岸田総理がXにて、デマ情報に騙されないように注意を促した。
既に東日本大震災の時にも「人工地震」などのデマも流れ、コロナ禍に於いても、デマやコロナと無関係な画像が数えきれないほど垂れ流されてきた。
それにしても、現役の総理大臣がこのように言及するとは、異例中の異例である。あくまでも、官邸や石川県のwebサイトなど公式の発表を参照にして、我々も騙されないようにしたいものである。
ちなみに今回も「人工地震」なるデマが飛び交っているが、その後の1000回以上の余震まで人工地震と考えるような人がいるとしたら、おそらく全ての出来事に疑り深い性格なのであろう。
「利権」とか「陰謀論」などを鵜呑みにするタイプに違いない。
それにしても、なぜデマは拡散するのか?
1つは「情報弱者」、すなわちテレビやネットの情報にこれっぽっちも疑いを持たずに全てを鵜呑みにしてしまうタイプ。
不安を煽られると、自ら考える事をしないで、それに関連する情報だけを次々に取り入れて、『みんな、大変だよ!』と発信してしまうタイプ。
もう1つは「意識的にデマを流すタイプ」、これは個人だけでなく、組織・国家レベルでもあり得る。
個人・組織の場合、背景に自らのビジネスが関与している事、あるいは「インプレッション」すなわち読者のリアクション数に応じて、お金を稼げる仕組みを利用している事が多い。
こちらは現職あるいは元国会議員や大学教授など肩書きの立派な者、社会的地位の高いとされている者なども同様である。いずれにしても、情報弱者を食い物にする最低の人種!!である。
デマを意識的に垂れ流す者は、絶対に訂正する事などない。
改めて申し上げるが、驚くような記事・不安を煽るような記事は、まずデマかもと思って思考を停止せずによく考えて頂きたい。あくまでも公式のホームページや現場に直接かかわる者の発信を参考にしてほしい。
そして一度でもデマだとわかったら、その人あるいは発信サイトの全ての記事を絶対に信用しないでほしい。