0513、ありがちな表現の話をする婚約破棄された公爵令嬢が実は聖女だったので溺愛されています | ひたすら楽して日本国民2

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いい世来いよと人の云う
お前のことが好きだった

これは表題を見て察しがつく、

Sランクパーティーから追放されたけどもう遅そうな人向けの記事である。

 

話題としては、

なぜ「それ」が「ありがちなもの」になるのか? というもの。

 

読む価値は全くないので、

時間と心が余裕ガバガバな人向け

記事でございます。

 

 

 

 

 

『昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。』

 

この「ありがちなフレーズ」を聞いて疑問に思うことがあるとしたら、

なぜ少年少女でも若い男女でもなく老夫婦なのか、という部分だろう。

 

そこに長い間住んでいられる、長い時間を連れ添ったということは、

夫婦喧嘩してるわけでも、惚れた腫れたで騒ぐ年齢でもない、戦乱の世でもない、

物語そのものは何気ない、どこにでもある、平凡な日常から始まる、という描写なわけだ。

 

妹が作った痛いRPGでいう埼玉県川越市のことだな。

 

まあ、そんな結論ありきな分析をしたって意味はない。

 

問題はもっと直接的な部分にある。

 

「継承されてきたテンプレート」というなら、日本語や文法がそれにあたる。

慣用句や熟字訓や湯桶読み、まあ何だっていい。

どこの国にもそういった、知らなかったら意味がわからない言葉は大量にあるものだ。

 

英語でpussy catといえば「かわいい猫ちゃん」くらいの意味だが、

エロスラングとしては「まんこ(直球)」のことを意味するように。

 

・・・なぜそれが選ばれたのか? なぜそうなったのか?

 

ちなみにpussy catがマンコの意味になった理由は、僕が知っている限りでは不明だ。

でも女を猫にたとえる文化はだいたいどこの国でも共通しているから、

「そういうこと」なんだろう。

 

 

 

 

ここで表題に戻るわけだが、そもそも公爵令嬢とは何か?

 

「公爵」ってのは日本でいう秋篠宮みたいなもので、

王位継承権を持つ血統、ないしはそれに準ずる超偉人の肩書だ。

貴族の中では最上位の肩書、ということになる。

 

でも王位継承はどこの国も普通は男がやる(女がやるとお家騒動が起こる)から、

公爵令嬢ってのはお姫様ではないけどそれに準ずる超セレブで、

王族としての責務はないけど身分は高貴、というまあ都合のいい存在なわけだ。

 

簡単に言うなら「お姫様」って設定は飽きたから、

ちょっと変化を加えて「公爵令嬢」って書き直してるだけだ。

 

 

じゃあ聖女ってのは何か?

 

一般的な感覚だと「女の子は後方支援とか回復とかやるの好きだよね」で済むのだが、

そうすると貧乳フェミクソババァがギャオオオオオオオオオオンと発狂するので、

きちんと考えていこう、というわけだ。

 

 

・・・・・・というけれどもこの聖女って肩書は意外なほど面倒臭い。

 

かつて魔女として処刑されたジャンヌ・ダルクが後に聖女認定を受けているように、

聖女って言葉はおもっくそキリスト教の言葉でもあるのだが、

大半の二次元趣味人にとっての聖女とは、キリスト教のそれを指すことはない。

 

そもそも魔女って言葉はあるけど、魔男って言葉はないからね。

現実には「男性であっても魔女」として処刑されていた。

 

巫(かんなぎ)ってやつだと女は巫(ふ)、男は覡(げき)って言葉はあるけど、

まあまずカンナギって読むこと自体がないだろうし、

普通に生きてる限り「巫女」と「宮司」くらいしか使わない。

 

それはそうと、

聖女ってのはキリスト教のものかそうでないかという時点で第一の問題があり、

宗教的な存在なのかそうでないのかという第二の問題がある。

 

が!

 

そんな面倒臭い設定をしなくても、

「聖女様だ!」「聖女様ー!」「私の家族をお救い下さりありがとうございます!」

くらいのセリフを言わせておけば、どんな存在なのかの説明を読者側に任せ省略できる

 

大事なのは政治的権力を有する存在かどうかくらいであって、

「政治的影響力がデカいだけで権力は持たない」でもいいが、

実はここにも日本特有の事情がある。

 

欧米人には理解しがたい価値観として、

「権力者と実力者」の二層構造が、彼らには理解できないらしい。

 

日本だと名目上の国家元首は常に天皇であり、

天皇が命じた征夷大将軍が実力者として政務に就いていたから、

日本人は「偉い人と実務能力がある人は別」って言われても、あまり困りはしない。

 

なので日本の創作だと、

「権力はないけど影響力はある人」と、

「権力はあるけど影響力はない人」がごく普通に登場する。

 

欧米だとこれが中々理解できないらしく、

「権力者と実行者」はきっちり区別される。

水戸黄門みたいなストーリーはそうそう成立しないわけだ。

 

よくも悪くも、ということだけどな・・・

 

日本は管理職とそれ以外の区別があいまいだけど、

欧米だと管理職には絶対的な権限があり、かつ高給だが、責任も即取らされる。

日本みたいに残業代をカットする口実作りにされるエセヒラ社員のことではない。

 

まあ楽しむぶんにはガバガバなほうが多様性が出るからね。

日本のガバガバ構造は、ガバガバさを許容できる余裕の産物だといえなくもない。

 

 

聖女ってのも、

宗教はないけど神のような民間信仰、共通概念があって、

そのうえで誰かが神のように尊く聖なる女だ、聖女だと呼んだ、という設定にすればいい。

 

・・・・・いやだって、架空の宗教設定したうえで、

聖女の基準を策定して、ってことをわざわざやりたいか?

現実世界の聖女の基準ですら曖昧でガバガバなうえに全く知られてないってのに。

 

なので、聖女という設定の扱いは、思ってる以上に面倒臭い。

 

 

 

これがSランクだの英雄だのというなら簡単なんだよね。

 

民を救い女を救い姫を救った、種を残すべき強いオス。

 

血統よりも実力のほうが大事な世界とは、

外敵だらけで平和の少ない世界のこと。

まず生存を保証できる強い人間こそが王たるべきだ、と。

 

だからこそ力ではなく血統を守れるだけの余裕があるのはすごいこと。

天皇がこの世で唯一emperor(皇帝)と表記されるには相応の理由があるわけだ。

 

 

 

聖女はそういう名前じゃないからねえ・・・ほんと面倒臭い。

 

でも創作の世界には「聖姫」とか「姫騎士」とか、アホな肩書ってたくさんあるからね。

カッコよければそれでいいんだよ(記事の存在意義を否定する愚挙)

 

 

 

 

・・・等々どうでもいいことを考えていくと、

公爵令嬢だの聖女だの婚約破棄だの溺愛だのというキーワードから、

何が見えてくるのか、という話をしたかったんだが、

あまりにもやる気がないのでこの記事はここで追放する。

 

ちゃんと書き上げれば評価を得られたかもしれないが余白が足りないしもう遅い。

 

 

頭の中ではわかりきっていて無意識下で処理される諸情報を、

わざわざ言語化・文字化する労力って、

やってみればわかるけど、かなり苦痛だからね。

 

何言ってんだって?

「まばたきのやり方」を他人に説明してみればわかると思うよ。

ググっても何してもいいから言葉にしてみ?

 

僕のブログみたいに、

原則3行以内でひと段落にする縛りを加えてみれば尚更だ。

 

 

 

 

まあ、賢明なる読者諸君は既にお気づきだろうけど、

結婚で妥協をするのが女だけだと思ってるおまんこ乾いてる既婚おばさんが、

若さと権力と情熱的な恋という名のセックスアピールを求めた結果(容赦ゼERO)だよね。

 

性欲丸出しな娯楽を、少なくとも僕は否定しないし理解も示すけど、

当の女が自覚を拒んで綺麗事を抜かすからねえ・・・・

 

覚えておけよオタク諸君、性別を指定した時点で、それは性欲の産物だ。

少なくともそう言われたら否定ができない。