【山梨県】ランキングと情勢分析 | 高校サッカーをもっと!

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県別第4弾は山梨県!

山梨県のランキングと情勢分析

 
【ランキング】
 
① 実績ポイントランキング 
1    山梨学院    78
2    日本航空    71
3    帝京第三    60
4    韮崎       55
5    日大明誠    36
6    東海大甲府 28
7    甲府商業    23
8    駿台甲府    19
9    北杜       12
10    甲府工業    6
11    甲府東     2
12    笛吹       1

 
  ※実績ポイントとは
  近3年間の公式戦(選手権、インターハイ、新人戦、関東大会、リーグ戦)の実績をベースに、
  管理人が独自の計算式で算出したオリジナルのポイントです。
  あくまで過去の実績のため、現時点での強さを計るものではありませんが、
  その都道府県内での強豪どあいを表すものとしてご理解いただければ幸いです。
  なお、近3年の県内大会でベスト8以上のチームを集計対象としてます。
  また、各県ごとに計算式を変えているため、全国共通のポイントではありません。
 
 
② 全国大会出場回数 
(近10年の選手権・インターハイ) 
 
1 山梨学院  8
2 帝京第三  6回
3 日本航空  3回
4 韮崎     2回
5 日大明誠  1回

 
③ 選手権県大会優勝回数ベスト5
(現存校のみ)
※カッコ内は全国大会での最高成績
 
1 韮崎    34回 (準優勝)
2 東海第三  10回 (3回戦)
3 山梨学院  7回 (優勝)
4 甲府工業  4回 (ベスト8)
5 日川     3回 (ベスト8)
  機山工業  3回 (3回戦)
 
全国優勝は山梨学院のみが達成
 
 
   
【情勢分析】
 
①現況
昭和時代は韮崎の1強時代。
1967~1983年には選手権全国大会に14年連続出場し、合計5回の準優勝を誇る。
 
平成に入ると帝京第三が台頭し、韮崎との2強時代に。
 
2009年には山梨学院が選手権全国大会で初出場初優勝という偉業達成
山梨学院は2018インターハイ、2020選手権でも全国優勝。
 
近年は、この山梨学院を筆頭に、2018年選手権全国ベスト8の日本航空、2019年新人戦優勝の伝統校の帝京第三、選手権最多出場で2020年新人戦優勝の韮崎がしのぎを削る激戦区となってきた。
実績ポイントランキングの上でもこの上位4強の争いだ。
 
これは当方の主観だが、以前と比べると、県全体のレベルが上がっているように感じる。
その一因としては、東京都内などから、Jチームジュニアユース出身の有望選手の越境入学が増えたことがあろうかと思う。
実際に2020年の選手権全国大会を果たした山梨学院は、全国大会登録メンバー30人のうち、26人が県外出身者だった。
山梨県は着実にサッカー強豪県になりつつある。
 
②2021年の展望
2020年選手権全国制覇の山梨学院は、年によっては県内大会を取りこぼす年もあり、実績ポイントランキングでも圧倒的な1位というわけではないが、県内ライバルとの対戦には高い勝負強さを発揮する。
 
山梨学院の近3年の公式戦の対戦成績(選手権、インターハイ、新人戦、関東大会、リーグ戦)
vs帝京第三 5勝3敗
vs日本航空 7勝1敗
vs韮崎    3勝3敗
と県内ライバルに優勢だ。
 
また、山梨学院は2021年の新人戦を制し、新チームの立ち上げも順調。
↓こちらの記事もご参考に
 
 
一方、帝京第三は県内で唯一ルーキーリーグ関東の最上位グループに所属しており、その経験の価値は大きい。
 
このまま山梨県は山梨学院の1強時代へ突入するか、あるいは帝京第三、日本航空、韮崎、日大明誠といった県内ライバルがそれを止められるか、今年がその分岐点となる。