ヒルが眠っている間に | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

子どもヤマビル研究会の事務局は、今4月からの子ども研究員の活動を最大限支えるために、東奔西走状態です。

まずは、資金の問題です。会費でまかなうことも、備品となると難しいですので、何とかスポンサーを探そうと、ジョニーさんが中心になって探してもらっています。簡単には、大金ですのでみつかりません。補助金とか助成金を探してみたのですが、これも最近は条件が厳しく、ヒル研には該当しないのですね。知名度が低いのも災いしています。

そんな時、クラウドファンディングという方法があると教えてもらいました。早速ジョニーさんの助けを借りながら調べてみました。少しは可能性がありそうです。

子どもたちの頑張りを世の中に問って、資金を援助いただく方法です。世の中でまだ、誰もやってないヤマビルの生態を研究して、やがてヒルの被害を低減させる役に立ちたいのです。

もう一つは、研究の中身に欠かせない実体顕微鏡です。これが高価で、いろいろな撮影装置をセットにしていくと50万円以上になるのですね。

今の、研究の中身は、その金額に十分値する研究ですので、ぜひ手に入れたいと思うのです。ネットでこれを扱っている会社を見つけて、ジョニーさんに交渉してもらいました。デモ機として1週間借りられるように手配中です。もし、借りられたら、宿泊研究の日に借りてきて、徹夜してでも写真を撮りたいと思っています。

そして、クラウドファンディングで資金が調達できれば、この装置を購入して研究をさらに深めたいと思います。

また、いろいろな人とのつながりを作ったり、去年お世話になった方にご挨拶に行ったり、新会員の募集を始めたり、いよいよヒルが目を覚ます春を前にして忙しくなってきました。