やっと開けた第2-3回ヒル研 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

私の体調不良で延期になっていましたが、やっと本日開くことができました。

でも、E研究員は運動会で欠席となりました。

 

天気予報は昼前から雨ということだったが、ぽつりぽつりと雨が当たり始めました。

なにかと落ち着かないスタートとなりました。

先ず、研究員は今年献血してくれる鶏とご対面。名前は、あすE研究員が来てから決めることになりました。

早速世話の仕方やゲージの掃除のことなど打ち合わせをして練習しました。

 

そして、9時半になったので、急いで藤原までヒル捕りに出かけました。

T研究員は何ごとも初めてのことばかりなので、ていねいに教えていきました。

 

10時に現地に着き、お寺に今年のヒル捕りのお願いのお参りをしてから、登山道を登り始めました。

小雨の中、林道を歩き始めました。半年ぶりくらいに来たので、どれくらいヒルがいるか楽しみです。

しばらく歩くと、いつもならいないような入り口付近にもヒルが現れ、しばらく捕りました。20匹くらい捕りました。

道の真ん中にも現れて、先日の強い雨の影響もあり、水の働きでヒルが拡がっているのがよくわかる状態です。

何時ものヒル捕り場に着くと、そこには今まで見たことがないヒルが何匹も集まっている個所がありました。そこからヒルが湧き出しているように見えました。初めて見ました。何かの都合だと思うのですが、ちょっと興味がありました。

 

11時過ぎになり、昼食の時間になったので研究所に戻りました。雨も少し強くなってきました。

収穫は、みんなで70匹くらいです。結構大きなヒルも捕りました。明日は吸血をしっかり頑張ってもらうことになります。

 

研究所に戻って70匹の飼育瓶への移し替えです。これも上手になり、10分ほどで終わりました。

昼食は、持参したお弁当を食べて、午後のプログラムになりました。

 

午後は、T研究員に吸血のことを教えるための練習場面です。

昨年度から実験に使って余ったヒルをストックしていた飼育ケースの中のヒルを吸血練習用にしました。

 

飼育ケースの中を見ると、結構大きなヒルが入れてあったはずですが、縮んでしまったのか、大きいのが死んでしまったのかは定かでありませんが、あまり元気なものはいませんでした。

2か月ほど前には、息をかけただけで出て来ていましたが、今日は見当たりませんでした。

出て来たヒル7匹をつかって、吸血実験をしました。

 

鶏にとっても初体験の献血。でも、とてもおとなしく献血してくれました。

 

雨が激しくなり1時間半吸血させたので、とりあえず今日はここまでとしました。

 

予定より早く終わったので、録画してあった「ヴィランの言い分」を数本見てから夕食準備にかかりました。

 

今日は、ポッサムが食事当番を引き受け、特製ハンバーグ定食をつくりました。

久しぶりにみんなで食べる食事は、とてもおいしかったです。

明日から、本格的に吸血実験の始まりです。頑張ってやります。

 

おやすみなさい。