三世代探偵団 次の扉に棲む死神:赤川次郎 | 図書館司書の読書日記

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こちらは主に備忘録的読書日記と映画の感想を記しています。
著作権法上、ネタばれしないように書いているので味気ないとは思いますが、こんな本があるのだと興味を持っていただけたら幸いです。


 女三代で暮らす主人公。

 おっとりした母と演劇に目覚めた娘、そして名のある画家の祖母。

 娘の学校で起きた事件から始まる学園スキャンダル。

 学園で好き放題している事務長の秘密。

 裏社会の人々。

 暗殺者。

 平凡な日常に紛れ込んでいる怪しい人たち。

 一見善人に見えるのにそちら側の人間だったりと盛りだくさんです。

 でもちゃんと伏線を回収して、楽しい作品に仕上がっています。