末広がりは縁起がいいと言われるように、
字も末広がりに書くと運気が安定していきます。
筆跡診断をしているときに、
「私、字が下手なんです」とか、
「私、字が汚いんです」という話を良く聞きます。
字が下手という劣等感を持っていると、
自分の字が好きになれず、字を書くことが億劫になってしまいます。
手書きは、手軽な脳トレにもなるので、
手書きが億劫になってしまうのはもったいないですね。
筆跡は自分の一部なので、好きであるに越したことはありません。
「字が下手」という劣等感を解消し、
自分の字を好きになるために、
ペン字など習うのも一つの手段です。
しかし、上手い下手とか、好き嫌いというのは、主観の問題です。
ペン字を習って、劣等感が解消され、自分の字が好きになるとは限りません。
ペン字を3年習ったら自分の字が好きになれるとか、
書道で師範になったら自分の字が好きになれる、
という保証はどこにもありません。
字に対する劣等感を解消し、自分の字を好きになるコツをお伝えします。
字が上手くなりたい、字がキレイなりたいという漠然とした目標を持つのではなく、
字の一部分について、「こうやって書く!」という目標を持ちましょう。
例えば、
お金が貯まりやすくなりたいから、「接点の下をしっかりくっつけよう」というように、
字全体ではなく、字の一部分に注目して目標を立てるのです。
目標を持つと、字を書くことに対して前向きになれますよ。
私が一番オススメしている書き方が、
冒頭の「かまえ」の字を末広がりに書くことです。
運気が安定していきます。