私の以前の仕事は幼稚園教諭。
小さい時から子ども好き(自分も子どもやん)で、
大きくなったら幼稚園の先生になる!と
願い続けていたので
就職が決まったときは
「ほんとに夢が叶うんだ」と
心底幸せを感じました。
幼稚園の先生になりたかった理由は
いくつかあるんですが、
ひとつ大きなきっかけになったことは
高校生の時にウガンダのエイズ孤児の話を
聞いたこと。
世界には、親と暮らせない
自分は親や神さまから愛されてると
知らない子たちがいるんだ、って
ものすんごく衝撃を受けたことを覚えています。
(日本にもそういう子たちが身近にいることを
今は理解しています。)
「みんな、愛されてるのに。」
「誰も伝えてくれないなら
私が彼らのお母さんになって
神さまはあなたのこと愛してるよ
って、伝えたい!」
と、高校生ながら心が燃えました。🔥
実際、幼稚園で働いていた間は
子どもたちがひたすら可愛すぎて
神さま(と私)の愛情を注ぎまくり、
とにかく幸せな毎日でした。
でも幼稚園の先生は
お母さんになるっていうのとは
また別だなぁと
働きながら学んでいきました。
先生は、幼稚園にいる間はもちろん
頼りになる大人ではあるけれど
子どもたちにはそれぞれ帰るおうちがあって
家庭を通して社会と出会い、
卒園した後も続く人生を進んでいく。
お母さんになるっていうのは
先生という職業を通して
達成できるものなのか?
いろいろ考えさせられました。
とにかく
ハリセンボン春菜の言葉を借りるなら
私には10代の頃から
「行き場のない母性」
が
溢れまくっていたわけです。
人は、子ども時代に
自分は愛されてる存在だ!ということを
めいっぱい受け取る必要があると
今でも思ってます。
自分がいつか子どもを産んで
お母さんになるっていうことも
もちろん含めて
私にはずっと
「お母さんになりたい」
という夢がありました。
続く。