【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.19』@芝浦StudioCUBE326
例の如く、こちらを読む前に……まずは昼の部の様子をおさらいから。
・AnBぷれみあむぅ presents
『第19回イカすアキバ天国』@芝浦StudioCUBE326
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-11599908440.html
新年早々、熱いライブバトルを拝見し、興奮冷めやらぬ中、夜の部「ぢゃ☆ベストテン」もその幕を開けようとしていた。
昨年は途中、何組か卒業などでいなくなってしまったが、気付けば今回で8組。
一昨年は「出演者よりも卒業した出演者の数が多い」(汗)逆転現象が起きていたが、どうやらこの悪循環も歯止めがかかった様子。
2011年……今年こそは平穏か?それともはたまた驚きの展開が待っているのか!?
新年一発目の夜の部「ぢゃ☆ベストテン
vol.19」の様子をレポートいたします!
●開演前
半年前までは昼の部よりも人が少なく、盛り上がっていない、どこか寂しげな印象があった夜の部ですが、この日は昼と遜色ありませんでした。
単純に考えて、出演者の数が確実に一組増えている訳だからね。
単純に新しい出演者の固定層がやってくる訳だし、その分、人も増える訳です。
しかも今回は久々に全ての出演者、お休みが無し!
普通のライブとしても、8組+1なのだから、大いに楽しめるといった感じ。
でも昼の部が盛り上がるのはもちろんですが、やはり夜の部がいわば「本編」ですので、この状態が続いて欲しいですね。
各出演者のCM映像が一通り流れて、本日の出演者の紹介VTR。
……一年前……いや半年前と比べても変わったなぁ……と。
一年前……思い出しただけでも、きっつい状態だったからなぁ(爆)
年末に2組卒業+昇格組のCitrus
Kissが出場辞退して6組だけだったし(汗)
それを思うと出演者8組+1でも十分賑やかだなぁ……そう思います。
そして出演者紹介VTRが終わると、いつものお二人……司会~ずの二人が揃って登場しました。
●本編
毎度お馴染みですが、投票システムの説明が行われます。
それにしても思うのは、夜の部はひよちん程、口酸っぱくルールをおさらいしないけど大丈夫なんだろうか?という事(笑)
まぁそんな憂いはいいとして……早速、本編開始と相成ります!
・昇格組:cr0ss†
前回の「イカすアキバ天国」を勝ち抜いたcr0ss†の二人。堂々「ぢゃ☆ベストテン」初登場。
昼もゲストで登場しましたが、その時と同じ衣装。
黒と白のコントラストが際立っていて素敵すぎ。
ってか、本当に美人姉妹だよねぇ(照)いや罪だ(笑)
そんなcr0ss†の関谷姉妹ですが、どうやら楽屋で妹の愛里紗嬢の方が姉に見られたらしい(爆)
姉・彩花嬢、面目丸つぶれ(笑)
でも別の視点からすれば、それだけ姉が若々しく見えるわけで……いや妹が大人っぽいのか?
とにかく姉・彩花嬢にしてみれば、あまり嬉しくない言葉らしい(笑)
三曲歌いましたが、ラストは「最後に持ってくるのは珍しい」というオリジナル「狂咲」(文字あっているかな?)
彼女たちのカッコよさというか、凛々しさというか、そういうものが前面に出ている、痛快なロック調なナンバー。
この楽曲における二人のハーモニー、そして振付におけるシンクロを見れば、前回勝ち抜いたのも納得です。
果たして今後、彼女たちが姉妹ユニットとして、どこまで旋風を巻き起こせるのか。
一気に楽しみになりました。
以上、初出場、cr0ss†のお二人でした。
そして続いてランキングの発表へ……。
・7位:いちご姫withいちごダンサーズ
……のはずが、なんといっちー、営業で遅刻のため出番後回し(爆)
をいをいをい……。
まぁ仕方なく、後ほど登場という事ですが、どうにもねぇ……。
気を取り直して、6位以降のランキングを続けます。
・6位:FICE
前回4位からの2ランクダウン。
主催なのにこの位置(笑)ある意味、相変わらず過ぎて笑えた(爆)
メンバーはFICEの二人、マット&着ぐるみさん、ギターのたるるん、そしてコーラスのひびぃ(で、いいんだよな?)
実はコーラスにひびぃが入っているFICEは昼に見たのが最初なの(爆)
どんだけ自分、現場離れていたんだか(まぁ数ヶ月のお話ですが)
……で、一曲目、なんだっけ?(爆)
確か「伴奏」だったよね?サンダースネイク打ったし(笑)
でもひびぃがコーラス入って、歌の面では随分FICEの印象が変わったなぁ。
音源では今まで、色んな方がコーラス入っていたりしたけど、生コーラスはやっぱ違う。
MCではメンバー紹介の時間がギリになって、メタボ(笑)が簡略化(笑)
そして二曲目「革命」
……お!マジ!?FICEの楽曲の中で一番お気に入りなんだけど、あんまり歌ってくれないからなぁ(笑)
でも久々のFICEで「革命」が聴けて、本当に嬉しかった。よかったー。
早いもので三曲で終わりのFICE。
ラストは「浪漫」……でいいのか?(←ごめん。昨年9月以来のFICEで分からんのよ)
たるるんの「スーパーはげタイム」(爆)もしっかりあったねぇ(笑)
まぁそんな訳で久々、拝見のFICEでしたが、色んな意味で変わってなく、そして色んな意味でパワーアップしていて安心しました。
以上、主催のFICEでした。
・5位:とろ美
実は前回、前々回と欠席で半年ぶりの出演。
それでも前回3位で2ランクダウンで留まっているのだから、大したもん……いや、彼女より下位2組が情けない?(爆)
さてそんな久々のとろ美ちゃん。水森くんと、FICEに引き続きたるるんを引き連れて、ツインギター体勢。
衣装は最近の主な仕事場(笑)了法寺でお馴染みの「とろ弁天」で登場。
その衣装からなのか、一曲目「如来16」からスタート。
ピコピコハンマーで前方のお客様の木魚の如く叩く姿はとてもありがたかったです(笑)
二曲目は新曲だったけど……ごめんタイトル忘れた(笑)
確か東方系の楽曲だったと思うけど……間違っていないか?
でも最近の彼女は本当にあっちこっちに手が回り過ぎていて、どっからどこまでが活動範囲なのか、一言では言えない部分あるよね(笑)
それだけ凄いというか、精力的というか……ね。
そしてラストはFICEをバックダンサーに従えて「寺ズッキュン!愛の了法寺」を熱唱!
……まぁなんか色んな意味で、最近、悟りが開けているよね。とろ美ちゃん(笑)
こうしてステージ終了後は恒例の記念撮影を経て、終了となりました。
以上、半年ぶりのとろ美ちゃんでした。
・4位:Splash!
前回最下位の6位から2ランクアップの巻き返しに成功。
昨年末にメジャーデビューも果たした、Splash!の三人が登場。
実は新メンバー(と、まだ言っていいのか?)の星野美兎ちゃんが加入してから見るのは初。
さてどういう具合に仕上がったか……一曲目「Fly
away」からスタート。
個人的に思ったのは、美兎が思ったよりはついていけているという印象と、しあちゃんがだいぶ馴染んできたという二点。
確かに美兎ちゃんは他二人と比べたらまだまだなんだろうけど、とてもいい感じで動いている印象がありました。
それ以上に驚いたのは、しあちゃんの弾けっぷり。
確かに彩ちゃんと二人になった頃から、だいぶ頑張っていた印象はあったけど、一皮剥けたというか随分印象変わったかなぁ。
盛り上げ方とか凄いうまくなっていたし、Splash!の中において自分の立ち位置を見つけたかな?って感じがする。
なおこの日、超ハスキーボイスな彩ちゃん(爆)
どうやらメチャクチャ体調を崩して、かなり大変だったらしい。
しかしそんな彩ちゃんの不調ですら、しあちゃんが補っていた感がある。かなり成長したと思います。
その後、二曲目「Heartbreaker」→三曲目「One Kiss Only」と続くがかなりいい感じで盛り上がりました。
このユニット、メンバーチェンジが一年の間で数回あったのに(爆)最低限のクオリティはきちんと維持している点では感心させられます。
そしてラストはメジャーデビューとなった「Shake It!」
もう完全に自分たちのものにした感があります。素晴らしかった。
この娘たちは、まだまだやれる。ただし……メンバーチェンジが無ければ(笑)
以上、Splash!のお三方でした。
・3位:美弥乃静
前回2位からの1ランクダウン。
美弥乃静ちゃんこと、しずしずの登場です。
良くも悪くも、彼女はクオリティが高い人です。
ただ毎回、どうしてもセトリの印象が薄いという意味では、勿体無い人でもありますが(汗)
前半何を歌ったか、あんまし覚えていないんですよね(爆)
ただMCでご挨拶の「にゃー」はやっていたはずですが(爆)
ラスト二曲が「涙の雫」と「Colorful candy」だったはず……。
あれ?「スターリーシーズン」歌ってた?
最後もやけにあっさり、終わった感じもしたし、あんまし印象に残らなかったなぁ。
歌も上手いし、盛り上げられる術を持った人なんですけど……。
ただ自分が彼女に興味がそそられないだけなんでしょうか?
でもこの日の衣装は黒っぽくなかったぞ!(笑)
以上、しずしずこと美弥乃静ちゃんでした。
……さぁこうして一気に3位まで発表しましたが、残りはベスト2!
残っているのは……果たして結果は……と、その前に……。
・ハーフタイムショー:ヲタガール3(?)
エンネット、ヒヨール、ロザンナ田川と……あれ?黒い娘が増えている?(爆)
しかも一曲目新曲!?(爆)
をいをい!今売っているCD売れたら解散すんじゃないのか!?(笑)
しかも「ヲタガール4」って(笑)
い、一体、何があった!自分が休業していた数ヶ月の間に何があった!教えてくれー!(爆)
……という事で、黒い娘はイタリア系アメリカ人・ヒビッチェという名前らしい。
……あれ?彼女、FICEでは「ひびぃ」の名でお馴染みの響己じゃ……ないよなぁ。多分、他人の空似だよな(笑)
そんな訳で「漏れたちヲタガール3」も「4」バージョンで披露してハーフタイムショーは終了。
なんか変な方向で大変になってきたぞ(笑)
……さてここでようやく7位のいっちー登場。
・7位:いちご姫withいちごダンサーズ(遅刻)
前回より2ランクダウンで最下位だけど、出演順だけ見れば、結構いいポジション。
でも持ち時間はもちろん15分(爆)
セトリは「いちご大福」→「夜紅」→「いちごの空」で終了。
いちごもなか(中の人:Splash!・迫畠彩ちゃん)は体調不良の中、お疲れ様でした。
いや。もうぶっちゃけ、これだけでいっちーのレポートは終了します。
固定ファンの皆様には申し訳ないけど、今回のいっちーはレポートする価値がありません。
事情はどうあれ、営業で遅刻して自分の都合で出演順を変更なんて、他の出演者に失礼千万です。
もっともこれが他のライブイベントならともかく、このイベントはランキング制で上位ほど出演も後半で、持ち時間が長いというルールの上で成り立っているんです。
それを営業の都合で自由に破られたら、今後、このイベントでランキングをつける意味が無くなってしまいかねません。
まぁ主催サイドが認めた事なので、これ以上は言いませんが、一お客様として言わせてもらえば、これでいっちーの心象は悪くなりました。
個人的にはとっても残念でした。
さて気を取り直して……残りは二組!
果たして、その結果は……。
・2位:noisy
……前回優勝のnoisy。
……というよりは、2010年無敵の強さを誇った「女王」noisyが2011年は2位スタート!
新年早々、何が起こるか分からない……。
しかし結果は結果。2位のnoisyさん、ステージに立つ。
さてこの日は数日後発売予定、noisy初のフルアルバム「DUAL HEARTS」から全曲披露!
まず一曲目は今までもカバーとして歌っていた「LOVE&JOY」だが、今回のアルバムをきっかけにnoisy版のオリジナルアレンジとなっていた。
続いて二曲目は田村ゆかりの代表曲と名高い「童話迷宮」
これもnoisyのオリジナルアレンジが加えられ、原曲のイメージとはまた違った、素晴らしいアレンジとなっていました。
三曲目「私の彼は石油王」まで、過去にカバーとしてnoisyが披露した楽曲の数々が、彼女たちのオリジナルとして生まれ変わり、この日初めて披露された。
そう……今まで単純なカバーとして披露されていた楽曲が遂にnoisyのものとなった……。
アニメソングとパラパラの融合を謳った「アニパラ」ユニットとして、一つの完成形を見た瞬間でもありました。
カバーがカバーじゃなくなった瞬間。
……カバーソング否定派の自分ですが、ここまでアニメソングだったり、パラパラの定番曲を自分たちのスタイルにまで昇華させたのは、彼女たちにとって大きな進化だと思います。
しかしカバーソングの進化系だけで終わらないのが今の彼女たち。
四曲目、完全オリジナルの新曲「HONEY HEART」
彼女たちらしい軽快なテンポに、パラパラの王道であるユーロビートが心地よい。
正直、最初彼女たちを見た頃はここまで自分の色を出せるようになるとは思っても無かった。
2009年からこのイベントに挑戦し続け、そして昨年は一年通して女王として君臨し続け、確実に成長した。そう感じる。
そしてラストは「KISSの℃」アルバムに収録された秋葉工房のRIMIXバージョンで披露。
正直、この楽曲が今のnoisyの進路を決定付けたと言っても過言じゃないと思っています。
更に今回はアレンジを加えてきて、既成のものからも更に進化を目指す彼女たちの心意気を感じます。
さて……この日のステージのMCで彼女たちは言葉の端々に悔しさを滲ませていました。
2位に陥落した事、新記録となる6回目の優勝を飾れなかった事……。
いい意味でプライドを高く、そしてこれからも高みを目指している事が伺えました。
果たして次回は定位置への返り咲き……そして新記録、V6達成となるか!?
以上、新曲構成で見せてくれたnoisyの二人でした。
そんな「女王」noisyを降し、2011年初の優勝を飾ったのは……。
・1位:大和撫子
2011年初の女王に輝いたのは……前回初出場の大和撫子。
初ラインクインでいきなり優勝は、noisy以来、史上二組目の快挙!
一気にここまで駆け上がったかぁ……そんなこんなでいつものナレーションが流れる。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花……」
大和撫子、新女王としてのライブは「ONE FOR ALL」からスタート。
彼女たちの楽曲の中では、かなり聴き慣れた楽曲だけど、いつもよりも嬉しそうに、そして華やかに舞っていたように見えた。
そう……例えるなら「歓喜の舞」
今、目の前にいる彼女たちは、女王として頂点を極め、その喜びの真っ只中にいるように見えた。
MCではいつもの調子で笑いを振りまく事も忘れず、楽しませてくれます(笑)
二曲目「らんらんガール」
本当にこの曲は楽しそう。
そして客も前方で昇龍拳で楽し……そう?(笑)
それにしてもこの日はガッツリ、やまなでの桃色のTシャツが満開だったなぁ。いつもの事だけど、本当にやまなではファンに支えられているよなぁ。
「チームやまなで」さすがである。
三曲目は「大和万華鏡」実は初めて聴きます。
この曲も鳴子を使うんですな。
鳴子を使って踊るスタイルは彼女たち独特のスタイル。様になっております。本当にカッコいいですわ。
……で、四曲目で「大和撫子魂」(小坂りゆ)か(笑)
この辺は三曲目に続く曲としてのシャレ?(笑)
まぁいいんですけどね(笑)
でも良く考えたら、大和撫子ってオリジナルまだ4曲なんですよね。(確か……)
今後、上位に居続けるなら、今回と同じ持ち時間になるだろうから、セットリストは重要になってくるかもしれませんね。
固定層が確かに強いけど、他からもしっかりと評価されるには、プラスアルファが必要になってくる……これからの課題かもしれません。
そんな事思いつつ、ラスト一曲となりました。
そしてラストは……「桜撫子」
大和撫子を一気に開花させたこの楽曲……。
会場全体に大和撫子の歌が響き渡る。そして曲の後半……。(以下、歌詞一部抜粋)
「桜サクラよ 咲く事をあきらめ 本当に咲けなくなってしまった桜よ……」
「咲け!」
ファン達の熱い叫びは、ステージの上に向けられた。
その叫びの先に……大和撫子という大輪の桜が、今まさにこの舞台の上、咲き誇っていたのだ!
まさに女王と呼ぶにふさわしいステージ、終わった後も余韻に包まれていました。
以上……八代目女王に君臨した、大和撫子のステージでした。
こうして2011年初の「ぢゃ☆ベストテン vol.19」は無事に幕を閉じる……と思われましたが……。
衝撃がこの後、走った!
●ED
……ステージ終了後のED。
ステージの上の垂れ幕に今回の順位、集客率などが掲示されている。
それはやがて、次回以降のAnBの宣伝が表示される。
司会~ずのトークを聞きながら、それを見ていると、早くも次回「イカすアキバ天国」と「ぢゃ☆ベストテン」の宣伝も流れている。
「イカすアキバ天国」は小泉千秋ちゃんが久々登場で、広瀬ことみちゃんの初出場が決まっている。
そして「ぢゃ☆ベストテン」今日も熱戦を繰り広げたメンバーたちの名前が表示される。
あぁこれに次回から、うさぎのなみ平嬢も加わって9組かぁ。
いよいよ入れ替え戦の10組も近づいてきたなぁ……。
……なんて思って映像を見ていたら、出演者の中に意外な名前が書いてあった。
一瞬、目を疑った。
「唯×実~ユイみの~」
……え?
確か昨年末、改名して「YUIMINO」になった……っていや、そんな問題じゃなくて!
司会~ず・田川さん、FICE・えんさんに確認。
間違いは無い。
でも……これっていいの!?
……という事で、物販時、えんさんに確認いたしました。
……が、その前に……。
●総括
話が長くなりそうなので、先にイベントの総括いきますね。
2010年の女王陥落。そして2011年、新女王誕生となりました。
しかし新旧女王の戦い見応えありましたなぁ。
まずは初ランクインで、見事優勝を飾った大和撫子。お見事でした。
固定ファン層「チームやまなで」の動員力も去ることながら、着実に成長していった結果が今回結びついたものと考えております。
昼でいきなり勝ち上がらず、3位→2位→優勝とステップを踏んだ過程が、少しずつ彼女たちを成長させ、またここまで多くのファンを引きつける事に繋がったのではないでしょうか。
彼女たち自身が、またファンと共に成長した。そういう印象があります。
今でこそファンも大所帯で、大盛り上がりの印象もあるけれど、昨年の途中まではまだまだ荒削りな一面があったように思えます。
ただ個人的には昨年夏場以降の成長は目を見張るものもあったし、恐らく10月の名古屋遠征の前後から何か掴んだと思っています。
しかしレポート本編でも触れたとおり、オリジナル曲が他の歌い手と比べて少ないのは懸念材料。
レパートリーの少なさを今後、どのようにカバーしていくかが鍵になってくるのは間違いないでしょう。
そういう意味では女王の座を明け渡したとは言え、2位のnoisyは凄かった。
昨年6回中5回優勝しただけの事はありますが、それ以上に彼女たちの場合は優勝した事で満足していないし、常に向上心を持ってライブに臨んでいるのが今回良く分かりました。
正直、今までのnoisyのクオリティでも、十分勝負になるんです。
でもそこに満足せず、セットリスト全てアルバムの楽曲から組み込むという、いわばリスキーな勝負にも出ているんです。
確かに今まで普通にカバーしていた楽曲とは言え、アルバムのバージョンを披露するのは初。
しかも印象によっては、かえって「今までと違う」という意味でマイナスにもなりかねない状況で、この決断を下したのは見事でした。
そういう意味ではまだまだ彼女たちも上を目指せると思います。
それにしても初ランクインで優勝が、くしくもnoisy以来とは……しかも初ランクイン初優勝自体が丸一年ぶり。
七代目女王・noisy、八代目女王・大和撫子。
お互いが切磋琢磨する事でさらに伸びる事、間違い無しだと思います。
そんな中、3位に入ったのは美弥乃静。
上位2組と比べるとどうしても見劣りしてしまう……というのも、新しい要素が全く無いのが厳しいですな。
現状、他に無いキャラと、歌唱力で「歌姫」としていられるから、この位置にいられるのかもしれませんが、今回初出場のcr0ss†、更には昼勝ち抜いたうさぎのなみ平嬢と歌姫系が連続して勝ち抜きました。
果たして歌唱力だけでどこまで勝負できるのか。踏ん張りどころだと思います。
4位以下を見て行きますと……。
4位・Splash!は現メンバーでの体勢がだいぶ安定したのではないでしょうか。これがもっと安定すると中位から上位で勝負出来ると思います。
個人的には波崎しあちゃんがキーマンだと思います。彩ちゃん、美兎ちゃんの間に入って動き回る潤滑油になれると思うので、頑張って欲しいと思います。
5位・とろ美ちゃんはお久しぶりで嬉しかったです。どうか弁天様じゃなくていい時は顔を出して歌って下さい。
6位・FICEはどうなんでしょうね……実は次回以降、一番読めないのが彼女たち。
主催という事もあり集客率はダントツのはずが、得点は上がらなかったのですが……。次回から「降格」始まる事で流れが変わるんでしょうか?
ライブのクオリティについてはもう言うまでも無いので、あとは客層の動き次第。良くも悪くもFICEの客層が今後の展開を左右する事にはなるでしょうね。
7位・いちご姫withいちごダンサーズ……もう本編で言った通り。しかもこの時期に、これだけ心象が悪いと、次回相当巻き返さないと……。
昇格組・cr0ss†のお二人。歌唱力のみならず、二人の息の合った振付など全てにおいて魅了してくれました。
次回以降のランキングが非常に楽しみです。
……総括については今回はここまで。
それでは先程のお話の続きでも……。
●次回「ぢゃ☆ベストテン vol.20」は……
YUIMINO、復帰の一報後、物販の短い時間を割いてもらい、今回のYUIMINO復帰の見解を簡単ですが確認する事が出来ました。
○主催:FICE・えんさんの見解(あくまで大石が聞いた話の要約)
YUIMINO(当時:唯×実~ユイみの~)は、初出場した「ぢゃ☆ベストテン vol.15」で「旅に出る」と言い残し、以後欠場しました。
しかし他の出演者とは違い、明確に「卒業」を宣言はしていません。
よって主催者としては、この「旅に出る」という発言をイベントにおける長期休業宣言と解釈し、次回「ぢゃ☆ベストテン vol.20」の出場を認めました。
ただし連続して休んだ回数が長すぎるため、通常の欠場のように点数平均化の上、スライド反映させるのでは不公平が生じます。
そこで次回は昇格組・うさぎのなみ平の後に、復帰組として出場させます。(実質ランキング最下位の扱い)
……という事らしいです。極端な話、コミッショナー裁定。
ちなみに私見ですが、えんさんの見解には以下二点も考慮されているような気がします。
・仮にYUIMINOが「ぢゃ☆ベストテン
vol.16」に出演していたら3位にランクイン。このまま通常の点数スライド方式で復帰した場合、中位ランクインの可能性もあり不平等かも。
・それ以前に「ぢゃ☆ベストテン
vol.16」当時は「卒業」扱いにしてしまっているので、vol.17以降は彼女たちの得票は全くランキングに反映させていなかった。ここでいきなり反映させてもやはり不平等かも。
……という考えが働いているかもしれませんね。
ただしあくまで私見ですので、直接、えんさんに見解を聞くのがいいと思います。
ちなみに今まで連続欠場の記録がvol.7~9まで三回連続欠場の桜川ひめこと、merry☆makerの二組。
桜川ひめこはvol.9でそのまま卒業。merry☆makerは次のvol.10出場して卒業しています。
今回のYUIMINOの場合はvol.16~19まで四回連続欠場となります。
……という事は今後、四回以上欠場したら、ポイントを失う事に……って、多分、主催はそこまで考えてなさそう(爆)
ってか、多分、もう同じ例は起きないだろうなぁ(笑)
(仮に起きても、その時考えるだろうし)
ただ今回の事例を受けて、何かしら「休養」に関するルールは設けるかもしれませんね。
……と、紆余曲折はあったものの、こうしてYUIMINOの復帰が発表されて、いよいよ10組でのライブバトルに突入!
10組揃ったのは、2009年3月のvol.8以来、実に約2年ぶり!
……しかしこの時はぷちきゅ→、虹色ぷろじぇくとが卒業で、結局入れ替えは実施されないままでした。
(その後、2009年は卒業する出演者が続出して、入れ替えどころじゃなかったからねぇ……)
……ですが今のところ、次回限りの卒業を明言する出演者はいない。
いよいよ……昼の部の終着点だった、夜の部も本格的なバトルに突入する!
しかし夜は最下位の一組が、昼からの再挑戦を余儀無くされる、生き残りをかけたサバイバルバトル……。
熱いのは上位だけじゃない!これからは全ての順位から目が離せない!
大和撫子は連続優勝を達成できるのか!?
noisyが返り咲き、そして新記録・V6を達成するのか!?
それとももっと他の誰かが……!?
うさぎのなみ平の初ステージは!?
YUIMINO、復帰戦のステージは!?
そして……遂に入れ替えが発生してしまうのか!?
その時、最初に「降格」してしまうのは……誰なのか!?
次回……3/19「ぢゃ☆ベストテン vol.20」
戦いは二ヶ月に一度、行われる……。