鮒谷さんの年間プログラムの
音源を聞きました。
今回もまた、
何度も「おぉぉー」と
唸りました。
中でもWhyの重要性は
グサグサと刺さってきました。
なぜ、いいと思って始めたことが
続かないのか。
なぜ、やめなければいけないと
分かっているのに、
やめられないのか。
いずれも、
なぜそれをするのか
なぜそれをやめるのか、
目的(Why)が明確ではないから。
それ自体は
これまでにも何度も
聞いていましたし、
そうでなくても
知っていたことでもありました。
にも関わらず、
続けられないし
やめられないことが
たくさんあるということは、
やっぱりWhyが明確に
なっていなかったのだと
今回の音源を聞いて
実感しました。
鮒谷さんが紹介されていた
ご自身のwhyは、
あるひとつのことに対して
whyはひとつではなく複数あって
さらに、それらのwhyには
臨場感のあるビジュアル
イメージが伴われているのです。
Whyがいくつもあるから、
「やっぱりやるよね・やめるよね」
と自分も説得されやすくなりますし、
たとえ、ひとつのwhyが
何らかの事情で
なくなってしまったとしても
他のwhyたちが
セイフティネットのように
自分が落ちてしまうことを
防いでくれるように思います。
何かをやり始める、やめる
というのは
それまでの習慣を変える
ということですから、
自分を説得する必要が
あるのだと思います。
この説得する相手が
自分ではなくて
誰か他の人に行動を
起こしてもらう場合、
例えば、承認を得るとか、
一緒に食事に行ってもらうとか、
何かを買ってもらうとか、
その人を動かすために
できるだけ多くの理由を用意し、
そして、その行動の結果
どうなるのかを
相手に臨場感をもって
イメージしてもらえるように
その姿を描いて伝えるものです。
相手が他者であれば
当たり前にやっていることなのに、
自分に向かったときにも
同じことをすればよいとは
まったく考えもしませんでした。
Whyとは、
どういう自分になりたくて
そうするのか
という目標であって、
何かひとつの大きなもの
というイメージを
勝手に持っていたのかも
しれません。
鮒谷さんは
「whyが明確でなければ
始めない方がよい」
とも話されていました。
whyが明確でないのに
何かを初めても
どうせ続かないから。
思わず「ですよね~」と
合いの手を入れてしまいました。
今回の音源を聞いて、
自分がこれまで
明確だと思い込んでいたwhyは、
した方がいい、
しない方がいい
すべきである、
すべきでない
レベルのものであって、
その行動の結果として
得られる成果に対して
臨場感を持ったイメージは
できておらず
そのため、
思わずニヤニヤするとか
わくわくするとか
逆に恐怖を感じるとか
自分の感情が動くことが
少なかったのです。
この「感情が動く」ことも
「なぜそれをするのか」と
同様に重要であると
何度も聞いていたし
分かっていたつもり
だったのですが、
今回の音源の中の
具体的、かつ複数の
why事例を聞くことによって
一直線につながりました。
こんな風に、
分かったつもりになっていることが
まだまだあるに違いないと
ため息が出ますし
分かっていると
思い込んでいたことも
恥ずかしいですし
情けなくもなります。
それでも、
気付かなければ
改善しようがなかったのですから
改善の機会を得られたことに
感謝して
進みたいと思います。
そして今回の音源では
他にも「おぉぉー」と唸ったことが
あるので、
また別の機会に
書きたいと思います。
【今日のまとめ】
Whyは複数、
かつ各々に臨場感のある
ビジュアルイメージをつけて
感情に働きかける。
何かを始める前に
whyが明確になっている状態にする。