624回目: 対話を通して、視点を変える言葉を頂く | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

昨日のブログで、
パラダイムシフトを起こすような言葉が
自分の視点を変えてくれる
という話を書きました。

今日は視点を変えてくれる言葉
について書きたいと思います。


視点を変えてくれる言葉とは
その言葉自体もしくは
その表現自体が
自分が初めて聞くもので
あったりもしますが、

自分が既に知っている言葉に対して
それまでとは別の定義を
与えることで

視点が変わるということも
起こります。


そして、つい先日起こったのは、
後者のほうでした。


先日のブログで、
自分はとにかく素直ではなく

ひねくれている
ということを書きました。

この点について、
ある方と子供の頃の話を
していた時に

その方から
「むしろ、素直じゃないですか」
と言われたのです。

彼女曰く、
私の斜めの視点を
そのまま表に出してきた
ということなのだから、
自分自身に対して素直なのだ

ということでした。

確かにそう言われてみると、
その通りです。

つまり自分が「素直ではない」
と言っていた時の
「素直」というのは、

「素直な性格」という例文で
使われるような
「性質・態度などが、穏やかで
ひねくれていないさま」
(goo辞書)
という定義だったのですが、

その方から言われた「素直」は
「ありのままで、
飾り気のないさま」
(goo辞書)
という意味だったのです。


たとえ自分自身に対して
素直であったとしても、

それがひねくれているもので
あったので
そのまま表現していれば
数々の軋轢が起こります。

長年苦しんできた、
とまでは言いませんが

できればそういった軋轢は
避けたいものだと
思っていました。

ですので、
まぁ、確かに素直と言えば
素直かもしれないけど、
という思いもありました。


それに対してその方は、

確かにコミュニケーションの
スキルの問題はあったかも
しれないけれど、

自分が思った通りのことを
言えないままでいた方が
もっとつらかったかも
しれませんよと

言ってくれました。


これには、「確かにそうだ!」と
膝を打ちました。


おかしな表現かもしれませんが

自分が素直に
ひねくれた態度をとることが
できなければ、

自分が思っていることを
言うことができないまま
悶々とし続けたかもしれません。

自分では間違っているとは
思わないし

周りもその意見を
認めてはくれるものも
「まあそりゃそうなんだけどさ」
というテンションなので

自分のコミュニケーション
スキルの問題を
認識していなかった
子どもの頃は、

間違ってはいないのに
なぜ受け入れられは
しないのだろうか、
と疑問に思っていました。


その受け入れられていない
状況を諦めてしまって
もし意見が言えなくなって
しまっていたら、

その後の軋轢は
減ったかもしれませんが

悶々とし続けるばかりで

さらには
コミュニケーションの問題に
気づくこともなかったでしょう。

もし何十年も、今でも
悶々としたまま
コミュニケーションの問題に
気付くこともなかったら、

と想像すると
ちょっと恐ろしく感じました。


コミュニケーションスキルは
まだまだ発展途上で
問題が解決しているわけでは
ありませんが、

それでも過去の自分と比べたら
少しくらいはましになっていると
思ってはいます。


今回私がもらった
新たな視点のおかげで、

自分は素直ではないというのは
ある意味、思い込みだった
ということと、

軋轢に悩んできたことは
今の自分にとって
必要なものであったと
肯定させてくれました。


それでも
「性質・態度などが、穏やかで
ひねくれていないさま」の
「素直」への憧れはあるし、

一方で、自分がそうなれるとも
思ってはいないのですが

これまでネガティブに
捉えていたことが
全肯定された気がします。

もう少し補足すると、
これらのネガティブな点は

今では、自分にとって
許せないものではなく

すでに自分の前提として
受け入れていたものでは
あったのですが、

できれば、ない方が良い
「ネガティブなもの」
という位置づけでした。

それが今回、
素直という言葉の定義を
変えてもらったことと

過去の出来事に対して、

自分は軋轢にフォーカス
していたところ

その軋轢の手前の、
思ったままに表現する
というところに
フォーカス当ててもらった
おかげで

ものの見え方が
変わりました。


事実はひとつしかなくて
それをどこから見るか
どう判断するかによって

その人にとっての
その出来事の意味づけが
決まります。

それを分かっていてもなお、
自分一人の凝り固まった視点では

どこから見るかという
フォーカスの点も

どう判断するかという
定義づけにおいても

簡単に変えることは
できないのかもしれません。

特にそれが、
自分はこだわっていたり
長年考え続けていたり
するようなことであれば
なおさらです。

改めて、人との対話の
重要性を感じさせてもらいました。


ちなみに今回自分に大きな視点の転換を
与えてくれた対話は、

self-introduction designと言う
簡単に言うと
自己紹介のパワーポイントを
作ってもらうという中の
ヒアリングとして
行われたものです。

これをもとにした
自己紹介のパワポが
どのようなものになるのか
今からとても楽しみです。

完成したら、
紹介してみたいと思います。


【今日のまとめ】

視点の転換を
もたらしてくれる言葉は

必ずしも自分が知らない
新しい言葉ではなく

知っている言葉の
定義を変えたもので
あったりする。

それに気付くためには
対話が重要