そろそろヒルもお目覚めか? | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

だんだん暖かくなってきたとはいえ、まだまだ、朝夕は寒い日も続きます。

ヤマビルは、地温が15℃を超えないことには活動を開始しません。腐葉土の中は表面よりは温かいとは思いますが、森の中の地表で活躍できる温度にはあと少していうところでしょうか。

 

今は、むしろ日陰の湿ったところではなく日当たりのよい湿ったところのヒルが活動開始していると思います。

 

ヒル研も、この大型連休が過ぎたら、活動を開始します。例年同じ頃なんですが、今年こそ夏の猛暑がないように祈るばかりです。

ヒルは暑さに弱い生き物です。30℃を超える日が続くと途端に出てこなくなります。

実験をスムーズに行おうとすると、6月中に、かなりの数をストックしておかないといけないのですね。

 

一番最初にする大仕事です。ストックが300匹くらいはないと、不安ですね。

 

あれやこれやと考えなければいけないことは沢山ありますが、時間はどんどん過ぎていきます。

今年も、献血してくれる鶏の手配も済ませました。

新しくヒル捕り場を定めるので、その土地の管理者の自治会へのごあいさつも済ませました。

 

研究員たちも、今か今かとヒル研の始まりを待っています。

 

研究員の活躍をお楽しみに

今年度も、よろしくお願いします。