【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.66』@池袋mono
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第66回イカすアキバ天国』@池袋mono
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第66回イカすアキバ天国』@池袋mono
https://ameblo.jp/hitode0014/entry-12436108552.html
昼は石井利佳の「返り咲き」で幕を閉じた。
次回から「ぢゃ☆ベストテン」での躍動が楽しみである。
そして迎える夜の部「ぢゃ☆ベストテン」
昨年は「年間最多勝」をデカシャツ喫茶と大和撫子 百合が分け合う結果となったが、この2組が頭一つ抜け出している状況。
今年もベスト3争い、下位の脱落争いが熱いと思われていた。
こうした中、12年目の開幕戦は……熱戦が繰り広げられた。
遂に干支が一回りする事になった12年目の「ぢゃ☆ベストテン」
主宰にベテラン、中堅どころ、そしてここ数年の勝ち上がり組まで欠席除く10組が勢揃い。
果たして新年最初に笑った出演者は誰だったのか……。
新春の一大決戦!
「ぢゃ☆ベストテン vol.66」の様子をレポート致します。
●開演前
「イカすアキバ天国」を見た一部客層と共に昼食をした後、開場時間少し前に会場に戻る。
既に多くの人が集まり、開場を今かと待ちわびていた。
その間、まだイベントに来訪して日が浅い客層のために、欠席した出演者の得点の計算式をレクチャーなどしていた。
(でも私自身、計算式が合っている自信が無い。今度、主宰に計算式を出して欲しい次第)
こうしている間に開場。
ごく個人的な話になるが、今回からTシャツを「ひびえん屋」が作った「DD Tシャツ」に変更した。
どういうTシャツかというと、Tシャツの前面か背面にA4サイズの紙などが挿しこめるスペースがあって、その都度、とっかえひっかえが出来る便利Tシャツである。
(詳細はひびえん屋の公式ツイッターなどで)
自分は背面に紙が挿しこめるタイプのものを使い、そこに前回の順位表を挿しこんで使用してみた。
これが意外と好評だったので、次回以降もこのスタイルで行こうと思っている。
そんな余談もありつつ、気が付くと会場はほぼ満杯に。
諸注意の映像を経て、OP映像が始まる。
今年最初の手拍子が池袋monoに鳴り響く。
OP映像の終了と共に、司会のJR&メトロが登場。
投票ルール、諸注意を経て、いよいよ本編開始となる!
今回、トップバッター、昇格組で登場するのは「第65回イカすアキバ天国」を勝ち抜いた彼らである……!
●本編
・昇格組:アコールノート
1.「殻を脱げ」(short.ver)
2.「North know」
3.「大切な1ページ」
遂に悲願の「ぢゃ☆ベストテン」初出場!
真っ赤な衣装でリンゴ帽子がかわいらしいこんと、バッチシ全身緑で決めたみどりがステージに立った。
初出場なので自己紹介中心かと思いきや、そこは昼ではコントや漫談交えて戦ってきた彼ら。
この時もMCで(自身が出身の)東北の方言を交えたコントで面白おかしくやってくれた。
ちなみに東北では「投げる」は「捨てる」の意味らしい(一つ勉強になった)
楽曲においてはアコースティック編成で、超がつくほど正統派。
二曲目「North know」は新曲。楽曲のタイトルと歌詞の内容がダブルミーイングになっていて歌詞が深い。
最後は定番中の定番「大切な1ページ」でしっかりと締めたアコールノート。
初の「ぢゃ☆ベストテン」を見事に歌い切りました。
ここからランキング。
まず前回脱落だったのが……。
・11位:クレヨンゆーち(↓1/4125点)
司会からも点数と一緒に発表がありました。
この点数に注目しつつ、ここからのランキングを見て欲しいとの事でした。
そんな訳で10位にランクインしたのが……。
・10位:FICE(↓1/4590点)
【セットリスト】
1.「here me ~Forever with you~」(華原ひよ美)
2.「宵酔~まっこり☆えぶりないと~」
セットリストだけ見ても「ひよ美」という単語に恐怖を抱く方は多いのでは無いだろうか?(笑)
この日のFICEは某有名深夜番組の収録の様相を呈していた。
BGMと共に入ってきたのは、マツコ・○ラックスな炎と、村上○吾な響己……まさに「○曜から夜ふかし」(笑)
そしてスタジオ(?)に呼ばれたゲストがフ○フ姉さんなゆきやに、ジャ○ーな氷。そしておかやん。なおかやん。(笑)
この後、ジ○ガーな氷が「here me ~Forever with you~」を歌い暴れ回るという地獄絵図が展開される(笑)
一曲目が終わり、短めのコントも入る。しかし今思うと、嵐の楽曲にツッコミを入れる村上って構図もやけにタイムリーだった。(※この時は嵐、活動休止発表前です)
二曲目は「宵酔~まっこり☆えぶりないと~」を熱唱するが、いつもなら「まっこり」のところが「夜ふかし」になっていた(笑)
でも意外にも歌詞にそんな違和感が無く聴けた(笑)
こうして新年早々、色々やってくれた「月○から夜ふかし」……ならぬ、FICEのステージでした。
・9位:うさみけP(NEW/5370点)
初ランクインはこの位置。
しかしいくら順位の綾とはいえ、あのFICEのハチャメチャなステージの後でやりにくくは無かっただろうか……。
楽曲については情報が無いため割愛。しかし彼女たちのステージはセットリスト無くても問題はあまりないかと思う。
今回も彼女たちならではの「ストーリーライブ」が展開されましたが、今後の再演の可能性も踏まえ、大まかなあらすじは割愛します。
……が、内容が、雰囲気が……正直、テーマが重い……。
物語の時代背景が恐らく先の大戦の頃なんだろうけど……もう完全に一つの演劇、もしくは二人芝居のミュージカルと言って良いと思います。
物凄い雰囲気に引き込まれて、演じている最中はステージから目が離せませんでした。
そんな訳で15分間、会場を魅了したうさみけPのステージ。
次回以降が楽しみ……とこの時は思いました。
……が、数日後、うさみけPがブログにてこの回限りでのイベント卒業を発表。
僅か2回の出演でしたが、強烈なインパクトを残してイベントを去って行きました。
短い間でしたが、本当にお疲れ様でした。
・8位:清水舞美(→/5758点)
【セットリスト】
1.「茨の海」(鬼束ちひろ)
2.「花の魁、花の殿」
3.「Anon」
今回も前2曲がウクレレで生演奏での歌唱を披露。
まず一曲目に鬼束ちひろの「茨の海」をカヴァーするところから開始となった。
ここまでは問題は無いが、二曲目入る前に「チャレンジ ザ ウクレレ」と称して、オリジナル楽曲のウクレレ生演奏に挑戦する。
実は初出は彼女の昨年12月のレコ発だったが、この時と同じ「花の魁、花の殿」のウクレレ生演奏に挑戦。
結果は……お世辞にも成功とは言えない(汗)
残念ながら自身二回目の「チャレンジ ザ ウクレレ」も失敗に終わった模様。いつか成功する日がくるのだろうか……(汗)
ラストはカラオケ音源で「Anon」を熱唱してステージを締めた清水舞美。
積極的だったのか、無謀だったのか…その判断は見た皆様の個々の判断にゆだねるとして、相変わらずチャレンジャーでした。
果たしてこのステージの結果は如何に……。
・7位:ソラ豆琴美(→/5861点)
今回、撮影のために欠席したソラ豆琴美。
しかし欠席のために用意したニュース番組風のVTRは非常に評価が高かった。
なお次回出演時は桜田麻乃とのユニット「入道雲チップス」での出場が予告されていました。
なお欠席VTRの中で投票を呼び掛けていたものの、司会のJRことベンジャミン西国分寺JRに「投票できない事を知らないみたいですね」と一刀両断されていました(笑)
・6位:神木祐希(→/6410点)※9月の得票を換算
【セットリスト】
1.「メギツネ」(BABY METAL)
2.「ははうえさま」(藤田淑子)
3.タイトル未定(新曲)
前回の欠席から戻ってきた神木祐希。
衣装はこのイベント登場時からお馴染みの衣装。
一曲目「メギツネ」、二曲目「ははうえさま」は共に彼女が過去のイベントで多くカヴァーしてきた楽曲。
二曲目「ははうえさま」については歌っていた藤田淑子が昨年末にお亡くなりになったので追悼の意味もあったかも知れない。
そんな神木祐希ですが、昨年秋頃、大阪の事務所に所属。現在も居を大阪に構えている経緯もあり今回を持って卒業を発表しました。
しかしそんな彼女にとって、ずっと心残りだったのが「新曲を発表出来ない」というジレンマ。
このイベント出場以来、必ず新曲はこのイベントで発表してきた彼女にとって(当時の事務所離脱の経緯があるとはいえ)オリジナル、強いては新曲が発表出来なかったのは心苦しかったと告白……。
そして今回……なんとオリジナル楽曲を初披露!タイトルは……「未定」!(笑)
ただそれすらも、これまで新曲のタイトルは公募したり、未定でもガンガン発表した彼女らしいと思いつつ「ぢゃ☆ベストテン」最後のステージを眺めておりました。
こうして神木祐希「ぢゃ☆ベストテン」最後のステージは終了。
昼から数えて約一年半、本当にお疲れ様でした!
・5位:みでぃ(→/6801点)
【セットリスト】
1.「オテア イアオラナ」(斉藤和雄とエテネタヒチアンズ)※BGM
2.「オテア ジャンガラ」(斉藤和雄とエテネタヒチアンズ)※BGM
3.「十字架ROSES」
4.「LOVEv暴走中」
彼女の登場時、会場は度肝を抜かれる。
ハワイアンな衣装にてダンスを踊るみでぃ……本人曰く、現在習っている「タヒチアンダンス」の衣装との事。
この衣装の際どさと言ったら……豊満な体つきが特徴的な彼女ですが、その豊かな胸が今にも衣装から零れ落ちそうなほど激しく踊っておりました(爆)
本当に久々に「何が飛び出すか分からない、みでぃちゃん」がやってきた……そんな感じです。
前半の大部分はこのタヒチアンダンスの披露で終了。唖然とする客層がいる一方で、みでぃを応援しにきたと思われる女性客は非常に楽しんでいる様子を見せたり、その反応は様々。
しかし以前なら最初から最後まで客を置いてけぼりにする展開が多かった彼女ですが、後半はオリジナル楽曲中心の構成にシフト。
オリジナルの「十字架ROSES」→「LOVEv暴走中」という流れで楽曲面でも魅せてくれました。
こうしてみでぃのステージは終了。
ダンスで魅せて、楽曲でも魅せる。みでぃの新境地がまた開拓された……そう思えるステージでした。
・4位:USAXA!(→/6975点)
【セットリスト】
1.「WONDER×MERRY CHRISTMAS!!~聖なる夜の小さなキセキ~」
2.「俺の嫁が2次元から嫁いできたんだが」→「万歳!姫さま御中」
冒頭、ショートコント(?)から入る構成だが、テーマは……クリスマス(笑)
前回もそうだったが微妙にネタが一ヶ月ずれるUSAXA!……まぁでもリリースした楽曲の時期を考えると致し方ないのか……。
だがショートコントから繋がる「WONDER×MERRY CHRISTMAS!!~聖なる夜の小さなキセキ~」までの一連の流れは非常に見事。
コントの面白さから、楽曲の良さ、そして振付まで完璧にこなすエンターテイナーっぷりを発揮した。
中盤でMCとなり、現在、アルバム制作のためのクラウドファンディングの呼びかけをするなどして、後半はメドレー構成。
昨年発表された中から「俺の嫁が2次元から嫁いできたんだが」→「万歳!姫さま御中」を連続で披露。
もっともメドレーと言っても、両曲ともほぼフルコーラスでの歌唱だったので、連続歌唱と言った方が妥当かも知れない。
だがこの二曲でも見どころ満載で、各メンバーがそれぞれに与えられた役割を全うし、非常に素晴らしいステージを見せてくれた。
こうしてUSAXA!のステージは終了。彼らが目指す「優勝」は今回こそ垣間見えたか……。
いよいよランキングはベスト3。
しかし懸命なイベントファンはここで気付く。
ランキングがほとんど動きが無いのである!
9位にうさみけPが入ったために、FICEと(脱落した)クレヨンゆーちが押し出される形で1ランクダウンした以外は、ほぼ動き無し。
(厳密にはFICE、クレヨンゆーちも「押し出された」だけで、大きな動きとは言えない)
残ったベスト3。
顔ぶれは同じ……しかしその内訳は!
緊張が走る会場。まず真っ先に読み上げられた3位は……。
・3位:デカシャツ喫茶(↓1/7695点)
【セットリスト】
1.「ロベ」
2.「レモネード」
3.「before daybreak bpm154」
4.「セプテンバー」
3位でも驚きの声多数。昨年まで三年連続「年間最多勝」のデカシャツ喫茶。今年は3位スタート。
しかし彼女たちは順位に一喜一憂する事なく、この日も楽しそうに、かつマイペースにステージを進めて行く。
一曲目「ロベ」、二曲目「レモネード」と楽しそうに歌い上げる。
そんな彼女たちだがMCの途中で、急遽「新年の誓い」と称し、宣言文みたいなものを読み上げる(笑)
……自由だ。ひたすら自由だ。しかも途中でどちらか読み間違えたし(笑)
結論。どうやら今年もデカシャツ喫茶はスポーツマンシップ(?)に則り、頑張るらしい(笑)
また8月に「10周年」を記念したライブがあるけど「もうすぐだよ!」と半年以上先の宣伝を今から力入れていました。
ひたすら自由すぎるMCを経て、ステージも後半へ。
三曲目「before daybreak bpm154」。またの名を「早いbefore daybreak」(笑)ちなみにこの日がこの楽曲のレコ発だった。
そしてラスト。ヨツイミワが客層にわざわざ「今は何月?」と聞いて「1月」と返ってくると「1月だけど9月の曲、セプテンバー」だよと返すほのぼのしたやり取り(笑)
こうして今年もデカシャツ喫茶はどこまでも自由に、尚且つ楽しそうにステージを披露しました。
なお余談ですが、デカシャツ喫茶としては、この日が新年最初のステージだったとか……息ピッタシすぎる二人が面白かった(笑)
・2位:大和撫子 百合(↓1/8168点)
【セットリスト】
1.「FUTURE WORLD」
2.「喪翼のエデン」
3.「Make a story」
4.「百花繚乱」
本人も割りと冒頭でコメントしたように「連覇ならず」。前回優勝の大和撫子 百合が2位発進。
残念そうではあったものの、本人の表情からは悲壮感よりは、次こそは巻き返そうとする意欲的な表情が垣間見えた。
今回は正月という事もあり巫女装束的な衣装での登場。
MCを挟みつつも、次々と切々と歌い上げる姿が非常に印象的だった。
一見すると、彼女のオリジナルでしっかり固めた、彼女にしては非常にオーソドックスな四曲構成に見えるだろう。
だが実は三曲目「Make a story」は新曲だったという罠が仕掛けられていた!(笑)
いつも突然「新曲です!」と言って、予告なしで新曲を発表して驚かせる機会が多い彼女だが、今回はその「新曲です!」という前振りすらなかった(笑)
本当の意味でのサプライズというか……とうとう「新曲です!」の発表すらなく、しれっと新曲を入れるようになったか(笑)
そんな大和撫子 百合のステージはさりげないサプライズを入れて終了。
今年も我々が驚くような何かをしてくれそうで、楽しみでなりません。
・1位:まかべまお(↑2/8657点)
【セットリスト】
1.「SPIRAL」
2.「Over the future」
3.「MAGIC」
4.タイトル未定(新曲)
5.「Just LOVE」
イベント8年目突入の大ベテラン、まかべまお。なんと約三年半ぶり通算4回目の優勝!
多くの客層の大歓声に包まれ、新しいOPSEに乗って桃色の振袖姿のまかべまおがステージに登場!
一曲目「SPIRAL」から会場は熱気に包まれる!二曲目はかなり久々な「Over the future」のまかべまおバージョン。
この両曲は彼女が活動を開始した当初からの楽曲で、古くからの彼女を知る客層ほど懐かしかった構成に違いない。
続いて三曲目ではスクリーンの映像と共に歌う演出で、歌ったのは「MAGIC」
この楽曲のミュージックビデオは2015年頃、まさに前回の優勝(三連覇)の頃作成のもので多くの写真を繋ぎ合わせて一つの動画となっている構成である。
ところどころ現在の池袋monoの前身、四谷monoでの写真も含まれており、時の移り変わり……そして感慨深い想いを持った方も多かっただろう。
こうして「MAGIC」の後は新曲……だが、未だにタイトルは未定!(爆)多忙で決められなかったようで……早く決まる事を祈っております。
そして優勝のステージラストで披露したのは「Just LOVE」
非常に速いテンポの楽曲。振袖姿にも関わらず、激しく踊るまかべまおの姿が非常に印象的だった。
以上、まかべまお、約三年半ぶりの優勝のステージは幕を閉じた。
この日誰よりも大きな声援を浴びたまかべまお……その表情は誰よりも喜び、そして輝いているように見えた。
以上で欠席を除く10組の出演は終了。
今回は卒業もあり、終始平和な物販タイムを経て、12年目初の「ぢゃ☆ベストテン」は無事終了しました。
●総括及び短評
大和撫子 百合か、デカシャツ喫茶か……と思ったところに間に割って入ったまかべまお。
イベントが誇る大ベテランの快挙に沸いた2019年のスタートでした。
・1位:まかべまお
前述のように約三年半ぶりとなる4回目の優勝。本当におめでとうございました。
個人的には何故か一曲目「SPIRAL」で感極まってしまったのですが(恥ずかしい)でもそれ以上に三曲目「MAGIC」のミュージックビデオは本当に素晴らしい。
2015年の写真、一枚、一枚が丁寧に編集されていて、懐かしい気持ちになったと同時に、こういう思い出の振り返り方もいいな……そう思った次第です。
……このミュージックビデオ、自分も数枚映ってますが、四谷monoでの「ぢゃ☆ベストテン」初回……つまりまかべまおが前回優勝したvol.44での一コマなんです。
あれから三年半の月日を経た久々の優勝……見ているこちらとしても非常に感慨深いものがありました。
昨今は連続エントリー記録の点で注目が集まっていましたが、久々に成績においても大きなインパクトを残したと思います。
さてこうなると次回以降の結果が気になるところ。
2015年は三連覇及び上半期完全制覇(vol.42~44)を飾り、そのまま「年間最多勝」まで獲得した実績があります。
そして今回の構成も見ていて、連覇は十二分に狙える内容だったように思います。
果たして次回も連覇を飾り、再び連覇街道を突っ走るのか……。
彼女にとって8年目の「ぢゃ☆ベストテン」本当に楽しみにしたいと思います!
【セットリスト】
1.「FUTURE WORLD」
2.「喪翼のエデン」
3.「Make a story」
4.「百花繚乱」
本人も割りと冒頭でコメントしたように「連覇ならず」。前回優勝の大和撫子 百合が2位発進。
残念そうではあったものの、本人の表情からは悲壮感よりは、次こそは巻き返そうとする意欲的な表情が垣間見えた。
今回は正月という事もあり巫女装束的な衣装での登場。
MCを挟みつつも、次々と切々と歌い上げる姿が非常に印象的だった。
一見すると、彼女のオリジナルでしっかり固めた、彼女にしては非常にオーソドックスな四曲構成に見えるだろう。
だが実は三曲目「Make a story」は新曲だったという罠が仕掛けられていた!(笑)
いつも突然「新曲です!」と言って、予告なしで新曲を発表して驚かせる機会が多い彼女だが、今回はその「新曲です!」という前振りすらなかった(笑)
本当の意味でのサプライズというか……とうとう「新曲です!」の発表すらなく、しれっと新曲を入れるようになったか(笑)
そんな大和撫子 百合のステージはさりげないサプライズを入れて終了。
今年も我々が驚くような何かをしてくれそうで、楽しみでなりません。
・1位:まかべまお(↑2/8657点)
【セットリスト】
1.「SPIRAL」
2.「Over the future」
3.「MAGIC」
4.タイトル未定(新曲)
5.「Just LOVE」
イベント8年目突入の大ベテラン、まかべまお。なんと約三年半ぶり通算4回目の優勝!
多くの客層の大歓声に包まれ、新しいOPSEに乗って桃色の振袖姿のまかべまおがステージに登場!
一曲目「SPIRAL」から会場は熱気に包まれる!二曲目はかなり久々な「Over the future」のまかべまおバージョン。
この両曲は彼女が活動を開始した当初からの楽曲で、古くからの彼女を知る客層ほど懐かしかった構成に違いない。
続いて三曲目ではスクリーンの映像と共に歌う演出で、歌ったのは「MAGIC」
この楽曲のミュージックビデオは2015年頃、まさに前回の優勝(三連覇)の頃作成のもので多くの写真を繋ぎ合わせて一つの動画となっている構成である。
ところどころ現在の池袋monoの前身、四谷monoでの写真も含まれており、時の移り変わり……そして感慨深い想いを持った方も多かっただろう。
こうして「MAGIC」の後は新曲……だが、未だにタイトルは未定!(爆)多忙で決められなかったようで……早く決まる事を祈っております。
そして優勝のステージラストで披露したのは「Just LOVE」
非常に速いテンポの楽曲。振袖姿にも関わらず、激しく踊るまかべまおの姿が非常に印象的だった。
以上、まかべまお、約三年半ぶりの優勝のステージは幕を閉じた。
この日誰よりも大きな声援を浴びたまかべまお……その表情は誰よりも喜び、そして輝いているように見えた。
以上で欠席を除く10組の出演は終了。
今回は卒業もあり、終始平和な物販タイムを経て、12年目初の「ぢゃ☆ベストテン」は無事終了しました。
●総括及び短評
大和撫子 百合か、デカシャツ喫茶か……と思ったところに間に割って入ったまかべまお。
イベントが誇る大ベテランの快挙に沸いた2019年のスタートでした。
・1位:まかべまお
前述のように約三年半ぶりとなる4回目の優勝。本当におめでとうございました。
個人的には何故か一曲目「SPIRAL」で感極まってしまったのですが(恥ずかしい)でもそれ以上に三曲目「MAGIC」のミュージックビデオは本当に素晴らしい。
2015年の写真、一枚、一枚が丁寧に編集されていて、懐かしい気持ちになったと同時に、こういう思い出の振り返り方もいいな……そう思った次第です。
……このミュージックビデオ、自分も数枚映ってますが、四谷monoでの「ぢゃ☆ベストテン」初回……つまりまかべまおが前回優勝したvol.44での一コマなんです。
あれから三年半の月日を経た久々の優勝……見ているこちらとしても非常に感慨深いものがありました。
昨今は連続エントリー記録の点で注目が集まっていましたが、久々に成績においても大きなインパクトを残したと思います。
さてこうなると次回以降の結果が気になるところ。
2015年は三連覇及び上半期完全制覇(vol.42~44)を飾り、そのまま「年間最多勝」まで獲得した実績があります。
そして今回の構成も見ていて、連覇は十二分に狙える内容だったように思います。
果たして次回も連覇を飾り、再び連覇街道を突っ走るのか……。
彼女にとって8年目の「ぢゃ☆ベストテン」本当に楽しみにしたいと思います!



・2位:大和撫子 百合
本人もコメントしてましたが、残念ながら「連覇ならず」(って、これ、よく自分がレポートなどで使っている単語だよなぁ……まさか本人が言うとは)
前回の(ソロ)初優勝の後は石戸なつみの初優勝、今回はまかべまおの約三年半ぶりの優勝と、ドラマティックな展開の引立て役になってしまっている感がある……。
もっともこれは本人が悪いとか、そういうのではなくて、たまたまそういう巡り合わせなんですが……。
(むしろラスボス感でいえば、デカシャツ喫茶の方が強い訳で……)
しかし連覇を逃したからと言ってくよくよしないのが、彼女のいいところで毎回のように「500点お願いします」と笑顔で言い切るメンタルは見習うべきところ。
(今回はMCで言ったか微妙ですが、ツイッターなどでは毎回のようにコメントしている気がする)
そして今回はただでさえ予告しない新曲を、MCですら告知しないという、固定ファンでも下手すれば気づかないレベルの構成を見せてきた(笑)
毎回「いつの間に……」という頻度で新曲を用意する彼女ですが、今回もその例に漏れず……しれっと。当たり前のように新曲を入れてきた構成は見事というか、手慣れたものというか……。
恐らく我々客層の予想を更に一段も二段も上をいく発想を持っているのが大和撫子 百合が、大和撫子 百合たる所以。
2019年もしっかりベスト3圏内をキープして上々のスタートを切ったと言えます。
また今年も一年、活躍を期待しております。


・3位:デカシャツ喫茶
3位で軽く驚かれる。それがデカシャツ喫茶の「ラスボス」的なクオリティ(笑)
とは言え、昨年は(一回だけ)5位もあったりしたので、一昨年のメチャクチャ強かった頃と比べると……落ち着いた感はあると思います。
ただ今年も色んな意味で「ブレないなぁ」と思うステージでした。
その象徴がMCでの「宣言」(笑)あの謎のノートを二人で読みあげて「スポーツマンシップに則り」っておかしい(笑)
歌っている時のカッコよさと、MCや前奏、後奏の自由すぎる二人のギャップが相変わらずというか……まぁなんて言うか(笑)
今年も一年、面白おかしくて、自由で楽しいデカシャツ喫茶が訳の分からないコント風のMCも含めて拝見できるのは目に見えている(笑)
まぁ真面目なんだか、不真面目なんだか、本当にさっぱり分からないけれど(笑)
でもこのゆる~い雰囲気の二人だから、今年の夏で10周年を迎えられたのかなと思わないでもない次第。
お互い、肩肘張ってないもんなぁ(笑)楽しそうだもんなぁ(笑)
昨今はデカシャツ喫茶としてのライブが若干少ないのだけが気になりますが、また二人揃った時は自由に楽しみながら頑張って「ラスボス」風に頑張ってほしいと思う次第です。
結論。今年もまだまだ上位かと(笑)


・4位:USAXA!
前回、今回とあと一歩でベスト3に届かず。恐らく相当もどかしいかと。
しかし昨年一年間戦い抜いた結果、このイベントでの戦い方はだいぶ熟知した感じもあるし、また魅せ方も本当にうまくなっていると思う次第。
楽曲やパフォーマンスのクオリティの高さもさる事ながら、ここ二回はショートコント(?)の脚本力も見せつけている感があり好感触。
個人的には現状(まだ優勝未経験者の中では)最も初優勝に近いのは彼らだと思う次第。
それだけのパフォーマンスと成績を現状、安定して残せている。
とにかく彼らにとって、大変なのはここからで昨年は一度しか無かったベスト3、更に上位に駆け上がるための足掛かり、キッカケが欲しいところ。
それが今回のパフォーマンスとなるのか、それとも……。
アルバムのクラウドファンディングも気になりますが、どうにかしてこのイベントでもてっぺんをとるため、今年一年邁進して欲しいと願う次第です。
・5位:みでぃ
本当に久々に「何が飛び出すか分からない、みでぃちゃん」が見れた(笑)
前回のような正攻法とも言えるパフォーマンスもいいけれど、みでぃの最大の魅力は何をしてくるか分からない期待感とも思う次第。
今回のタヒチアンダンスはその象徴とも言えるパフォーマンス。
恐らく評価的には賛否両論、真っ二つに別れておかしくない。
「面白いもの(もしくは素敵なもの)を見せてもらった!」と思うか「歌、歌えよー」と思われるか……。
でもそれが彼女の面白いところであり、また魅力の一つでもあるので、これは賛否両論起こって正解なパフォーマンスだと感じています。
彼女も昨年からの初出場組ですが、年間通してイベントにいて色々感じるところやりたい事も増えたと思います。その中で何を見せてくれるのかは毎回楽しみになってきました。
楽曲面も「十字架ROSES」が出来て安定傾向にあるので、これからも期待したいところです。
・7位:ソラ豆琴美
今回お休みなので、本来触れないところですが、欠席VTRの出来が良かったので(笑)
欠席の際、投票出来ないルールを知らなかったのはご愛嬌ですが、さりげなく次回の予告を入れているあたり策士な一面もあると感じた次第。
今回は投票できないけど、次回につなげるにはいいVTRだったのは間違いないので、これは評価したいと思います。
・8位:清水舞美
厳しい言い方すると、今回の出演者で唯一疑問符が付く内容に。
どういう意図で今回、ウクレレを出したのか?前々回(2018年9月/vol.64)でも披露したばかりで間隔も短く目新しさも無かった。
それでもウクレレの生演奏でも一曲目「茨の海」は良かった。ただ「チャレンジ ザ ウクレレ」はここでやる必要はあったのかと……。
前述のみでぃのように何かチャレンジする姿勢は評価出来ても、完成しきっていないものを演奏するのはどうかと……。
どうせやるならきちんと完璧に弾けるようになってからにした方がいいと思う。まぁあれで笑って誤魔化して笑いを取るところまで計算して点を取りに行こうとしてるならいいのですが……。
あと楽器の生演奏という点では、アコールノートが上がってきた事で生半可なものを見せ様なら、容赦なくこき下ろされる可能性がある点も考慮しなくれはならない。
他のイベントならいざ知らず、このイベントにおける特性を考えたらこれで点が伸びるか……非常に疑問が残る構成となった。
これで上位は厳しいような気はします。ただ自分の所感なので、他の皆様がチャレンジする姿勢を評価していれば……と言ったところでしょうか。
・10位:FICE
今年も新年早々やってくれたというか何というか(笑)
主宰だけどこのイベントで一番、トリックスター的な役割を相変わらず担っている印象があります。
毎回、ネタを考えてくるFICEのセルフプロデュース能力は本当に驚嘆に値します。
もちろんステージの劇中劇という点では、ここ数回のUSAXA!や、今回卒業したうさみけPも秀でているものはありますが、総合的な見せ方のうまさは流石ベテランだな……と。
そんな訳で今回は「月曜から〇ふかし」(笑)過去に某芸人のネタをした事もあり、この手のネタはFICEにとっては十八番だったか。
元ネタを踏襲しつつも、最後は自身のオリジナルに持っていくという構成はオマージュからのオリジナルという流れを踏襲していて実にうまい構成でした。
今回も大爆笑必至なステージだったのですが、これで10位というのは……評価と点数が相変わらず比例していないな……と。
この点をいかに点数に結びつけるかがFICEとしての当面の課題。今年一年の戦い方に注目したいと思います。

・昇格組:アコールノート
悲願の「ぢゃ☆ベストテン」のステージ。まずは満喫したといったところか。
楽曲についてはアコースティック編成の持ち味を活かした内容となっていました。
このイベントにおいていそうでいなかった、アコースティックデュオは初見の方にとっても新鮮に映ったのではないでしょうか。
またもう一つの持ち味であるMCも、彼ららしいコントとなっており掴みは良かったと思います。
ただ初回ならではというか、みどりに若干緊張の色が見えたような……恐らくこれは昼から見ていないと気付かないと思いますが、いつもと比べて思い切りの良さが無かったような。
これまでFICEの着ぐるみダンサーズで出演しているこんと違って、このステージに立つのは初なので致し方ない部分はあったかと……。
もっともこればかりは場数を踏んで慣れていくしかないので、次回以降の彼のブレイクに期待したいと思います。
次回は幸い脱落もない回になるので、思い切って楽しんで欲しいと思います。




そして今回は結果的に卒業が2組となりました。
・9位:うさみけP
ストーリーライブという、いわばライブの中に「劇中劇」を積極的に取り込むスタイルを持ち込んだ実績を残しました。
個人的には昼での優勝は非常に印象深く、これでうさみけPはまた一段上のステージに進んだと思いました。
その持ち味を夜でも活かし、十二分に魅せてくれたと思います。
特に今回は10位・FICEの後で非常に沸き立った空気の中だったので、難しいステージだったと思います。
その中であれだけしっかりと自分たちの持ち味を持って臨めたのは、彼女たちの地力があったからこそ為せたステージだったと思います。
それ故、今回、僅か2回での卒業は若干残念な気持ちもあります。
ただ彼女たちの方向性、特に物語の構成や構築を考えたら二ヶ月に一度に縛られるのは厳しかったかも知れません。
もっともこのイベントにおいて十分、やれる事はやったと思いますし、また今後の展望も明るいようなのでこれからの活躍、楽しみにしております。
「ぢゃ☆ベストテン」では短い間でしたが、お疲れ様でした。
・6位:神木祐希
まずは昼から数えて約一年半、本当にお疲れでした。
ちょうど一年前に史上初の「昼夜ダブル初優勝」という前人未到の記録を達成しましたが、当時はとんでもない新人が現れたと思ったものです。
小さな体からは想像できないパワフルなパフォーマンスは、まさに「小さな巨人」と呼ぶにふさわしいものだったと思います。
あれから一年……紆余曲折を経て大変だったと思います。
今回のMCで彼女自身が語った通り、昨年下半期は事務所を退所した影響で、オリジナルが歌えない状況は心苦しかったと思います。
ただ昨年一年間通じて、酸いも甘いも知ったからこそ、これからの経験になるのではないか……と観ていて思います。
今回のステージ、最後の「ぢゃ☆ベストテン」という事で新曲(しかもタイトルが決まっていない)を間に合わせてくれたのは、彼女らしいと思った次第です。
そんな置き土産を残して今回卒業しますが、ここで頑張った一年半をこれからの活動で活かして頑張って欲しいと切に願っております。
「ぢゃ☆ベストテン」18代目王者・神木祐希
遠く関東の地から、これからの活躍を願っております。

君の勇姿と笑顔、忘れません。
……こうして12年目の「ぢゃ☆ベストテン」はまかべまおの優勝で始まりました。
自身のイベント8年目を非常に幸先のいい形でスタートが切れたと思います。
「年間最多勝」争いを早々に語るのも気が早いですが、この結果を受けて大和撫子 百合、デカシャツ喫茶はどう巻き返すか。
それとも他の出演者が躍り出るのか……次回以降も注目が集まります。
一方で優勝経験者でもある神木祐希、出場2回目のうさみけPと2組が卒業し、次回は9組+昇格組という展開になります。
次回は確実に脱落が無い状況で、全出演者がどのようなステージを披露するのか注目が集まります。
そんな次回の「ぢゃ☆ベストテン」……。
正真正銘「平成最後」の「ぢゃ☆ベストテン」となります。
新元号を迎える前……「平成最後」の勝ち名乗りを受ける出演者は一体誰になるのか!?
次回、平成31年3月16日……
「ぢゃ☆ベストテン vol.67」
「平成最後の一大決戦」を見逃すな……!
それにしても3月16日ですか……なんとも因果関係が深い(笑)