ぼくらの車にヒルが登ってる!!! | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

いつもの山にヒルを捕りにいって、しばらく路肩に駐車しておいたらこんなことがおきました。(笑)

 

写真の中央付近車の泥除けをよく見てください。ヒルが下から登ってきました。

そのままに車を走らせました。山中のどこかで落ちたと思います。

 

私たちは、実験に使う大きめのヒルを今日も捕りました。無駄な殺生はしないとヒル研のポリシーにしているので、必要な大きさのヒルを今日も50匹ほど捕りました。

 

野鳥の調査をしている方に出会いました。先月出会った方とは別の方でした。でも、その方も私たちのブログを見てくださっていました。研究員とも親しく話されていました。ヒルは木から落ちてこないの話をされました。嬉しいですね。研究員もいろいろ感じることがあったでしょう。ぼくたちを見守ってくださっているって、嬉しいですね。

 

土曜日、実験用のヒルが足りなくなってきたので先に捕りに行きたいのですが、土砂降りの予報が出たので急遽日曜日に延期しました。

何とか7匹はいそうなので今日はおとなしく研究所にいることにしました。

 

朝の打ち合わせを済ませて、身体測定にかかった時、T研究員が持ち上げた飼育ビン5番の中に卵嚢がありました。今年最初の卵嚢です。きれいでした。サイズは、5.1×9.1cmの卵型でした。重さは、僕たちの秤では測れませんでした。前回の体重測定のデーターから引き算して、0.14g程度と推察されます。

早速、シャーレの中に入れて幼生が出てくるところの観察をしたいと思います。

しばらく目が離せませんね。

5/25に吸血させて、脱皮を繰り返すもの卵嚢を産み落としたものなどのデータを突き合わせました。

 

そのあと、今日の吸血用のヒルを飼育瓶から選び出しました。

選び出したものの身体測定をして、いよいよ吸血へと進みます。

吸血開始です。なかなかヒルが鶏にくっついてくれないので、わずか6匹ほどを付けるのに1時間近くかかってしまいます。

吸血終了の見通しが立ったら、昼食の準備に取り掛かります。

 

11時半になりました。お待ちかねの調理の時間です。

本日の昼食は、楽しみにしていたオムライスを作ります。

オムライスの中に入れるケチャップライスは、T研究員の役目。

上に乗せる薄焼き卵を作るのは、F研究員の役目。

この卵は、ヒルに献血をしてくれている鶏チキンラーメンちゃんの産んだものです。先週、宿泊がなかったので、ほぼ毎日産んでくれるので13個のストックができました。今日は、それを一気に使っての昼食です。とてもおいしくできました。

出来上がりはこんな感じです。

もう、宿泊研究をすると朝の食事に卵を使うので、こんな贅沢は出来ません。

それにしても、僕たちのために頑張ってくれているチキンラーメンちゃんに感謝です。

 

ヒル研は、ヒルの研究をするところですので、料理の勉強はしばらくお預けです。