訪米中に、原発再稼働問題を、
内政問題から、
日米共同問題という日米外交といった国際規模の問題へと広げてしまっているのを知って、
去年の次々の「国際公約による既成事実化」
という卑怯な手段を思い出し、
そして去年秋（１０月下旬だったか）の
新聞の小さな記事で、「日欧ＥＰＡ」の存在があったことを、思い出しました。
ここ最近、橋下「維新の会」をめぐって、
＜ＴＰＰ＞や＜構造改革＞や＜規制緩和・規制撤廃＞を取り上げていたのに、
なぜ前回は唐突にも、少しだけ話題をずらして、
「自由貿易」の話題をし始めたのか、というと、
じつは＜日欧ＥＰＡ＞のことで、
アタマがいっぱいで、
心配で堪らないからです。
「日欧ＥＰＡ」のことを思い出し、
「日欧ＥＰＡ」をネット検索してみると、
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32265
という記事を見つけました。
記事の執筆者である町田徹氏は、
ＴＰＰ賛成のジャーナリストのようですが、
この記事を見るかぎり、
ＩＳＤ条項やラチェット条項など、
理不尽な毒素条項の数々は確認できないのですが、
その記事には、
「ＴＰＰ」を反対する理由として挙げられる事柄で、
「日欧ＥＰＡ」の内にも、見受けられるものがあります。
「成否の鍵を握るのは、
EU側が
工業製品の関税の撤廃の条件にあげている、
(1)日本の非関税障壁の撤廃、
(2)外国製品に不利とされている日本の政府調達慣行の見直し
---の2つの行方だ。」
「日本からは、
日本経団連の米倉宏昌会長が
住友化学会長として議長役を果たしたほか、
新日鉄、三井住友海上火災、NTT、全日空、東芝、住友商事、東レ、ソニー、テルモ、パナソニック、味の素などの企業が出席した。欧州からも、アリアンスペース、エアバス、アレヴァ、BASF、バイエル、BNPパリバ、ダイムラーAG、日本エリクソン、シーメンス、ティッセンクルップ、フォルクスワーゲンジャパンなどが参加した。」
「個別分野についての非公式協議(スコーピング)もあわせて開催し、
ＥＵ側（から）の撤廃要望の強い非関税障壁の取り扱いについても、
詳細な意見交換を行った。
項目は、電子機器、航空輸送、自動車、医薬品、化学品、化粧品、食品安全、酒類、
公共調達、投資、金融サービス
などの約30項目が含まれている。
具体的には、
成田空港の発着枠の不公平の解消、
国連で進められている
自動車の型式認定に関する国際標準の受け入れの前倒し、
軽自動車の優遇税制の撤廃、
医薬品の承認機関の短縮化や
海外の臨床データーの受け入れ、
食品添加物の国際ルール並みへの緩和、
他国より厳格な食肉輸入基準の緩和などが
含まれている模様だ。」
と個人的に、気になっています。
しかも、
「６月か７月に開催される予定の日欧首脳の定期協議へ向けて、
ＥＵとの経済連携協定(ＥＰＡ)の予備協議が 最後のヤマ場を迎えた。」
とあります。
高樹は、
”ＴＰＰ”にしろ、
”再稼働問題”にしろ、
”消費税増税問題”にしろ、
”ガレキ拡散問題化”にしろ、
”日欧ＥＰＡ”にしろ、
”問責人事問題”にしろ、
それぞれ一つ一つの問題は、
その背後に、
一つならぬ目的があるのではないか、
と穿（うが）つのですが、
「最強最高の人事」と銘打った閣僚人事で、
二度目の問責が出るほどの”不適材登用”の意味や事情を勘ぐると、
どうも、人々の注意を逸らすための、
「犠牲」や「スケープゴート」人事として、
故意に、田中直紀議員などを閣僚に任命した、としか思えないほど、
不可解な人事任命ではなかったでしょうか。
なぜ与党の代表が、
自分の内閣の評判や支持を落とすことが間違いないほど、間違った人事を行なうのでしょうか？
そういうヘボをすれば、
支持率下落ばかりではなく、
野党からの糾弾――消費税増税で、歩み寄る必要があるにもかかわらず――、
次回の選挙時も響くはず。
なぜ人事で、
わざわざ問題をつくるような人事任命をするのか？
わざわざ問題をつくるような人事任命をするのか？
そう考えると、
「ショックドクトリン」
という考え方が、しっくりきます。
ＴＰＰを撃退できても、
「日欧ＥＰＡ」
を成立させてしまったのならば、
それはそれで、
後々に後悔してしまうのではないか・・・
医薬品の承認機関の短縮化、
食品添加物の国際ルール並みへの緩和、
他国より厳格な食肉輸入基準の緩和、
医薬品、化粧品、食品安全、公共調達、
投資、金融サービスなどの非関税障壁の取り扱いが、議題に上がっています。
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「日欧ＥＰＡ」の存在を思い出し、
その内容を垣間見たことで、
イヤな予感を抱き、
”ＥＵは、
２０００年７月に発効した、
メキシコと自由貿易協定の締結を通じて、
間接的つまり実質的に、
アメリカへの自由貿易協定が可能となった”という動画の一節を思い出しました。
http://www.youtube.com/watch?feature=iv&v=wdwwePJQvYc&annotation_id=annotation_169341&src_vid=Kdy5ZksGlJM
（４分３０秒ごろ）
http://www.jetro.go.jp/world/europe/eu/qa/03/04A-000903
では、
「日欧ＥＰＡ」は、
「ＴＰＰ」的条約の迂回路になり得る可能性は、考えられるのかどうか・・・
いま現在、わたしは心配で堪らない。
現在と未来を守れるのかどうか、
安心して死ねるのかどうか、
憂いなく死んでいけるのかどうか、
＜子供たち・子孫たち＞や＜御先祖様や先人たち＞に、申し訳すら出来ないような事態は、もたらしたくない事
にしか関心がないため、
いままでのＴＰＰ阻止のためのポスティングやブログでの活動は、
「お祭り騒ぎ」や「充実感」など部活やサークル活動の延長線上のもので終ってしまうのだろうか、
と勝手に考えたら、
なんて自分はバカバカしいのだろう、
と思えて仕方がない。
橋下「維新の会」信者のことを、
バカにしている場合じゃない
――それでも、自分よりは、はるかにバカで、救いようがないほどのバカだと思っている――。
それでも、
結局のところ、
悲惨が降りかかってくれば、
５０歩１００歩じゃないか
――正直、５０歩１００万歩と言いたい――。
日本と、日本国民が、
ＮＡＦＴＡや韓米ＦＴＡのように、
「自分たちのようになってはいけない」
という先例にならない事、
よい先例になれることを、
ただただ願うことで、
アタマがいっぱいの
今日この頃であります。
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欧州連合（ＥＵ）の欧州委員会は[２月]２７日、
2012年版の貿易・投資障壁報告書を発表した。
日本については金融サービス分野で
「状況は変わっていない」と指摘。
名指しは避けたものの、
日本郵政の簡易保険事業のあり方を批判した格好で、
この問題が将来の対日経済連携協定（ＥＰＡ）交渉の焦点の一つとなりそうだ。
一方、昨年の報告書で
貿易・投資障壁の対象として取り上げられた日本の政府調達、医療機器の２分野に関しては
「前進がみられた」と評価した。
例えば、世界貿易機関（ＷＴＯ）の政府調達協定で
日本の鉄道が対象に含まれることが
明確にされた点を歓迎した。
ＥＵと日本は
ＥＰＡ交渉に先立つ「予備交渉」を続けており、
早ければ今年前半の定期首脳協議で
ＥＰＡ交渉開始で合意する公算が大きい。
ただ、ＥＵ側は
「ＥＵの保険会社を差別している」
と日本郵政の簡易保険事業に
懸念を示している。
日本郵政の問題は
米国も問題提起しており、
欧米の根強い不満が
改めて鮮明になった形だ。
ＥＵ側は
今後のＥＰＡや自由貿易協定（ＦＴＡ）交渉を検討している国として日本のほか、
インドネシア、ベトナム、タイ、フィリピンに言及。
中国とは
「投資協定締結の可能性を検討している」と指摘した。
（日経電子版2012/2/27より抜粋）
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E5E2E1858DE0E5E2E0E0E2E3E09797E0E2E2E2;at=ALL
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＜参考記事＞
○ ＜郵政完全民営化＞や＜ＴＰＰ＞で、 日本で金融恐慌が発生し、日本の財政が崩壊する
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にゃんこママっちさんのブログ からの転載記事です。
以下、転載記事↓
『看板猫さん緊急里親さま募集』東京・武蔵野市
東京・井の頭公園入り口のジェラート屋さん
「ドナテロウズ」さんの看板猫さんで
発売中の『猫びより』にもイラストで紹介されている看板猫さんたち
お店が急遽閉店されることとなり
（やむを得ない事情です。決して勝手な事情ではありません）
行き場が無くなってしまいました。
井の頭公園周辺は、ご存知のように
お外にたくさんの猫さんがいます。
「ドナテロウズ」さんの店主さんは、救いの手を差し延べていらっしゃる方です。
ですが、どうしても２にゃんの行き場がありません。
今月23日までの期限です。
成猫さんたちですが、看板猫さんですから
人にも寄り添える猫さんたちです。
穏やかで充分人馴れしています。
☆ローリーちゃん（オス♂） 推定10歳 去勢済み
片耳がねている子猫好きだそうです。
現在、口内炎の治療をしています。
☆はっちゃん（オス♂） 推定４，５歳 去勢済み
抱っこが好きで、まだふみふみします。
お店に貼られているポスター
『看板猫さん』の一大事は胸が痛いです(>_<)
この子達のぜんぶ、受け止めてくださる方、
または里親さまが決まるまで、預かってくださる方、
コメント・メッセージもしくは、メールにてご連絡くださいm(__)m
dstsukuba2 ☆ hotmail.com (☆→＠)
☆転載はご報告いただかなくて結構です。よろしくお願いいたします☆