【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第17回イカすアキバ天国』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第17回イカすアキバ天国』@芝浦StudioCUBE326

最近、ようやく秋っぽい天候になりつつありますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
そんな中、残暑どころの熱さでは済まされない、二ヶ月に一度のライブバトル、AnBぷれみあむぅシリーズの時期がやってきました!

前回は本命不在と言われた混戦の中、美弥乃静が貫禄を見せ三度目の挑戦にして遂に栄冠を勝ち取りました。

さて今回は実績のある再挑戦組vs初出場組の構図となりました。
再挑戦組は3組。いずれもベスト3以上の実績があり、この3組だけでも激闘は必至です。
初出場組も別のイベントでの実績がある出演者や、オリコンインディーズチャートを沸かした猛者などバラエティに富んでいます。

果たしてこの混沌とした様相の中、抜け出すのは……!?
残暑厳しい秋の一大決戦!「第17回イカすアキバ天国」のレポートをお送りいたします。

●開演前

開場時間に合わせて到着したものの、珍しく開場が遅れている。
このイベントでは非常に珍しい事である。
恐らく原因はこの日入っていた取材だったりするんだろうけど、レポート本編とは直接関係無いため割愛。

10分ほど遅れて開場したけど、列も10人程度出来ていたので、この時間帯にしては多い方。
でもこの日の出演者のメンバー的に、このままで終わるとは思えなかったけどね……。

なお会場に入ると、この日初出場の゜*☆姫乃☆*゜ちゃんが早速、お客様にご挨拶。
こういうところはしたたかだでいいと思う……いや、彼女の場合、単に人懐っこいだけか!?(爆)

会場入りしてCM映像を一通り拝見して、OP画像が流れる。
この時は開演時間ピッタシだった。
開場が押したけど、そのへんは大丈夫だったね。

●OPアクト

今回のOPアクトは「一発」
最近、通常のFICEのライブでは聴いていないので、実は意外と懐かしかった。

意外とこのOPアクト、FICEが最近やらない曲もやったりするので、面白かったりするんだよね。
ちなみに前述の゜*☆姫乃☆*゜ちゃん、出演者にも関わらず、普通に自分の真後ろで打ってました(笑)
をいをい、本番前なのに大丈夫か……(笑)

OPアクト後は例の如く、投票ルールの説明。
毎回、口酸っぱく言われているけど、今回は特に無効票に対するツッコミが少なかったところを見ると、少しは効果が出ているのかな。

そんなこんなでいよいよ本編開始となります!

●本編

・1番手:あいむまりん(初出場)
トップバッターで初出場は自称「冥王星出身」のあいむまりんさん(笑)
何かのユニットで一度拝見した事はあるけど、純粋なソロは初見かな?
水色の髪に和装っぽい衣装。
なんか不思議な雰囲気を持っている人だよね。
あながち「冥王星」が出身というのも、妙に頷けてしまう……かもしれない(笑)
二曲目に「曼珠沙華」(山口百恵)なんて渋いところをカバーしたりして、妙に存在感があった。
オリジナルもまぁ何ていうのかな……メチャクチャ盛り上がるというよりは、独特の雰囲気があった。
それが多分、彼女の持ち味なんだろうけど、万人受けするかといわれると、結構微妙かも。
でもこういう人が化けると面白いのは間違いない。
以上、初出場のあいむまりんさんでした。
なおこの後は、浅草の某イベントに出演するため、速攻で移動されました(笑)

・2番手:ぱんち☆らぶ(初出場)
続いて初出演、ぱんち☆らぶのお二人。
本当は三人だけど、もう一人はお休み中。
さて本番前に彼女たちがした事。それは……「ぱんちらMIX」を最前の手すりに貼り付ける(笑)
彼女たち固有のMIX「ぱんちらMIX」(一部で有名)だが、そのMIXがでかでかと書かれたボードが最前にスタンバイ!
しかし……最前に人がいると見えないという罠(笑)
そんなこんなでファンから手渡れた、某ジャ○ーズ風の団扇を手にして一曲目「悦楽カメリア」(水樹奈々)からライブスタート。
これがなかなか良かった。っていうかカッコよかったなぁ。
二曲目「mind as judgment」(飛蘭)
ここできました、ぱんちらMIX!……でも入れるタイミングが難しかったよ(笑)
そしてラストは「Listen!!」(放課後ティータイム)で締めて終了……。
……という事で、三曲全部カバーで終了。このイベントの出演者にしては珍しく、オリジナル無しの構成で終了しました。
(このイベントの出演条件は「オリジナルが一曲以上ある」事であり、必ずしもオリジナルは歌わなくていい)
まぁ確かに固定ファン層もいて、ぱんちらMIXというオリジナルMIXもあって大いに盛り上がりました。
でもやっぱり……オリジナルをせっかく持っている訳だし、個人的にはオリジナルを交えて勝負して欲しかったなぁ……というのが本音。
もっとも初出場でこのイベントの空気が分からなかったという事で、今回は致し方ないという事にしましょう。
以上、初出場、ぱんち☆らぶでした。

・3番手:大和撫子(出場:3回目)
今回の大本命の呼び声が高い大和撫子、堂々3番手で登場。
第14回・3位、第15回・2位ときて、一回あけて今回……果たしてどうなる!
さてこの日の衣装はいつもの和装テイストではなく、通算二度目となるフリフリの衣装。
まぁこんな格好の彼女たちが非常に珍しいのですが、確かこれが新曲用の衣装なんだよね?
(チームやまなでの皆様の回答待ち)
一曲目はいつものように「ONE FOR ALL」からスタート。
前回のように無茶なケチャは、多少なりを潜め(笑)それでもおかしかったけどね。
それにしてもこの時点で最前列は、やまなでTが前一列占めている状態。
本人たちもそうだけど、客層の気持ちの入り方も違ったねぇ。
続いて二曲目は「桜撫子」
会場全体が彼女たちの鳴子のリズムに乗って、舞い踊る……そんな感じ。
ファン層全体に鳴子が浸透したのも大きいけれど、全体を巻き込んで魅せる術を覚えたのも、大きいんじゃないかと個人的には思ったりします。
そんな彼女たちの最新曲がラストに持ってきた「RUN RUN GIRL」
この曲が大和撫子の現在における集大成だと私は思います。
これまで固定だった三人の立ち位置が入れ替わる、曲中のポジションチェンジなんかは特に彼女たちのポテンシャルの高さを証明し、引き上げた動作だと思います。
またこの楽曲で初めて口上が出来たり(珍しいのは、大和撫子側が用意している事だけど・笑)PPPHのリズムのところで「昇龍拳」を取り入れたり(笑)とファンにも進化(?)が見れるこの楽曲。
今までの大和撫子のポテンシャルそのままに、更に新たな可能性を引き出す事に成功した一曲だと思います。
この曲が形になりつつある今回、チャレンジのタイミングも、披露のタイミングもまさに絶妙と言わざるを得ませんでした。
こうして大和撫子、オリジナル三曲構成で終了。
大本命の呼び声に恥じない、立派なステージでした!

・4番手:゜*☆姫乃☆*゜(初出場)
続いても初出場、現役女子高生゜*☆姫乃☆*゜ちゃん。
OPアクトの時から動き回っていたが、ステージの上でも暴れまわる!
一曲目は10月に出るアルバムから一曲「fantastic market」を披露。
OPアクトでヲタ芸を打ちまくっていたとは思えない程の元気の良さである(笑)
曲の最中にロビーにまで降りてきて歌う姿といい、元気いっぱい。さすが現役女子高生、若い(笑)
一曲目で大暴れした後は、二曲目はしっとりと……川本真琴の「1/2」のアコースティックアレンジバージョンで披露。
ただの元気な娘だと思っていたけど、このアコースティックバージョンはかなり素敵だった。
こういう緩急自在なステージも出来るのかと思うと、かなり見直した。
なおMCでめでたく指定校推薦で大学合格した事を報告。
これで来年からは「女子大生」になる゜*☆姫乃☆*゜ちゃん。めでたい……のだが、イメージが沸かない(笑)
とにかくMCでは多くのお客様からいじられ、自ら「アイドル」発言すれば「芸人」扱いされるという……まぁいじられてナンボのキャラなんだけど、お客様全体的に大人げが無いと思うよな(笑)
ラストも会場全体を巻き込んで、大騒ぎ!
最前の固定層から、そうじゃないお客様まで巻き込んでかなり楽しいステージを見せてくれました。
以上、現役女子高生・*☆姫乃☆*゜ちゃんのステージでした。

・5番手:うさぎのなみ平(初出場)
またまた初出場。登場したのは元Dear Stage所属・うさぎのなみ平。
なみ平……ってふざけていると思う事なかれ!知らない人は普通にぐぐれ!
普通にかなりいかした女子だぞ!
さてそんな名前と外見でとやかく言っている場合じゃない。
ステージはかなり本格的。一曲目「光のキャンベル」から会場全体を熱く盛り上げる!
Dear Stage時代からの熱い固定ファン層が、彼女のステージを盛り上げる。
典型的なヲタ芸中心の応援なれど、その熟練された彼女のパフォーマンスと、客席の熱気は見ている側も心地よい。
そして曲の最後、最前の固定層が取り出した巻物……なみ平MIX(笑)
「なにか出てきた!」と思って呆然としていたが、あまりの熱気に何事も無かったかのようになみ平MIXは炸裂した(笑)
続いて二曲目「恋ノ色アゲハ」でも勢いは止まらず、サビの部分では歌詞にあわせ、右へ左へ移動を繰り返す。
固定ファン層のこの動きに、それ以外の客層もついてきて、会場全体が右へ左へ揺れていた。
なみ平嬢曰く「皆さん蝶と言うより、蛾でしたが」(笑)
でも蝶でも蛾でも、固定ファン層が舞う姿は優雅でしたね。
ラストは「タイムキーパー」
前二曲とは全く異なる勢いのある楽曲でした。
ラストはやはり「なみ平MIX」(笑)
ある意味、AnBとはソリが合わないと思われたDear Stage系列ですが、今回の彼女のステージはそれを払拭させるだけのパワーがありました。
楽曲自体もいいですし、なみ平嬢自身のポテンシャルの高さも素晴らしいの一言につきます。固定ファン層がこれでヲタ芸以外の応援手段にも目を向けられるようになったら、まだまだ各方面でいけそうですね。
もしかしたらいけるかも……そんな予感を漂わせる、うさぎのなみ平嬢のステージでした。

・6番手:森永まみ(出場:2回目)
6番手に登場するのは、前回3位、2回連続出場となる森永まみぴょん。
前回の勢いそのままに頑張れるか……しぐしぐ!(違)
(登場前のMCの時から、何故かFICEにいぢられまくっていたよなぁ、時雨さん)
毎度お馴染みのSEの後、登場して一曲目「世界制服」からスタート。
こちらも大いに盛り上がる。そして最前の固定ファン(=時雨さん)間奏部分では口上のカンペを持って頑張る!
負けてないぞ!なみ平嬢の最前と比べて負けてないぞ!(笑)
まぁそんなしぐしぐ活躍の図はさておき(酷)
MCではこの日がカップラーメン39周年という話に触れておいて、森永マミーは45年という話題で盛り上がる(笑)
二曲目は「Real Melody」
出だしは静かなんだけど、彼女の真骨頂とも言える「ロック」な曲調のナンバー。
MarvelYellのタレントの大部分はどうも方向性が曖昧な娘、もしくは分かり難い娘が多い中で、彼女はしっかりと「電波」と「ロック」という方向性を持っているのが持ち味だと思う。
それ故、集団の中においては「没個性」となりがちなMarvelYellの中においても、一際強烈な個性で輝いているのだと思う。
この楽曲はまさしくそんな彼女の方向性を示していると思います。
でもやはり森永まみと言えば、ラストに歌うこの曲「トルネード」
最早、森永まみの代名詞とも言える名曲。
これが無ければ、彼女を語れないし、終わらない!
最後もこの曲で見事締めてくれた、まみぴょん。
「トルネード」の歌詞の如く、奇跡は起こせるのか!そして風は彼女に吹くのか!しぐしぐの応援の甲斐はあったのか!?(爆)
以上、森永まみぴょんのステージでした。

・7番手:NAiL(出場:7回目)
今回トリに登場は、今回のメンバーでは出場最多キャリア。7回目の挑戦となったNAiLの二人。
そんなNAiLですが……OPで流れていた「栃木県民の歌」ではなく、いきなり「応援歌」からスタート!
更にモンペルックではなく私服っぽい衣装……よーく見たら、この服マキシシングル「NAiLって誰?」のものと同じ。
全てにおいて初心に戻ったとも言えるスタイルで登場し、そのまま「応援歌」を最後まで歌いきりました。
続いて二曲目は「ラブ☆ダーツ」
振付もさることながら、お客さんを巻き込んで盛り上げる術は本当にうまくなった。
逆に言うと7回の出場を誇る彼女たちだから出来る芸当であり、今回の出場者の中では一番、客層を熟知したような印象すらありました。
なおそんなNAiLですが、現在は地元・栃木で大活躍中。
ラジオをレギュラー持ったり、テレビに出たり大忙しの模様。
東京でのライブ本数が若干減少傾向にあるものの、頑張っている様子が伺えます。
そしてラストは「ALL FOR」
毎度のように紙を配って、それを振り回すパフォーマンスをお客様にお願いするのですが……。
サビでまさかの光景が起こった!なんとサビの部分でモッシュが起きたのだ!(笑)
……「ALL FOR」ってこんなに激しい曲だっけ?(笑)
確かにNAiLの中でも1、2を争うアップテンポの曲だけど、ここまで激しくは無かったよな(笑)
でもこのモッシュの盛り上がりが妙にマッチして、NAiLのステージは熱く盛り上がりました。
かなりいいステージでした。
以上、NAiLの二人でした。

こうして全7組のステージは終了し、投票タイムに移ります。
この日は前回と比べて、ややお客様が多く、やや時間がかかって全てのお客様の投票が終了。
そして集計に移ります。
果たして今回の結果は……いかに!?

……とその間、ゲストコーナーになります。

●ゲスト

今回のゲストは前回「第16回イカすアキバ天国」の優勝者、美弥乃静。
まず一曲目は久々のところからという事で「魂~夢か幻か」からスタート。
1stアルバムの楽曲という事だから、確かに久々かもしれない。
MCでは前回やっと勝ち上がったみたいな感想と、やたら「にゃー」「にゃー」うるさい客席に向かってツッコミ(笑)
二曲目「涙の雫」は最近の彼女の中では定番曲の一つ。
三曲目「ミツメテイテ」と続く。

そんな彼女のステージもあっという間にラスト二曲。
四曲目「あつくあつく」の後は「colorful candy」で連続で締めるというセットリスト。
この新旧の代表曲を二曲比べて思うところですが、音楽の方向性の変化を感じます。

「あつくあつく」はロックテイストの色調が強かった頃の彼女の代表曲。
この頃の楽曲は、やたらカッコよくて迫力のある楽曲が多かったのを記憶しております。
一方「colorful candy」は今年3月発売のアルバムのタイトル曲。
キャッチーでポップな感じの彼女の愛らしさを表現しています。

まぁどちらの彼女が好みか……人によって好みは出てくると思いますが、最近彼女の固定層が減っているように感じる点からすると古くからの客層には「あつくあつく」の方が受け容れられていたのかな。
そう感じます。
決して今の彼女が悪い訳では無いですが、現状、新規ファンを獲得するような勢いはあまり感じられず、今いるファンにどう自分を表現するかに留まっている感が否めません。
もっとも以前から歌唱力は定評があった訳ですし、かなりの実力者です。
このままで終わって欲しくない方ですし、またこのままで終わるとは思えません。

そういう意味では今後の彼女が、夜の部「ぢゃ☆ベストテン」でどんなステージを披露し、そして勝負してくるのか興味深いところではあります。
以上、美弥乃静ちゃんのステージでした。

●投票結果→ED

ゲストタイム終了後、結果発表!
この後のイベントのため、早々に移動したあいむまりん嬢を除く6組が集結。
今回は特に無効票などに関する注意も無く、意外とあっさり発表に移行。

初秋の一大決戦!「第17回イカすアキバ天国」を制したのは……

・大和撫子

見事三度目の挑戦にして優勝!
得票は堂々の1万点超え。
3位→2位ときて、今回はついに優勝となりました!
(まるでToLadyの時と同じような勝ち抜きパターンだなぁ)
最初は呆気に取られていたメンバー。特に百合さんは「あれ?」って表情を浮かべていました。
本人曰く「3位から発表じゃなかったっけ?」(笑)
しかしトロフィーが手元に渡った後、実感が沸いてきたのか、目には薄っすら涙を浮かべ勝ち抜いた喜びを噛み締めていました。

さて2位以下ですが……。
2位は「あと二人分の差かな」と司会のえんちんがコメント。約1,000点差で……。

・うさぎのなみ平

初出場にして堂々の2位。
人気、実力の両面で大いにアピールしてくれました。

そして3位に入ったのは……。

・NAiL

これで前々回(第15回)に続く2回連続の3位。
この強烈なメンバーの中に混じっての3位は彼女たちの底力を垣間見た瞬間でした。

最後はいつもの通り「夢旅」で締めて「第17回イカすアキバ天国」は無事、閉幕しました。

●総括

初出場組が多かった今回ですが、結果的に再挑戦組が貫禄を見せた回になったと思います。

まず優勝した大和撫子。見事、三度目での勝ち抜きとなりました。
過去の成績からしても、今回の大本命で間違いはありませんでしたが取りこぼす事無く、自分たちのパフォーマンスに徹して掴み取った見事な優勝でした。
前々回(第15回)で2位を獲った時も300点差の僅差で、当時の時点で勝ち抜いても全く問題は無かったと思いますが、今回はその頃よりも更に磨きがかかっています。
これで満を持して「ぢゃ☆ベストテン」にも臨めると思います。
唯一の懸念は彼女たちの大きなイベントが10月に集中している点。「ぢゃ☆ベストテン」初出場となる11月でも集中力が持続できるかがカギになりそうです。

2位に入ったのは初出場のうさぎのなみ平。
元Dear Stageという事で固定ファン層の強さがもっと目立つかと思われましたが、そんな事は無く、本人のパフォーマンスが非常に安定しており、固定ファン層以外も巻き込むステージを披露したのは大きいと思います。
今回勝てなかったのは、今回が初出場という事でこのイベントの特性や客層のハートを掴みきれなかった点にあると思います。
再挑戦してきた時は必ず戦いの中心となれるべき存在だと思うので、注目していきたいと思います。

そして3位に入ったNAiL。彼女たちのこの結果を喜んでいる人たちは意外と多いかもしれない。
正直、今回のメンバーは非常に強力で、彼女たちの長きに渡る認知度を持ってしてもベスト3すら難しい状況だったかもしれない。
しかしそれを見事に跳ね除け、堂々と3位に食い込んだパフォーマンスは堂々たるものでした。
伊達に出場7回を誇っていません。これで2回連続の3位入賞。薄っすらと「優勝」の二文字が見えてきたか……。

それ以外の出演者に関しては……。
自身のブログで正直に4位だったと語った゜*☆姫乃☆*゜ちゃん(笑)
初出場で4位なので悲観する事は無いと思います。パフォーマンスやMCも面白かったしこのイベントに出場を続けるようなら、そのうち客層のハートを掴めて上位も狙えるでしょう。
今回はこれで良かったんじゃないかと思います。
前回3位から圏外に落ちてしまった森永まみぴょんに関しては展開が向かなかったかもしれません。
固定層はしっかりしていますが、どうやら固定層以外に対するアピールも必要かもしれません。
パフォーマンス自体は問題無いので、いい意味で「脱・Marvel」色を出すか。これが課題かもしれません。
ぱんち☆らぶのお二人は、オリジナルを一曲も持ってこなかったところに敗因はあるかもしれない。
カバーオンリーなら客は盛り上がってくれるかもしれませんが、評価をしてくれるとは限りません。再挑戦するならその点踏まえて、セトリの再構成が必要だと思います。
あいむまりん嬢は雰囲気がある意味独特なので、比べようが無いんですよね。
ただかものなつみ嬢、姫ネエさんあたりと共演させるとイロモノ勝負(失礼)的なスタンスになって面白くなるんじゃないでしょうか。そんな事思ったりします。

ゲストの美弥乃静ちゃんはお疲れ様でした。
新旧の楽曲を交えたセットリストがなかなか良かったです。夜の「ぢゃ☆ベストテン」も楽しみです。

以上……大和撫子、三度目の正直となった「第17回イカすアキバ天国」のレポートを締めたいと思います。