第29-30回のヒル研は、目の回る忙しさでした | 子どもヤマビル研究会

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2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

先週、緊急事態とお伝えしました。今回のヒル研は、真に大変でした。

その、概要を実況します。

 

予定通り、8時半に全員集合。朝の打ち合わせ。

実験に使っているカエルが死亡したので、ボランティア君にお願いして、M研究員と二人はカエル捕りに出かけた。途中で確認の電話をいれたら、小さいカエルしか見つからないので、とりあえず昼前に戻るとのこと。

残っていたFとS研究員は、それぞれ自分の仕事をこなすことに。

S研究員は、実験の一部が完成してないことが判明。幸い飼育しているヒルが元気なので、再実験をしていた。

普段ならみんなが手伝って一緒に実験するのですが緊急事態発令中なので、一人で準備から記録まで一人でこなさなければなりません。頭の中で、動きのシュミレーションかできてないととても非能率的です。時々ヘルプの要請はありましたが、頑張ってこなしていました。

S研究員は、一通り発表用の材料は揃っているのですが、発表の原稿の組み立てがよく分からないので悪戦苦闘していました。

時々コーディネータの助言を受けながら、キーボードをたたいていました。

お昼前に、野外組が戻り昼食となりました。

休憩する間もなく、午後の予定が始まります。

カエルが捕れなくて、再度夕方にとりに行くのでそれまで、ボランティア君は秦野のまとめを先にすることになりました。

コーディネータは元小学校の教員だったので、何か行事があるとまとめをきちんとしないと落ち着かない職業病にかかっています。ボランティア君はその動画映像部門の担当を引き受けてくれています。

M研究員は、カエルのデータ以外は持ち合わせているので、発表の骨子作りに頑張っていました。

コーディネータは、全体の進み具合をチェックしながら、問合せやメールの返事に当たっていました。

 

昼過ぎに、秦野に行ってくれたOBのY研究員と受験勉強中のT研究員にオンラインで、ボランティア君が取材をしてくれていました。どうしても、彼ら二人のコメントがないと、本当に参加したのか分からなくなるからです。

 

野外組は、16時ころから再度カエル捕りに出かけました。F研究員を助手に加えて捕獲に向かいました。その間に、残留組は食事の準備。19時、ライトを付けたボランティア君の車が戻ってきました。予定通り3匹捕れたという報告でした。

 

夜は、疲れてきた3人の様子を見ながら、秦野のまとめの音声録りを中心に、ボランティア君は対応してくれていました。おかげで順調にまとめが仕上がっています。

M研究員は、カエルのセットをしていました。ヒルの体重を測りケースに入れていました。

裏の畑で捕って来たコオロギを一緒にいれたら、カエルがぱくりと食べたそうです。興奮して報告がありました。

本日は、目の回るような忙しさでした。

 

日曜日は、朝6時に起きて、朝食後すぐ昨日からの仕事が始まりました。

午前中は、まだ、実験の残ってるS研究員が一人で頑張っていました。

なかなか面白いデータが取れたと、報告がありました。

予定通り秦野のまとめの収録が進んでないので、食事休憩もそこそこに、呼び出し作戦となり順に呼ばれてパソコンの前に。

自分の言葉に置き換えながらの録音でかみまくって、笑いこけていました。なかなか進まない原因になりました。

最後はとうとう電車の時刻を気にしながらの集録でした。研究所出発の3分前に、居残り組の分を残し完成。

 

学校提出用の自由研究の作品が、まだ半ばを過ぎた所なのでS研究員だけは居残りとなり、もう一泊して作品を仕上げることになりました。

 

まあ、何とか2日間の研究会が終りましたが、残りの日を考えると心配ですので、盆明けは17日から研究会をスタートします。
研究員は、2〜3の仕事を同時進行して、コーディネータは5~6つの仕事を並行でこなしていくスーパースターを演じていました。

めっちゃ疲れました。頑張ろう。