【千葉県】ランキングと情勢分析 | 高校サッカーをもっと!

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県別第6弾は千葉県!

千葉県のランキングと情勢分析

 
【ランキング】
 
① 実績ポイントランキング 
1    市立船橋  55
2    流経大柏    53
3    日体大柏    31
4    習志野       26
5    八千代       25
6    専大松戸    14
6    中央学院    14
8    暁星国際    10
9    千葉明徳     8
10    敬愛学園   7
11    翔凛          6
12    東京学館浦安 4
12    木更津総合    4
14    市立柏           3
15    東海大浦安    1

 
  ※実績ポイントとは
  近3年間の公式戦(選手権、インターハイ、新人戦、関東大会、リーグ戦)の実績をベースに、
  管理人が独自の計算式で算出したオリジナルのポイントです。
  あくまで過去の実績のため、現時点での強さを計るものではありませんが、
  その都道府県内での強豪どあいを表すものとしてご理解いただければ幸いです。
  なお、近3年の県内大会でベスト8以上のチームを集計対象としてます。
  また、各県ごとに計算式を変えているため、全国共通のポイントではありません。
 
 
② 全国大会出場回数 
(近10年の選手権・インターハイ) 
 
1 市立船橋  13
2 流経大柏  9回
3 八千代   2回
3 習志野   2回
5 日体大柏  1回

全国優勝
選手権 2011年 市立船橋
インターハイ 2012・2016年 市立船橋
         2017年 流経大柏  
 
③ 選手権県大会優勝回数ベスト5
(現存校のみ)
※カッコ内は全国大会での最高成績
 
1 市立船橋 23回 (優勝)
2 習志野   15回 (優勝)
3 八千代    9回  (準優勝)
4 流経大柏  6回 (優勝)
5 八千代松陰 2回 (ベスト8)
 
全国優勝は市立船橋・流経大柏・習志野が達成
 
 
   
【情勢分析】
 
①歴史と現況
 
1970年代中盤までは習志野の1強時代。
70年代後半から80年代前半は八千代が隆盛。
80年代中盤に市立船橋が台頭すると、それ以後は長らく市立船橋の1強時代。
特に1984~2004年の20年間は、選手権全国大会16回出場し、優勝4回、準優勝2回、ベスト4を2回、ベスト8を2回と凄まじい成績を残し、また多くのスター選手を輩出したことで、全国最強クラスのチームとして、全国にその名をとどろかせた。
高校サッカーに詳しくない人でも、≪イチフナ≫の名前は知っているというくらい、高い知名度をもつ。
 
2000年代中盤からは流経大柏が強盛。
2回目の出場となった2007年の選手権で早くも全国制覇を達成し、一気にその名を上げた。
2013年には、高体連チームとしては史上初、プレミアリーグEAST優勝&プレミアリーグファイナル勝利し、Jチームユースも含めた高校年代の頂点に立った。
 
以後は市立船橋と流経大柏の一騎打ち状態
この2者は、インターハイ県予選や選手権県大会の決勝で雌雄を決することも多く、『千葉ダービー』あるいは『千葉クラシコ』とも称されるそのマッチは、まさに全国優勝候補同士のマッチアップということで、全国大会決勝に匹敵するほどの注目を集め、『事実上の全国大会決勝戦』と評されることすらある。
その試合内容もまさに白熱を極め、観戦者の心を揺さぶるほどの熱戦になる。
 
ちなみに選手権県大会決勝は、2013~2020年の8年連続で市立船橋-流経大柏のカード。(市立船橋5勝、流経大柏3勝)
インターハイ全国大会決勝でこの2者が顔を合わせたのは3回 (市立船橋2勝、1回は同校優勝)
 
両校とも現在、高校年代最高峰リーグのプレミアリーグに所属しており、同じ県にプレミアリーグ参加高校があるのは、千葉県だけ。
その意味では、全国最強県といえる。
 
市立船橋ー流経大柏のライバル関係は、まさに現代の高校サッカーを象徴する好ライバル状態で、其の対戦は高校サッカー最高峰の珠玉のマッチアップだ。
 
 
 
②2021年の展望
当面の間、市立船橋-流経大柏の高校サッカー界最高の好ライバル状態は続く
上記の実績ポイントランキングの上でも、この2者はほぼ差はない。
近3年の公式戦対戦成績(選手権、インターハイ、プレミアリーグ)では、
流経大柏の4勝3敗とほぼ互角の戦いだ。
 
流経大柏は、U17日本代表候補のFW川畑や、DF田口、MF松本ら、タレントが今年もそろう。
市立船橋は、DF針谷やMF坪谷が去年の唯一の全国大会を経験したアドバンテージがある。
お互いをライバルと認める両社による千葉クラシコは、今年も極めて熱い死闘となりそうだ。
インターハイや選手権の予選はもちろん、プレミアリーグでの対決にも注目したい。
 
この2強に続く、日体大柏習志野、八千代はこの両者に勝つことが先ずは全国への道だ。