子ども研究員、夏山フェスタに堂々登場 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

6月17、18日と、名古屋駅前のウインク愛知の7,8階で中部経済新聞社主催の「夏山フェスタ」が開かれました。

三重県山岳遭難防止対策連絡協議会の方から、ブースに子どもヤマビル研究会の展示をしてみてはどうかというお誘いが、直前に舞い込み、大慌てで準備しました。

17日は、子どもたちは土曜授業日で来られないので、ジョニーと私が、展示に立ち会っていました。

18日は、子ども研究員で3年目になる二人を連れて、早朝から丸一日たくさんのお客様の前で、私たちの研究を披露していました。

パソコンで今までの取り組みの写真を、スライドショーにして流しました。そして、いろいろ研究してきた様子をプリント一枚にまとめたものを、「僕たち、子どもヤマビル研究会です。ヤマビルの研究をしていますので、見てください」

と声をかけると、来場のお客素様は、びっくりしたような顔をされ、あの気持ちの悪いものを研究しているの、というリアクションから会話が弾み、いろいろヒルの生態について質問を受けていました。

とても、詳しく丁寧に説明するので、いつの間にかたくさんの人が集まってくださって、とても盛況でした。

なかには、30分くらい研究員をつかまえて質問攻めする方も見えて、どのお客様も、とても感心しておられました。

研究員の話を、本当に真剣聞いてくださるので、研究員も熱が入り、私たちが出る幕はほとんどありませんでした。

中には、説明があまりにも上手でよくわかったので、ジョニーを買いますと言ってくださる方も何人か見えて、売り上げにも貢献していました。

 

今日の私たちの目的は、ヒル研を世に知っていただくというのが趣旨でしたが、それを超えての大反響に私たちも感激していました。

こんな活動をうちでも広めたいので、ご協力くださいとか、会のブログをさっそくみます、と言ってくださる方も大勢おられました。

とくに、午後になると口コミで広まったのか、ブースに来られる方が増え質の高い質問をされるお客様も増えていました。時々、私が割り込んで説明して、この続きは子どもたちに…と振っていました。

また、近くのスタッフの方も、市町の役所や観光協会の方が多く、ヒル研の発表に大きな関心を寄せていただき、やがてはこのコーナーへの呼び込みまでご協力いただきました。感謝申し上げます

 

今回はとても、ヒル研の自信にもなったし、何より子ども研究員が手ごたえを実感して自分たちの成長になったことが一番の成果だったと思います。また、来年もおいでと、お誘いいただきました。ぜひ参加させていただきたいと思います。

山に登り、ヒルと出会っている方は、私たちの研究はより身近に感じていただくことができ、そうかこのようになっているのかとパソコンをのぞき込み、怖くないの、気持悪くないのなど話の糸口を作り、どのように研究しているのかとか、質問をたくさんしていただきました。

四日市のや客様が来られて、こんなことを近くでやっているなら、来年はぜひうちの子も入れたいのでよろしく。今、4年生と1年生のお子さんだそうで、お待ちしています。来年3月頃、このブログで募集しますので、ぜひご応募ください。

 

とにかくしんどかったけれど、実りの多い二日間でした。

帰りは、ジョニーさんからご褒美にごちそうをしていただきました。

ご参加くださったみなさん。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。