【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第70回イカすアキバ天国』@池袋mono
※このイベントは9月21日に行われたライブイベントです。
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
「秋分の日」を間近に控えたこの日。
このイベント的には、今年は「夏」をすっ飛ばして「秋」が来てしまった感がある。
(前回開催時が、やや暑くなる前だった)
しかしそんな事、お構いなしに今回も熱く、そして中身の濃い「二ヶ月に一度のライブバトル」の開催が迫っていた。
真夏の暑さには及ばないが、少し夏の残り香が薫るこの季節に「中秋」の一戦は行われる運びとなった……。
秋が間近に控える、9月下旬。
揃いも揃った個性派が集う「第70回」を記念するこの戦い!
果たしてこの戦いを制したのは一体誰か……!?
「第70回イカすアキバ天国」の様子をレポート致します!
●開演前
いつものように開場時間に間に合うように会場に向かう自分。
会場付近のコンビニで買い物を済ませ、眠気覚ましのコーヒーを飲んでいると、とても知っている人物が現れる。
彼の名はBenjamin。
ここ一年ですっかり夜の部の司会でお馴染みになった男である。
そんな彼が足早に会場である池袋monoに向かっていく。
その理由は……後述するとしよう。
そんなこんなで自分も会場に向かう。
程なくして開場、開演前まで映像に映された出演順を決定するアミダくじの映像を見て楽しむ。
それが終わるとやがて諸注意のVTRを経て、各出演者の紹介……そして爆発音と共にイベントのタイトルコールが流れる。
そしてOPアクトが始まる……が、この日はいつも見慣れているその光景とはやや違ったものが広がっていた。
●OPアクト
・FICE
【セットリスト】
1.「神様」
上がってくるスクリーンの後、ステージに立っていたのは、炎、ひびぃ、着ぐるみのにゃもの三人。
いつもなら氷が立っている位置にひびぃがいるという立ち位置で「神様」を歌ったのである。
そしてOPアクトの「神様」が歌い終わると、ひびぃとにゃもはステージから掃けて、入れ替わるように……黄色い「司」Tシャツに身を包んだBenjaminが現れた。
既にTwitterなどの告知でご存知の方も多いと思うが、昨今、氷が家庭の事情でFICEとしての活動が制限されている。
そしてこの日も例に漏れず、氷は会場に現れる事は出来ず。
FICEとしての出番はコーラスであるひびぃが、そして司会はBenjaminがそれぞれ氷の代わりを務める形となった。
いつもとはやや勝手の違う二人の進行ではあったが、投票ルールの説明、諸注意を経て、いよいよ本編となる。
トップバッターに呼ばれたのは……。
●本編
・1番手:オトプロ!(出場:2回目)
【セットリスト】
1.「初恋サイダー」(Buono!)
2.(失念)
「男の娘プロジェクト(仮)」を略して「オトプロ!」2回目の出場となる……。
……のだが、ステージの上に立ったのは、前回、初出場時の三人の姿ではない、二人の「男の娘」だった。
実は今回「オトプロ!」の研修生ユニット「ツインクローバー」が諸事情により(二人だけで)出場した経緯がある。
こうしてステージに立った二人だが、ステージに慣れているとはお世辞にも言えない様子が垣間見えた。
それもそのはず。実はステージに立つ事自体がまだ数回で、尚且つ外部ライブの出演は今回が初との事。
そんな中でも「男の娘」とは思えない高音を駆使して「初恋サイダー」など二曲を熱唱した。
恐らく当人たちも物凄い緊張だったであろう中、二人のステージは終了。
司会の言葉を借りるなら「初々しさ」が残るステージだった。
・2番手:川瀬奈津(初出場)
【セットリスト】
1.「トコハナ」(やなぎなぎ)
2.「奏」(スキマスイッチ/藤宮香織(雨宮天))
3.「光の先へ」
2番手に登場したのは初出場の川瀬奈津。
実は前回の「イカすアキバ天国」を見学しており、それから公募で今回、出演に至った経緯がある。
自ら出演を申し込むだけあり、一曲目の段階で高い歌唱力と、場馴れした感じを堂々と見せてくれた。
全体的な構成として二曲目まではアニソンカヴァー、三曲目にオリジナル「光の先へ」を披露するという構成を展開。
耳が肥えているであろう、多くの客層をうならせるだけのものを魅せてくれた。
なお司会とのMCでは、既に5年程のキャリアを持っている事、バンドなどの活動も別途行っている事が披露された。
こうして川瀬奈津、初の「イカすアキバ天国」のステージは終了。
初出場ながら、存在感を魅せるステージとなった。
・3番手:ゅん((・∀・))ゅん(出場:16回目/優勝・1回、2位・1回、3位・3回)
【セットリスト】
1.「maniac☆shooter」
2.「微糖☆LOVE」
3.「エンドレス・スペシアル」(仮)
「第一回」から登場している大ベテラン、ゅん((・∀・))ゅん。
「イカすアキバ天国」にも実に約三年ぶりの登場となり、古くからのファン層を喜ばせてくれた。
そんな久々登場のゅん((・∀・))ゅんだが、一曲目、二曲目は既に多くのファンに浸透したオリジナル楽曲を披露。
そして三曲目に披露したのが……なんと四年ぶりの新曲「エンドレス・スペシアル」(仮)
……そうか「W_WORLD」からもう四年経っていたのか(爆)
久々の登場、久々の新曲、そして司会を交えた久々(?)のネタ……誰が知っているんだ、かつていた「黄色」の存在を(笑)
そんな懐かしいようで、いつもと変わらない(?)ゅん((・∀・))ゅんのステージは終了。
勝てば約六年ぶりの夜「返り咲き」となるが果たして……!?
・4番手:紗トーマス(初出場)
冒頭から会場内に流れる、どこかで聴いた事のあるBGM、そして怪しげなアナウンス……。
登場したのは、今回、初出場の紗トーマス……いきなり楽屋袖から登場(笑)
某有名機関車のお面に、満面の笑みを浮かべて、とにかく客に絡む、絡む……(笑)
奇妙なハイテンションでメドレーを歌い続けること15分……時に女性客に悲鳴を上げられ、時に男性客の眼前に迫る。
そしてずーっとステージに上がらない(笑)ロビーを中心に奇妙な光景が延々と続く。
その様子はまるで夢……いや、悪夢(笑)
こうして初出所、紗トーマスによる、世にも奇妙なステージは終了した。
「夢で逢いたくなかったら、投票よろしくー」という脅し文句も冴えていた(笑)
・5番手:マヨイマイ(出場:4回目)
【セットリスト】
1.?
2.「DOUBTNESS!!」
3.「Sadistic LoVE」
5月のBDライブの際に現在の「マヨイマイ」に改名。元・MAI(アニドル)。通称は「マヨ様」(笑)
改名後はちょっと嫌がっていたが、最近では「マヨ様」という愛称も満更ではない様子。
この日のセットリストは三曲構成。一曲目が失念したが、カヴァーだったかも知れない。
二曲目以降はオリジナル構成で攻める。
三曲目「Sadistic LoVE」はこのイベントでも歌う頻度も高く、客層にはお馴染みの彼女の代表曲。
前の出演者が非常に強烈だったものの(笑)きちんと自分の持ち味を発揮してステージは終了。
普通に笑うとかわいらしい「マヨ様」ことマヨイマイのステージでした。
ちなみにこの日の撮影制限は、MC中のみNGという逆マーベルルール(爆)
・6番手:ジュピレジア(出場:4回目)
【セットリスト】
1.「ラビ・ゾンビHalloween」
2.?
3.「ジュピレジア」
4.「クロのギターを盗んだ犯人は誰だ」
某ラーメンでお馴染みなひよこの着ぐるみを着込んだジュピレジア2号メミ。
ロボットたちを引き連れて登場。相変わらずロボットたちの形状にツッコミが入る。
ほとんどの楽曲ロボットたちの事を歌っており、一曲目はうさぎ型ロボット「ラビ」の事を歌っている。
三曲目「ジュピレジア」はいわばそんな自分たちの事を歌った楽曲である。
なお四曲目「クロのギターを盗んだ犯人は誰だ」では、ギラギラにギターを光らせたクロのギターを盗んだ犯人に……自分がされる(笑)
楽曲の歌詞で「クロのギターを盗んだ犯人は誰だ」と聞かれるところ。本来は「俺だ」のところが「大石!」になる個人プレイ(爆)
そんな訳で濡れ衣を着せられたまま、ジュピレジアのステージは終了。
シュールだった……今回も独特の感性が光った……。
・7番手:ふたぐちぴょん(出場:8回目/3位:1回)
【セットリスト】
1.「烈」(さだまさし)
2.「ようかい体操第一」(Dream5)
3.「おっぱいのうた」
4.「魔法少女萌え」
前述の紗トーマスが「悪夢」なら、このステージは……「事故」(爆)大事故が起きた。
一曲目「烈」(さだまさし)を歌う、ふたぐちぴょん。ステージに姿を現さない。
しかしステージから出てきた、その姿に多くの客層が呆然とした……ビキニスタイル(爆)
黒いラバー状の衣装でビキニ状の衣装なのである。更に「事故」は続く。
二曲目「ようかい体操第一」でひたすら踊る、ふたぐちぴょん……しかし胸の部分がずり落ちて「ポロリ」(爆)
本人曰く「タピオカが見えてしまいました」(爆)ごめん……誰も見たくなかったよ……おっさんのタピオカ(爆)
こうしてその外見のインパクト故、ほぼほぼ楽曲が耳に入ってこないまま、彼のステージは「大事故」と呼ぶにふさわしい終わり方を見せた……。
……本当に歌、入ってこねぇ(爆)
……以上、全7組のステージが終了し投票タイム。
客層が次々に投票していきます。
そして投票が締め切られて、集計に移ります。
果たして今回の結果は……。
●ゲスト
・ベティーブラウン
【セットリスト】
1.「The Loco-Motion」(Little Eva)
2.「Vacation」(コニー・フランシス)
3.「VENUS」(BANANARAMA)
4.?
5.「TOY BOY」(Sinitta)
6.「キッスは目にして!」(ザ・ヴィーナス)
7.「ラブ・モーションNo.9」
前回「第69回イカすアキバ天国」の優勝者のベティ―ブラウン……と紹介すると「誰?」となってしまうかも知れない。
このイベント的にはまだ石井利佳という名前の方が浸透しているだろう。
……という事で、前回出場時までは石井利佳だった彼女が、8月のBDライブにて改名し、現在の名前になったとの事。
理由は色々あるが、この日のステージを見ていく。
前半はオールディーズ中心の楽曲。
昨今の彼女の傾向を考えると、このあたりは違和感がない。
それにしても「永遠の26歳」(今年を最後に歳取らない設定に変更らしい)というけど、平成生まれの彼女がこのあたりをしっかり歌いこなせるのは冷静に考えたら驚嘆である。
そんな彼女、今回からはディスコサウンドも加わって来て、楽曲の幅が広がりを見せた。
五曲目、六曲目の流れはまさにそれ。新たな彼女のスタイルが垣間見えた瞬間でもある。
そしてラストはオリジナル「ラブ・モーションNo.9」で締める流れ。
名前は変わっても、魂はそのまま……と言ったところか。
こうして「イカすアキバ天国」三度目となるゲストステージは無事終了。
もう二度とこのゲストステージには戻ってこない方が(彼女にとっては)いいのだが、30分のステージの使い方の見本のような素晴らしい内容でした。
●表彰式(投票結果→ED)
ゲストステージを経て結果発表。
この時、出演者の並び順がなかなかカオスな事になり、(下手側から)紗トーマス、ふたぐちぴょん、ジュピレジアの並びになっただけで会場がざわつく(笑)
こうして出演者が並んだだけで、ざわついた後(笑)結果発表に移る。
記念すべき、節目の「第70回」を優勝したのは……。
優勝:ゅん((・∀・))ゅん
大ベテラン・ゅん((・∀・))ゅん、返り咲き決定!
イベントの「第一回」から出場し(自分達では三年目の心境と言いながらも)十年を超えるキャリアは、今回のメンバーの中では物が違った。
一言で言うと貫録を見せつけた形となった。
そしてこの返り咲き……なんと約六年ぶりの返り咲きとなる!(爆)
FICEの約三年半ぶりの返り咲きも長いと思ったが……更に上を行ったゅん((・∀・))ゅんに、会場から拍手が沸き起こった。
続いて2位に入ったのは……。
2位:マヨイマイ
「マヨ様」初入賞。
改名後は今回が初挑戦だった事を考えると、実は改名の効果があったのではないか!?
いずれにせよ(MAI(アニドル)時代を通じて)出場:4回目にして、嬉しい初入賞となった。
そして3位になったのは……。
3位:紗トーマス
会場騒然(笑)
濃厚なステージで会場を引っ掻き回した紗トーマス、初出場で見事に3位に入賞した。
これには歓声……というよりは、笑いと驚き、そして衝撃が巻き起こっていたように見えた。
なお司会・炎によると3位、4位は僅差、5位以下は団子状態だったとの事もお伝えして置く。
こうして3位まで発表されて、この後はEDテーマ「愛鯛」となる。(なおこの日はOPアクト同様、炎とひびぃでの「愛鯛」になる)
いつもなら優勝したゅん((・∀・))ゅんを中心に盛大に祝い、盛り上がるところだろう……。
しかしこの日は違った。
先ほどのカオスな出演者三人衆、紗トーマス、ふたぐちぴょん、ジュピレジアの並び、そしてその祝いがあまりにもシュールだったのだ!
紗トーマスの腰をくねらしたキレのあるダンス……。
ふたぐちぴょんのタピオカポロリ……。
ジュピレジアのロボットたちによる上下運動……。
混ぜたら危険な三組だったわ……もう無理(笑)
これにはゅん((・∀・))ゅんの白湯も大爆笑し、マヨイマイも面白がって写真を撮る始末だった(笑)
閉会式の主役がどっちか分からなかったけど(笑)まぁゅん((・∀・))ゅんも笑っていたし、喜んではいたし……この回のカオスさを象徴する意味では、ある意味いいEDなのかな?(笑)
……そんな事、考えつつ「第70回イカすアキバ天国」は結構、時間が押して終了しました。
●総括及び短評
時間が押したのは、炎とBenjaminの司会コンビが初だったのもあるし、仕方ない部分はあったかも知れませんね。
(この点については、Benjamin本人から反省の弁を聞いている)
それにしても振り返ってみると、(現状)2019年の中ではもっとも濃厚な回になった……と、思っております。
・優勝:ゅん((・∀・))ゅん
三年ぶりの出場でしたが、四年ぶりの新曲を用意して優勝をするあたり、ベテランならではの安定感が光る内容でした。
このイベントにおける知名度は、メンバー中では断トツで(このイベント的に)久々なお客様もしっかり集めて集客面でもリード。
安定感抜群のステージに加え、新曲とくれば……内容的にも終始隙の無い内容に仕上がっていました。
他の出演者には申し訳ないけど、ゅん((・∀・))ゅんがここまで安定感抜群のステージをすると、ちょっと良くてもひっくり返せない。
三年ぶり……ですが、昼優勝の経験も有り、夜にも一年ほどいた実績も有る。
また「第一回」から出場し、10年を超えるキャリアと並行し、長くこのイベントで過ごしてきたというアドバンテージを加味すれば……。
今回に関しては勝つべくして勝った。そんな印象が強いです。
むしろ注目は次回の夜。前述もした通り、夜には約六年ぶりの「返り咲き」となる。
彼女たちが前回、夜に居た時の出演者の大多数は残っていない。FICE、まかべまおと、ほぼ入れ替わりの形となったデカシャツ喫茶くらいか(前回の夜脱落がvol.34/2013年9月)
ユニットとソロの違いを含めるなら、大和撫子 百合も残っているが、六年前とはほぼ違う環境に飛び込む事になるだろう。
現在の夜の部「ぢゃ☆ベストテン」のメンバーの中に混ざって、彼女たちのパフォーマンスが昨今の「ぢゃ☆ベストテン」の出演者及び客層の目にどう映るのか。
そういう意味では、非常に楽しみな夜への再挑戦になりました。
いずれにせよ、約六年ぶりの復帰を今は心の底から祝いたいし、楽しみにしたいと思う。
おめでとう、ゅん((・∀・))ゅん!
・2位:マヨイマイ
出場:4回目にして初入賞。恐らく固定ファン層の方が一番胸を撫でおろしたのではないでしょう。
ようやく……という印象もあるけど、実力面で言えば前3回で十分なものを見せていたので、決して驚きの結果でも無かったか。
恐らく彼女の場合は挑戦を重ねる事によって、イベント全体でも認知度が高まったのが、結実した感じはあります。
また改名のタイミングも非常に良かったと思います。
前回出場時(第68回/今年5月)の直後に、現在の「マヨイマイ」に改名。
本人の意図しないところで「マヨ様」という愛称までついて、親しみやすさが以前より増した感はあります。
元から外見的なかわいらしさと、歌唱力も一定のものがありましたが、この「親しみやすさ」が加わった事が、彼女の実力、評価の底上げにつながった感もあります。
現在の状況を見ていると、この「マヨ様」の愛称も無理して変わる事もなさそうだし、現状のままで成長は十分見込めると思います。
ただ今回、初入賞を果たした事で、今後の彼女のマークは厳しくなる可能性も。
このイベントに限れば、今後、昼では出場するたび戦いの中心になっていくのは目に見えるので、そのあたりの周囲からの視線の変化にどう対応できるかが早期勝ち抜けへの鍵でしょうか。
早速、次回「第71回」への連続出場が決まっているので、その点を注目していきたいと思います。
何はともあれ初入賞、おめでとうございます。
・3位:紗トーマス
初出場で爪痕をくっきり残したねぇ……。
あそこまで会場全体を巻き込むパフォーマンスを初回から出来るのは、もう立派の一言。
全く初出場なのに臆していなかった、あの強心臓は称賛に値する。
もっとも冒頭にも述べていたように、初心者用セットリストではなく「二回目以降のお客様用」セットリストだったのも、このイベント的には「怪我の功名」感もある。
「(悪)夢に出てきそう」なインパクトを残す15分のステージは、今回初入賞に相応しい内容でした。
ただ彼の場合は次回出演時、どうなるのか注目したいところ。
昼の方が客層の入れ替わりは多いとは言え、全く同じものが通じるほど、このイベントは甘くないし、実際、似たような展開で跳ね返された出演者も過去に多々いる。
出場:2回目の彼がどんなパフォーマンスを見せるのか……で全く今後の展開が変わるような気がする。
全く同じ路線で貫くのか。それとも若干変化を加えてくるのか?
マヨイマイ同様、次回「第71回」への連続出場が決まっているので、その点は大いに注目したい。
ただしEDでのパフォーマンス含め「裏MVP」的だったのは確か。
次回の出演も(怖いもの見たさ含め)楽しみにしております。
以下、入賞圏外の出演者、及びゲストについて。
・1番手:オトプロ!
厳密には研修生ユニット「ツインクローバー」ですが、出演者名義は「オトプロ!」なので、敢えてこの名義で……。
申し訳ないけど実力以前に経験不足。今回、圏外も致し方ない結果。
恐らく出演を了承した運営側もこの結果は想定内だったとは思います。
自分たちの現在の明確な立ち位置を知ってもらうという意味では、これ以上、打ってつけのイベントは他に無い訳ですから……。
むしろ問題は今後では……このイベントに出演して上を目指す意欲が沸くか、それとも意気消沈してしまうか……。
意欲が沸くのであれば、将来的な投資の意味では成功だと思うのですが……果たしてそうなったか。
ただ思うのは、今回最初から「ツインクローバー」名義で良かったかも。やはり「オトプロ!」の正規メンバー知っているとどうしても違和感しかない。
とにかく今後「ツインクローバー」の二人が成長する事を願って止まない次第です。
・2番手:川瀬奈津
久々に出てきた正統派シンガー系の出演者。
しかも前回見学からの、今回公募での出演……イベント的には彼女のような出演者を待っていたと思う次第です。
まず単純に歌唱力が高い。本日の出演者の中では一、二を争う歌唱力だったと思います。
またキャリアは約五年という事で、ステージを観ていても慣れている感じもあり、客層を盛り上げる術も持っており非常にうまい印象を受けました。
オリジナル「光の先へ」も初めて聴く人にとっても乗りやすく、とっつきやすい楽曲でこれだけでも十分勝負になると思います。
贅沢を言えばオリジナル楽曲の割合が増えてくると、もっと勝負できるんでしょうけど、こればかりは彼女の環境次第なので。
今回は入賞圏外ではありましたが、恐らく共演者次第では入賞も十分に狙える内容でした。
そういう意味では連続出場が決まった次回「第71回」で、今回入賞した二人と再度、共演してどうなるのか注目したいところです。
・6番手:ジュピレジア
今回も我が道を見事に貫いたというか……この世界観は誰にも真似できない。
なんか以前にも増して、自身の(楽曲も含めた)世界観が確立しているように思うのですが……。
いい言い方をすれば「唯一無二」悪い言い方をすれば「ついていけない」
でもこればかりは個々の趣味の範疇なので、好きな人が見たら、きっと病みつきになってしまう可能性はあると思う次第です。
個人的には昨年出演した頃と比べて、格段に面白くなっていると思います。
今回もラスト一曲でお客さんをいじる芸当も覚えていたし(笑)
噛めば噛むほど味が出る……いわば「スルメ」みたいな感じが彼女からは漂っております(笑)
次回出演時も、その「唯一無二」なカオスな世界観で我々を魅了して欲しいと願います。
・7番手:ふたぐちぴょん
……誰が見たいんだよ……おっさんのタピオカ(爆)
前回出場時(第69回)で「衣装で台無し」「おじさんのパンチラはきつい」と言ってましたが、まさか更に上を行くとは……。
逆に衣装のインパクトと、タピオカポロリ(爆)で歌が全く耳に入らなかった(爆)
ステージに出てきた時の笑いが、爆笑というよりは、苦笑い、失笑に近かったような気もするが……いや出てきただけであの空気作れるのはある意味凄い。
紗トーマス、ジュピレジアもそうだけど「我が道を行く」という意味では、彼も負けていないとは感じた(結果に結びついてないが)
なお自身のツイッターで、今回5位だった事を自供している。
もっともこの5位という評価をどう受け取るか……非常に微妙(主宰・FICEによると5~7位はほぼ差が無いようだが)
まぁ……ただ一つ言える事は、今回もふたぐちぴょんは、ふたぐちぴょんだったなぁ……そう思う次第です。
・ゲスト:ベティーブラウン
本人は改名したばかりで申し訳ないけど、やはりまだ「石井利佳」の認識が強い。
もっともこれは彼女が「石井利佳」時代から、このイベントに対して心血を注いで頑張ってきたからこそであり、決して悪い事ではない。
そんな彼女ですが、ベティーブラウンとしての新たな一面を出してきたように思います。
その象徴がディスコ路線の楽曲の数々であり、オールディーズに加えて新たな武器を加えてきたと思う次第です。
カヴァーの観点で言えば、恐らくしばらくは安泰と言っていいところ。
唯一、気になったのはオリジナルの比率が高くないところか。
もっとも「石井利佳」時代から、また現在のスタイルの前からカヴァー比率が高かったので、そこまで気にすることないか……。
こうして自身三度目のゲストステージを経て、いよいよ三度目……いや、ベティーブラウンとして初の夜に挑む!
……という事で、70回目の節目は三年ぶり出場のゅん((・∀・))ゅんが、約六年ぶりの「返り咲き」を決めた。
元気なベテランが勝ち上がった事が今後、夜の部「ぢゃ☆ベストテン」にどういう影響を与えるのか注目したいところです。
そして迎える夜の部「ぢゃ☆ベストテン」
いよいよ2019年も残り2回となり「年間最多勝」争いも佳境となる!
また生き残りを賭けた、下位の争いにも注目が集まるが……今回は様相が一変する発表が連発する!
優勝は誰の手に?
あまりにも高得点が連発する展開の末、待ち受けていた、その結果とは……。
「ぢゃ☆ベストテン vol.70」の様子をは……。
後日!(笑)