流通経済大学付属柏(千葉県)
【チームデータ】
(2020年データ)
場所 : 千葉県柏市
創部 : 1985年
員数 : 131人
OB : 関川郁万・小泉慶(鹿島)、髙澤優也(大分)、小川諒也(FC東京)、今津佑太(広島)、秋山陽介(仙台)、ジャーメイン良(横浜FC)、青木亮太(札幌)、呉屋大翔(柏)、中村慶太(清水) ほか多数
監督 : 榎本雅大
実績 : 選手権全国大会6回出場
(最高成績 2007年優勝)
インターハイ最高成績 (2008・2017年優勝)
【近3年成績】
2018年 選手権県大会優勝、プレミアリーグEAST 4位
2019年 プレミアリーグEAST 7位
2020年 プレミアリーグ関東 5位
実績ポイントランキング 千葉県2位 詳しくは↓のページで
【歴史と現況】
創部は強豪校では比較的新しい1985年。
2005年に選手権全国大会へ初出場。
2回目の出場となる2007年には早くも全国制覇。
以後、名将・本田裕一郎監督のもと、瞬く間に全国トップレベルの強豪校に成長した。
2008年にはインターハイ全国優勝(市立船橋と同校優勝)
2013年には、高体連チームとしては史上初、プレミアリーグEAST優勝し、プレミアリーグファイナルでも勝利して、Jリーグチームユースを含む高校年代の頂点に登りつめた。
まさに、日本の高校年代の最高レベルのチームの一つ。
千葉県内では、同じくプレミアリーグに属する市立船橋と一騎打ちの状態。
(ちなみにプレミアリーグに高体連チームが2チームいるのは千葉県だけ)
市立船橋とはまさに宿命のライバル状態。
選手権県大会やインターハイ県予選で対決することが多く、「千葉ダービー」あるいは「千葉クラシコ」と称されるこの戦いは、全国大会決勝に匹敵する注目を集め、時には「事実上の全国大会決勝」と揶揄されるほど。
その試合内容も、互いにライバルと認めるチーム同士、白熱を極めた死闘となることが多く、観戦する者の心を揺さぶるほどの大熱戦となることも。
ちなみに選手権県大会決勝は、2013~2020年の8年連続で市立船橋-流経大柏の同一カード。(市立船橋5勝、流経大柏3勝)
インターハイ全国大会は千葉県からは2校が出場できたため、決勝でこの2者が3回顔を合わせている。 (市立船橋2勝、1回は同校優勝)
チームの伝統スタイルは、アグレッシブな速攻と積極的なプレッシング
【2021年展望】
今年もやは県内の目下のライバルは市立船橋だ。
選手権県大会では2019・2020年と決勝戦で連敗しているが、近3年の公式戦対戦成績(選手権、インターハイ、プレミアリーグ)では、流経大柏の4勝3敗とほぼ互角の戦いだ。
この宿命のライバルとの勝負を制し、2018年選手権以来遠ざかっている全国の舞台に向かいたい。
戦力的には、U17日本代表候補のFW川畑を筆頭に、DF田口・MF松本らタレントがそろい、全国の頂点を狙える力は十分にある。
また、青森山田やJチームユースとの激戦も制し、2013年以来となるプレミアリーグ制覇も期待したい。
名将本田監督から引き継いだ、就任2年目の榎本監督の新たなスタイルの構築と采配にも注目したい。
昨年から伝統のハイプレスは踏襲しながら、これまでの縦に速いスタイルからショートパスをつないで突破していくスタイルへの転換を図っている。
【注目選手】
・川畑 優翔 (FW・2年)
U17日本代表候補。高い技術力が備わった長身ストライカー。
体の使い方がうまく、ボールキープ力も高い。21年度のエース。
・田口 空我 (DF・2年)
2年生ながら選手権県大会決勝にスタメンで出場した能力が高いSB
球際に強く、攻守にわたって空中戦で強さを見せる。
・中村 洋汰 (MF・2年)
2年生ながら選手権県大会決勝にスタメンで出場。
正確ボールコントロールと高精度のキックで攻撃を組み立てるゲームメーカー
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