毎年誕生日が近くなると、私も関係する健康・医療関連の投稿をしております。今回のテーマは「#高血圧」。
岩手で生まれ育った私は、塩分濃度の濃いみそ汁を飲み続けてきました。その結果、父も母も、そして妹と弟ですら、私より先に高血圧を発症。既に10年以上運動習慣のあった私も、2024年12月(当時61歳)から降圧剤の内服を開始しています。
この頃、身長174cmで、体重が自己最高の76kgになり、21時以降食事しない事を心がけただけで、2ヶ月で体重は70kg台まで減りましたが、その後も降圧剤の内服はどうしても必要で、現在に至っております。
今、あなたが高血圧とは無縁でも、家族が誰かしら発症する可能性があるので、他人事とは思わず、知識として知っておいて損はありません。

〜血圧の目標は?〜
ところで、あなたは血圧の目標値って、ご存知でしょうか?
『高血圧の診断基準が下がっているのは、医療機関と製薬会社の金儲けのため』と未だに思っている方は、この先を読まないで私のフォローを外してください。
高血圧に関する医療論文は、おそらく世界一多いと思います。それらの多くの論文から日本民族に適切な値が更新されてきたのです。
上の画像のように、家庭血圧の目標値は「125/75mmHg未満」です‼️。以前は年齢別の基準がありましたが、最新のガイドライン2025では、年齢が関係なくなりました。
未だに「年齢+90」を血圧の基準値と思い込んでいる人もいますが、それは昭和〜平成初期にかけての時代遅れの基準です‼️

さて私は、時々健診の非常勤勤務を行なっておりますが、若いのに何年もう高血圧を放置している人が少なくありません。そういう人たちは、肥満体が多く、また高血圧だけでなく「2型糖尿病」「脂質異常症」「高尿酸血症」などの生活習慣病を指摘されている場合も多くいます。
では、健診で高血圧を指摘されても、なぜ放置している人が少なくないのでしょうか⁉️
私なりに理由を2つ考えました。
#放置していても自覚症状がないから
生活習慣病の数値の異常だけでは、自覚症状がほとんどないのは事実です。
ですが、例えば高血圧を放置すると、上の画像のように徐々に動脈硬化が進み、動脈に炎症をもたらします。するとある日、脳卒中や心筋梗塞・解離性大動脈瘤など、突然死する可能性のある病気を発症するのです。また、急性発症でなくても、腎臓の動脈硬化が進むと、将来的に人工透析が必要になる事もあります。
自覚症状がなくても、早い時期から血圧のコントロールが必要なのは、『#重篤な合併症の防止や発症を遅らせる』事が目的なのです。
#薬の副作用が怖いから
どんな薬にも言えますが、副作用の全くない薬など存在しません。むしろ、『#副作用のない薬』などと謳っている薬は、怪しいものと思うべきです。では、降圧剤の副作用で、何が怖いでしょうか⁉️
よくあるのが、『#血圧を下げると脳の血流が悪くなる』。こんな言葉を、仮にも医師免許を持っている者がほざく事があります。きっと、他の医師と違う事を言って、アクセスを集めたいのでしょう。
適正な血圧に保てば、血管の内腔も拡張し脳の血流が落ちる事は絶対にありません‼️。ただし、例外があります。度々失神を繰り返すようなら、これは確かに脳の血流が落ちていますし、おそらく、降圧剤が強すぎると考えられます。
医療は日々進化を続けております。降圧剤を定期処方する医師は、ガイドライン2025を当然目を通しています(お年寄り開業医はわかりませんが)。その人の血圧や体格に合わせて、内科医は処方します。
降圧剤や他の薬でどうも不具合がある人は、かかりつけ医と相談されてください。決して、#自己判断で内服中止をしないでください‼️
また、『#民間療法』のみで、生活習慣病を改善させようとする発信を目にします。確かに改善する人も中にはいますが、『#コホート研究』に基づいた多くの人が改善したという大規模データに乏しく、改善した人だけを例に挙げて『#代表者』として考えるべきではありません‼️

~もしも、高血圧(140/90mmHg以上)と診断されたら~
上の画像をご覧ください。生活習慣の改善、具体的にはカロリー制限や夜遅い食事を避けたり、運動習慣をつける事や適正睡眠を心がける事は、生活習慣病とは無関係に大切な事です。
これだけである程度血圧は下がるのですが、問題は何ヶ月続けたら下がるのか⁉️
これは人によって個人差がありますし、そもそも、既に生活習慣の改善だけでは手遅れの人も多くおります。
基本は『#降圧剤の内服』です‼️
降圧剤を内服しながら、生活習慣の改善で血圧が低下してくれれば、もしかしたら、降圧剤をやめられる時が来るかもしれません。
ただし・・・

#メタボリックドミノ
高血圧に限らず「#生活習慣病」というものは、文字通りその人の人生そのものの結果です。
上の画像の真ん中の部分、ここに生活習慣病が位置します。ここに至るまでに、画像上の方から既にある程度の年月を要しています。内服によるコントロールをしないと、画像の下の方に進み、2枚目の画像のように重篤な合併症を起こしかねません。
残念ながら、#生活習慣病を発症した多くの人はその後も内服治療が必要になる場合が多いのです。
では、内服しないようにするためにはどうしたらいいのか⁉️
それは、労働安全衛生法によって義務付けられた、年1回の定期健康診断です‼️
ここで、早期に数値の異常を見つけられれば、生活習慣の改善だけで内服治療が不要になるかもしれません。義務で漠然と受診しっ放しの人も多いのですが、健診結果を重く受け止めて、1年後の健診で正常値になるように、生活習慣を見直す事が大切です。

尚、血圧の測定時間は、上の画像をご参照ください。
朝に測定する場合、降圧剤を内服している人は、内服前に測定します。

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