離れよう…離れようと…
どれだけ自分を納得させても…
どうして…どうして…繋がってしまう…
「もう…終わりにしよう…降参です…赦してください…」
追いつめられた…
挑んだ僕が…愚かだった…
「いつだって…自分が正しいと思っているの?」
「……」
「もっと言って…もっと…吐き出しちゃってよ!」
「…友だちに……友だちになりたいんだよ…」
どうしようもなく…時が過ぎてゆく…
いいのだか…悪いのだか…
なにもわからないまま…
一年が暮れてゆく…
わかろうとしてしまう…
わかるわけないのに…
押し付けようとしてしまう…
僕だって…押し付けられるイヤなのに…
導こうとしてしまう…
立派になんて…生きていないというのに…
逃げようとしてしまう…
好きな気持ちを…否定できないというのに…
僕は…僕から逃げることができないというのに…