いやいや、そう難しいことは言わないさ。
たとえばの話、
アイドルに必要なものは何かっていうと歌か踊りかルックスか若さか、
あるいはトークのうまさやファンサービス(グラビアの脱ぎっぷり)か、まあ色々でしょうよ。
ここでは話を単純化するため、女性アイドルの話にしてみようか。
まあ男性アイドルでも要訣は同じなわけだが。
仮にアイドルは歌、踊り、若さ、ルックス、トーク、ファンサの6要素で決まるとしよう。
まあアイドルっていうからには上位10％くらいには入っていてほしいわけだ。
でもそれって0.1^6だからな？
歌って踊れて若くて可愛くてトークもできてファンサービスも上手なアイドルは、
「100万人に1人」しかいない。
理論上だと僕のIQと同じくらい存在比率が低い。
異常か正常かって話するなら、僕と同じくらい異常な存在だ。
男性か女性かってこと考えるとさらに半分なので、僕よりも異質だ。
んで今の子供の出生数は年間100万人を割ってるから、
上位10％を6種類兼ね備えたアイドルなんて、毎年1人も出てこない計算になる。
すなわち万人が納得できるレベルのトップアイドルは3年に1人くらいしか出てこない。
しかもそれだけ恵まれた女性がアイドルをやるかどうかって問題があるから・・・
マジモンの美女を知ってる人ならわかることだろうけど、
美女は嫌でも目立つから、ミスコンには出ないしアイドルもやらない。
そこらを歩いてる女性で、明らかに芸能人なんかよりキレイな人っているでしょ？
ああいうのをいうんですよ。
僕のリアル姉がそういうタイプだからよく知ってるけど。
だからルックスに優れる女性ほどアイドルやモデルなんかやらずに専業主婦になる。
いわゆるトロフィーワイフってやつだな。
つまりそんだけ恵まれた超美少女がいたって、アイドルはやらない。
むしろそんだけ多芸で博識な若い美女なんて、
大企業が社長秘書程度に名指しでスカウトするくらいでしょうよ。
・・・まあつまり、そんなレア美女はアイドルをやらない。
だから万人が納得するアイドルなんて出てくるわけがない。
じゃあもうちょっとパターンを変えて、
若さ、ルックス、歌か踊りの片方、ファンサービスが、
上位5％であったとしよう。
まあトークなんて場数だからね、若い子はヘタクソでも仕方ない。
でも0.05^6は、100万人に6人ちょいしかいない計算になる。
今の女の子なら年間2人くらい。
上位10％と上位5％はどれくらい違うのかっていうと、
大学受験でいうなら、東大早慶か、MARCH込みかってくらい違う。
お政治的なことを言うなら、国家を担うエリートか現場のトップ止まりかってくらい違う。
なのでたぶん、
「年間2人しかいない」っていう存在比率の低さながら、
もうちょっと妥協できれば現実的にいるかもしれない、といえなくもない。
でもルックスでさらに上位にきたのだから、熱狂的なファンはつきやすいだろう。
まあ、あとは数字の問題だから、少し切り口を変えてみよう。
女にとって許せるイケメンラインは上位何％までか？
男にとって許せる美少女ラインは上位何％までか？
実は細かい数字こそ違えど、世界各国でほぼ同じ傾向が出ている。
ヨソに出しても恥ずかしくないレベルのイケメンは、
どこの国でも5年に一人くらいしかいない。
なのでその時代を代表できるイケメンなんて10人、多くて20人くらいしかいない。
そもそも「女」には「今人気のある男」に殺到する習性がある。
優れた男の種を分けてもらいさえすれば孕めるから。
だから純粋な顔立ちだけで美醜を判定するなら、
「十分イケメンだといえる男」はそこそこ多い。
むしろ女が許容不可能なほど醜悪な男が殆どいない、というほうが正しい。
これは生殖機能の都合で、
男は女の容姿の美しさでもって性的に興奮するが、
女は相手の容姿に由来する性的興奮が必ずしも必要ではないという差があるからだ。
「天井のシミを数えていれば終わる」というやつだ。
男はそうもいかないから、
女性アイドルに要求されるのは、圧倒的に若さと容姿になるわけだ。
でも女が熱狂的になるようなイケメン、
アイドルとして追いかけたくなるようなイケメンってのは、
女同士で好みが割れてしまうから、時代を代表できるレベルのイケメンは殆どいない。
かくして、イケメンの基準は非常にあいまいだ。
これは僕個人が30年以上個人的に調べてきたデータでしかないが、
女が許容できる範囲でというなら、イケメンは上位30％程度になるようだ。
「客観的にはフツメンだけど個人的には超カッコいい」という男性がいるためだ。
そのため重要なことは、
実際に容姿が優れている男性であることよりも、
アイドルという役割を演じきれる男性であることだ、とかなんとか。
そこそこの男なら誰でもいいから夢を見せてほしい、というやつ。
言い方を変えるならおまんこキュンキュンさせてほしい、というやつ。
・・・女性がそう言っていたのだからな？
曰くオナニーしてムラムラしてるときは誰でもいいから私を犯せ、とかなんとか。
なので「各国の」女性向けAVだとレイプものというか、
無理やり押し倒されてしまうものが昔っから需要が絶えない。
動画サイトで公開すると性犯罪扱いされてしまうので、
流通量が非常に少ないことでも有名だが、
僕がそれを知っている理由はまあ、お察しいただくとして。
で、問題は、男にとって許せる美少女のラインだが、これは圧倒的に低く出る。
「風俗だと当たり」という判定基準を持つ男もいれば、
僕のように「科学的に優れた資質を有する」という観点で評価する男もいるからだ。
そして男は性欲で判断した結果と、審美眼で判断した結果とを、区別できないことが多い。
だから若くてギラついた性欲さえあればだいたいの女とはヤれる。
逆にトシを食ってある程度ブサイクな女ともヤれることを知れば、
若いだけで可愛く見えてしまうというもの。
審美眼的にはNGでもチンコがOKなら美女判定。
少なくともそういう世辞を並べる男は大勢いる。
なもので「さすがにご遠慮いただきたい」のは、どこの国でも下位30％ほど。
すなわち上位70％程度なら許容できる、ということになる。
若くない、クソデブ、性格が地雷、浪費癖、イキリフェミ、ヤク中。
あとはまあ自制心がないとか、会話が成立しないとか、ヒトとしての問題。
そういったものを除去していくと最終的に、
「若くないし美しくもないけど、家事とセックスは上手な女」、
いわゆるMILFが美女相当の扱いになるわけだ。
日本語でいうなら「イイ女」か。
Mother I'd Like to Fuckの頭文字をとってMILF。
「欧米で白人男性から一番人気の女性」が、このMILF。
チヤホヤされたがらないしプレゼントも要求しない、
ただメシ1杯でセックス一発、というドライな関係の女。
快楽を得るのに貪欲で、こちらを満足させるだけのテクもある女。
・・・欧米の白人男性こそ、御託を並べて男にカネ出させる女が一番嫌いなわけよ。
カネは出してもいいがヤらせろ、ブスならせめて上手であれ。
こちらに出させた金額相応のサービスをしねえなら次はない。
まあ、日本人男性はカモか奴隷かってくらい女に甘いわけですな。
かくして性的に満足できる女なら、NGを出すわけにはいかない。
実際に美しいかどうかより、オンナとして機能するかどうかの問題になるからだ。
かくして。
女性人気のある男性アイドルは、ごく一部のイケメンだけであり、
男性人気のある女性アイドルは、意外と可愛くなくてもやれてしまう。
そうなる理由は結局、
女は一発ヤってもらえれば済むから、同じ種なら最高のものを欲する。
男は一発ヤれさえすれば済むから、気持ちよければ相手はあまり問題ではない。
男女それぞれ、生殖原理由来なわけですな。
そしてこれを逆手に取ると、
女の感情に強い揺さぶりをかけることさえできれば、犯罪者や死刑囚でもファンがつく。
男を性的に満足させ鼓舞することさえできれば、デブスでも女帝になれる。
そういう前例、あるだろ？ 何とは言わんが。
だからこそ恋愛は受けに回らず積極的にアタックしろ、
誰に何が当たるかわからねえから、と言われる。
男も、女も。
そうなると、
アイドルたるべき資質とは何かという命題には、
やはり明確な回答はないといえてしまう。
ひとつだけ確実に言えるのは、
男女双方誰が見ても文句のないレベルのアイドルなんてものは、
1世代に1人もいない、ってことだ。
Q：つまりどういうことだってばよ？
A：理論上の存在比率をブッチギれる二次元は最高ってことだな。
それが集金装置コンテンツでない限り。
あるいはゴリ押しステマコンテンツでない限り。