは、果たして誰か!?