頭脳 | 心きらめくSpecial Days

心きらめくSpecial Days

日々の想いを綴っています

マイミクさんが日記にのっけておられた

動画を 何気なく見てたんですが


さっき これについての新聞の切り抜きを保管してたことに

気づきました。



ハーバード大学の脳神経学者だった

ジル・ボルト・テイラー博士の体験について~



博士は 1996年のクリスマス直前のある朝

激しい頭痛とともに目覚めました。


最初は偏頭痛だと思ったのですが

脳出血が起こっていて


一命をとりとめ 

8年の懸命のリハビリで 言葉を取りもどし

仕事にも復帰することができました。




脳科学者が 自ら  広範囲に及ぶ脳卒中の発作により

自分の脳の機能‐運動 言語 認識‐が

ひとつひとつ活動停止していくのを

観察した 驚くべき証言です。




言語をつかさどる左脳が侵されると


喋ることもできず 他人の言葉を聞き分けるのが困難になり


友人の言葉は 犬の鳴き声みたいに聞こえたそうです。


物事を論理的に筋道だって考えることが


できなくなる。


 

そして すごく興味深いのが


身体の境界がわからなくなり


周囲と渾然一体となり


まるで 流れる ような感覚に陥る。


つまり 空間の感覚が消えてしまう。


また


過去、現在、未来という 直線的な時間もなくなり


あるのは 「今」だけ


けれど 絵(映像)を思い浮かべて考えることはできるし


しゃべっている人の表情で その気持ちはわかる 


宇宙と一体化し


とてつもない 幸福感に浸れるそうです。




この感覚って


阿部さんを初め 神秘体験というか究極体験というか

覚醒体験というか ~

を 説明されてるのと よく似てますよね。


全てが ひとつ だとわかる


時間がなく あるのは 今ここだけ


本当は 空間もない



という あの 何度も言われる 宇宙の真実ともいうべき体験。

なので 思考=エゴ=時間 と いうところに イコール左脳

を 付け加えたら どうかしらん。


そういえば 博士のお兄様は統合失調症と

いうことですが

精神疾患の患者さんも

時間の感覚が 今ここ

というのを聞いたことがあります。

「時間と自己」という本に 

そういう内容が書かれてるかと思うんですが・・








覚醒は 右脳に ヒントがあるのかしら?


そして 左脳も この世を生きるのに

なくてはならない大事なものですよね。



でも 人間は

右脳と左脳に分かれているから

両極端 陰と陽  正と負 のように二極化してしまう

という話もあるので


すると だだのひかりさんのブログにあった

心臓に脳の機能を持った人が生まれてきてる


あの 話を思い出しますね。


左右の脳が統合すると ストップ ザ 二極化 になるのでしょうか。





ちょっと 話が反れましたが

博士の体験、研究は 同じ病気の人にも

勇気を与えますね。



ジルテイラー博士の動画