1373回目:行動を規定するのは理論ではなく、やっぱり感情 | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

自分ってバカだよなぁ、
ポンコツだよなぁと
認められるのって

けっこう強みなんじゃないかと
思うようになりました。

これができなくて損している人って
案外いるのかもしれません。

まず、わからないことを
人に聞くことができない。

わからないからこそ、
教えてもらう必要があるのに
教えて下さい、と言えない。

「わかった?」と聞かれて
「すみません、わかりません」と
言えない。

これは多大なる損失です。

わからなければ聞いた方がいいに
決まっているのに聞けない。

相手が厳しい人であればあるほど、
何度でもくらいついて
「すみません、わかりません」を
繰り返した方がいいのにできない。

どんだけ馬鹿にされようが、
叱られようが、わからないものは
わからないのだから仕方がありません。

そこで曖昧にしてしまうと
その先いつまでもわからずに
困る(叱られる)場面を繰り返す
ことになりますよね。

だから、その場でわかるように
なったほうがいいに決まっている。

と、こういう説明をすると
「そりゃそうなんだけど」という回答が
返ってくる率が高い。

その瞬間に嫌なことを避けたい
という思いが勝ってしまうそうです。

「そりゃそうなんだけど率」が高い
話は他にもあって、
たとえば夏休みの宿題。

どうしても前倒しできない
植物の観察日記など以外の宿題は
基本的に7月には終わっていましたし、

ドリル系のものなどは夏休みに入る前の
授業中に終わらせてしまっていました。
(内職の是非は問わないことにします)

宿題をやらないと決めているなら
よいのですが(よくはない)、
どうせやるなら、とっとと終わらせた方が
よくないですか。

心置きなく遊べるし、「やらなきゃ」と
何度も思い出す必要もない。

「そりゃそうなんだけど」の話は
「理論的ですよね」とセットになることも
多いのですが、

確かにそうかもしれないけれど、
嫌なんですよ。

わからないままにしておいて、
同じことでまた指摘を受けるのが
嫌なんです。

やろうと思えばとっととやれるのに、
後から「やらなきゃ」となる宿題が
嫌なんです。

行動経済学で、人は勘定(理論)ではなく
感情で動くという説明を読んだことが
あります。

いまわからないことを聞くのが嫌、
いま宿題をするのが嫌、と同じように

いま聞かないことで
後でまた同じことで指摘されるのが
嫌なのです。

いま宿題をしないことで
「あーあ、やっておけばよかった」と
思うのが嫌なのです。

先日、コーチングの場で、
「そりゃそうなんだけど」な話を
していたときに

「本当に嫌そうに話されますね」と
言われて、

あぁやっぱり本当に嫌なんだな、と
実感した次第。

自分ってバカだよなぁと認めることが
できるのは、

バカだよなぁと認めないことによって
起こりうる避けたい事態が起こることが
本当に嫌なのです。

時々いただく「理論的ですよね」という
言葉に対して、違和感を感じていたところが
あったのですが、
言葉にしてみてスッキリしました。

ただただ、嫌なんです(笑)。

もしかしたら、
嫌なことを避けたいがために
理論的になっているところが
あるのかもしれません。

まぁ、どっちでもよいのですが、
自分が何が嫌で、それを避けるためには
どうしたらいいかを考えて行動する
姿勢を持っておきたいと思います。



【今日のまとめ】

一見理論的と見えるような行動も、
感情によって規定されている。