今日は、藤原岳自然科学館の発表会 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

昨夜は、ジョニーさんも猟師さんもきてくださって、明日の発表会の励まし会をしてくださいました。BBQでした。

おいしいBBQをいただきました。

十分エネチャージが出来たので、明日頑張る夢を見ながら10時半には、お休みタイムとなりました。

 

朝起きて、最後の練習を繰り返しました。

だんだんモチベーションが高くなるのを感じました。

 

会場に向けて出発の時間が来ました。平常心で会場に向かいました。

受付に行くと何と今年は、コロナで日程の変更が重なり、参加者はわずか5名でした。

総監督をしているT研究員と綿密な打ち合わせをして、本番を待ちました。

みんなそれぞれ頑張って研究したことを元気よく発表しています。すぐ私たちの番が来ました。

U研究員は「誰も知らないヤマビルの生活」というテーマで、ヒルのライフサークルの話をしました、特に、ヒルの好きな場所という事について、説明しました。石灰岩層の土地と花崗岩層の土地とどちらが好きかという実験について、藤原で捕ったヒルを使ったり、御在所で捕ったヒルを使ったり、神奈川県丹沢で捕ってもらったヒルを使ったり、屋久島でとってもらったヒルを使って調べたことをまとめて発表しました。

R研究員は、「ヤマビルの産卵」という題で、今年の研究について発表しました。残念ながら今年は産卵させることに失敗しました。その原因をいろいろ考察して発表しました。受精卵が育つ過程どちらも力作でしたが、U研究員は優秀賞、R研究員は奨励賞でした。

指導講評の席で、審査委員長の葛山先生から「いなべの教育」についての貴重なお話を伺いました。

今まで、素晴らしい自然環境の中で子どもたちのため教育環境を整えることを一番にやって来て、物的にも人的にも日本でトップを行くレベルにある。みなさんは、それを使って自分を磨いてほしいというような話をされました。とても貴重なお話です。

表彰式の後、受賞者全員が記念撮影をしました。

最優秀を目指して頑張ってきたのに、ちょっと残念な結果になり、車の中は反省会ムードになりました。

また、来年頑張りましょう。コロナに邪魔されないことを祈りつつ、、、、、、、、。

 

今日は、もう一つ嬉しいことが重なっていました。それは、愛知県から私たちの本を読んでくださった方が、今日のはっぴょうかいのことを聞きつけて応援に駆けつけて来てくださったのです。びっくりです。本当に遠い所ありがとうございました。子どもたちも私も大変うれしかっです。

ありがとうございました。