【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.70』@池袋mono
※このイベントは9月21日に行われたものです。
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第70回イカすアキバ天国』@池袋mono
https://ameblo.jp/hitode0014/entry-12533042379.html
昼はゅん((・∀・))ゅんが約六年ぶりの「返り咲き」を決めた。
イベントを草創期から知る大ベテランの夜再挑戦が今から待ち遠しい。
一方、夜は……平均して全出演者が軒並み高得点を叩きだす展開となった。
そして驚きの発表が立て続けに起きる。
2019年、12年目の「ぢゃ☆ベストテン」も残り2戦。
「年間最多勝」争いの行方は!?
そして脱落争いの結果は……。
「初秋の一大決戦」70回目の節目を迎えた「ぢゃ☆ベストテン vol.70」の様子をレポート致します。
●開演前
開場前から既に多くの客層が入場の待機をしていた。
前回も言及したように、やはり昼と夜では客の数が違い、またそれに伴う熱気も違った。
その後、ほぼ予定通りに開場。
続々と客が入場し、開演間近にはほぼ満員となった。
やがて流れる諸注意、そしてOP映像。
OP映像の終わりと共にスクリーンが上がり、司会のJR&メトロが現れる。
JRことBenjaminは昼の司会も進行してややお疲れの様子ではあったが、この日も元気に司会を進行してくれた。
投票ルールと再度、諸注意の説明を経て、いよいよ本編開始。
トップバッターに登場するのは、今回で三度目の……しかし改名してからは「初」の夜挑戦となる彼女である。
●本編
・昇格組:ベティーブラウン
1.?
2.「ラブ・モーションNo.9」
3.?
昼でも紹介しように、旧名は石井利佳。
8月に誕生日を迎えたのを期に現在の名前に改名している。
しかし改名したからと言って、これまでの路線とは大きな変更は無く「石井利佳」時代から見慣れたオールディーズを中心としたステージを展開。
三度目の夜挑戦となる今回だが、本人としては一回でも長く残り、またこのイベントに定着したいとの想いを吐露。
その想いを胸にカヴァーとオリジナルを交え、15分のステージで熱唱を続けた。
こうして今回も慌ただしく、ベティーブラウンのステージは終了。
なお今回も出番の後は本拠地である沼津に帰るために、19時には会場を後にするという駆け足っぷりだった。
三度立った、夜のステージ……果たして彼女の目にはどう映っただろう……。
こうして昇格組のステージは終了。
いよいよここからランキングとなる。
当日、発表は無かったが前回脱落したのは……。
・11位:雪うさぎ楽団(NEW/4081点)
残念ながら「昇格即脱落」の憂き目に遭ってしまった、雪うさぎ楽団。
当時は10月のBDライブの準備もあり、昼にも再挑戦は無かった。
しかし改めて見ても、4000点台で脱落はやはり厳しいものがあった。
そうなると気になるのは、今回の点数なのだが、やはり下位から高得点が連発した……。
・10位:アコールノート(↓3/4381点)
【セットリスト】
1.「晴れの雨」
2.「ほうじ茶」(short.ver)
3.「大切な1ページ」
脱落した雪うさぎ楽団とはちょうど300点差で10位のアコールノート。
まずこの日はこんが一人で登場。いつもならみどりが立つ位置にアコースティックギターが置かれ、こんが一人、アカペラで「晴れの雨」を歌い始める。
歌い始める前に「心のきれいな人にはみどり君が見えるかも」と言っていたら……こっそり出て来たよ。みどりが(笑)
しかしこの日のみどりは喉を痛めた影響もあり歌はNG。ほぼほぼジェスチャーだけでMCを乗り切る(笑)
またこんの方も、耳の調子が悪く、二人揃って「満身創痍」と言っていい状況だった。
これによりこのイベントにおける二人の代名詞ともいえる「漫才」も封印される状況になった。
しかし、こんの歌声と、みどりのオーバー過ぎるアクションと共にステージは進み、15分のステージをこなす事が出来た。
「満身創痍」のアコールノートのステージは終了。この位置から脱出となるか?
・9位:妖☆どんべい(→/4556点)
【セットリスト】
1.「妖宴」
2.(新曲)
3.「ようこそジャパリパークへ」(どうぶつビスケッツ×PPP)
愉快でにぎやかな妖怪(+人柱)軍団、妖☆どんべい。前回と同ランクキープでこの日も楽しそうにステージに立つ。
一曲目にいきなりオリジナルの「妖宴」からスタート。
そして二曲目は前回初披露した新曲をフルコーラスで披露。
これまでは語りが中心だった、黒猫の白也もこの楽曲から本格的にパートが割り振られ、四匹と一柱もいよいよ本格的に……と思われた。
だがこの後、妖怪たちから語られたのは、今回限りで卒業という発表だった。元々10月で長期休養に入る予定であり、それに伴う形のものであった。
半年という短い間でしたが「ぢゃ☆ベストテン」を大いに沸かせた、妖☆どんべい。
最後は「ようこそジャパリパークへ」(どんべいver.)を歌って、夜のステージを後にしました。
なお最後の最後まで、人柱のぴーにゃんがマイペースだったのは、言うまでもない(笑)
・8位:清水舞美(→/6111点)
【セットリスト】
1.「火花」
2.「甘い罠」
3.「夢空」
ここから一気に点差が広がる。しかしそれでも同ランクキープの清水舞美。今年に入って8位より上が無い。
そんな清水舞美のステージは、三曲ともイベント初披露楽曲。
7月の自身のBDライブで発表され、12月発売予定のアルバム収録曲となっている。
これまでの彼女を知っている人なら、想像しやすいだろうが、どれも清水舞美節が特徴的なややロック系統のバラード寄り楽曲となっている。
この同系統の楽曲を三曲、立て続けに披露。
9位の妖☆どんべいのお祭り感の後と比べると、異常なまでに静かな空間に「同じイベントなのか?」と違和感を覚える人がいてもおかしくない。
こうして最初から最後まで、同系統の楽曲で並べて来た清水舞美のステージは終了。
今回のセットリスト、果たして吉と出るか?それとも……。
・7位:FICE(↑3/6281点)
【セットリスト】
1.「伝承」
2.「願い」
3.「伴奏」
先日から氷不在が続くFICE。この日はコントをしても「落ちる」自信が無いため「ひよちん(氷)がいると歌わない楽曲セレクション」と称して展開。
ヴォーカルは炎、そしてひびぃがサポートで入る。他に着ぐるみダンサーズ、サポートギターの金色樽兵衛。前口上でBenjamin。
一曲目「伝承」はバンド版「FICE 座 RAINBOW」では最近も聴くが、オケ版での披露は久々。
二曲目「願い」はFICEの数少ないバラードの一曲。しかし会場は筋トレタイム(笑)ここでBenjamin、脇腹を痛める(笑)
こうして最近ではオケ音源では歌わない楽曲を中心に披露する珍しい構成に。
それでもラストは「伴奏」を歌い、しっかりと締めた。
昨今「ぢゃ☆ベストテン」ではコスプレやコントが中心だったFICE。
炎曰く「久々にまとも」なFICEが見れた貴重な日となった(笑)
・6位:USAXA!(→/6510点)
【セットリスト】
1.「你好!ヤッチャイナ飯店」
2.「異世界パラドクス」
3.「プレリュードが聞こえる」
7月に加入したダンサー・エリーがイベント初披露。現行の五人体制では初となったUSAXA!
今回のUSAXA!は10月発売予定のアルバムから三曲披露!期しくも、清水舞美と同様の趣旨となった。
一曲目「你好!ヤッチャイナ飯店」から明るい感じでスタートしたこのステージ。
最注目は二曲目の「異世界パラドクス」USAXA!史上、最も難易度の高い楽曲という触れ込みだったが、その謳い文句に違わない楽曲構成と、ダンスを魅せてきた!
これが正真正銘、同曲の初出しとなっており、会場にいたUSAXA!の固定客層のみならず、多くの客層の度肝を抜いた。
そしてラスト「プレリュードが聞こえる」でしっかりと締める。今回こそは「優勝を狙う」と公言していただけに終わった直後は会場がどよめいていた。
こうして出番を終え、颯爽とステージから去ったUSAXA!だったが、司会のJR&メトロの口から「伝言」という形で、なんと次回での卒業が発表される。
衝撃的なステージ、そして発表……色んな意味でインパクトを残したUSAXA!のステージとなった。
・5位:まかべまお(→/6720点)
【セットリスト】
1.「引力」
2.「MAGIC」
3.「Eternal Mermaid」
イベントの大ベテラン、まかべまお。今回も5位をキープした。
この日のまかべまお、一曲目は「引力」からスタート。続いて二曲目「MAGIC」と定番曲を並べた。
だがこの日最大の注目はイベント初披露となった三曲目「Eternal Mermaid」
楽曲を作ったのはM-Infinty代表・小林裕明。このイベントだと江織杏、一時期の石戸なつみの楽曲に深く関わっていた事で印象が強い。
まかべまおにとって初となる小林裕明楽曲だったが、終盤、うまく息継ぎが出来ず、やや不完全燃焼に終わったか。
しかし彼女の楽曲における新たな挑戦、可能性を示す意味では大きなアピールにはなっただろう。
こうしてまかべまおのステージは終了。
8年目の「ぢゃ☆ベストテン」のステージもあと僅か。年内にもう一度優勝とはなるだろうか……。
・4位:大和撫子 百合(↓3/7285点)
【セットリスト】
1.「百花繚乱」
2.「いのち短し恋せよ乙女」
3.「下克上摩天楼」
4.「devotion」
前回より3ランクダウンで、連覇は「2」でストップした大和撫子 百合。
非常に残念な結果となったが、ただでは終わらないのが……彼女の特徴でもある。
この日はサポートギターに金色樽兵衛を従え、一曲目「百花繚乱」からスタートする。
続いて二曲目に新曲。当日は楽曲タイトル発表は無かったが、後日「いのち短し恋せよ乙女」というタイトルが正式に発表される。
そして三曲目は、今の心境を歌ったであろう「下克上摩天楼」で締め……と思いきや、四曲連続!
ラストは大和撫子の楽曲から「devotion」を披露し、大和撫子 百合名物「怒涛のノンストップ連続構成」でステージは終わった。
なお彼女もUSAXA!同様、発表を司会のJR&メトロに託す。彼女からの預かりものの筒には……なんと10月新アルバム発売の文字が!
こうして最後の最後にサプライズも用意して、大和撫子 百合のステージは終了した。
ここからいよいよベスト3。
果たしてどうなったのか……気になる結果は!?
・3位:デカシャツ喫茶(→/7334点)
【セットリスト】
1.「きせきのつるぎ」(anniversary version)
2.「セプテンバー」
3.「夏の日」
4.「before daybreak」
前回と同ランクキープのデカシャツ喫茶。
一曲目は初期代表曲「きせきのつるぎ」の新バージョンとなる。続いて二曲目にようやくリアルタイムで9月に歌えた「セプテンバー」という流れ(笑)
ここでMCを挟んで、三曲目は過ぎ去りし夏に想いを馳せるように「夏の日」をしっとり歌い上げる。
そしてラストは代表曲「before daybreak」
……なのだが、この楽曲、諸々のお祝いの際に歌われる事が多く、2番からラストの間奏部分で「○○おめでとう!」的な叫びを入れる事も多い。
この日、その標的となったのは……メンバーのヨツイミワ。
毎年、自身のBDライブを開催しない彼女だが、ここ数年は9月の「ぢゃ☆ベストテン」でお祝いする事が多く、この日もその例に漏れず。
相方のシノンが事前にクラッカーを仕込む念の入れようで、お祝いのサプライズを決行!見事に成功となった。
こうして9月のAnB名物、ヨツイミワお祝いも成功し、デカシャツ喫茶のステージは終了。
優勝とならなかったものの、祝福ムードの中、無事、今回のステージも終了した。
……なおこの時点で、残った2組はどちらが優勝しても初優勝。
しかしもう一方は欠席で、まさかの初優勝が欠席の最中!?という事態も……。
そんな中で先に呼ばれた、今回の2位は……。
・2位:ソラ豆琴美(↑2/8163点)※vol.68の得点を換算
今回で3回連続の欠席となる、ソラ豆琴美。
しかし前回より点数が伸びて、順位が上がっている……その点については後程、別途説明するとして……。
この日も欠席のため、欠席VTRでは舞台の宣伝。しかし飼い猫が自由に映り込むという彼女らしいVTRとなった。
自身「強制脱落」前に戻ってきたい趣旨を言っていたが、果たして年内に再度出演はあるのか……。
こうしていよいよ優勝の発表となる。
優勝したのは……「昼夜」通じて初優勝となる彼女だった……。
・1位:みでぃ(↑1/12741点)
【セットリスト】
1.「弾丸LIAR」
2.「絆DECADE」
3.「LOVE暴走中」
4.「十字架ROSES」
まず点数が読み上げられた時点で会場からは「おぉー」……というどよめき。
主役の前にサポートのキーボードとしておかやん。、更にサポートギターに金色樽兵衛(この日、三度目の登場)が先に登場。
このAnB的には豪華なサポートメンバーの登場に沸いた客層も少なからずいた。
そして満を持して、みでぃが登場。一曲目はいきなり新曲「弾丸LIAR」をイベント初披露。もちろん作編曲はおかやん。
こうして始まった彼女にとって初の優勝のステージ。これまで彼女を応援してきた固定ファン層も大いに沸く。
今回はバックにキーボード、ギターを従える構成だったので、これまでの彼女ならTM Networkのカヴァーあたり入れても不思議ではなかった。
だが今回それは無く、あくまでオリジナル楽曲中心の構成となった。
二曲目「絆DECADE」、三曲目「LOVE暴走中」と続く。「LOVE暴走中」のみ、今回の中でおかやん。が絡んでいない楽曲だが、このメンバーだとまた斬新に聴こえた。
こうしてみでぃにとって初の優勝のステージも、残り僅か。
MCでは(彼女らしい?)弱気な発言もあったが、今回の優勝に感謝する趣旨の言葉を添えて、ラスト一曲となる。
ラストに持ってきたのは「十字架ROSES」
昨今のみでぃの代表曲と言って過言ではない。この楽曲が出来てから、楽曲的には飛躍的に伸びた事を考えると、今の彼女を象徴する一曲と言っていいただろう。
こうしてみでぃにとって初めての優勝のステージは、これまで彼女を支えた多くのファンの声援の中、幕を閉じた。
ロビーの前方を緑色の光が左右に揺れる光景が印象的だった……。
以上で欠席のソラ豆琴美を除く、この日の出演者10組のステージは終了。
この日は脱落が無いため、その後は平和な物販の時間が流れて、70回目の節目となる「ぢゃ☆ベストテン vol.70」は無事幕を閉じた。
●欠席に関するルールについて
「総括及び短評」の前に。
今回、会場内でもたびたび話題に上がっていたのが、欠席に関する話題。
知っている人は知っているルールなのですが、主宰側が明文化していないので、こちらで把握している限りの情報を記載したいと思います。
〇強制脱落
欠席VTR内でもソラ豆琴美が言及していましたが、これは主宰・FICEの炎にも以前確認済です。
・6回連続欠席した出演者は、強制的に脱落とする。
6回連続、つまり一年間、出演しなかった出演者は理由はどうあれ脱落するというルールです。
このルールが出来たのは「ぢゃ☆ベストテン vol.48」(2016年1月)後の話。
当時、3回連続欠席した出演者が欠席を続けているにも関わらず、偶然休む前の回の投票結果の投票結果で高得点を叩き出し、後述する「得点換算」の絡みで残留が続いた経緯から。
この件でまともに出場を続けていた出演者が、この換算された得点より下の点数のため、不運にも脱落……という事態が続発したのがキッカケ。
主宰側としては当初は3回連続(半年)を検討していた模様ですが、この時、既に3回連続欠席の出演者が残ってしまった後のため、それでは今後の出演者に対して不公平……。
しかし4回はキリが悪い。5回だと10ヶ月換算でこれもキリが悪い……という事で、6回(一年)連続での「強制脱落」のルールを制定しました。
(上記内容は当時の状況、及び主宰・炎との個人的会話の内容も含まれるため、主宰側の説明と差異がある可能性がある事を念頭に置いてください)
なおルールが制定された後、当該の出演者はvol.49で8か月ぶりの出演を果たし強制脱落は免れました。
ただしvol.49の投票結果で通常の「脱落」となり、以後、イベントには再挑戦をしておりません。
〇欠席者の得点換算
では前述のMINO+や、今回のソラ豆琴美も欠席しつつも脱落しない点数を維持出来ているのか。
これはもう何度もこのレポートでは説明しているのですが……。
当該回の得点=最後に出演した回の点数×(最後に出演した回の総得点(集客数)÷当該回の総得点(集客数))%
……で、ほぼほぼ成立する計算です。
実はここ数ヶ月のソラ豆琴美の得点のデータが残っていますので、以下に記載します。
・vol.68(2019年5月)=7669点
(vol.67(3月)の投票結果のため、そのまま反映。この点数が彼女の基礎点となります)
・vol.69(2019年7月)=5071点
(7669×(41000点/vol.68投票結果総得点÷61000点/vol.67投票結果総得点=約67%))
・vol.70(2019年9月)=8163点
(7669×(66000点/vol.69投票結果総得点÷61000点/vol.67投票結果総得点=約108%))
電卓で計算したら±100点前後の差異は出ましたが、大まかな計算式はこれで合っているはず。
ただしこの計算式でも誤差が生じるという事は、他に計算式が公式にある可能性が高いため、上記の計算式もあくまで非公式、参考程度のものである事を念頭に置いてください。
ただ……この計算式に則れば、今回、欠席したソラ豆琴美の点数と、順位が伸びている経緯はこれでご理解いただけると思います。
〇私見
ここから先は一個人の意見となりますが……。
これらの欠席者に対するルール、見直しが必要な時期に来ているかと思います。
主宰側がルールを変更する事は不公平になるため、ルール変更をしなくない気持ちは理解しますが……。
ただこのままルールを変更しない方が、現在、連続して出演を続ける出演者にとって不利益が生じている状況は好ましくなく、強いては出演者並びにファン層の顰蹙を買う可能性が高いと思います。
実は個人的には、これらのルールに対する変更案は以前から私案としてありますが、このレポートでそれを発表するのは本来のレポートの趣旨から反するのでここでは控えたいと思います。
ただ主宰側にはこのレポート上のため非公式ではありますが……。
・連続欠席による強制脱落ルールの明文化
・欠席者の得点換算の計算式の公開
この2点を要望したいと思います。
自分のような一部のファンだけが細かいルールを分かっている状況は好ましくないと思うので、イベントの今後の事を踏まえ検討していただけると有難いです。
●総括及び短評
みでぃの圧倒的点差の優勝が目立ちますが、3位以下が混戦模様に拍車がかかっているのが気になる点でもあります。
・1位:みでぃ
素直に12000点超え、2位に4000点差をつける圧勝劇は圧巻でした。
それに集客率も30%を数えており、これは前回までの集客努力の結果と言って過言でないでしょう。
得票数のみ1位は取れませんでしたが、ある意味「二冠」という事で。
ステージについてはおかやん。、金色樽兵衛を従えるという豪華仕様。
ここでカヴァーに走らず、オリジナルオンリーだった事は評価したいし、彼女のオリジナル楽曲の充実を物語っていると思う次第。
確かにバックも豪華だったけど、初優勝に相応しい素晴らしいステージでした。
もっともMCにおける弱気な発言は相変わらず。これがある意味、みでぃクオリティではあるのですが、聞く人によっては嫌味にも捉えられるのでそこは今後注意して欲しいところ。
ただそれを差し引いても、今回の優勝は立派だと思う次第。
思えば(現状唯一の)「2位昇格」ルールで昇格したため、昼での優勝経験が無かった事を考えると、ここまで来たのは快挙と言って過言ではない。
また次回以降の連覇はなるか……と言ったところに関しては、継続的な努力が必要となってくるところですが、これを機に頑張って欲しいところです。
何はともあれ、これまで自身にとって、応援してきたファン層にとって記念すべき優勝になったと思います。
改めて初優勝おめでとう!
「ぢゃ☆ベストテン」21代目王者……みでぃ!
・2位:ソラ豆琴美
今回も欠席なので、欠席VTRが面白かったとしか言えないんですけどね……。
彼女がここ半年、非常に忙しかった点については致し方ないし、欠席が続かざるを得ない状況は理解します。
ただ思うところは多々あります。
もっとも現状はルールに則って、この順位にいるだけですので。
次回は出演してくれると、イベントファンとしては嬉しい限りです。
・3位:デカシャツ喫茶
常に上位はキープし続けているものの、今年に入って優勝:1回という状況は内心悔しいと思われる。
当人たちは一見のほほんとしていますが、負けず嫌いな性格だとは思いますし。
(それでなければ、ずっとトップを走り続けられる訳がない)
ただそれでも3位で持ち時間20分キープ出来るあたりは、デカシャツ喫茶なのかな……と思う次第。
今回もヨツイミワの誕生日をお祝いするという裏ミッションがありつつも「きせきのつるぎ」は新しいバージョンを入れるなどして、常にテコ入れはしている。
こういうさりげない演出が、デカシャツ喫茶の強みでもあると思う次第。
しかし彼女たちの場合は長い間、上位に居続けた弊害とも言うべきか、客層の「慣れ」も生じてしまっている感がある。
今後もこうした上位に残るための工夫と、いかに客層の「慣れ」に対処するかが今後の課題だと思う。
それでも今回のヨツイミワお祝いミッションを見ても、いかに彼女たちがこのイベントの客層に親しまれ、愛されているか非常に良く分かる。
これからもこのイベントの上位常連として、イベントを引っ張って欲しいと願う次第です。
そういえば今回からデカシャツ喫茶「ぢゃ☆ベストテン」7年目突入でした(笑)
ヨツイミワの誕生日祝いと合わせて、こっそりおめでとう!
(しかしこれ書いている時点で、10月のシノンの誕生日もとうに過ぎている・笑)
・4位:大和撫子 百合
いかにも「順位が落ちた時の百合ちゃん」らしいセットリストでした。
「怒涛のノンストップ連続構成」構成。(またの名を「鬼百合ノンストップ構成」)ある意味「ぢゃ☆ベストテン」名物(爆)
その中でしっかりと新曲も入れて、15分でまとめてくる術は、流石、ユニット時代から長くこのイベントにいるだけあって熟知しているなと感心する次第です。
またギターに金色樽兵衛を従えた構成も見所があった。新曲の作曲もお願いしたという繋がりもいいアピールだったと思う。
意外にも「ぢゃ☆ベストテン」で、この構成は初めてだったか。
「名物」の中にも、新曲なり新たな試みを入れて目新しさも追及している点は流石。
「年間最多勝」争いでは依然単独トップだが、次回、優勝で決めて文句なしで決めたいところだが……。
次回の順位は大いに注目したいところです。
・5位:まかべまお
イベントが誇る大ベテラン。今回も安定感が光るステージでした。
二曲目までは彼女の定番の楽曲をもってきて、ラストに新曲披露という流れ。
新曲はまだ本人が歌い慣れていない点もあったものの、M-Infinty代表・小林裕明との初タッグは界隈的には注目度が高いかと。
この楽曲を歌いこなした時、どうなるのか是非とも完成形が楽しみになってきました。
昨今、上位が安定しているとは言え、点差的にはそこまで離れていないので、ここから抜け出せる可能性も大。
いかにしてこの混沌とした中位争いから抜け出すか。それが最大の鍵になりそう。
なお今回、次回と脱落が無くなり、2020年を(本人の卒業が無ければ)迎える事が決定。
まかべまおにとって「ぢゃ☆ベストテン」の9年目……そして前人未到、連続50回目のエントリーへのカウントダウンが始まった……。
・6位:USAXA!
凄いものを見せてきた!……というのが第一印象。
今回に関しては、前から「(次回の)優勝を狙う」と公言し、集客も頑張っていたけど、それ以上にステージの内容が圧巻。
特に二曲目、最注目の「異世界パラドクス」は、これまで見せたUSAXA!楽曲の中でもハイレベル。
新加入のダンサー・エリーも早くも浸透しており、USAXA!のパワーアップを実感できるステージとなった。
今回披露の三曲とも、10月発売のアルバム収録という事で、その観点からも大いに期待が膨らむステージだった。
しかし次回卒業宣言については非常に残念。だからこそ、今回、優勝にこだわったのか……と合点はいきました。
あと発表の仕方は申し訳ないけど、きちんと自分たちの口で言って欲しかった。15分のステージに心血注いだのは分かるけど、司会に言わせた点はちょっと冷めた。
それを差し引いても、素晴らしい内容だったのは間違いない。次回「有終の美」を飾れているか……注目したい!
※なお写真はリサたんのツーショットチェキ。
・7位:FICE
なんか久しぶりに普通のFICEでしたね(笑)
でもよーく考えると、このイベントにおけるFICEの方が実は一般的ではなくて、今回のFICEの方が本来通常営業のはず……なんだけど。
「ぢゃ☆ベストテン」でのFICEに見慣れているせいか、コントやコスプレ交えたステージの方が通常営業に見えてしまう罠(笑)
むしろ今回の方がレアケースみたいに錯覚してしまうのは、どうなんだろう(笑)
もっとも通常営業でも筋トレが普通にセットでついてくるのが、FICEのステージなんですが(笑)
ただ「伝承」「願い」のオケ版が久々に聴けたのは、本当にレアで良かったと思う。
たまにはコスプレ無し、メイク無しの素顔のFICEもいいのかな……と思った次第。
まぁ氷が戻ってきたら、また面白おかしいものを見せてくれる事を期待していますが(笑)
※写真は炎とひびぃ(左)
・8位:清水舞美
この選曲に関しては狙った?それとも方向性?
個人的に一番評価が難しいステージをしたのが彼女。
12月発売のアルバムから三曲披露という点については、6位のUSAXA!と同じ狙いだと思うしそこはいい。
だけどこの三曲がどれも同系統の……「清水舞美節が特徴的なややロック系統のバラード寄り楽曲」なのは気になるところ。
以前からこの方向に寄せていきたい気配は見せていたけれど、今後もこの方向性で統一していくのか……。
この系統が好きな方はためらいなく500点満点を入れると思う。だけどそうじゃない人には全く見向きされなくなる可能性も。
0か500の博打を打ったような気がしてならない。今回、次回に関してはそれでいいんでしょうが。
なので次回の順位を注目したい。大幅に上げるか、それともこのままなのか。これで彼女の今後が決まると言って過言じゃない気もする。
・10位:アコールノート
前回から下げた理由は、やはりちょっとネタがまずかったかもねぇ。
そして今回、お互いに何かしら体調に問題有。残念ながら万全の状態とは言い難かった。
本来は万全にして臨むのが最善ですが……まぁこの点については当人たちがもっとも痛感していると思うので、これ以上の追及はやめておきます。
みどりが声を出せない状況のため、コントを封印せざるを得なかったのは、今の彼らには大きなハンデ。
それでも随所で笑いに取りに行こうとする姿勢は流石、アコースティック(漫才)デュオ(笑)
ただ今回のステージが彼らの評価に直結したかと言うと、そこは難しいかと。
脱落とも300点差しかなかった点も踏まえて、巻き返しは何とか期待したいところです。
何はともあれ次回、両者ともに体調を万全に整えてくる事を期待したいと思います。
・昇格組:ベティーブラウン
三度目の昇格。またまた戻ってきました!
これまでのオールディーズに加えて、ディスコサウンド路線も加え、バリエーションは増えたと思います。
ただ現状では、まだ「ベティーブラウン」という名前に違和感を覚える客層も多いので「石井利佳」からの脱却が当面の課題かと。
もっともこればかりは時間の問題なので、時間をかけてゆっくりと「ベティーブラウン」という名前を浸透させていくしかないと思う次第です。
そのためには三度目の今回は、前回のように挑戦2回目で脱落という事態は避けたいところ。
ただ次回は幸いにも脱落が無いので、次回は腰を据えてじっくりとステージに臨んで欲しいと思う次第。
毎回、沼津の地から東京に出てくる姿勢は頭が下がります。
これからも無理しない程度に頑張って欲しいと切に願っております。
・9位→卒業:妖☆どんべい
新曲も出来て、これから……という段階での卒業、残念です。
ただ各々事情があるのでは、こればかりは致し方ない部分もあります。
まずはこの半年間、本当にお疲れ様でした。
短い間でしたが、この「ぢゃ☆ベストテン」を大いに盛り上げてくれた事は忘れられません。
特に人柱・ぴーにゃんの存在は、異常なまでの親和性の高さは、僅か半年とは思えないほどの親しみを覚えるものでした。
残念ながら順位的には、下位のままで終わってしまいましたが、このまま一年近くイベントに残れたら……と思うと、もうちょっと見たかった気持ちが大きいです。
最後の挨拶で「脱落に相当する点数は取りたくない」と言っていた、のすけの姿に最後までイベントの趣旨を理解して戦っていたと感じます。
(正式な順位としてカウントされませんが、次回「〇位相当」として発表はされるので、そこは楽しみにしたいところ)
なお妖怪及び人柱としての活動は一旦お休みになるとの事ですが、これからは個々のメンバーは「世を忍ぶ」人の姿での活動を展開するとの事……。
また卒業独特の悲壮感が無かったのは、非常に良かったと思います。
どこかで(人としての)彼女たちを見かけたら、応援したいと思います。
妖☆どんべい、短い間だったけどお疲れ様でした!
……こうして「ぢゃ☆ベストテン vol.70」はみでぃの初優勝で幕を閉じました。
昼夜を通じて初めての優勝は、みでぃ、そしてファンにとっては感無量の優勝だったのではないでしょうか。
なおイベントで話題になった2019年度「年間最多勝」争いだが……現在2勝の大和撫子 百合は「年間最多勝」は確定した。
たが1勝を分け合っている、まかべまお、デカシャツ喫茶、みでぃには同率での「年間最多勝」の可能性は残されている。
次回、まかべまお、デカシャツ喫茶、みでぃのいずれか3組は、優勝で大和撫子 百合と同率での「年間最多勝」獲得となる。
逆に大和撫子 百合を含めた、上記3組以外の出演者が優勝の場合、大和撫子 百合が単独での「年間最多勝」獲得となる。
……という事で「年間最多勝」争いも非常に気になるところだが、次回はどうなるのだろうか……。
みでぃの連覇なるか?
まかべまお、デカシャツ喫茶が「年間最多勝」に並ぶか?
大和撫子 百合、3勝目を挙げて文句なしの「年間最多勝」を決めるか?
USAXA!、有終の美を飾るか?
それとも……中位、下位の出演者の台頭があるか!?
2019年年11月16日。
「ぢゃ☆ベストテン vol.71」
目が離せない、2019年最終戦!
最後に笑うのは、誰だ?