4月5日撮影。
東京23区内で自然にできた山としては、港区の愛宕山(25.7m)に次いで2番目に高い北区の飛鳥山公園(25.4m)に行ってまいりました。
最寄り駅はJR京浜東北線王子駅で、目の前に飛鳥山があります。
飛鳥山は、江戸時代中期第8代将軍徳川吉宗が「享保の改革」の一環として整備を行ない、行楽の地として江戸庶民にも開放し、花見を推奨した公園です。
園内には現在約650本の桜や約1万5000株のツツジ、約1300株のアジサイが植えられております。
周囲には都電荒川線(東京さくらトラム)が走っており、終点が王子駅になっております。
添付写真のように、飛鳥山の頂上まではモノレールで上がる事も可能です。
そして、この飛鳥山には、7月3日から新一万円札の顔になる渋沢栄一の邸宅がありました。現在は「旧渋沢庭園」として、重要文化財となっております。
また、園内には「渋沢記念館」もあります。
渋沢栄一の葬式の日には、港区青山の葬儀所から渋沢邸までは、葬送の列で多くの人が見送ったそうです。
飛鳥山公園の桜も見事でした。
ただ、どうも天気の悪い日が多く、日中に桜を見る時は背景に青空が欲しいものですね。