【レポート】「FICE 15周年記念『たぶん最初で最後の全曲ライブ!!』」(前編) | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】「FICE 15周年記念『たぶん最初で最後の全曲ライブ!! ~ある意味ワンマン~』」@池袋・CYBER(前編)

自分が表現するところの「インディーズアイドル」
この界隈も様々なイベントが毎日のように開催され、今やライブが開催されない日が無いのではないかと思うくらい、毎日のようにライブイベントがある。

そんな数多あるライブイベントの中で「重要なライブ」と位置づけられるとしたらどんなライブイベントがあるだろう。

恐らく年に一回という意味では、誕生日を祝う「バースデーライブ」が最重要ライブの中の一翼を担うではないだろうか。
出演者にとって一年に一度の晴れ舞台、そしてファン層はお祝いのために全力を尽くす、一大イベントである事は間違いない。

それに非常に似たポジションが「周年ライブ」だろう。
一般的にはデビューした月に「デビュー○周年」として開催するのが通例である。
毎年やるような歌い手もいれば、数年に一回しか開催しない歌い手もいたりするものである。

近年、この界隈も長く活動する歌い手が増加傾向にあり、デビュー1周年、2周年ばかりではなく、最近では5周年以上の周年ライブも良く耳にするようになってきた。
だが10年となると、まだまだこの界隈でも少数である。
もっともこの「インディーズアイドル」の業界が、今のように成立するようになったのが、それこそここ10年経つか経たないかの話しである事を考えれば当然なのだが……。

それを踏まえて、この単語を聞くと、いかにこの数字が凄い事かが良く分かる……。



「15周年」



8月27日……この日、一組の歌い手が記念ライブを行なった。
前の周年イベントは四年前……一年遅れの「10周年」以来である。

これからお送りするのは、15年の月日を経てもなお業界の先頭を走り続ける、偉大なる先駆者たちの……誰よりも、何よりも熱い一日の物語である。

……という事で今回は、FICE 15周年記念 「たぶん最初で最後の全曲ライブ!! ~ある意味ワンマン~」の様子をレポート致します。

●開演前

まず会場の入口のところで、メッセージカードで出来た大きな花輪が出迎えてくれた。
これは実はFICEのファン(別名:FICE隊)が数ヶ月前から共演者、客層を中心に集めていたメッセージカードを花輪の形態にして飾ったものである。
ピンクと水色、そして混合の全部で3基の花輪が我々を出迎えてくれる……。

その脇を通り、いざ会場へ……。
もう何度か足を運んだ事のある、比較的なじみのある会場である。

その会場内もFICEの15周年を祝うために彩られていた。
ステージの上には「FICE」それぞれ一文字ずつの電飾が……これは10周年の時にも会場にあった電飾ではないか!
もうあれから四年経ったと思うと、それだけで感慨深かった。(前述の通り10周年は一年遅れの開催だったため)

会場上手側にはアルバムのジャケットのイラストにも描かれている「愛鯛」くんの大漁旗がデカデカと張られている!
実はこれ後で知ったが、FICEのサポートメンバーたちが贈ったとの事だ。
更にその上のスペースには、多くの人の手形で彩られた鯉のぼりがある。
これはひびぃ(響己)が数ヶ月前から多くの共演者、客層に呼びかけて作っていたものである。

もう会場の中だけで、FICEの15周年を祝う雰囲気がいっぱいだった。

更にそこで物販スペースでFICEのTシャツと、記念タオルを購入すれば……完全に戦闘準備突入である!(笑)

だが開場から開演までは一時間ほど時間がある。
もっとダラダラ過ごすかな……と思っていたが、次から次と入場してくる。

入口から中に至るまでの会場の雰囲気と、熱気などで開演までの一時間が思ったよりもあっという間に過ぎていった……。
やがて時計は開演時刻を指す。

その時、ステージの下手側から聞き覚えのある声がした。

声の主はこの日の司会進行:梶田ガクシ。
いつものように流暢な進行で、そして会場にいる客層のテンションを煽る。
そしていよいよお待ちかね……FICEの登場となった!

●本編

司会の梶田ガクシの呼びかけで集まった、FICEの二人……及びサポートメンバー、楽器隊こみこみ……総勢13名!
これだけでも圧巻である。

現在、FICEはサポートメンバーを含めると総勢16名の大所帯になる。
四年前の「10周年」の時も、当時の「FICE 座 RAINBOW」フルメンバーで9名がステージに上っているが……。
恐らくここ数年のFICEのライブの中では、これだけのメンバーが一同に揃った事のは無いのではないではなかろうか……。
残念ながら膝の怪我で出演ストップがかかった、がちゃ妹(おこ=当日は物販ブース担当)などを除くと、ほぼほぼフルメンバーに近い形態となった。

ステージを所狭しと並ぶ、13名の大所帯。
だがその中でもやはり主役は、この日発売のアルバム「大漁」のジャケットに身を包んだFICEの二人だった。
真新しい衣装に身を包み、この記念すべき日を待っていた二人……。
いつものように飄々と、だが心なしか誰よりも嬉しそうな顔をして、この開演の瞬間を待っていたように思えた。

そんな訳で本日の主役たちが登場したところで、いよいよステージは始まる。
さてこの日のイベントのサブタイトル、皆様、覚えているだろうか……。

「たぶん最初で最後の全曲ライブ!!」

……読んで字の如く。
これから行われるのは、FICE15周年の集大成、オリジナル楽曲42曲の完全制覇である!
(さすがに派生ユニットや、アルバムに収録されないレベルのセルフカヴァーは除いているが)

そのうち新アルバムに収録された新曲「大漁」を除く、41曲がお客さんの人気投票によってランキングをつけられて、そのランキング順に一曲ずつ歌われていくのだ!

……そしてこの日、一番最初に歌われた楽曲……つまりランキング最下位だった楽曲は……。

○41~31位
※ここからは各パートごとに段落を設けて記載していく。

・41位:Brand new life with you……1票

通称「おしゃれソング」堂々1票で最下位!(爆)
しかし1票って……いや0票が無かったのは、それはそれでいい事なのかも知れないけど、さすがにこれは会場に笑いがこだましてました。
コーラスのひびぃがメインポジションに入る珍しい楽曲ですが、投票結果はともかく、FICEらしくない楽曲のスタートという感じでした。

・40位:Samba DE TACO-YAKI……2票

かつて少女☆タコサムが組んでいたユニット「たこあき」に提供した楽曲。
ただし楽曲発表前に「たこあき」が解散したため、FICEがセルフカヴァーし、少女☆タコサムが「もののけ」としてサポートメンバー入りするキッカケになった同曲……。
……が、そのタコサムはこの時不在(爆)残ったメンバーがタコサムの代わりに大いに盛り上げました(笑)

・38位:接吻~らぶらぶ☆ちゅ~はいぱぁだんさぼーmix~……3票
・38位:神様。。。~ただひとつの願い事~……3票

同率38位の楽曲が二連発。
まずは「接吻~らぶらぶ☆ちゅ~はいぱぁだんさぼーmix~」
「ぢゃ☆ベストテン」のOPテーマとしてお馴染みの同曲。
ここではFICEを含め、全メンバーがダンスに専念し、パラパラを彷彿とさせるキレのあるダンスを披露した。
続いて「神様」。「大漁」を除くと最新曲。初見の方には人気も高いとの事だが……意外にもFICEのファン層には「真面目な歌詞」が受けなかったのか、前評判に反して下位に沈んだ。
しかし楽曲のラストは、ステージの上、ロビーも全員が手を繋いで一体感が醸し出された……まだ4曲しかやってないのに、ED感満載だった(笑)

・36位:コンチ音頭~のーまるばーじょん……4票
・36位:出動 !~待ってて☆BABY~……4票

ここは同率36位が連発。
「コンチ音頭~のーまるばーじょん~」だが、昨今は「びんびんばーしょん」の方が馴染みは深いかと。
実は「びんびんばーじょん」と振り付けと微妙に違うため、戸惑う客層も多数(笑)
「出動」は「接吻」のC/Wで初期FICEの代表曲の一つ。
ステージ上のFICEのリクエストで客層がアーチを作り、ここを潜り抜けるという演出がされた。これは初期の客層がしていた演出の一つで、FICE自身、非常に懐かしがっていた。

・35位:iPod for コレクターズのテーマ……5票
・34位:電波~あほ毛でゆんゆん♪~……10票
・33位:First~PCゲームもえべんのテーマ~……68票

ここで三曲連続になるが、33位から急に票数が跳ね上がり、会場からは感嘆の声が上がった。
35位「iPod for コレクターズのテーマ」はFICE屈指のネタソングとして有名。年に数回聴く事がある楽曲。思ったより伸びなかった(笑)
34位「電波」は前作のアルバム「電破」の代表的なポジション。
氷の「電波ゆんゆん♪」とひたすら繰り返す歌詞が頭から染み付いて、この日も離れなかった。
33位「First」はPCゲームの楽曲だが、MCではワンコーラスしか歌えない大人の事情が明らかに……。
色んな意味で曲者ぞろいの楽曲が3曲続いた(笑)

・32位:裸執事……112票
・31位:桃缶~女の子のお召し上がり方~……153票

ここも二曲連続披露。
32位「裸執事」はFICEセルフカヴァー楽曲の中でも、最も有名な楽曲の一つと言って過言では無い。
公式のPVと共に一世を風靡し、一種のムーヴメントを起こした……割りに順位がこのあたりだったのは意外だった。
31位「桃缶」は炎のソロ楽曲。
ここのBメロで氷の無茶振りは健在で、やはりというか……ここでも狭いスペースを使って数々の運動をさせられた(笑)
年を取ると共にやるのが厳しくなっている楽曲の一つである事には間違いない(笑)

……こうして41位~31位まで終了。
ちなみにこの時点で、進行は「巻き」との事。
会場からは拍手が沸き起こった。
ここでFICE及びステージ上のサポートメンバーは一旦はけて休憩に。

さてここからは事前に告知されていた「偽FICE」の皆様が活躍する「FAKE FICE コーナー」(梶田ガクシ談)
全部で3回のパートに分けて、次々と偽FICEが登場するとの事だが、果たして、どんな偽FICEが登場するのか……。

○偽FICEコーナー・その1

・ゅん((・∀・))ゅん
偽FICEの先陣を切ったのは、こちらも「赤青」原色系ユニットでお馴染みゅん((・∀・))ゅんの二人。
上半身はビキニというサービスショットと、いつもより色味が薄い髪の毛の色で登場(笑)
そんな彼女たちが歌ったのが「正義~FICEのテーマ~」
本人たち曰く「電波」と最後まで迷ったようだが、約10年前(!?)にカヴァーした思い出がある「正義」を選んだとの事だ……。
FICEも15周年だが、彼女たちも今年の11月に10周年ライブを控えている。
長く、同系統(笑)の原色系ユニット同士でやってきたものとして、盛大にFICEの15周年を祝った!

・桃園桃&MicA
ライブの共演も多い二人によるコンビ。
意外だったのは、普段イメージカラーが桃色の桃園桃が水色の氷ポジションで、逆に水色濃厚と思われていたMicAが桃色の炎ポジションだった。
なおこの点において、それぞれの客層の多くが予想外だった模様で、桃園桃の前がピンクTシャツ、MicAの前が水色Tシャツという「逆転現象」も起きていた。
(唯一、桃園桃の有名ファン、B氏は水色Tシャツだった・笑)
二人が歌ったのは「接吻~らぶらぶ(ハート)ちゅ~」
とてもかわいらしい二人が歌うと、非常にかわいらしい楽曲に仕上がっていました。
かわいさの面だけで言えば、本家以上!……と(本家には失礼ながらも)観ていて思いました。

・まかべまお
当初の発表では「まかべまお」一人だったが、最初の歌いだしの後出てきたのは……あをいちん!(爆)
まさかこの二人で組むとは……と言いつつも、昨今の「ぢゃ☆ベストテン」で「帰る方向が一緒」と仲良く並んで帰る二人を見ていたので、組み合わせ自体は驚かなかった。
……あをいちんが、あんなにアイドルっぽい格好で出てきた事の衝撃が強すぎた(笑)
ちなみに歌ったのは「伴奏」
まかべまおのヴォーカルと、着ぐるみダンサーズでつちかったあをいちんのキレのある振り付けで大いに盛り上がりました。
なお梶田ガクシがその場で命名したユニット名は「まおいちん」との事(笑)

・美弥乃静&hashiri
このコンビはもうお馴染みの二人。ピンクの美弥乃静、水色のhashiri……そしてなんかもう一匹、虎の着ぐるみを着たはるちんこと蒼井悠が……(笑)
(ここで「あけ☆たま」を思い出した客層がいたとすれば、かなりこの界隈長い方かと・笑)
歌ったのは「裸執事」……この二人(と一匹)ならもっと他の楽曲いくと思っていただけに意外。
そんな訳で数十分前に終えたばかりの「裸執事」をもう一度……とても珍しいものが観れて、満足でした。
しかし実は一番気になったのは、蒼井悠のポジション。
てっきり着ぐるみダンサーズの誰かかと思ったら……出てきた名前は「玄関マット」(笑)付き合いが古いとそうなるのね(笑)

……こうして偽FICEコーナーの第一弾は終了。
再び、FICE及びサポートメンバーたちがステージに戻ってきた!

○30~21位
実は全体を通してみても、このパートが一番きつかったかもしれない。
その理由はこの後、分かるかと……。

・30位:日本~AKIHABARA Bravo!~……157票
・29位:開花~種割れポロリ~……267票
・28位:再生~restart~……1048票

28位のところでいきなり票数の桁が上がって、会場がざわついた。そしてここで三曲連続。
30位の「日本」は「乳様」の別バージョン。アメリカ遠征の際、「乳様」の歌詞が問題になり作られた別バージョンなのだが、日本紹介ソングとしてはいいかもしれない(笑)
ちなみに「日本」も規制があり「サムライ」という歌詞は本来「ハラキリ」にしたかったらしく、今回は何の躊躇もなく「ハラキリ」と歌ってました。
29位「開花」は左右に大移動がある振り付けが特徴的。
もちろんこの日も例に違わず、池袋CYBERの上手から、下手までを多くの客層が大移動をしておりました(笑)
意外とこの楽曲、体力を奪われる……というところに28位「再生」
近年、最も体力を奪われるFICE楽曲である(汗)
もちろん15周年で気合も入っていたし、その前に休憩はある程度とって、体力的には問題は無いと思っていた……のですが……。
この三連発でかなり削られました(笑)
さすがの前方の猛者たちも、ここは疲れました。

ここでFICEも優しさを見せて、本来、四連発のところを二連発×2にしようとしましたが、某客が余裕を見せる言動をしたため……四連続(汗)

・27位:蟹祭~カニカニカーニバル~……1231票
・26位:革命!~ヲタれぼりゅーしょんっ~……1487票
・25位:恋中~こいちゅ@進行形(≧∇≦)~……1597票
・24位:宵酔~まっこり☆えぶりないと~……1913票

地獄の四連発(笑)
よりによってその最初が27位「蟹祭」(笑)
氷のソロ楽曲ですが、歌詞をまともに歌わないことで有名(その前に正式な歌詞を絶対覚えていないだろう・笑)
振り付けよりも、ある意味中毒性が高い楽曲なので、変な意味で言えば、精神的に来た……(笑)
続いて26位「革命!」
この楽曲は振り付けがやたらカッコイイ(と自分では思っている)
途中で跳ねたりするし、動きも細かいのが多いが、それがいい(と自分では思っている)
思ったより低い位置だったけど、この楽曲によってテンションが上がって、多少は疲れが吹っ飛んだ(と自分では思っている)
……ちなみに私事ですが、この楽曲に結構は票数を投票しましたので、かなり思い入れが強いので、ここでの所感は参考程度に願います(爆)
更に続いて25位「恋中」
オケ版だとちょっとかわいらし過ぎる楽曲だったのが「FICE 座 RAINBOW」が楽曲を演奏するようになって良化した楽曲。
それまでのギャップとの違いも、この楽曲の人気の一つだと思っている。
今回も生演奏だった楽曲の一つで、ただかわいらしい楽曲ではなく、きちんと生音ならではの迫力も伴い聴き応えのある一曲となっていた。
……そして24位「宵酔」
この楽曲と言えば……足を180度の角度まで開脚するあの振り付け……。
間奏の間はずっとその体制を保たないといけないのだが……今回、やたら間奏が長かったよな……(笑)
この楽曲終了後、多くの客層が太ももの筋肉が張っていたに違いない(汗)
これに関してはMCで楽器隊に非難が集中(笑)
司会の梶田ガクシの提案で、次回から楽器隊も開脚して演奏するようにしようという意見が採択された(笑)

・23位:夢旅~virtual trip~……2179票
・22位:Yes, My Lord……2200票
・21位:乙鰈~ありがとう☆◯◯ver.~……2218票

ここも三曲連続。
23位「夢旅」はFICE活動前期の締め曲。
多くのイベントのライブイベントのラストでこの楽曲が締めに使われるほど、頻繁に歌われていた楽曲である。
だがこの楽曲もまた振り付けが激しく、連続ジャンプや、足上げなど非常に体力を削るのが特徴である。
しかし終わった後の、これまたEDを迎えた感は爽快そのものであった(笑)
22位「Yes, My Lord」は企画物CDの中で歌われた楽曲で、セルフカバー楽曲になる。
ちなみにオリジナルを歌っているのは、声優の井上和彦(と、若手声優たち)で、実は井上和彦のファンだったと公言している炎にとっては非常に思い入れの深い一曲となっている。
「裸執事」系の楽曲と並ぶ、FICEの中では代表的なセルフカバー曲と言って過言ではない。
21位「乙鰈」はお祝いソング「愛鯛」とは対を成す楽曲。
本来であれば卒業などの類で、この日なにかとお別れする人がいないと成り立たない曲なのだが……この日、そういう人は一人もいない(笑)
そこでこの日餌食になったのは……中村(笑)
客層にも数名、中村さんはいたが(笑)FICEが言う中村は、サポートメンバー:玄関マットのことを指している(笑)
実は今回の15周年、サポートメンバーの中で唯一欠席表明したのが……玄関マットである。
古くからのFICEの客層にとっては、かつては三人目のFICEとも言うべきだった玄関マットが、この場にいない事に寂しさを覚えた方も多いだろう……。
そんな客層の寂しさを知ってか、知らずか……FICE・炎は叫ぶのであった「中村、こいやー!」(爆)
……「乙鰈」というよりは、玄関マットに対する怒り(?)の思いの丈をぶつけた一曲となった(笑)
(※本来の「乙鰈」はこんな使われ方もしませんし、また惜別の念をFICEが思いを込めて歌う名曲です)

……こうして21位まで発表となり、ランキングも半分が終了した。
ここでFICEたちも本来なら、ステージから下がるタイミング……なのだが、ここで梶田ガクシは言う……「今週のスポットライト」(笑)

昔、懐かしい歌番組か!(笑)というツッコミは聞こえてきそうだが、これからのFICEオリジナル楽曲でランキングが上がりそうな楽曲を紹介する……という事でここで歌われたのは……。

・「大漁~アキバ漁唄~」

今回のアルバム「大漁」にも収録された、アルバムタイトル楽曲である。
その初披露となった場であるが……非常にノリも良く、元気が出る楽曲だった。
既に振り付けも出来ており、前方の着ぐるみダンサーズたちもしっかり踊っている。
初めてとは思えない会場の一体感……そしてFICEは客にいる「おっさんの群れ」に向けて投網をして捕まえるのであった(笑)
こうして「大漁」初披露は大興奮のうちに終了。
FICEたちもこの様子に満足し、楽屋へと引き上げて行った……。

……という事でFICEたちが下がったという事は、この人たちのコーナーになる……。

○偽FICEコーナー・その2

・江織杏&石戸なつみ
まず登場したのは「M-Infinity」所属の二人。えおりんこと江織杏と、なーここと石戸なつみ。
普段はライバルとして競い合っている二人も、この日は「F-Infinity」と称してFICEの二人を盛り上げるために登場。
普段、黒髪の江織杏のピンクに一部染めている髪が見れるなど、レアな姿も拝見出来た。
そんな二人が歌ったのは「猫癒」前述の通り、えんちん側が江織杏で、ひよちん側が石戸なつみの並び。
本人たちはとっても緊張した様子だったが、非常にかわいらしい「猫癒lを披露。
こうして「F-Infinity」の二人のステージは終了しました。

……だが平和に思えたのはここまで……この後の展開に客層は驚愕する……。

・29-Q
「世界を旅するサブカルユニット」29-Qの二人。最近は国内によくいます(笑)
さてそんな彼女たちだが、普段の立ち位置とイメージカラーがFICEとは真逆なので、上手側に水色系統のまや、下手側にピンク系統のけーなとなる。
全身ジャージ姿で現れた彼女たちが歌ったのは……「乳様」(笑)
ここで出るか!(笑)会場は騒然。そして難なく1番を歌い終えると、今度はおもむろにジャージの上を脱ぎ出し、上半身はセクシーな水着姿に……。
内心「やると思った」という人は多かった模様だが(笑)美人が本気でネタをすると恐ろしいという事例の如く、最後までぶっ飛んでやり切った。
真面目にやったらそれはそれで凄いのに……だけどそこで笑いを取りに行った29-Qのステージでした。

ここで「乳様」が出たが、実はこの楽曲は、ある偽FICEコンビがやるものと皆、思っていたので、意表を突かれた点は否めない。
……そんな期待に応えて(?)登場したのは……このコンビ。

・山名純&清水舞美
別名「爆乳集会」コンビ(爆)そして予想通り……というか、これしかないだろうという「乳様」披露(笑)
ちなみに他の「偽FICE」の方々が、FICEのカヴァーする楽曲を希望制だったのに、対してこの二人だけはFICEからの曲指定だったという裏話もちらほら聞こえる(笑)
まぁこの二人が「乳様」を歌うのは予想はついた……だが衣装のエロさまでは予想出来なかった(爆)
二人ともビキニの水着に、それぞれピンクと水色のハッピ姿(このハッピは山名純のグッズである)
……エロい……ただただエロい……(爆)意外とこの二人のセクシーショットは見慣れたはずなのに……とにかくエロかった(爆)
圧倒的迫力の爆乳を思う存分アピールして、この日一番のお色気タイムはこうして幕を閉じた……。

……こうして会場内の男性陣の興奮が冷めやらぬ中、次のコンビが登場する……そしてまさかの展開が実現する……。

・鈴木まりえ&あさくらはるか17
業界の大ベテラン!今年でデビュー20周年!水色のウィッグに水着姿の鈴木まりえと、「17」がついて10周年!ピンクのウィッグに水着姿のあさくらはるか17!
この大ベテランコンビが歌ったのは……「乳様」(爆)
まさかの「乳様」三連発!しかもそれを締めるのが、この界隈でも唯一、FICEに負けない実績を誇るこのベテランコンビって何事だろうか!?(爆)
会場内の唖然とする空気と、怖い物知らず過ぎな二人が「乳様」をこれでもかと熱唱する。
終盤は「リボンがなんだー!」「Vラインがなんだー!」と自身のアピールポイントまでネタにする、ベテラン捨て身の全力っぷり!(爆)
こうして大ベテランコンビによる「乳様」は圧倒的な破壊力を以て、終了となりました……。

まさかの「乳様」三連発……客層の裏の裏をかいた展開に、しばらくは呆然とした空気が流れた。
そして再びFICEたちがステージに上る。
ここでFICEはアルバムジャケットの衣装から、Tシャツに着替えている。
ある意味、ここからが後半戦のスタート、そしてもう一段階、ギアチェンジを図る段階……そういう意図が見て取れた……。

 


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……と、いいところですが、なんと文字制限を喰らいました!(爆)

という事で後半に続きます(笑)

続きは↓。

 

・【レポート】「FICE 15周年記念『たぶん最初で最後の全曲ライブ!!』」(後編)

http://ameblo.jp/hitode0014/entry-12199408451.html