テレビドラマのイメージで読んでしまいますがなかなか痛快です。
小勝負くんと白熊さんの関係はどうなるのか気になった前作ですが、今作も進展しそうでしない恋に奥手な2人がモヤモヤしていますが、仕事はバリバリです。
着物業界が賑わうといいと思うし、商流通の流れは闇でもあり希望でもあるような気がします。
どんなに素敵なものを作っても売れなくては仕方ないし、適正な値段でなければ生活していくこともできない。
暴対法の狭間で地方議員の暗躍が今も続いている現実。
必要悪とカチコチの正義。
育ちの良い旧財閥の御曹司が掲げる正義がどうなっていくのか…。
権力側の力の使い道。
それもある意味「競争」だとしたら、このテーマはものすごく奥が深いのかもしれません。