①妊娠 : お母さんになるという夢 | 妊娠6ヶ月(20週5日)で後期流産、Tくんとの思い出ブログ。

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私の以前の仕事は幼稚園教諭。



小さい時から子ども好き(自分も子どもやん)で、

大きくなったら幼稚園の先生になる!と

願い続けていたので

就職が決まったときは

「ほんとに夢が叶うんだ」と

心底幸せを感じました。




幼稚園の先生になりたかった理由は

いくつかあるんですが、

ひとつ大きなきっかけになったことは

高校生の時にウガンダのエイズ孤児の話を

聞いたこと。




世界には、親と暮らせない

自分は親や神さまから愛されてると

知らない子たちがいるんだ、って

ものすんごく衝撃を受けたことを覚えています。


(日本にもそういう子たちが身近にいることを

 今は理解しています。)




「みんな、愛されてるのに。」

「誰も伝えてくれないなら

 私が彼らのお母さんになって

 神さまはあなたのこと愛してるよ

 って、伝えたい!」

 

と、高校生ながら心が燃えました。🔥





実際、幼稚園で働いていた間は

子どもたちがひたすら可愛すぎて

神さま(と私)の愛情を注ぎまくり、

とにかく幸せな毎日でした。




でも幼稚園の先生は

お母さんになるっていうのとは

また別だなぁと

働きながら学んでいきました。




先生は、幼稚園にいる間はもちろん

頼りになる大人ではあるけれど

子どもたちにはそれぞれ帰るおうちがあって

家庭を通して社会と出会い、

卒園した後も続く人生を進んでいく。




お母さんになるっていうのは

先生という職業を通して

達成できるものなのか?

いろいろ考えさせられました。




とにかく

ハリセンボン春菜の言葉を借りるなら

私には10代の頃から

「行き場のない母性」


溢れまくっていたわけです。




人は、子ども時代に

自分は愛されてる存在だ!ということを

めいっぱい受け取る必要があると

今でも思ってます。




自分がいつか子どもを産んで

お母さんになるっていうことも

もちろん含めて

私にはずっと

「お母さんになりたい」

という夢がありました。




続く。