【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.24』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.24』@神楽坂EXPLOSION

※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。

毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ、

・AnBぷれみあむぅ presents 『第24回イカすアキバ天国』@神楽坂EXPLOSION
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-11145205036.html

……遂にこの時がやってきた……。

「AnBぷれみあむぅ」シリーズ、五年目にして初めて発動する……。

「降格」システム。

主催のFICEから言わせれば「脱落」
まぁどっちが正式名称か不明ですが、意味は同じ(笑)

このシステム、とっても重要なので、再度おさらいすると……。

・昼の部「イカすアキバ天国」優勝者と、同日夜の部「ぢゃ☆ベストテン」11位を入れ替える。
・夜の部「ぢゃ☆ベストテン」終了後に投票タイムを設け、集計を当日物販中に行い11位のみ当日発表する形式にする。

……というもの。
つまり確実に1組の出演者が「ぢゃ☆ベストテン」から姿を消す事になります……。

これまでは「昇格」の一方通行だった各出演者たちもこれにはきっと気が気じゃないはず……。
それによってライブにどのような変化がもたらされるか……大いに注目したいところです。

2012年、一体最初に「降格」の憂き目に遭うのは果たして誰か!?
しかしそれとも……まだこの期に及んで大どんでん返しがあるのか!?

新春の神楽坂を襲う、2012年一発目のライブバトル!「ぢゃ☆ベストテン vol.24」の様子をレポートいたします!

●開演前

最近、「AnBぷれみあむぅ」シリーズの時は何故か雨が多い。
この日も昼と夜の間は結構雨脚が強かった。
雪じゃなかっただけマシだったが、もしかしたらこの会場の熱気が本来雪になる天気を、雨にしたのかもしれない。
まぁ言い過ぎだろうけど。

しかし昼食を済ませ会場についたら、既に長蛇の列だった。
普段なら会場の階段のところで、並んでいればいいものが、階段の外……つまり敷地外まで列が延びていた。

程なくして開場となり、会場に入る。
すると瞬く間に会場は人で溢れ帰る。

会場のモニターの前を少し開けるようにして、窮屈そうに多くの客が会場を埋め尽くす。
数々の出演者のCM動画を眺めているが、そのうち幾つかはもしかしたら、今日で見納めになるかもしれない……。
そう思いながらCM動画を見ていた。(ついでに自分の作った同人誌販売用のCM動画も・笑)

そして流れ始めたOP映像。
BGMに乗せて、一斉に起こった手拍子。
出演者が一組、一組紹介される。
徐々に高まっていくボルテージ……。
そして最後に現れた「ぢゃ☆ベストテン」の文字……。
爆発音と共に……火蓋は切って落とされた!

●本編

OP映像終了と共に司会~ずの二人が登場。
遅刻確定と思われた田川さん、ギリギリセーフ。
そして会場から割れんばかりの拍手。

無理も無い……前回の奏っぽの綱渡りな司会を目の当たりにしたら、田川さんの存在がいかに安心出来るか……(笑)
そんな訳で今回は通常通り、田川さん&あをいちんの司会~ずでの進行となりました。

スムーズに進んだ諸注意を経て、いよいよライブスタート。
まずトップバッターとして登場したのは……。

・昇格組:まかべまお
「第23回イカすアキバ天国」を見事勝ち抜いた、まおまおことまかべまお。
昼のゲストに続いての登場です。
一曲目にいきなり「引力」からスタート!
のっけからまおまおの固定ファンのボルテージが上がりっ放し!
これぞまおまお!いきなり飛ばしてくれます。
そんな訳でこれが終われば飲めると豪語するホッピー大好き、まおまお(笑)
二曲目もこれまたオリジナルの「深海」で勝負。
実はセットリストは直前まで悩んでいた模様。
ただこのイベントにおいてはオリジナル構成がいいと踏んで、この選曲だったとか……。
新曲アピールも兼ねていたし、他のオリジナルと違って聴かせる感じの楽曲なのでこの構成は良かったと思います。
しかし昇格組は15分と短い枠のため、早くも次でラスト。
昼の部が30分だったので、固定層でなくても若干の物足りなさを感じてしまいます。
最後にもってきたのは「SPIRAL」
オリジナル構成、しかもキラーソング勢揃い!
これぞまおまお!って感じの王道で決めてくれました。
こうしてまかべまお、初の「ぢゃ☆ベストテン」は終了。
この後の出演者のステージを気にしながら、待つ事となりました。

……良く考えたら、今回から昇格したからと言って、喜んでばかりいられないんですよね。
もし仮にまおまおが最下位なら降格になって、即逆戻りになってしまいますよ……。
そういう意味では、記念すべき初出場でもシビアです。

さて続いてここから前回の投票を元にランキング……ですが、都合により先に9位からの発表となります。
なんでも10位の方は「見せしめ」の意味も込めて、後で危機感を煽らせたいとか(笑)
そんな訳で先に発表された9位は……。

・9位:悲しみいちご商会
前回8位から1ランクダウンの悲しみいちご商会……って誰!?(笑)
そんなツッコミも多少あるでしょうから、説明すると「いちご姫withいちごダンサーズ」が昨年12月に某お笑い芸人の方によって改名させられました(笑)
まぁぶっちゃけ、いっちーこといちご姫はそのまんまで、総称が変わっただけです(笑)
そんな改名後初の「ぢゃ☆ベストテン」果たして改名効果はいかに……。
と、その前にいちごダンサーズのメンバーが懐かしかった。
最近、お馴染みのちびいちごダンサーズが尽く全滅。
そこで出てきたのは、なんと昼の部では終☆了\(^o^)/で出演した元いちごワイン・水沢ゆうと、実は本物のベーシスト・夜いちごというレアメンバー。
ちなみに水沢ゆうが出演した理由は「自分たちが勝ち上がるまでは、いっちーに落ちて欲しくない」という理由から……。
なんだろう……健気だなぁ、水沢ゆうにゃん。そんなにいっちーと直接対決がしたいのか(笑)
でも元いちごダンサーズが所属したユニットも、今まで多く勝ちあがっている経緯を考えたら、そう思うのが自然かなぁ。
そんな訳でセットリストも結構久々で懐かしい感じに。
一曲目「1589」(いちごパンク)
久しぶりでエアギター全開で頑張っちゃいましたよ。
そして二曲目「夜紅」
つい心の中で「おおおおお……!」と叫んじゃいましたよ。
一番、いっちーが乗っていた頃の楽曲ばかりです。
なんだろうなぁ……当時のいちごダンサーズは凄かったなぁ……(そっち!?)
それでもラストは「いちごの空」
まぁこれだけはどんなに時が経っても変わらない定番ソングですね。
でも久々の楽曲が多く、以前のファンにもたまらない選曲だったんじゃないでしょうか?
(結構、今いるお客様の中にも元「いちごの国の住人」は多いはずだし)
以上、改名後初出演の悲しみいちご商会でした。

ちなみにいっちーが9位だったのは、この後の営業のためというのが本当の理由。
ランキングは前後しましたが……今回の最下位・10位の発表です!
崖っぷちに立たされた、第10位は……。

・10位:FICE
さすがに最下位は無いだろう……と思われていた主催のFICE。
前回5位から5ランクダウンで最下位転落。会場からもどよめきが起きる。
ちなみに……5ランクダウンは歴代ワーストのランクダウンタイ記録のおまけつき。
意外と冷静だったのはFICEのお二方だったりしますが、神楽坂移転後は実は3回連続の5位と非常に安定していたため、驚きは隠せませんでした。
そんなFICE、さすがに尻に火がついたとあり「本気」のセットリストで攻めると宣言。
しかし……FICEの二人、そしてコーラスのひびぃの衣裳はいかにも70年代のモダンガール風な……(笑)
一体、どこで見つけてきたんだろう……。
一曲目は「緋螺旋」でスタート。
ここは至って普通だし、真面目だと思った。
しかしMCを挟んで二曲目。
いつもなら上手・えんちん、下手・ひよちんの配置だが、後列にいるひびぃが上手に立ち、センター・えんちん、下手・ひよちんの立ち位置。
歌ったのは……タイトル忘れてしまった(爆)
ただ……70年代の曲調っぽい、懐かしい感じで作ってくれと言われたような楽曲(笑)
楽曲提供なのでセルフカバーになるのですがFICEらしくない楽曲だった(笑)ちなみにFICE・えんちんの作詞曲。
そしてラストは……もうFICEの二人も「二度とやるまい!」と言っていた歌……。
いやこれは歌というより……ネタ?
ラストは……タイトル書いていいのかなぁ……(爆)
まぁ書くだけ書こう。放送禁止用語じゃないから(笑)
最後の一曲は……「おまんちゅの宝」
……もうこれ以上、突っ込むな(笑)いろんな意味で突っ込むな(笑)
歌詞は……とてもじゃないが言えない!(笑)
取り敢えず、どうしても気になるなら本人たちに聞いてくれ!頼む!(笑)
……というくらい、ヤバイ歌歌って終了(笑)
……いや確かにこれ……FICEの本気だわ(笑)
本気というか、玉砕覚悟というか……どう表現、評価したらいいか分からない。
ただ……最もFICEらしいというか、そんな一面が垣間見れたステージではあった。
果たしてこの覚悟を決めたステージがどう評価されるのか……そんなFICE、本気のステージでした。

ここからは通常通り、下位から順番に読み上げるランキングに戻ります。
続いて第8位は……。

・8位:とろ美
前回9位・欠席にも関わらず1ランクアップ。
まぁ欠席する前の回の得票の割合で、その回の点数が決まるので滅多に上がる事は無いのですが、欠席してランクアップした稀有な例。
逆に言うと……それだけ前回のFICE、いっちーの評価は低かったのか……(汗)
そんなとろ美ちゃん、今回も欠席という事でご挨拶のVTR。
VTRに映ったのは、とろ弁天の衣裳を着ているとろ美ちゃん。今回も了法寺の方が忙しい模様。
そして……我々はまさかの一言を耳にする……。

「とろ美はAnBを……卒業します」

「ええええええー!?」
会場騒然。ここにきて卒業……って。
しかしこれに一番驚いて楽屋から飛び出したのが、FICEの二人だった(笑)
あんなに驚いてうろたえている二人は初めて見た(笑)
どうやら事前に(本当に)何も聞いていなかったらしく「マジで!?」と言っていた。
そして「私たちの本気はどうなっちゃうの!?」……と(笑)

……という事で今回こそは……と思われた「降格」システム……。
まさかの先延ばしとなりました(笑)

※なお話は前後しますが、とろ美ちゃんの名誉のためお伝えしますと、とろ美ちゃんは事前にFICEのお二人に卒業の意思を伝えておりました。
しかしその連絡が当日の昼間で、メールをチェックする時間が無かったFICEはこの事実を知らないまま「ぢゃ☆ベストテン」に臨んだとの事でした。

こうしてとろ美ちゃん卒業という大事件を経て、ランキング発表は続きます。
7位から上はちょっと点差が開きました。
しかし波乱はまだまだ続く模様で……。

・7位:うさぎのなみ平
なんと前回3位から、まさかの4ランクダウンでうさぎのなみ平。
今回ばかりは彼女も納得がいってない様子。肩透かしを喰らったような印象でしょうか?
一曲目は「リスキー二世」からスタート。
個人的には馴染みが無い楽曲ですが、最初からノリノリでした。
続いて二曲目「スポンジ」
この辺の楽曲は昨年から何度も聴いているので、やっぱり安心出来るんですよね。
しかし前回3位で持ち時間25分だったから、今回15分だとやっぱり短いし物足りない……。
そんな中、ラストに持ってきたのは「ミルク」
衣裳の被り物が猫だったので、一度、脱いだ被り物を再装着……。
って、なみ平ちゃん、髪、ピンクに染めていたんだ……驚き(笑)
そんな訳でいつものように「ミルク」が順調に流れておりました。
客のボルテージも徐々に上がり、さぁこのまま終盤へ……と思ったところでハプニング発生!
なんと音源が音飛び。
2番途中で再生不可能に……しかしこのハプニングに全く動じなかったなみ平ちゃん。
なんと残りのパートをアカペラで乗り切る!
しかも間奏の部分まで完璧にやり切る!
そしてアカペラで歌いきろうとして……なんと最後の部分だけ、奇跡的に音源が復活してピッタリ音が合った!
これはいいものを魅せてもらいました。
純粋に今回は彼女の歌唱力が堪能できたという意味では、こんなハプニングも時にはアリかもしれませんね。
以上、うさぎのなみ平のステージでした。

・6位:美弥乃静
前回と同ランクをキープした、美弥乃静。
今回はへそだしの黒猫な衣裳。いつもより露出多めでセクシー。
ちなみにこの衣裳にした理由は、昨年の冬コミでこの衣裳で出演したら500点入れると言われたから……らしい(笑)
その張本人は果たして、500点入れたのか!?(笑)
さてそんなしずしず、一曲目は「あなたとの糸」からスタート。
MCを挟んで二曲目は「凛ロック」と構成が続く。
彼女の場合、オリジナルの数は豊富なので、セットリストに困る事は無い。
実はこの二曲、両方とも初めてな気がするのですが、自分の気のせいでしょうか?
「あなたとの糸」はタイトル認識しないで、どこかで聴いている可能性は高いけど……。
そして残り二曲は連続。
三曲目「万華鏡」
客がタオル回すところ、彼女は衣裳の尻尾を一生懸命振り回す(笑)
こういうキュートな一面も彼女の魅力である。
そして最後に持ってきたのは「あつくあつく」
問答無用で盛り上がる、美弥乃静の代名詞と言って過言では無い楽曲である。
いつ聴いても素晴らしいし、カッコイイ曲である。
やっぱり底力が違うし、元からの歌唱力でやっていけるタイプである事を今回は再認識しました。
ここのところ中位で安定していますが、果たして上位に行けるのか?
以上、美弥乃静のステージでした。

・5位:ひゞかな
前回7位から2ランクアップでひゞかな登場。
持ち時間が長くなった分、心なしかMCにも余裕が感じられる響己。
そして相変わらずマイペースな奏っぽ(笑)
もっとも響己の場合、FICEのところで燃え尽きた感があり、こちらでは気が抜けているような……。
(本当はそれではいけないのだが)
いつものように漫才のような、長々とした掛け合いが続くうち、お時間となり……一曲目「思いつき現象」からスタートとなる。
そして再びMC。
やっぱり漫才のように二人の掛け合いが絶妙である。
そうこうしているうちにやっぱり時間となり、二曲目に入る。(ここは申し訳ない失念しました)
そして二曲目の後のMC。
奏っぽの出身地のネタになるのだが、先日、響己が出演した朗読劇でのアンケートで、明らかに奏っぽと思われる人物が住所に「うさぎの国」と記入した点に言及(笑)
それでも納得がいかない奏っぽ。
ここで私が執筆したデータ集を引き合いに、出身地が栃木県になっている事に対して異議を唱えるも、もちろん会場全体から却下(笑)
響己が導き出した結論として「出身地や住所を書く際は(うさぎの国からやってくる際の)ワープ地点を記せ」となった。
まぁ人間社会で生きていくなら、それくらいの配慮は必要だよね(笑)
……という事でラストは「甲賀忍法帖」(陰陽座)で締めて終了。
……それにしても持ち時間20分で三曲……。他の出演者と違い、一曲分MCで費やしている計算になります。
そういう意味ではひゞかなは歌い手というよりは、最近、芸人臭が漂い始めたような……(笑)
以上、ひゞかなのステージでした。

・4位:noisy
前回と同ランクの4位をキープ。
アニパラユニット・noisyのお二人、堂々の登場。
この日はお互い、ピンクと黒を基調とする衣裳で登場。
一曲目は「DISCOTHEQUE」(水樹奈々)のリミックスバージョンからスタート。
相変わらず、楽曲の疾走感がハンパ無く心地よい。
さてそんなnoisyのお二人、今回はなんと全曲カヴァーで勝負!
原点の「アニメソング」でパラパラを打つスタイルを前面に押し出してきました。
二曲目「童話迷宮」
これは田村ゆかりの楽曲のカヴァーになりますが、アルバム「DUAL HEART」に収録されているのを聴く事が出来ます。
ってか、この楽曲、妙に振り付けがかわいい部分があるから、きゅんきゅんしてしまうのだ(笑)
三曲目は久々にきた「みっくみくにしてあげる」
生ネギが無いか一瞬恐怖したが無かった模様(笑)
かつての生ネギが折れて、ネギの臭いが充満した惨状を思い出した(笑)
初期のnoisyって本当にそんなんばっかだったよなぁ……って(笑)
そしてラストは「創聖のアクエリオン」
音源に収録されたアニソンカヴァーは確かこれが最初かな?
(2ndシングル「KISSの℃」のC/Wだったはず)
なんでしょうね……どれも懐かしかったですね。
それにしてもnoisy、アニメソングであれば、なんでも行けるのではないでしょうか?
カヴァー否定派の私ではありますが、アニメソングとパラパラと組み合わせた「アニパラ」を一つのスタイルとして確立しているところに、彼女たちの無限の可能性を感じずにはいられません。
彼女たちのアピールポイントが前面に出た、noisyの素敵なステージでした。

さていよいよここからベスト3。
残っているメンバーの順位は如何に……。
注目の第3位は……。

・3位:森永まみ
前回の初出場から、いきなり3位にランクイン。
まみぴょんこと森永まみ。今回は「スク水」ではなく「スケスケ」で登場(笑)
赤いワンピースみたいな衣裳だったんだけど、確かにスケスケだった(笑)ただしエロさはない(笑)
毎度お馴染みのOPのジングルに乗って登場すると、一曲目「UFOをつかまえろッ!!!」から開始。
いきなり会場全体をグルグルと巻き込む。
相変わらずまみぴょんのところは、賑やかで楽しいです。
さてそんなまみぴょん、二曲目は新曲を披露。
タイトルは「ケモノボーイ」
今までのまみぴょんには無いワイルドな楽曲。
前方の固定ファン層の皆様もワイルドに頑張っておりました(笑)
二曲続けて結構あげあげな楽曲が続いたので、次からの二曲はまったりとした楽曲……。
という事で三曲目「機械少年は星にねがう」
これは多分、初めて聴く楽曲かな?
まみぴょん、こんな歌も歌えるんだ……と感服。
続いて四曲目は「SNS.LOVE」
実は最近、まみぴょんの中では一番好きな楽曲かもしれない。
どこか切なさというか、優しさというか、そういうものが詰まっている名曲だと思う。
そして25分のステージはあっという間にラストを迎えました。
ラストはもちろん「トルネード」
これで締めなきゃまみぴょんじゃない!
この安定感はハンパ無い。さすがまみぴょん、長く歌いこんでいる事だけの事はある。
こうしてまみぴょんのステージは無事終了。
果たして、まみぴょんの起こした「トルネード」はどこまで勢いを増したのでしょうか……。

さぁいよいよ残りは2組。
連覇達成となったか?それとも返り咲きか……。
気になる結果は……。

・2位:YUIMINO
前回優勝から1ランクダウンで惜しくも連覇ならず。
前回と同じ白い衣裳に身を包み、YUIMINOが颯爽と登場。
OPから激しいダンスを披露すると、一曲目「Lience」からスタート。
ここの流れはさすがというか、相変わらず見事なパフォーマンスです。
しかしMCでは相変わらず、ファンすらも惑わせる言動の数々(笑)
まぁこれがYUIMINOさんの魅力ではあるのですが……。
ちなみに前回も話して某カラオケリクエストの件、二曲目に歌う楽曲は300位代で配信となる200位以上までもうちょいらしいです。
そんな訳で歌った二曲目「三つの約束」
相変わらず素敵な楽曲だし、いい歌なんです。
今のところYUIMINO史上、最高の名曲だと思うんですが、いつもこの位置に持ってくるんですよね……。
でも理由はハッキリしていて、この後の楽曲次第なんですよね(笑)
前回は某ユニットの某メンバーより上位だったので飲ます事に成功しましたが、今回は失敗(爆)
……という事で今回の餌食が気になる、三曲目「Rebirth」
ただ他の方のブログを読んでいても思ったのですが……結構、皆さん「Reverse」と間違えています(笑)
確かにそのイメージが強い楽曲ですが(笑)
ちなみに今回、曲中で飲まされる事になった餌食は4位のnoisyのお二方。
ってか、良くまぁ白ワインのビンを一気に空けられるよね……(笑)
……という事で、悪乗りになってきたYUIMINOのステージもいよいよラスト。
(ここも25分ある割りに4曲だから、MC長めだよね)
ラストは……バラードという事で、彼女たちが一番最初に発表したオリジナル曲「カズハ」……。
殆どの客は「騙されないぞ」(笑)と構えて待っているが、曲のタイトルコールも「カズハ」まで言い切った……そして聴こえてきたフレーズは……。

「ウォウウォ~♪」

やっぱり「Replay」だった(笑)
そこまでして騙したいか!(笑)
そんな訳で毎度お馴染み「バラード歌う詐欺」に乗せてラストは「Replay」でございました。
会場全体のモッシュだったり、もうゴチャゴチャで意味分からん(笑)
以上、やっぱりやりたい放題なYUIMINOのお二人でした。

そして栄えある、2012年最初の優勝に輝いたのは……。

・1位:大和撫子
前回2位から1ランクアップで返り咲き。
これが通算4度目の優勝となった大和撫子のお三方。
毎度お馴染みの和系の衣裳の上に、半纏をまとって登場。
一曲目は「ONE FOR ALL」からスタート。
まずは安定した滑り出し。
王道からスタートしました。
いつもの自己紹介を終えて、二曲目の前に「前回の公約を覚えている人?」と牡丹がたずねる。
私は覚えていましたが、敢えて何も言わず……すると誰も言わず(笑)
敢えて何も言わなかったのか、ピンとこなかったのか不明ですが「優勝したら新曲披露する」というと一同納得(笑)
そんな訳で二曲目は新曲「風車」
今までアップテンポな楽曲が多い大和撫子の楽曲においては、珍しいミディアムテンポの楽曲。
でも一曲くらいこのように聴かせる楽曲があってもいいと思うんですよ。
彼女たち三人の新たな魅力がそこには詰まって居たように思います。
さてここからが大和撫子の真骨頂。
なんと三曲連続!
三曲目「RUN RUN GIRL」
何気に久々な気がするんだよね。
Bメロの昇龍拳も久々に観た気がするし(笑)
続いて四曲目「大和万華鏡」
鳴子のリズムが会場に溶け込んで非常に心地よい。
そして五曲目「桜撫子」
やっぱり大和撫子をここまで引き上げたキラーソングなだけあってここの盛り上がりが一番だったような気はします。
会場全体のボルテージもまさにここがクライマックスだったでしょう。
さてこうして30分のステージ、この後ラスト一曲を残しているものの、オリジナルオンリーで通した大和撫子。
今までにない満足そうな表情に満ち溢れている姿が印象的でした。
そしてラスト一曲に持って来たのは……「大和魂~日本の力~」
……今度は日本酒の歌だ(笑)
「ニッポン シュ!シュ!シュ!」というコールも力強く(?)
振る舞い酒(?)が最前の固定ファン層「チームやまなで」に振舞われて、大盛況(爆)
オリジナルオンリーで通した、大和撫子のステージは無事、終了となりました。

こうして……2012年最初の「ぢゃ☆ベストテン」は大和撫子が優勝し、幕を閉じました。
そして今回も……「降格」はありませんでした(笑)

●総括

まず今回の結果を受けて、最初に思った事として……今回ほど自分の主観がアテにならないと感じた回はありませんでした。
特に前回、賞賛したうさぎのなみ平が7位に沈み、逆に酷評したひゞかなが2ランクアップの5位に浮上。これには驚きました。
自分の物の見方、観点、そして評価が多くの皆様とは違う点にあるのかと感じました。 
それでもここのレポートでは、自分の主観を中心に総括を述べるのですが……。

まずは優勝した大和撫子。
通算4度目の優勝、お見事でした。
敢えて前回、新曲を封印したのが結果的に功を奏した形になったのでしょうか。
しかし今回のステージが今まで4回優勝し、30分のステージを披露した中では一番、女王と呼ぶに相応しいステージだったと思います。
最大の課題だったオリジナルの少なさも解消されつつあり、立派なステージだったと思います。
気がつけば今回で4度目の優勝。
次、取ったら優勝回数5回で、歴代2位タイに並ぶ事となります。
果たして連覇となるのか?
実は連覇が少ない大和撫子、もし絶対的な女王を目指すなら次回が正念場です。

続いて2位のYUIMINO。
連覇は逃したものの、ここでも2位キープ。
復帰後の安定感は抜群で、実は2位以下が一度もありません。
もっとも2位の獲得回数はこれで3回目となったため、「ぢゃ☆ベストテン」版シルバーコレクターと言っても過言ではありません。
しかしちょっと気になる前例が……。
実は同じような曲線を描いている出演者が過去に一人います。その方こそvol.17で卒業した荻上トモ。
彼女はvol.11の初ランクイン・2位の後、翌vol.12で優勝、その後vol.13、14と2位を経験……しかしその後、vol.15でまさかの7位(最下位)転落。
今回のYUIMINOの事例を見ると2→2→1→2と優勝取ったタイミングが違うとは言え、非常に似ているのです……。
ここ数回のYUIMINOのセットリストを観ると、「Rebirth」で飲ませる、締めはバラードと称して「Replay」……と非常にパターンが似通っている。
もしかすると次回あたり危ないのでは……密かに危惧しております。
まぁ私の主観であるのと、YUIMINOのファン層の厚さを考えたら、杞憂に終わるかもしれませんが……。

むしろ驚いたのは3位の森永まみぴょん。
今回の彼女のこの位置は納得。
ただ問題は持ち時間が増えた彼女がどういうセットリストを組んで盛り上げる事が出来るかにあったと思ったのですが……見事でしたね。
特に中盤の「SNS.LOVE」あたりは秀逸。
彼女の場合、最後の「トルネード」までの繋ぎが勝負の鍵と言って過言では無いので、いかにうまく繋げるかだとは思っていましたが、やってくれたと思います。
桜川ひめこ、松本香苗と続く、MarvelYellの系譜……見事に彼女は今、引き継いでいるように見えます。
果たして次回以降はどうなるのか非常に楽しみです。

そして4位以下を見てみると……。

まず4位のnoisy。
まさに原点回帰と呼ぶに相応しいステージでした。
確かにオリジナルがあってナンボの世界ですが、彼女たちの場合、数多くあるアニソンをいかにパラパラにアレンジでして魅せるかもポイントになってきます。
そういう意味では元々彼女たちがもつポテンシャルが最大限に引き出されていた感があります。

5位のひゞかな。
前回は酷評したけど、今回のMCでは腹を抱えて笑えました。
MCにおける二人のサジ加減はこれくらいでちょうどいいと思います。
後は楽曲の選び方ですね。MCが長い分、一曲にかける集中力、勝負を高めていく事が今後の鍵なような気がします。

6位の美弥乃静。
彼女はオーソドックスなスタイルが一番いいのかもしれない。
新曲がいっぱい出来た時期に、新曲ばかり前面に押し出していた時期もあったけど、それに括らないでいいと思います。
「あつくあつく」をはじめ他にも名曲は揃っているので、今後も選曲次第で勝負になると思います。

7位のうさぎのなみ平。
この順位……前回、凄い良かったと思うんですけどね。
ただ今回のステージを見てて、やはり15分で本領を発揮するのは、難しいタイプの歌い手と改めて実感。
しかし上に行くためには15分で表現しなくてはいけないジレンマも。次回の順位は分かりませんが、ここが正念場かもしれません。

だがしかし……ここまで1位から7位までの得点差を見ると、実はべらぼうに離れている訳ではない。
7位のうさぎのなみ平が5,000点台だったものの、4位のnoisyも5,800点前後と実は大差はついてない。
2位・YUIMINO、3位・森永まみも6,000点台で、優勝した大和撫子も7,000点台前半とダントツという結果では無かった。
つまりその日の出来次第で、幾らでも順位は入れ替わる可能性がある事を示唆しているのである。

仮の話をすれば……優勝した大和撫子に500点を入れていた人が、一人でもそれを丸々うさぎのなみ平に投票していたら……。
大和撫子の優勝は無かったし、なみ平ちゃんも5位くらいまで一気に上がってもおかしくない状況だった。
これが一人単位ならまだしも、同じような方が数人現れたら、一気に今のパワーバランスは崩れてもおかしくない。

つまり現在の「ぢゃ☆ベストテン」はそれだけ出演者同士の実力が拮抗しつつあり、誰にでもチャンス、逆に「降格」の危機に面している……という裏返しなのだと思う。

ただ……8位以下がちょっと離されすぎですが(笑)

9位の悲しみいちご商会。
久々のメンバーが多くて、久々に楽しいライブでした。
まるで原点に立ち返ったよう。これからもこの方向性でいけばいいのに(笑)

そして10位のFICE。
……どう評価していいんだろう?(笑)
ただとろ美ちゃんが卒業を宣言していなかったら、評価は500点が取れるか、0点になるかのステージだったように思う。
恐らく……今回は後者が多いような気もするけど(笑)でもこれで順位が上がったら、賭けは成功だった……事になるのかな?(笑)

昇格組のまかべまお。
まずはお疲れ様と言いたいところ。
しかしいきなりとんでも無いところに放り込まれた感はあり。
却って今回、一番「降格」が無くなってホッとしているのは、彼女かもしれない……。
次回以降の戦い方、セットリストが組みやすくなったと私は思う。

そして最後に今回欠席だったけど、とろ美ちゃん。
ここ数年は欠席も多くて、いずれは……と思っていましたが、最後の最後にやってくれたという感じ(笑)
しかしvol.1からの出演者で、数々の名勝負を繰り広げた事は今でも印象的です。
優勝回数・2回は立派な戦績です。
本当に今までありがとうございました。これからも神様業など多方面での活躍をお祈りしています。



こうして……2012年の「ぢゃ☆ベストテン」は幕を開けた。
とろ美ちゃんの卒業で肩透かしを喰らった感があるが、次回からはいよいよ本当に「降格」システムが発動する。

誰が優勝してもおかしくないし、逆に誰が降格してもおかしくない……。
そんなサバイバルなライブバトルの結果は果たしてどうなるのか!?

次回……2012年3月17日

「ぢゃ☆ベストテン vol.25」

待っているのは栄光か?それとも別れか?