【強豪校特集4】山梨学院(山梨県) | 高校サッカーをもっと!

高校サッカーをもっと!

高校サッカーをもっと盛り上げよう!

山梨学院(山梨県)

 

【チームデータ】 

(2020年12月時点)

 

場所   : 山梨県甲府市

創部   : 1969年

部員数 : 129人

OB    : 前田大然(横浜FM)、渡辺剛(FC東京)、白崎凌兵(鹿島)、毛利駿也(湘南)、山口一真(水戸)、宮崎純真(甲府)

監督   : 長谷川 大

総監督 : 横森 巧

実績   :選手権全国大会7回出場 

        (最高成績 2009・2020年優勝)

        インターハイ最高成績 (2018年優勝)


【近3年成績】

2018年 新人戦優勝、インターハイ県大会優勝、プリンスリーグ関東10位

2019年 山梨県リーグ1部1位

2020年 選手権県大会優勝、プリンスリーグ関東8位

2021年 新人戦優勝

 

実績ポイントランキング 山梨県1位 詳しくは↓のページで

 

 

 

【現状分析】

2009年に選手権全国大会で初出場初優勝という偉業を達成。

その後、2018年インターハイ全国と2020年選手権全国大会でも優勝し、通算3回の全国制覇を誇る山梨県が誇る強豪校だ。

ちなみに、選手権全国優勝の決勝の相手は二回とも青森山田。

 

山梨学院の躍進の背景には、県外から優秀な選手が入ってくることが一因としてある。

実際に2020年に全国制覇した時の登録メンバーは30人中、26人が県外出身者。

東京のJチームジュニアユースや街クラブチームの出身者も多い。

その結果、チーム力が強化され、大会で実績を上げ、それを見てさらに山梨学院へ憧れて入学する選手が増えるという、好循環が生まれている。

 

課題があるとすれば、大会やその年により好不調の波がややあることか。

例えば、2018年インターハイで全国制覇した後の選手権は、県大会準決勝で帝京第三に敗れ、決勝にも進めなかった。

また、2019年は県内大会を無冠で終えた。

この辺り、成績が一定すれば、山梨学院の1強時代は確実なものになるだろう。

 

チームの特徴は、堅守と攻守の切り替えの早さ、縦への速い攻撃

 

 

【2021年展望】

 

選手権全国制覇から、1か月経たないうちに開催された新人戦も優勝したのは素晴らしい。

新チームの立ち上げが順調に行われた結果であり、滑り出しは上々だ。

 

上記でも述べたが、年によっては県内でも絶対的な存在というわけではないが、県内ライバルとの対戦には高い勝負強さを発揮している。

 

山梨学院の近3年の公式戦の対戦成績(選手権、インターハイ、新人戦、関東大会、リーグ戦)

vs帝京第三 5勝3敗

vs日本航空 7勝1敗

vs韮崎    3勝3敗

と韮崎戦を除き、県内ライバルには優勢だ。

この勢いを持続することができたら、いよいよ山梨学院の完全一強時代が到来か。

 

今年はディフェンディングチャンピオンとして、プレッシャーがかかる年だが、県内で取りこぼすことなく、県内4冠を達成するとともに、インターハイと選手権の頂点に立ち、4つ目の星をユニフォームにつけたいところ。

 

↓こちらもご参考に

 

 

 

 

【注目選手】

 

・茂木 秀人 イファイン (FW・2年)

 ナイジェリア人を父に持つ高い身体能力を誇るアタッカー

 鋭い突破力と強烈なシュートを持ちながらも、献身的な守備も光る。

 

・谷口 航大 (MF・2年)

 セカンドボールの回収し、ゲームを落ち着かせるバランサー。

 中盤で攻守のかなめとなるゲームメーカーだ。 

 

・石川 隼大 (MF・2年)

 スピードを生かした攻守の切り替えの速さか素晴らしい。

 豊富な運動量とハードワークでチームへの献身も十分。