自然に対する感覚の鋭さ | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

子どもヤマビル研究会員が、別のジャンルで文科大臣表彰を受けました。

まさに、快挙です。

 

「大しぜんの中のいきもの」というタイトルです。

先入観なしで、ご覧ください。

 

 

この作品は世界児童画展で、国内4万点の中から選ばれたそうで素晴らしいことです。

わたしは、この知らせとともに送られてきた作品を見て、彼の自然に対する感性の豊かさを感じ取りました。

小学生とは思えない表現力を持っていますが、それより感性の豊かさが素晴らしいです。

作者は今年ヒル研に入ってきたF君ですが、初対面の時から何かユニークなものを持ち合わせているなと思っていました。

屈託のない可愛い小学4年生です。こんな力を持っていたとは、・・・・・・。自然を見る目が鋭いです。その見たものが、この絵の随所に表現されています。

 

これからヒル研の研究員としても持ち合わせている力を発揮してほしいです。それを磨いていくのはコーディネータの役割ですね。頑張ります。

ある日くねくね動くヒルの身長を測っていた時、ヒルが通ったあと粘液がついているのを見つけて、ひそかにそれを測っていたF研究員。私はそれを見つけてみんなに披露して、ヒル研の測り方の手法の一つにしました。

直接測るのが難しい時ヒル以外の物を測ることによって目的を達成できる、視点の転換と言いますが、こんなことを見つけるセンスは素晴らしいです。楽しみです。

 

好物の一つにカステラの底についてる裏紙を食べるのがあるそうです。ある日のおやつにカステラを出したところ、みんなの裏紙をもらってガムの様にくちゃくちゃ噛んでいました。こんなおいしいものはないと、誰の忠告も聞かずに嚙み続けていました。

 

こんなユニークさは、新しいことを見つけていくでしょう。期待します。一緒に頑張ろうね。