ヤマケイオンラインで大フィーバー | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今月初めに、ヤマケイオンラインのコラムに子どもヤマビル研究会の活動を紹介していただきました。

すごい反響で、喜んでいます。1週間ほどで、12800人もの方が、閲覧いただいたそうです。ヤマケイの担当者から、連絡をいただきました。このブログでは、800人ほどが最高でしたから、その比ではありません。さすが、ヤマケイさんです。

皆様に感謝申し上げます。ご覧いただきありがとうございます。

 

よく頑張っているとお褒めのコメントをたくさんいただきました。反面、ヒルは木の上から落ちてくる。落ちて来ないというのは間違っている、というお話もたくさんいただきました。

私たちの投げかけが、世の中でヒルについて再度考えていただけるきっかけになった、ということは嬉しいことです。

明日から、各地の山を登っていただくときの話題に、十分なれる思います。登山道を上りながらヤマビルの話で盛り上がるって、子どもヤマビル研究会にとっては素敵なことだと思います。そして、ヤマビルに関心を持っていただき、この首筋についていたヒルは、とこから来たものかを考えていただきたいです。

ヤマビル被害を減らすためにも、ヤマビルの生理・生態を正しく理解していく必要があります。

 

子どもヤマビル研究会の研究員は、とてもヒルを可愛がっています。手のひらに乗せて、いろいろ観察しています。ヒルの本当の姿を知っているので、怖がったり慌てたりしません。吸血されたりもしません。

100匹のヒルを、大きな飼育瓶(海苔の瓶)に移し替える作業はすごいものです。でも、誰一人としてヒルに吸血される子はいません。10分もあれば、採集の時入れてきたフィルムケースからヒルを取り出し、じょうずに飼育瓶に入れていきます。もちろん、一度入れたヒルは、直ぐ這いあがってくるので、それとの戦いも加わり、かなりの技術です。でも、これはヒルの習性をよく理解しているからできる技なのです。

 

コーディネータとしては、研究員に科学する心を育みたいと思っています。自分の目で見て、事実に基づいて筋道立てた考え方ができる子、を育てていきたいと思っています。

そういう意味でも、今回フェイスブックのコメント欄に、ヒルは木から落ちてくるという投稿をしてくださった方は、貴重な資料をご提示いただきました。次回の研究会で、ひとつひとつ吟味していきたいと思います。子ども研究員が、どのような考え方をして説明するかが楽しみです。

もちろん、活動をご支援して下さった方は、子どもたちにとても素晴らしい力を授けていただいたと思います。

みなさんどうもありがとうございました。

 

間もなく、第二回がヤマケイオンラインにリリースされます。また、貴重なご意見をお待ちしています。