【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.45』@四谷mono
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第45回イカすアキバ天国』@四谷mono
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-12055305127.html
Bevitrice e Golosoの優勝で幕を閉じた「第45回イカすアキバ天国」
その一報に多くの者が驚き、そして祝福した。
だがその和やかなムードも数時間後に始まる戦いの前には、余韻など一気に吹き飛んでしまうのだった……。
混戦が続く夜の部「ぢゃ☆ベストテン」
果たして誰が笑い、そして誰が泣くのか……。
予想不可能な展開の数々に、一喜一憂する出演者、そして客層たち。
それは会場にぶらさげられている提灯が示すように……まるで真夏の祭のように、盛大に盛り上がりを見せた……。
一足早い梅雨明け宣言!真夏の一番星を獲ったのは果たして誰か!?
盛夏の一大決戦!「ぢゃ☆ベストテン vol.45」の様子をレポート致します!
●開演前
この日もあっという間に満員で埋め尽くされる会場。
多くの客層でにぎわっていた。
そんな中、客の中で特に目立つ人物が二人いた……。
一人はBevitrice e Golosoで昼優勝したBenjamin。
多くの客層、そしてこの後の一部出演者にも「おめでとう」と声をかけられる彼だが、今回残った目的は今後の共演する皆様の敵情視察もあったものと考えられる。
しかし意外にも夜の部を「客」として訪れるのは初という。
ちょっと意外な感じもするが、その理由がちょっとカッコイイ……が、この話は後述(笑)
そしてもう一人は……雅南ユイ……(株)ONIGIRIの社長……そしてかつてYUIMINOとしてこのイベントを優勝した出演者である。
今回の昇格組である……彼女たちを観に来たと言えばそれまでだが……(実際、このイベントでも多くの事務所社長を見かけるし、珍しい事ではない)
だがかつてこのイベントを優勝した出演者……その存在感というか放つオーラは独特だった。
また彼女自身、この後、壮大な計画を意図しているのだが……。
そんな訳でほぼ満員に膨れ上がった会場。
しかし今回、OP映像……特にDM部分がきちんと作られておらず、昼の使いまわし(笑)
OP映像を担当している、某玄関マットは現在、(株)ONIGIRIに出入りしているとあって、まさかのユイ社長の謝罪が入る(笑)
「申し訳ありません、うちの○○(マット氏の苗字)が……」と頭を下げる、ユイ社長。
「はい、僕、○○(マット氏と同じ苗字)」という、某お客様とのコントが数分続いた点については……まぁご愛嬌としましょう(笑)
そんなちょっとドタバタしたOP。
新生司会~ずも、☆★朋★☆がちょい遅刻したものの(笑)二人揃っての進行。
いつも通りの諸注意と、投票ルールの説明の後、本編に突入します。
トップバッターの昇格組として登場するのは……。
●本編
・昇格組:MINO+
前回昼「第44回イカすアキバ天国」優勝したMINO+の二人。
二人として立つ、初めてのステージ……そして朶恵みのりにとっては、YUIMINOとして出演した約3年ぶりの「ぢゃ☆ベストテン」のステージ……。
さぞ感慨深いものになる……はずだった。
しかしその感慨深いはずのステージは、突然、降ろされたスクリーンの前で全てが覆った……。
流れるプロジェクターの映像、そこには昼から酒を飲んでご満悦なユイ社長の姿……。
MINO+の優勝を祝福……すると思いきや、ステージ(特にMC)に対するダメ出しの数々……社長激怒(笑)
そんな二人がダメダメなのは、メンタルの問題。そしてメンタルを鍛えるためと称して、二人に新たな課題を出す……それは……
バンジージャンプしながら、YUIMINO+の新曲PR
……呆然とする二人。
映像の最後に「この映像で3分使ったから、残り12分でまとめてね」というメッセージのおまけ付(笑)
……明らかに動揺しているMINO+の二人。
「どうしよっか……」「ステージ終わってから、考えよっか……」など現実逃避一歩手前モード(笑)
そんな中、一曲目スタート。
一曲目に歌ったのは「Stone Cold」(FictionJunction)
東雲ゆうさの喉の調子は、やはり悪いように感じたが、それでも朶恵みのりのカバーリングもあり、難なくこなしていく。
一曲目を一切の動揺を感じさせず、終わった二人……だがMCではやっぱりビビッている感じが出た(笑)
それでもこれ以上、ステージを伸ばせない。
二曲目「アヤツリニンゲン」へと流れる。
この楽曲に関してはYUIMINO時代からの名曲なので、YUIMINO出演当時を知っている客層はこのあたりから大盛り上がりだった。
それに引っ張られるよう、YUIMINOが出演していた頃を知らない客層も大いに盛り上がる。
まさにこれはYUIMINO時代の再来……いやもっと言ってしまえば、進化と変化を遂げて帰ってきたMINO+のステージの到来だった。
そしてラストは「Replay」
かつてこの楽曲でAnBを席捲したと言って過言でない名曲。
序盤にも関わらず、客層のボルテージは一気に上がった。
そしてサビの部分では激しいモッシュが行われる。
そんな中、ステージの上に上る、一つの影が……ユイ社長だ(笑)
なんとユイ社長、ステージの上で二人の背後に回って、動画撮影している!(笑)
……じ、自由だ!自由すぎる!この人、社長になっても……いや、社長になって、ますます自由だ!(笑)
そんなユイ社長の乱入(いや……ある意味、彼女を知る人にしてみれば、これが通常運転か……)もありつつも、MINO+のステージは終了。
課題のMCは……もうどうでもいい。
ある意味、細かい事をすっ飛ばして、楽しめるMINO+(&社長)のステージでした。
そんな最初からぶっ飛んだステージが繰り広げられた今回。
会場の盛り上がりも尋常ではありませんでした。
ここから前回の投票結果を踏まえてのランキング発表。
現地では発表されていないですが、11位だったのは……。
・11位:29-Q
前回6位より5ランクダウンで脱落。
なお当日はメキシコのイベントに参加。
しばらくは海外でのイベントが続く日々になりそうです。
日本での日程に目処が立ったら、また挑戦してほしいです。
そんな訳でいよいよここから発表。
今回の第10位は……。
・10位:三木悠莉
前回、昇格組から初ランクイン。
出だしは非常に厳しいスタートとなってしまった三木悠莉。
「詩人」としての真骨頂をここで見せてほしいところですが、果たして今回のステージは……。
ここ最近ではお馴染みとなった、映像とポエトリー、そして歌を交えたステージ構成となっている。
テーマはずばり「七夕」
まず冒頭で「BOY MEETS GIRL」(trf)に乗って軽やかに三木悠莉が登場する。
前回の反省を活かしてか、今回はスクリーンは下りたまま。
ポエトリーと映像が交錯した後、三木悠莉がスクリーンの袖(下手側)から登場して歌っては去っていく……という構成。
物語はある人妻の風俗嬢の恋の話。あるヲタが抱えてしまった秘密の話。ある女子高生と彼氏の親友の鬱屈した嫉妬の話……などが彼女のポエトリーと歌の間で交錯する……。
「BOY MEETS GIRL」(trf)以外の楽曲は、それらの物語がターニングポイントを迎える際、ワンコーラスだけ歌っている。
人妻の風俗嬢の話の合間に流れたのは「ワダツミの木」(元ちとせ)と「こいのうた」(GO!GO!7188)
あるヲタの秘密の話の際は「Cメロの女神」と「ハナミズキ」(一青窃)
女子高生と彼氏の親友では「1/2」(川本真琴)と……。
全く種類の違う物語が並行して進んでいき、最後はあるヲタの話の最後を「ハナミズキ」(一青窃)で締めて終了という流れ。
テーマの中に、更に分類化したテーマがあって、それが積み重なって一つの物語を作り上げるという……今回も独特の世界を見せてくれました。
こうして三木悠莉、出場2回目の「ぢゃ☆ベストテン」はこうして終了しました。
続いて登場するのは、あのお三方……。
実は某Twitterでは、共演者などが大騒ぎだったのだが……。
・9位:みく16歳
前回7位より2ランクダウン。みく16歳のお三方。
しかしこの日の彼女たち……一言で言ってしまおう。
布面積が少ない。
いつもの事(笑)というツッコミがあるかもしれないが、重要な事なので敢えてもう一度言う。
いつも以上に布面積が少ない。
るか20歳大好き☆★朋★☆や、共演者の女性陣ですらうっとりしてしまうのも無理はない……。
この日の彼女たちは「黒」に衣装(そしてウィッグ)を統一。
近日、りん14歳の方が出演する舞台「モノクロ」ともかけて、この演出となったとの事。
一曲目「pandora」からスタートする。
いつもは鮮やかな色彩が特徴的な彼女たちだが、この日は色合い的には地味……いやゴシックというべきか。
それ故、露出している肌がますます強調されて、セクシー……を通り越して、芸術的に見える……のかも知れない。
そんな黒を基調としたからには、この楽曲……という事で二曲目「ブラックロック★シューター」
超有名ボカロ曲。確かに「黒」といえばこれは外せない。
この選曲については、非常に秀逸だし、またこの衣装ならではの楽曲だったので見たいと思っていた。
ラストは「ワールズエンド・ダンスホール」で締めて終了という流れ。
いつもセクシーだし、体の見せ方が非常に上手い三人ですが、今回もその素晴らしさが目を引く好ステージでした。
こうして客層……及び共演者を虜にした、みく16歳のステージは終了しました。
なお司会の☆★朋★☆は(以下略)
・8位:MicA
前回5位より3ランクダウン。みかぽことMicA。
……だがこの季節、実は出演者の中でも随一の強さを見せる彼女。
実はオリジナル楽曲に夏をテーマにした楽曲が多い!
ちょっとはだけた浴衣姿で登場したMicA。
まずはいきなり竹笛を使い、祭囃子の生演奏を披露するところからスタートする。
その流れのまま一曲目「みかぽ音頭」に突入。
まさに会場の雰囲気は夏の祭。
会場が一気に彼女の作っていく「祭」の世界に染まっていく。
続いて夏の花と言えば……ひまわり。
という事で二曲目「HIMAWARI」
とても明るい楽曲で、MicA自身、ひまわりのような明るい笑顔でこの楽曲を歌う姿が非常に印象的でした。
そんな楽しい彼女のステージもいよいよ終盤。
遠くの空から聞こえるのは……花火の打ちあがる音……。
やがて少しずつ遠くなる花火の音……そして始まるこの楽曲……。
三曲目「ミナミゾラ、ウチアゲハナビ」
この季節にピッタリ……そして少しだけ切ないメロディラインが素敵なこの楽曲。
これから始まる夏の思い出を……そして花火が終わった、祭の後のほんの少しの寂しさを端的に表現している……。
そんなMicAのステージはこうして終了。
また一つ、夏の素敵な思い出がこうして刻まれました……。
……が、このイベントという「祭」はまだ終わらない。むしろ前半(笑)
続いてランキングが続きます……。
・7位:森永まみ
前回4位より3ランクダウン。まみぴょんこと森永まみ。
……が、今回は欠席。
7月上旬に入り、全てのスケジュールが白紙になっている状況です。
欠席した出演者恒例のビデオメッセージですが、トルネードのPVに合わせて、彼女のメッセージが添えられた物が流れるという内容でした。
この日はこのまま終わった彼女……でしたが、数日後、ある発表が業界を駆け抜けます。
……ですが、これについては後述と致します。
そしてもうすぐ折り返しの6位……ここでこの日最大の波乱が起きた!
・6位:デカシャツ喫茶
前回2位より4ランクダウン。デカシャツ喫茶の二人。
会場が一番どよめいた瞬間だった。
これまでベスト3圏内を守ってきたデカシャツ喫茶。まさかのランクダウンである。
だがこの結果に誰よりも前向きだったのは、他ならぬデカシャツ喫茶の二人。
ランクダウンこそしたものの……今年8月で「6周年」を迎える、デカシャツ喫茶。
「6周年」の「6」で縁起がいい……ポジティブ過ぎる。
そんなデカシャツ喫茶のセットリストも、そんなポジティブ要素を裏付けている。
一曲目は「レモネード」
未だ音源化されていないが、昨年9月このイベントで発表された楽曲である。
キャッチーでポップな歌詞を明るく歌い上げる二人の姿が印象的である。
続けて二曲目に発表したのが新曲「ミラージュ」
意味は「蜃気楼」
いかにも彼女たちらしいテクノサウンドがとんがっているカッコイイ楽曲である。
さてそんなデカシャツ喫茶、8月に6周年記念ライブに向けて着々と準備中であるが、そこでなんと音源が発売されるとの事。
今回歌った「レモネード」「ミラージュ」も入った、6曲入りの新譜との事である。
そしてこの日、最後に歌った一曲もその新譜に収録される事が決まっている。
三曲目に歌ったのは……「Answer Beat」
彼女たちがこのイベントの頭文字「AnB」をもじって作った楽曲。
デカシャツ喫茶に珍しい8bit音源でもある。
こうして大盛り上がりのうちにデカシャツ喫茶のステージは終了。
ヨツイミワのMCと、シノンの楽曲の合間に見せる、ちょっとかわいい仕草がたまらない(笑)15分でした。
ここから後半戦。ベスト5突入。
今回の第5位は……。
・5位:石戸なつみ
前回8位から3ランクあっぷ。なーここと石戸なつみ。
昼は四谷の某別会場で、某生誕ライブ出演後の登場。
とにかくその延長上か、疲れも一切感じさせず……いや、むしろ気合いっぱいでステージに臨んだ石戸なつみ。
今回はまず以下にセットリストを紹介します。
「暁契」
「HaruHaru」
「トライアングル」
「Meteor Light」
なんと四曲連続。MCは一切無し。
15分間一気に駆け抜けました。
元々ロック系が強い彼女。やっている事がロックだし、とても力強いステージを見せてくれました。
しかし今回、燃えている理由は……この後、登場するであろう、同じ事務所のEさん(笑)に向けての悔しさそのもの……。
MCは無いものの、楽曲の前奏など、合間に事あるたびに……「E(実際は名前を言っている)に負けて悔しいぞ!」と発言(笑)
もうライバル心剥き出し(笑)
あまりにも何度も言うので、本気で悔しかったのは伝わってきましたし、相当、負けたくないという気持ちが歌に現れていました。
(もっとも二人とも普段は凄い仲良いと思うんだが……)
ライバルいてこその自分、そしてそのライバルに勝ちたい気持ちが伝わる、15分ノンストップのステージを彼女は見せてくれました。
以上、石戸なつみのステージでした。
・4位:桑名美沙子
前回10位から6ランクアップ。美沙っちぃこと桑名美沙子。
今年上半期でたいぶ低迷した彼女だが、ここにきて復調気配か……。
さてそんな彼女のステージだが、彼女も今回はほぼMC無しの展開となる。
しかし石戸なつみと異なるのは選んだ楽曲がどれも元々長いからというのが理由だが……。
一曲目「Cradle of Destiny」からスタートする。
某ボカロ曲だが冒頭から壮大な感じがする楽曲であり、桑名美沙子という歌い手の実力をもってすればこれほど向いている楽曲は無い。
カヴァーソングの幅が広い彼女だが、大抵の楽曲を自分のものに出来る技量は相変わらず素晴らしいものを持っている。
続いて二曲目「月下美人」
こちらも某ボカロ曲。和風な感じがするが、この手の楽曲は彼女が最も得意とするところ。
相変わらず自分の力量と、声質を踏まえた上での選曲のセンスを感じる。
こうしてボカロ曲を二曲立て続けに歌ったところでラストはオリジナルで「希望の剣」という流れになる。
カヴァーも得意な桑名美沙子だが、やはり彼女の真骨頂はオリジナルにあると改めて思う次第です。
とにかくこの楽曲における盛り上がりは、今の彼女の全てを現していると感じる訳です。
新たな一面を魅せるためのカヴァーに、長年かけて積み上げてきたオリジナル……双方異なる魅力を一つのステージにまとめた、今回の15分。
以上、桑名美沙子のステージでした。
いよいよここからベスト3。
今回も接戦の中、抜け出したのは一体……3位に読み上げられたのは……。
・3位:江織杏
前回9位から6ランクアップ。えおりんこと江織杏。
石戸なつみが負けて悔しいEさん(笑)はここにいました。
自身初のベスト3。実はこの順位に一番驚いていたのは、なかなか出番がこなかった固定ファン層かもしれない(笑)
そんな初のベスト3の江織杏のステージ。
一曲目は「桜月譚」から快調に飛ばす。
最近、また歌う機会が多くなった自身初のオリジナル楽曲。
彼女はこの楽曲ありきで始まったと言って過言ではない。
続いて二曲目は「Rock you(仮)」
まだ(仮)が抜けない(笑)
だがこの楽曲もそろそろ発表してから長いので、いずれ音源化が期待される一曲である事は間違いない。
ここで江織杏のMC。
ちょうど一年前、昼の部「第39回イカすアキバ天国」に勝った事、次回から夜の部「二年目」に突入する事、そして……もっと高い位置を目指したいとの事。
一歩ずつ階段を上ってステップアップしてきた彼女が、更に高い目標を目指して、どうありたいかというのを語りました。
更にはこのイベント以外にも10月には初ワンマンが控えるなど、今が絶好調、そしてこれからが大切な江織杏。
見据える視線は高く、そして頂点を確実に見つめていました。
そんな彼女のラスト二曲は「パイレーツ・オブ・エオリアン」→「エオリズエアライン」の連続。
江織杏と言えば……のタイトルに自身の名前が堂々と入っている同曲(笑)
会場のボルテージも最高潮になっていく。
特にラストの「エオリズエアライン」におけるアッパーの振り付け(笑)などはもう最高潮以外の何物でもなかった。
今やすっかりこのイベントの人気者、えおりんこと江織杏。(時々、パンダのさしみに持っていかれるけど・笑)
一年目を終えた彼女が見据える、二年目の彼女の理想像はいかに……。
以上、初のベスト3、江織杏のステージでした。
残ったのは2組。
果たして達成されたのは史上3組目の四連覇か、それとも……次の瞬間、読み上げられた名前は……。
・2位:まかべまお
前回1位から1ランクダウン。四連覇達成ならず……まおまおことまかべまお。
上半期完全制覇達成も三連覇でストップとなった。
しかし……彼女の顔から見て取れるのは悲壮感ではなく、これからステージに立ち向かおうとする……いわば立ち向かっていくような顔つきだった。
そしてその理由はこの後、すぐに明らかとなる。
なんと彼女もノンストップ!
偶然だが、石戸なつみ、桑名美沙子に続き、この日三組目のノンストップ構成となった。
しかも彼女の場合、2位だから20分、枠が与えられている。
例によってセットリストを先に紹介します。
「モノクロームシンパシー」
「SPIRAL」
「アイデンティティ」
「トライアングル」
「タブロイド」
オリジナル五曲連続構成。
新旧織り交ぜて五曲……とにかく歌って踊って、ノンストップ。
まさに息をつかせないとは、この事を言うんだと思うほど、彼女はこの日、ステージの上でただひたすら、歌う事に集中していた。
途中、曲の前奏、間奏部分でしゃべっている以外はほぼこんな感じ。
話している内容としては四連覇を逃した悔しさは若干ある……ものの、今回も2位だった事に対する感謝と、喜びに溢れていた。
何より彼女自身、今回もステージを楽しんでいた。
かつて神楽坂時代に、酸欠で思うように歌えなかった彼女の姿を知る者としては、まるで別人のように活き活きしていた。
とにかく理屈はいらなかった。ただただ20分の持ち時間の中で、彼女は与えられた時間、精一杯使って歌い切った。
ただそれだけだった。
そんなまかべまおのステージ。
ステージを終わった後の清々しいまでの表情が、全てを物語っていたように思う……。
こうして繰り広げられた熱戦もあと一組を残すのみ……。
今回、優勝の名乗りを受けたのは……。
・1位:大和撫子
前回3位から2ランクアップ。一年ぶり、13回目の優勝!やまなでこと大和撫子。
……長かった……一年ぶりの戴冠。
13回目の優勝だけど、久しくこのイベントが忘れかけていた光景が懐かしくもあり、また戻ってきた感もあった。
前回は舞台出演のため芍薬が欠席だったが、この日は俗に言う「元祖」メンバー三人が揃い踏み。
「ONE FOR ALL」からスタートしたステージ。
そしてワンコーラスで終わって、「桜撫子」へ……そしてこれもワンコーラスで終えて、次の楽曲へ……その繰り返し……。
……ここで勘の鋭い方ならお気付きだろう。
全曲メドレー、再び(笑)
前回vol.44で披露したオリジナル楽曲全曲メドレーを丸々20分、再び。
彼女たちらしい演出ではあるけど……でもこれにも明確な狙いがある。
前回は欠席していた芍薬の部分だけを抜き出した音源でステージを披露した、大和撫子(の牡丹と百合)
だけど今回、芍薬がいるので芍薬を含めて同じ構成で勝負に出た。そしてもう一度、三人で優勝を飾ろうというが目的だった。
実はこの点、MCでも芍薬は若干気にしており、メンバーの中では比較的欠席が多い彼女の場合、欠席明けで自分が戻ると順位が下がるジンクスがある……のを気にしていた。
それを払拭するためにも、敢えてこの構成をもう一度持ってきたというのが今回の流れである。
しかし……それだけでは前回と全く同じ上、持ち時間が余るという事態に陥る……。
1位は持ち時間は5分長い。オリジナルも全曲使い果たした。
だがそこは大和撫子、奥の手を持っていた。
このタイミングで新曲発表!
三人の元祖だと「devotion」以来ではないだろうか……さて気になる、その新曲タイトルは……
「MATSURI」
念のため言う。英語表記です。
演歌の大御所の歌う、同じ発音の楽曲とは別物です(笑)
この季節、そしてこのイベントのラストに相応しい楽曲を持ってきた!
会場はまさにお祭り騒ぎのような雰囲気となる。
大和撫子一年ぶりの優勝はこうして、盛大な祭りのよう楽曲に乗せて、まさに大団円という形で締めくくられました。
こうして欠席した森永まみを除く全10組のステージは終わり、投票タイムに突入。
投票時間を経て、今回のランキングのデータ、告知を経て物販タイムに突入。
会場のあちこちで物販が始まりました。
和やかなムードがしばらく続いた後……暗転する会場。
映画「ジョ○ズ」のBGMが流れ……あの時間がやって参りました。
●脱落者発表
暗転した会場から、つい10数分前までみく16歳の物販でニヤニヤしていたとは思えない(笑)ほどの暗い表情で新生司会~ずの二人がステージの上に登場。
投票の結果、脱落が決定……。
点数を読み上げた後、脱落した出演者の名が読み上げられる!
今回脱落した出演者は……
・三木悠莉
僅か出場2回目。
小泉千秋以来の最短タイ記録での脱落となりました。
しかし読み上げられた点数は、今回の彼女のそれを上回る4,800点……。
次回以降の激戦を予感させるようなこの結果に、会場が一瞬凍りつきました。
……こうして「ぢゃ☆ベストテン vol.45」は、その幕を閉じました。
●総括
久々の大和撫子の戴冠が印象的でしたが、なかなかに接戦の好ステージ続きでした。
まずは優勝した大和撫子。一年ぶりの優勝おめでとうございます。
前回のステージを観て、もし返り咲くならこのタイミングしかないと思っていましたが、こういうところで狙い通りの強さを見せるところは流石です。
ただこの一年はこれまでの12回と比べて、非常に苦しんだ印象があるのも確か。
それ故、今回の優勝、これまでとは違った価値があるようにも思います。
それを踏まえて今回のステージ。勝負に出たという感じはあります。
狙いが明確。芍薬抜きじゃなく、芍薬も含めて優勝を獲りに行こうという魂胆は非常に分かりやすかったです。
そのための前回と同じオリジナル楽曲メドレー。二人じゃなくて、三人の方が凄いというのを見せたかった……と思う次第です。
もっともこれだけだと前回も同じ構成を見ている客層が(いかに芍薬がいるとは分かっていても)納得はしなかったところ。
そこで新曲「MATSURI」の投入でお得感を漂わせて満足させる……戦い方を心得ているというのがあります。
正直、結果はまだ分かりませんが、ここで強い大和撫子が戻ってくるのか、そうじゃないのか瀬戸際だと思います。
次回、連覇を飾るなら「女王」の完全復活……と言っても過言ではないかもしれません。
今回、大和撫子の優勝に初めて立ち会えて感動していた某ファンのためにも、ここで立ち止まる訳にはいかないはず……。
大和撫子、今年最大のターニングポイントと私自身は見ています。そして次回の結果を楽しみに待ちたいと思います。
続いて2位のまかべまお。四連覇はならず……しかし貫禄たっぷりのステージに魅了されました。
20分ノンストップでオリジナルだけの構成。
迫力満点の素晴らしいステージでした。
今年上半期の三連覇ですっかり貫禄がついたのか、非常に堂々としたステージでした。
このようなステージが出来るようになった……いや、以前からそのポテンシャルはありましたが、今年に入ってからの三連覇で自信がついたように見えます。
それ故、連覇を逃しても悲壮感もなく、むしろ堂々としていたのではないか。そう感じます。
今回のようなステージが出来れば、再び優勝出来る日もそう遠くは無いと思います。
……とは言え、連覇が途切れた今回、これまで高く保っていたテンションがどうなるのかやや心配ですが……。
そういう意味では彼女にとっても、これからしばらくは正念場が続くと思います。
オリジナル曲も、新曲も一通り出尽くした後、また追い風になるような材料も現在は乏しい状況です。
年末には毎年恒例のバースデーライブがありますが、それまで上位を保ち、レベルアップは望めるのか。
次回の大和撫子との対決の結果も見逃せないし、どうしても今後、今年下半期も注目して見て行きたい。
そう思える今回のまかべまお、そしてそんな結果でした。
3位に入ったのは江織杏。初のベスト3入りとなりました。
しかも2位だったまかべまおとの差は僅か……今回の位置なら優勝を狙える位置まで来たと思うのが妥当と思います。
ただ前回までの下位低迷を考えると、今回のジャンプアップの要因が何だったのか……それを考えてしまいます。
一番の追い風は10月のワンマン発表と、少し涙ぐんだMCだったような(汗)
彼女の場合もまかべまお同様、新曲は一通り出尽くして、しかもレコ発が終わって時間が経っている状態。
目新しい要素は、厳しい事を言ってしまうと、現在は無い状況です。
もっとも固定客層の多さの割りに、これまで順位が低めだった……とも思うので、今回のこの順位が本来、彼女が持ちうる最低限のポテンシャルであり実力なのかもしれませんが。
しかしこの段階で20分の枠をもらって、しかも後半で歌えて、上位の雰囲気を知ったのはいい刺激になったのは間違いないはず。
余談ですがこの日の昼に出演した他のライブでも30分枠だったようだし、長時間のステージをこなせる事がいずれ彼女自身の成長、そして上位での勝負に繋がると思います。
またもう一つ、同じ事務所の石戸なつみの存在も強烈な刺激になっているのは間違いが無い。
あれだけ強烈なライバル意識を出されたら……応えないといけないでしょう(笑)
これでお互い、過去最高順位は3位。次はどちらが抜け出すかという戦いになってきました。
純粋にM-Infinity勢のライバル対決の行方も、今後気になるところです。
それ以下の方も観ていきましょう。
4位、桑名美沙子。「歌姫」が再び浮上してきました。
前回のステージが非常に評判が良かったので、このランクアップは妥当かと思います。
さて今回、ボカロ曲2曲と「希望の剣」という構成。
歌唱力についてはもう彼女の場合、文句をつけようが無い。
むしろ構成についてはカヴァー曲の選曲によって、ピンキリになってしまう感があるのが非常に勿体無い。
全曲オリジナルの構成も組めない事は無いはずの彼女ですが、あまりそれをしないのはいかがな物かと思う昨今。
桑名美沙子の真の持ち味を引き出すなら、やはりオリジナル中心の構成が一番かな……と、今回のステージを観て思いました。
歌の上手さだけで優勝は獲れない事は、他ならぬ彼女が一番知っているはず……次回の変わり身に注目です。
5位、石戸なつみ。15分ノンストップが非常にらしくていい。
なかなか熱い四曲連続。個人的には好きです。
自身初期の代表曲の「WHITE OUT」抜きで、ここまで出来るようになったのですから、着実に実力はついていると思います。
もっとも彼女の場合、まだ不安定さがあるので、また下位に落ちるという事が無ければ、もっといいのですが……。
それと江織杏に対する強烈なライバル心は分かる。それがいい方向に切磋琢磨していけば、お互いがこれからも上に行けると思います。
ただ彼女の場合、それが強すぎるかも。このイベントにおけるライバルが江織杏だけに絞ってしまって、江織杏以外の標的が見えなくなっているのでは……と思う節も。
今回、せっかく昼夜通じて初めてデカシャツ喫茶より上位に行ったのに(爆)それに気付けないようだと、ちょっと危険かもしれない。
江織杏もライバルですが、他の出演者……特に彼女の場合、同じくソロで、かつ歌の方向性が比較的似ている、まかべまおあたりを標的にして上位を目指してもいいような気がします。
次回以降、江織杏ばかりに目が行って、他の出演者に足下すくわれない事を祈る。
6位、デカシャツ喫茶。まさかの急降下に場内唖然……。
しかしベスト3から陥落する時は意外とこうかもしれない。
優勝は出来ずとも上位で安定していて、客層も「安定している」と安心している……と、一気に得票が下がるというか……。
もっとも今回の「6周年」にひっかけたMCとか、やたら前向きな姿勢は非常に観ていて和むし、また応援したいと思わせてくれます。
ただその前向きな姿勢も、若干、危険かもしれない。
このイベントに出演している出演者の中では、比較的、余裕を持っているように見える彼女たち。それ故、必死さの類が伝わりにくいタイプです。
恐らくこれは彼女たちのキャラクターが起因している故の、そのような見え方からかもしれませんが……。
これまでは圧倒的な楽曲センスで戦い抜いてきましたが、今年に入って未勝利という現実が、そろそろそれだけでは戦えないという事を示しているのかもしれません。
果たして今回の新曲「ミラージュ」そして「6周年」間近という事実が、どこまで彼女たちを後押しするか……次回、注目です。
7位、森永まみ。今回は欠席なので本来語るべき事は無いのですが、重大な発表があったので、ここで触れておきます。
このイベントが終了した数日後、彼女のブログにて重大な発表がありました。
「10月4日のラストライブをもって引退」
そして合わせて、この10月4日までは全てのライブを出演を見合わせるとの事……。
つまり今回、残留したとしても、次回の欠席、そして卒業は確定という状況となりました。
既に主宰・FICEも次回は動画出演の上で卒業という処置を取ると発表がありました。
非常に残念な発表となりましたが……まだ10月4日が終わってないですし、またこのイベントを(形の上では)卒業していません。
森永まみについて語るのは、また別の機会を持つこととします。今は報告まで。
8位、MicA。いよいよ得意の夏がきた!
……いや勝手に「夏の女」のイメージを持ってしまっていますが、これも今回も歌った「ミナミゾラ、ウチアゲハナビ」に代表されるように夏に関連した楽曲の多いイメージがあるため。
現に今回のセットリストは夏尽くし。夏を満喫するのに、いい楽曲ばかりでした。
欲を言えば、これらの楽曲がもっと上位で聴ければ良かったのですが……ただ時期的にはこのタイミングは非常に絶妙。
この時期ならではの演出も多く、非常にステージに入り込みやすかったです。
だけど恐らくここで上に行けないと、年内は彼女にとって非常に厳しい展開なると思われます。
MicA自身、このイベントにおける正念場が迫っていると思います。
もし上位を狙うのであれば、今回と次回が勝負だと思うので、次回、また気を引き締めて頑張って欲しいと願います。
9位、みく16歳。わかってはいたけれど、相変わらずエロい(笑)
正直言います。今更、彼女たちが露出がどんなに高かろうが、ヌード以外、驚かない自信はあります(笑)
確かに衣装の布面積が非常に少なかったですが、これまでの彼女たちを観ていて、そんな事で驚いていたらきっとやっていけません(笑)
……とは言え、大喜びしている層も多かったのは確か。ただそれが共演者や司会だったりするのは、いつの間にかターゲットずれた?と思うかも(笑)
ただエロさもここまでくれば、一種、芸術の域まで達するというのが、今回のステージ。
もっともこのユニットの特性を考えれば、このように魅せる方法は方向性としては間違っていない。
問題はそれが客層のハートを掴めているか。その点では若干疑問はあります。
復帰してからも試行錯誤が続いている感があるので、どうにか頑張って欲しいところではあります。
10位は飛ばして、昇格組のMINO+。クオリティは色んな意味で高かった。
ステージパフォーマンス、衣装については完璧に近い内容だったと思います。この点で文句を言う方は恐らくいないかと。
唯一、東雲ゆうさの喉の調子だけが心配でしたが、これも恐らく次回は問題ないかと思います。
やはり課題はMCなのだろうか。内容は面白いですけど、締まるにはもう少し時間がかかりそうです。
それよりもユイ社長、メンバー以上に目立っていたなぁ(笑)
いやむしろ一番、楽しそうだったのは間違いなく彼女ではなかろうかと(笑)ただ苦言を呈すなら、少し目立ち過ぎなので、もう少し控えていいかと(汗)
……もっとも総じて、高いクオリティとパフォーマンス……これだけなら、次回は上位でなんらおかしくは無い。
イベントの「台風の目」になれるか!?次回のランキングが非常に注目されます。
そして今回10位で脱落となった三木悠莉。厳しい現実が突き刺さったと思います。
僅か出演回数2回での脱落は、小泉千秋に並ぶ最短記録。
このイベントの醍醐味を知るには、あまりにも時間が短すぎたか……。
しかし獲得した点数は4,800点。実は前回の4,000点よりは点数は集めている。
それでこの結果なのだから、今回は余程、上位と下位が接戦になっていると考えて、もう割り切って諦めるしかないのかも……。
ただ今回の場合、まずかったと思うのが2点。
まずは構成。歌、映像、ポエトリーを混ざるこの構成。もうすっかりお馴染みになってしまったのが残念。
3月の昼勝ち抜いた時はこれでよかったものの、三回も同じ物だとさすがに「あぁ、このパターンか」になってしまう。
それでもいい内容のものであれば良かったかもしれないけど、今回は前回と比べると何が伝えたいのか分かりにくかった部分もあったのが正直なところ。
申し訳ないけど、今回の結果はこのへんが残念だと思いました。
あと個人的に思うのは、最近、ポエトリー以外の力を借りすぎていないかという事。
本来「詩人」であるはずの彼女が、今回もそうだけど映像、歌に若干頼りすぎにも映る。
だから本来、彼女が伝えたいはずのポエトリーがぼやけてしまうのかもしれない。そうとも感じました。
次回、昼に再挑戦する事を早々に決めた三木悠莉。
その不屈の精神は賞讃に値する。
だけどこのまま昼に再挑戦して果たして勝てるか。正直、今のままだと、彼女がトロフィーを再び掲げる姿が確信を持って思い描けない。
しかし今年の3月だって、決して勝利が約束された戦いじゃなかった。その中を勝ち抜いたからこそ、その可能性を信じてみたい気持ちもある。
僅か2回の「ぢゃ☆ベストテン」の経験を糧に変えるか、それともただの思い出にするか……それはこれからの彼女次第。
次回、昼の部での戦いをしっかり見届けたいと思う。
こうして夏の祭のように終わった「ぢゃ☆ベストテン vol.45」
この日、四谷各地で行われた他の「祭」も無事成功したようで、四谷の地が一日、熱く燃えました。
ここで思い出すのが「月光華」というユニットの存在。
記憶が確かなら2010年に解散してしまった伝説の3人組ユニットだった……。
個人的には一度、二度、拝見した程度でしたが、強烈な輝きを放っていた。
……そしてこの日、当時のメンバーだった大和撫子・牡丹、桑名美沙子、MINO+・東雲ゆうさが一同に顔を合わせたのも、何かの巡り合わせと思ってしまうのである……。
そう……約10日遅れの、女同士の七夕と言ったところか……。
そんな大和撫子が一年ぶりの優勝を果たした今回。
今年の春、大和撫子のファンになった、あるファンはこう言った。
「大和撫子がAnBで優勝するのを、見るのが夢なんです」……と。
そして半年の時を経て……彼の願いは目の前で叶った。
これまで12回の優勝を知らない彼にとっての「初優勝」は、まぶたと心の奥に刻まれたに違いない……。
一方、これまで推しが優勝するまで、このイベントを見ないと心に決めた男がいた……。
彼の名はBenjamin。昼にBevitrice e Golosoのメンバーとして「ぢゃ☆ベストテン」の切符を掴んだ男だった。
いつか推しが勝つまでは、このステージを観ないと心に決め、これまで応援を続けてきた。
しかしこの日、意外な形で「ぢゃ☆ベストテン」に立つ事が決まった……その推し……神戸忍の相棒として、彼は9月の戦いに臨む。
そして二ヵ月後に向けて、静かな闘志を胸に秘め、この日のステージを彼は見つめていた……。
2015年9月19日。
「ぢゃ☆ベストテン vol.46」
多くの人の思いが交錯しながら、イベントは熱を帯びて、その日を待っている……。